2007年02月07日

スケートの勧め

4830ff08.jpgダイエット目的で始めたスケートですが、テニスに貢献する思いもしないうれしい副作用がありました。

第1に「バランスの重要性」を思い知らされました。
氷の上では、ちょっとした手の動き、足の振りが軸足のバランスに影響します。
テニスコート上では、実際バランスを崩していても、ころばないので気がつきません。この無認識のオフバランスがテニスの上達を妨げているのです。

例えば氷の上で左片足で滑走しながら、右手にラケットを持っているつもりで、頭上で腕を振り上げるポーズを取ってみてください。たいていの人は転んでしまうことでしょう。
このことを認識した上でテニスコートに戻り、地面が氷だと思って着地しても立っているつもりでサーブを打ってみると、これが驚くほどバランスよくサーブが打てるのです。バランスよく着地できると言うことは、空中での軸がしっかりしているということなんでしょう。無駄な力も入らなくなります。

Morigami.jpgこの写真は、先日の東レPPOでの森上亜希子ですが、見るからにバランスが良く、氷に着地しても転ぶことはないでしょう。

第2に体重移動がエネルギーに変換される様子が如実にわかるようになりました。
例えばフォアストロークでスクエアスタンスの体重移動ですが、後ろ足の内ももを内側に倒すことによって前側に強靱な壁を作りますが、これがスピードスケートの推進力作りそのものなのです。内ももを倒す体重移動が前足のスケート靴を滑らせます。
普段は筋トレなど苦痛なだけですが、スケートを楽しむだけでテニスに重要な内転筋が鍛えられるのですからうれしい限りです。
その他、体重が前過ぎるのか後ろ過ぎるのか、バランスを崩して転倒しそうになることで容易に理解できます。
製氷したてのリンクはとても気持ちがよく、ストレス解消にも格好のアイテムです。

ところで北欧諸国にテニスの名選手が多く選手層も厚いのは、子供の頃にスケートをやってバランスの良い体を自然に作ってしまっているからかも知れません。私が知る範囲では、かのエドバーグやボルグは子供の頃アイスホッケーをやっていたようです。

サブ・スポーツとしてのスケート、是非お勧めします。
利用者不足で各地のリンクは、ばたばた閉鎖され荒川静香も嘆いていますが、テニス選手がその阻止に協力してあげましょう!
冬以外でしたらインラインスケートが全く同じ筋肉、バランスを使用します。

CCM.jpg一つだけ警告したいのは、貸し靴は絶対ダメです。足を痛くするだけです。マイシューズを買ってください。スピードスケート用は禁止のリンクが多いので、ホッケー用をお勧めします。私が買ったのは一番安い8千円のホッケーシューズですが、貸し靴とは比べものにならないくらいいい感じです。
また、テニス選手としては転んだとき怪我をしないよう、膝、肘、手首のプロテクターの使用をお勧めします。スケートは転ぶことによって上達するスポーツです。



ソーホーストリンガー

  

Posted by yyr_co_jp at 00:29