2009年02月17日

サンクコストの呪縛

48fb1bf8.jpg先日NHKの「出社が楽しい経済学」という番組で「サンクコストの呪縛」について放送されていました。
番組から引用すると、
↓↓↓
サンクコスト(Sunk Cost)とは、一度投資したが、もう二度と返ってこない費用のこと。
このサンクコストに縛られ合理的な判断を見失うことが個人や企業の活動ではよく見られる。貢ぎ続けた彼女への投資は明らかなサンクコスト。そこに愛がないのならキッパリと清算し新たな出会いを求めた方が合理的。
 さらに高級焼肉店の入会金もまたサンクコスト。元をとろうと無理に焼肉を食べ続けるのは愚の骨頂。体を壊して余計な医療費を払ったりしてしまうかもしれない。
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アマチュアのテニスにおいても、この「サンクコストの呪縛」に囚われて無駄にポイントを失っているシーンをよく見かけます。
例えば、
自分の打った会心のショットが相手コートのコーナーをとらえ、相手はまんまとコートの外に追いやられてしまった。しめしめ、これで後は浮いたボールをオープンコートに決めて終わり、もう私のポイントだ。
と思ったのもつかの間、相手はバランスを崩されながらも見事に面を合わせ、自分コートのコーナーに切り返してきた。

さー、このとき「サンクコストの呪縛」に囚われてしまう人は、
「今、あんなすばらしいショットを打ったのだから、このポイントは私に来て当然だ、ストレートに打って決めてやるー!」
などと考え、無理して打ったストレートは案の定サイドアウト。ポイントはあっけなく相手に行ってしまうのです。

はじめに打った自分の会心のショットはそれがどんなにすばらしいショットだったにしても、切り返されてしまった時点でそのショットは明らかな「サンクコスト」なのです。

かしこいプレーヤはこう考えます。
「あんなにすごい自分のショットを切り返してしまうなんてすばらしい選手だ。このショットは何とか五分に戻して、次のボールでまた会心のショットを打ってやる。自分ならもう一度打てるはずだ。」
これぞ、ポジティブ・シンキングです。



ソーホーストリンガー



  

Posted by yyr_co_jp at 04:26Comments(0)TrackBack(0)