2013年10月19日

テンション測定器 racquetTune

GammaStringTester長年使用してきた Gammaストリング・テスター、ついに動かなくなってしまいました。20年以上使用してきましたから大往生でしょう。お疲れさまでした。
さてこれからどうしようと思案しました。他のメーカーからいまだに同じ商品が販売されているようですが、スペックが古いためそれはあきらめ、iPhoneアプリに移行することにしました。

Gammaストリング・テスターの何が古いかといえば、まだウッドやアルミ製のラケットも残っている時代に設計されているため、

・想定フェース面積が小さい
・その時代には無かったポリエステル素材の測定時、振動しづらい
・横のテンションを落とした想定値になっているためか、現代主流の縦横同じテンションだと値が高く算出されてしまう

などの問題がありました。


racquetTuneLogo今回導入するiPhoneアプリ/ racquetTune は、現時点¥200でダウンロードできます。

ストリンガーでない一般の選手もテンション降下を認識する上で是非お勧めしたいアプリです。

張りたてに近いほど一気にテンションが降下し、3ヶ月もするとほとんど変化しないことが理解できるようになります。
「ほとんど変化しない」=「死んだガット」なのです。

Android版はありませんが、類似のアプリFreqmess ¥117があるようです。使用していませんが説明を見る限り機能は劣るようです。


racquetTuneiPad

IMG_0064
【計測画面】

このアプリおおざっぱに言ってしまえば、ガット面を叩いたときの音程でテンションを推測する仕組みです。

ところがその音程は、弦楽器をかじった人ならおわかりでしょうが、その
 太さ
 長さ
 材質
によって変化します。

このアプリでは、
 ガットの太さ
 フェース面積
 ガットの材質
をあらかじめ登録し、String Factor という係数を導き出し計算しています。


DetaList
【登録ラケット/ガットリスト】


RacketDeta
【ラケット登録画面】



非常に良くできたアプリですが、問題があるのはハイブリッドです。一応設定はできますが、これは2種類のガットを同じ長さで張った想定になってしまっています。
普通のラケットは縦の方が長くできていますので、誤差が出てしまうことでしょう。
どうしても気になる場合は、長さの比を換算してString Factor係数を手動で設定する必要がありそうです。

Hybrid
【ハイブリッド登録画面】



Gammaストリング・テスターにも良いところがありました。コンタクト・タイムが計測できるところです。
ガットとボールの接触時間です。計測できなくなるのは淋しいものです。テンションから計算で導き出しているのでしょうが、どこかにそのチャートデータはないものでしょうか?
racquetTune自体に搭載されれば嬉しいのですが..

音程さえ測定できれば大丈夫ですので、私の使用する初代iPadでも問題なく動作しています。



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Posted by yyr_co_jp at 04:43Comments(2)TrackBack(0)