2013年11月09日

racquetTune 続検証-2 ▶StringFactorを実測

racquetTuneLogoiPhoneのテンション測定アプリ=racquetTune、このアプリの要とも言える係数=StringFactor は、『ガット1mの重さ』ですので、実際測定してみます。

このアプリ内には、30cmほどの長さのガットにテンションをかけ、その音程で StringFactor を算出する機能がついていますが、値がいまいち一定しないので、これは使用せず、freestring

 ガットの重さ ÷ ガットの長さ

で測定することにしました。

まず重量を測定する秤ですが、私が現在ラケット計量に使用している秤が0.5g単位と心許ないので、0.01単位で計量できる秤を購入しました。

01g単位-最大100gHEM-KDSP01001S-S¥644

これがなんとAmazonで¥644と驚きの破格値!
安かろう悪かろうも心配しましたが、1円玉を何枚乗せても少数2桁“.00”となり、正確なようです。
10年前に購入したラケット用秤は、1万円以上していたので安くなったものです。
この秤は100gまでしか計れませんので、ラケット計量にも併用したい人は500gまで計れるタイプを購入した方がよいでしょう。

この秤、座面が5cm強と小さく、このままではガットを乗せることができません。
座台を発泡スチロールで自作しました。折りたたみ式で約11gです。
デジタル秤の良いところは、Tare機能を使用して、座台を乗せてから「0」クリアできることです。

DSCN0478 → DSCN0483

横から見るとこんな感じ。
DSCN0486

たまたま手元にあったガット、プラズマピュア1.25mmを計測すると、

 重さ:14.13g
 長さ:7.97m

で、StringFactorは、
 14.13 ÷ 7.97 ≒ 1.77
となしました。

長さの計測は、1mの物差しを使用しました。
通常サンプルは長いほど正確になるはずですが、回数たぐる誤差がありますので、1張り分=10mくらいがちょうど良いのではないでしょうか。張り始める前にその都度計測できます。

さて、ここで算出された StringFactor ですが、他にも利用価値があると思いませんか?
そうです、手元にあるガットの重さを計測してあげれば、

 ガットの重さ ÷ StringFactor

で、そのおおよその長さが何mか、わかってしまうのです。
つまり重量計で長さが測れるのです。

余談ですが、Bluetoothで計測値を転送できる秤を探しましたが、安価に購入できる物はまだ無いようです。


《RacquetTune関連記事》

テンション測定器 racquetTune
racquetTune 続検証-1 ▶StringFactorとは?
racquetTune 続検証-2 ▶StringFactorを実測
RacquetTuneの薦め
RacquetTuneでうまく計測できない人へ
RacquetTune:ガットが上手く鳴らない場合
RacquetTune実用法




ソーホーストリンガー


  

Posted by yyr_co_jp at 04:37Comments(0)TrackBack(0)

2013年11月02日

racquetTune 続検証-1 ▶StringFactorとは?

racquetTuneLogoiPhoneのテンション測定アプリ=racquetTune、使用してわかってきたことを書きたいと思います。


◆StringFactorとは?

このアプリの要とも言える係数=StringFactorとは一体何なのか?
それは、このページに書いてありました。

“the weight in gram of a 1 m long piece of the string”
つまり
『ガット1mの重さ』
のことでした。

「それなら都合がいい!」
とういうのも、当方/SOHOストリンガーでは必ずガットを張る際の長さをセンチ単位で正確に計測しています。
前述のハイブリッドでの不都合も回避できます。
つまり縦糸と横糸の長さの比で、StringFactorを按分してあげればよいのです。


◆ハイブリッドの按分

このアプリ内のセットアップでハイブリッドを計算すると単純に2本の StringFactor の平均になってしまいます。これでは縦横の StringFactor の差が大きいとそれだけテンションにも誤差が出てしまいます。
例えば

縦糸 StringFactor = 2.0
横糸 StringFactor = 1.4

で計算するとその平均は、
2.0×(5÷10)+1.4×(5÷10) = 1.70
になります。

縦糸、5.5m
横糸、4.5m
計、10m

で按分すると、
2.0×(5.5÷10)+1.4×(4.5÷10) = 1.73

3ポイントの差が出ます。


◆ガットは収縮する

一つ心配なことがあります。
ガット1mの重さといっても、ガットは引っ張る前とあとでは長さが違うのです。
SOHOストリンガーではガットの伸張指数という数値で表しています。
張るテンションによって StringFactor は微妙に変わってしまうはずですが、このアプリではどのように処理されているかが不明です。


《RacquetTune関連記事》

テンション測定器 racquetTune
racquetTune 続検証-1 ▶StringFactorとは?
racquetTune 続検証-2 ▶StringFactorを実測
RacquetTuneの薦め
RacquetTuneでうまく計測できない人へ
RacquetTune:ガットが上手く鳴らない場合
RacquetTune実用法





ソーホーストリンガー


  
Posted by yyr_co_jp at 15:46Comments(0)TrackBack(0)