2014年02月26日

巻きミス

 
『巻きミス』とは私が創った言葉だ。
コントロールの悪いプレーヤーのほとんどがこの巻きミス病なのだ。

例えば右利きの選手がフォアハンド・ストロークを打つ場合、体幹はフィギュアスケートのジャンプのように左に回転し、腕とラケットを引っ張る。
このとき体幹が回転を止めるとラケットは体に巻き付く性質を持つ。
このためボールはどうしても左方向に飛びやすくなってしまう。
これが原因で的の左に飛んでしまうミスのことを『巻きミス』と呼ぶ。

コントロールが悪い相手とラリーしたとき、フォアのミスの行き先を観察して欲しい。8割がた自分の右側で、自分が速いボールを送ったときだけ左に来る。


巻きミス防止法-1【インサイドアウト】

Tsuki巻きミスを防止するためには、まず回転運動を直線運動に変えることだ。
グリップの通る軌跡を、打球区間だけ内側に月がかけるようにえぐるイメージでスイングすると直線区間ができ、巻きミスは大幅に減少する。グリップをインサイドからアウトサイドに抜くインサイドアウト打法だ。



巻きミス防止法-2【外側に打つ習慣をつける】

インサイドアウトのイメージから、フォアなら飛んだボールの右方向をアウトサイド、左方向をインサイドと呼ぶ。
イン方向にミスりやすいと分かっているのだから、普段から想定した線の外側10cmを狙って打つ癖をつけよう。誤差が出てオンラインになれば御の字だ。

また2人でラリーするときは、フォアで打ったら相手のバックサイドを狙い、バックで打ったら相手のフォアサイドを狙うことを常とし、逆サイドに打つときは「クロス」と強く頭に念じ、ここでも想定したクロス(斜め)ラインの10cm外側を狙おう。


巻きミス防止法-3【脱力】

もしラケットが手から離れれば、その瞬間からラケットは直線運動をする。
腕を脱力すれば、その直線運動イメージが自ずと分かってくる。
力むと円運動していることにすら気づかない。


巻きミス防止法-4【低いボールは車輪運動】

頭上から回転を観たとき、ヘリコプターの羽は円だが、自転車の車輪は直線にしか見えない。
低い打点に関しては腕を車輪方向に回転させるイメージを持つと良い。
ただ上方向にミスりやすくなるので面作りに要注意。


巻きミス防止法-5【ボールを投げる練習】

投げると言っても手で投げるのではない、ガットの上にボールを乗せ、そのまま打球するスイングで投げるのだ。
インサイドアウトのできてない選手は、おもしろいように全てのボールがイン側に飛んでしまう。
自ずと自分が巻きミス病だということに気づく。
なんと言ってもこの練習が特効薬だ。



ソーホーストリンガー



  

Posted by yyr_co_jp at 19:57Comments(0)TrackBack(0)