2014年07月21日

三角打法

先日、NHKのサイエンスZEROという番組で、コンピューター将棋が急激に実力を上げ、人間のプロ棋士でも勝てなくなってきているという内容を放送していた。
なんでも、過去の膨大な棋譜データから3つの任意のコマを結んでできる三角形を選んで統計し、そのパターンと現在の状況を比較し、もっとも近い形のものを選ぶ、と言うのだ。

Shogi

私はこの『三角形』が頭から離れなかった。
テニスに関して、何かのフォームを漠然としたイメージでとらえずに、三角形としてとらえると、何か良い結果が得られるのではないか...?

まず、簡単に思いつくのはスタンスの両足の2点+打点だ。
ところがこれを実際やってみると無理があった。両足とも視野に入れるのは困難なのだ。
撮影して検証などはできるだろうが、私が求めているのは、プレー中の三角形イメージだ。

成果があったのは、フォアハンド・ストロークだ。
1点は打点、
2点目は突きだした左手の先端、
3点目はスイングのターニングポイント(加速開始点)
の3点を辺で結ぶ三角形だ。

まず、三角形のイメージフォームを決めてから打球するのではなく、打球したときに発生したその三角形を記憶に残していった。
するとどうだろう、気持ちよく打球できたときの三角形のフォームが一定しているのだ。

今度は逆にその三角形フォーム・イメージを明確に想定した上で打球し続けると、好打の確率が飛躍的に上がっていったのだ。

考察するに、打球の位置を、
「前めに」とか
「体に近めに」とか
「テイクバックを小さめに」とか
考えるより、
明確な三角形のフォーム・イメージを、1つイメージするだけで、それらを置き換えてしまうことができるのだ。

また、副産物として、ラケット認知力がアップした。
前ブログ記事で記述したラケット上に存在する的の認知だ。
3点目のスイングのターニングポイントは普段あまり認知されていないことの証明でもあった。
視野認知力全般が底上げされるのも間違いない。

今のところ実績はフォアストロークだけだが、サーブにしてもボレーにしてもイメージすべき三角形のフォーム・イメージが存在するはずなので、研究を続けていきたいと思っている。

ただ、この三角形フォーム・イメージ、良いフォームの傾向はあるだろうが、人それぞれ個性が出るはずなので、個人個人ベスト三角形をあみ出して欲しい。

番組中、将棋においては、この三角形のおかげで、「人間には想像も付かない一手」が生み出されたそうだ。
テニスにおいては、まだこの考え方でテニスをしている人はほとんどいないだろうから、オリジナリティーに優れた、思いもよらぬ打球フォームが生まれるかも知れない。

打球フォーム以外でも、相手のいるポジションや、自分のポジション、ボールの着地点、コートの角、ネットのセンターなどを三角形の一点として考えると何かあるかも知れない。




ソーホーストリンガー




  

Posted by yyr_co_jp at 12:46Comments(0)TrackBack(0)