2015年02月05日

ひねくれた大人の耳

初めてコーチングを受けに来た選手に
「休憩!」mimi
と声をかけると、ほとんどの人がボールを拾いに行く。

もしパソコンだとしたら、
「1足しなさい」
と命令を出したら、丸の画を描き出すようなとんでもない欠陥品だ。

大人としての配慮だと思ってやってしまうのだろうが、実はこの思考ルーティーンが大人の上達を妨げているのだ。

例えば、実際のテクニックで

「腕の力を抜いてスイングしなさい」
という命令を出すと、

『腕の力を抜いてスイングし、よい球を打ちなさい』

と勝手に命令を変えてしまう。
「よい球を打て」などと一言も言っていないのに、愚かな配慮を入れてしまうのだ。

これだと、結局力を抜くことに意識がフォーカスできていないため、習得に多くの時間を浪費してしまうのだ。

ところが、「休憩!」と言われて休憩できる少数の人は違う。

「腕の力を抜いてスイングしなさい」と言われると、とんでもないひどい球が打てるのだ。
力を抜くことにフォーカスできているため、飛び出すボールのことなどどうでも良いことなのだ。
一瞬で脱力を習得してしまうため、あとは面さえ合わすだけで、よい球が簡単に打て、ぐいぐい上達していくのだ。

おまけに愚かな配慮を備えた大人は、ひどい球を打つことを異常に恥ずかしがる。これが自分のテクニックの殻を打ち破れない原因だ。子供なら躊躇無くやれることなのに。
転ぶのが恥ずかしくていつも同じ滑りしかできず、上達が止まってしまうスケーターやスキーヤーと同じだ。子供は転ぶことさえ楽しみに変える。

まずは、休憩と言われたら休憩できる、素直な子供の耳を取り戻そう!...それこそが大人の配慮w


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Posted by yyr_co_jp at 06:26Comments(1)TrackBack(0)