2006年07月08日

1本張りで張りましょう!

ガット切売で、自由に長さを指定できるにもかかわらず、きっちり12m注文される方が多いんです。
おそらく2本張りで張る方が多いのだと思います。

もったいない、もったいない!
ミッドサイズのラケットなら10mで足りる場合も多いので、5回張る度に1張り分損していることになります。

きっと、1本張りは難しい張り方だと勘違いしている人が多いのだと思います。

1本張りの考え方は簡単です。その方法をお教えしましょう。

1HonBari.jpg

いつも縦糸と横糸に分けるために、分断する部分を切らずに、マジックでマーキングしてください。これだけです。

あとは、2本張りと同様に張ってください。

縦糸のセンターは、縦糸側の一端とマーキング部分を合わせて2つ折りにすればわかりますね。そこにも別の色でマーキングしましょう。
このマーキングを境に、短い方をショート・サイド、長い方をロング・サイドと呼びます。
※ショート・サイドの長さはしっかりメモしておきましょう。
※ガットの全長も必要です。市販の単張ガットは12mと記されていても実際には少し長い場合が多いので、ロング・サイドも測定しましょう。

横糸の垂れ下がりが邪魔だと思う人は、巻いて止めておくと良いでしょう。


8166e9a9.jpg応用として、タイオフ(結び止め)を縦糸で行わないテクニックがあります。
縦糸を張ったあと、横糸を2本張ってからタイオフします。縦糸でタイオフすると、テンションロスが大きいからです。
このときスターティングクランプという道具が必要になります。
このことが、1本張りが難しい張り方だと思われてしまう原因だと思います。


ちなみに、縦糸でタイオフする場合は、最後の糸のテンションをアップさせるだけでなく、その1本手前の糸もアップさせると良いです。
そして、逆サイドの縦糸と、「ポーン」と弾いた音程が耳で聞いて同じになるように調整してください。


1本張りの場合、自ずと横糸の張り始め上下位置が決まってしまいますが、これを上下逆にしたい場合は、縦糸の一番最後の糸を横糸の後に張ります。この張り方を「アラウンド・ザ・ワールド」と呼びます。スターティングクランプは必携です。


さて、この方法でガットが張り上がったら、次回は余分だった長さを差し引いて注文しましょう。
また、捨てたガットの長さから、ショート・サイドのマーキングポイントを割り出しておきましょう。次回は必要な長さだけ注文し、このマーキングポイントだけマークすれば張れるはずです。



ソーホーストリンガー




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