2016年11月04日

体重移動 〜平行四辺形理論〜

『体重移動』といっても、
体をA地点からB地点に移動するわけではない。

体重移動の基本は

後ろ足から、前足への加重の移動だ。
頭の位置は、基本動かない。

体重移動という言葉の響きから、どうしても重たいものを移動させるイメージをしてしまいがちだ。
これではそのテクニックを上手く習得できない。
テニスのフットワークはあくまで軽やかに、だ。

ここで、軽やかに体重移動できるイメージ方法を紹介する。
簡単だ。

頭の位置は固定したまま、
まず、
・後ろ足の踵と膝を結ぶ線(つまり脛の部分)を、1本の赤棒としてイメージする。
そして、
・赤棒を打球方向に倒しながら打つ。

これだけだ。

ここで重要な認識は、赤棒を倒す方向はあくまで飛球方向で、
スタンスを結ぶ線の方向ではない
と言うことだ。
スタンス方向と、打球方向をセパレートさせなければならないのだ。
このため、打球方向とステップ方向を同一にできる浅いボールは非常に体重が乗せ安いのだ。
前方にステップできる浅いボールをオープンスタンスで打球するのはマヌケだ。

さて、ここで一つの疑問が発生する。
真っ正面を向いて打球するフル・オープンスタンスでは体重を乗せて打てないのか?
いいえ、ナダルのフォアはめちゃめちゃ体重が乗っている。
と言うことは、フル・オープンスタンスに限っての体重移動は、後足から前足へ移動ではなく
両足の、踵から、宙に浮いた膝、までの加重の移動ということになる。
よって、フル・オープンスタンスは基本からはずれた別テクニックなのだ。

まずは基本が使えるセミ・オープンスタンスを習得しよう。

習得イメージ
平行四辺形スタンス


セミ・オープンスタンスを楽に習得するには、平行四辺形をイメージすると良い。

上辺が前足、
下辺が後ろ足、
スタンス方向が斜辺
体重移動はその『高さ』だ!

斜辺方向に体重移動してしまっているアマチュアプレーヤーが実に多い。セミ・オープンではなく、エセ・オープンスタンスだ。
それが自然な流れなので無意識だとそうなってしまうのは当然だ。
最初は意識して膝を送らなければ習得できない。

赤棒は膝の内側方向に倒れなければならない!

ちなみに、クローズスタンスでは、図の前足が右に出て、斜辺も右に傾くので、赤棒は前足の踵の後に倒れる。
この方向が、キャリオカステップである。

キャリオカステップ平行四辺形


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