2015年01月11日

RaquetTune 外出用-叩き器

RacquetTuneIcon

テンション測定アプリRacquetTune、家で測定する時は目打ちの柄などで軽く叩けば容易に音が鳴ってよいが、いざ外出先のテニスコートで鳴らそうとしても意外に叩く道具がなくて困る。

そこで思いついたのがこれ。

5yen

ガットの切れ端にこぶを作って5円玉を通しただけ。

これを勢いよく振りかざすと、意外に大きな音が鳴る。
躊躇無くたたきつけないと上手く鳴らない。
プロネーションの練習のつもりで叩くも良い(笑)

持ち手側にもこぶを作った方が脱力しやすい。

ガットへのダメージも心配したが、影響ないようだ。

ガットが無くても、衣類からほつれた糸でも良いだろう。


ちなみにスマホのUSB充電ケーブルがあると、同様の方法で5円玉無しで音が出せた。
USB

金属部がガットにあたらないように注意しよう。
ケーブルに断線等ダメージが出る恐れがあるので、あまりお勧めできない。


実はテニスのテクニックにおいても、腕をこの紐のように脱力し、ラケットがこの5円玉のつもりで加速すると、しなって高速スイングが可能になる。


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テンション測定器 racquetTune
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RacquetTune:ガットが上手く鳴らない場合
RacquetTune実用法
RaquetTune 外出用-叩き器



ソーホーストリンガー



  

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2014年11月13日

「あて木」と同じ機能のパーツ=Pojie

前記事で紹介した「あて木」と同じような機能のパーツが海外で販売されているのを見つけた。

Pojie Racquet Performance Extensions
Pojie Racquet Performance Extensions


あちらのアマゾンで、1ヶ500円以上するようだ。
100均で丸棒1本買ってくれば、あて木10セット以上作れるのに。
簡単に壊れた旨のレビューも書かれている。

紹介ビデオもYouTubeにあった。



お金に余裕のある人は買って、あて木との差を教えて欲しい。




ソーホーストリンガー



  
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2014年11月08日

3本張りを確実にしてガットをゴミ箱から救う

以前こちらの記事で紹介した3m以下の半端ガットを有効利用する3本張り、一つ難点があった。
結び目がセンターからずれて、グロメットの穴に到達してしまうと簡単に切れてしまうのだ。

それなら穴までの距離を遠くしてやればよい。
と思いついたのが、あて革ならぬ、このあて木だ。

ategi


直径15mmの丸木の棒をフレームの厚さよりちょっと短くカットし、表面にはロウソクを塗布して滑りをよくする。
ガットに圧をかけると自然に木の表面に溝がつき、プレー中にずれてしまうことはない。

実質の縦糸の長さが長くなるため、打感を柔らかくする効果もある。
両隣にもあて木をすれば、その効果はもっと強まる。
これは3本張りに限らず使える技術だ。

縦糸のセンターがトップに来るラケットは残念ながらできない。
ラケット選びの際、スロート内のブリッジが3カ所のものを選ぼう。




ソーホーストリンガー




  
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2014年06月08日

RacquetTune:ガットが上手く鳴らない場合

racquetTuneiPad


RaquetTune を使い出して半年以上になるが、まれにガットを叩いても上手く振動しないラケットがある。
ガットとラケットの固有振動数が全く合わない所にはまってしまうためであろう。

こんな時でも、ラケットの持ち手を少しずつずらしてやると共鳴する場合がある。
ラケットのほうの固有振動数を変えてガットに共鳴させるわけだ。

指2本だけで軽く握ったり、小脇に抱えて握ったり、トップ側を摘んだり、持ち方にバリエーションをつけるのもよい。
とにかく鳴るまでいろんな所を持ってみよう。

鳴っているラケットでも、持ち手をずらすと更に良く響いて測定しやすくなる場合があるので試して欲しい。



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2014年05月11日

RacquetTuneでうまく計測できない人へ

RacquetTuneIcon

現時点で唯一実用できるストリング・テンション測定アプリ RacquetTune だが Android版は、どうもiOS版に比べ受信設定が難しいようだ。
とくに「Sound Sensitivity」設定が重要だ。
参考までに私のLG G2 L-01F の設定は下記のように低い位置で落ち着いている。
この画面ではスライダーのみで設定値の表示がないのが手落ちである。%値をつけるべきだろう。

2014-05-11-14-28-002014-05-11-14-28-17


それからミスが出やすいのがフェース面積の単位設定だ。
例えば、Babolat Pure Drive 100 で「Raquet Head Size」の単位は、100cm2(平方センチ)ではなく、100in2(平方インチ)だ。
これを間違えると全く計測できない場合がある。

Raquetsラケットセット
本来アプリの方で1度平方インチに設定したら、それをディフォルトにしてもらいたいものだ。

「String Pattern」とはガットの縦横構成のことで、Babolat Pure Drive なら
 縦:16本
 横:19本
の構成なので、
 Main:16
 Crosses:19
に設定すればよい。

Strings
[Strings]画面で右上のをタップ

[Add String]画面で Generic String をタップ

AddString

「String Material」はガットの材質のこと。

 Polyester:ポリエステルガットのこと。
 Synt Gut:合成繊維ガット。...ナイロンはこれを選択。
 Gut:ナチュラルガットのこと。
 Kevlar:ケブラーは現在ほとんど販売されていない。

入力すると StringFactor値が自動で算出される。
しかし、ガットと精密秤がある場合は実測して直接その値を入力した方がよい。

ガットの重さ(g)÷ガットの長さ(m)=StringFactor値

である。
SOHOストリンガーで張った場合、StringFactor実測値をカルテに記入してお渡ししているので、それをそのまま入力。ハイブリッドの場合でもハイブリッド用の入力画面ではなくこちらの画面でよい。


ガットを叩く道具は、ボールのような柔らかいものではダメで、目打ちの柄のように硬めのものが適している。
端末のマイクがどこにあるか確認し、フェースの中心をできるだけそのマイクに近づけて叩くとよい。柄を押しつけるように叩くとダブ打ちしてしまうので、インパクトしたらスパッとガットから離れるように叩く。



計測画面

思えばこの計測画面が実に不親切だ。最低でも現在設定されている

 フェース面積:
 ガット本数:
 StringFactor:

の値は表示するべきである。そうすれば設定値に誤りがある場合気がつきやすくなる。
本来この画面で値変更できれば便利なのだが..
個人が1種のラケット、1種のガットで使用することを前提にしているのかも知れない。


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2014年04月03日

RacquetTuneの薦め

RacquetTuneIcon


Android版も発売され普及の期待できるテンション測定アプリ RacquetTune。
無料版が出れば普及に拍車がかかるのでしょうが、真剣にテニスに取り組む選手には有料でも是非使用して欲しいアプリです。

なぜなら多くの選手はガットの銘柄にはこだわりを持って選んでいますが、ガットにとって最も重要なファクター
 「張りたて度
にこだわりを持っている選手は非常に少ないのが実情です。今まではそれを測る道具が普及していなかったのでしょうが無い話です。
ところがその道具が200円程度で手に入るようになったわけですから、これを機に是非ガットの新鮮度に興味を持っていただきたいです。

張りたてのガットがいかに高性能か分かってもらえると思います。
無駄な力が自然と抜けていきます。
同時にその期間が如何に短いかも気づいてしまいますが、「美人薄命」しょうがないことです。

トップ選手達が切れてもいないガットをボールチェンジの度に交換してしまうことに自然に頷けるようになったら、あなたのガットに対するこだわりも本物です。
変えた方が勝つ確率が高まるのです。

逆にガットの銘柄を変える頻度はほとんど無くなって行きます。
ガットの銘柄を変えても勝つ確率が上がることはほとんど無いのです。
ナイロンからポリエステルに乗り換えるのは別です。

ダウンロード先のQRを貼っておきます。
QR_RacquetTuneAndroid
Android版

QR_RacquetTuneIOS
iOS版

張りたて直後のテンションは目に見えるくらい急激に降下します。数分で0.1ポンド落ちていきます。
そして3ヶ月もするとその動きが全くなくなってしまいます。使用頻度によってその期間は変わってきますが、そこがガットの寿命なのです。

動きが無くなった = ガットがお亡くなりになった
わけです。


SOHOストリンガーでもRacquetTuneの使用を開始して半年が過ぎ、このアプリの普及を期待して、計測に必要なガットのStringFactor係数をカルテに記載しお渡ししています。
カルテにはもちろん張り上がり直後の測定テンションも記載していますので、その後のテンション経過を自分で同じゲージでモニターできるわけです。

StringFactor とはガット1mの重量ですが、このアプリのハイブリッド設定画面では、2本のガットの平均になってしまっています。これでは縦横の重さに差があるほど誤差が大きくなってしまいます。縦横の必要長には差がありますので当然です。
SOHOストリンガーでは誤差を軽減するため縦横の長さ比を考慮した StringFactor 値を計算し記載しています。
各ガットのStringFactorは、ガットの重量を正確な秤で実測して計算しています。


RacquetTune で残念なことは、ライバルが居ないことです。
テニス名選手も同時期に良きライバルがいることで、お互いを高め合い、より高い到達点に達しています。サンプラス×アガシ、エドバーグ×ベッカー、ボルグ×コナーズ、あ〜懐かしい。
フェデラーには突出したライバルが無く分散してしまったのが残念です。

RacquetTune にも良きライバルが出現し、進化の速度を速めて欲しいものです。


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2013年12月16日

ガットの裏性能

Uraガットには2種類の性能がある。

一つは、ボールの飛び、ホールド感、耐久性など、一般的に選手が評価する性能。

ここで論じたいもう一つの性能は、ストリンガーが評価するべきガットを張る際の性能だ。
裏性能とでも呼ぶことにしよう。

パッケージの裏をめくってもそれは書かれていない(笑)


◆裏性能-1 巻き性能

巻き性能は糸の巻きの大きさに比例する。張る前にくるくる巻かれた糸の直径だ。
選手から見たら、巻きの大きさなどどうでも良いことだ。張り上がれば分からないので当然だ。
しかしストリンガーから見て、巻きの小さいガットは性能が低いガットと呼ばざるを得ない。
ガット張り作業とは、ガットたぐり作業と言っても過言ではない。工程時間の多くをガットをたぐることに費やされる。
巻きが小さいとガットは絡みやすく、この作業が余分なロスタイムを与える。
時間を損するだけだと思ったら大間違い、ガット1本1本の張り時間をコンスタントにしないと張り上がりの面圧にも微妙なばらつきが出てしまうのである。
よって、巻きの小さい単張ガットより、巻きの大きいロールガットの方が高性能と言うことができる。

ナチュラルガットは単張である上に、たぐる際コブができやすく更に性能が低い。

単張ガットにも巻きの大きい商品と小さい商品がある。
巻きの大きい商品はショップに陳列する際場所をとり、利益重視のショップには疎んじられる。
それにもかかわらず巻きの大きい商品を出すメーカーは性能重視の信用のおけるメーカーと言えよう。

パッケージは小さいけれど、開封してほどいたとき巻きがゆるみ直径が大きくなるガットもある。つまり巻き癖が付いていないのだ。ガットの材質だけでなく製造からの経過時間も影響するだろう。

Fortenというメーカーは単張のみならずロールガットにおいても一般より直径の大きいリールにガットを巻いている。安いなりに性能の良いガットを作るメーカーだ。この性能に関しては最高級品を出すというだ。

全般的に見て、単張りばかり出品し、ロール取扱に消極的なメーカーは、性能より利益重視のメーカーと呼ばざるを得ない。


◆裏性能-2 クランピング性能

ガットを張るために1本1本テンションをかけるわけだが、マシンで引っ張った糸を一時的にクランプという道具で挟み仮止めする。StringClampその際の性能のことだ。
この時そのテンションをロスしないガットほど性能がよいと言える。
挟んだ場所のダメージが少ないことも重要だ。

モノ芯のポリエステルガットは被覆もなく滑ることもない、最もテンションロスが少ないガットだ。ダメージもほとんど影響ない。

ナイロンの場合、モノといっても被覆がある分だけその材質によって滑りやすい場合がある。

やっかいなのはマルチフィラメントガット、素材の多くはナイロンで、極細の繊維を束ね、接着剤で硬め、被覆で被われた構造をしている。
この構造ゆえ、クランプで被覆の表面を挟んでも中の繊維は動いてしまうのである。
このせいでクランプの隙間の大きさによって、張り上がりテンションが違ってくるのだ。
隙間をきつくすればロスも少なくなるが、きつすぎるとガット自体にダメージを与えてしまう。
TGageこのためクランプの隙間は、シクネスゲージを使用して正確に測定しなければならない。もし2本のクランプの隙間が違っていたとしたら、ラケットフェース左右の面圧は片ちんば、おまけに横糸は交互に違うテンションで張られてしまう事になる。
ご利用のショップに
「クランプの隙間はどうやって測ってますか?」
と尋ねた方がよい。シクネスゲージを使用していないならマルチフィラメントは依頼しない方がよい。毎回違うテンションで上がってしまう。
「長年の感」などと答えるストリンガーは信用できない。長年の感があれば、しっかりゲージを使わないととんでもないことに気づく。
しっかりゲージを使用しているショップでも、モノ芯に比べテンションは低く出るはずなので、その分テンションを高く依頼する考慮が必要だ。

ナチュラルガットは被覆に被われていないもののコーティング剤に被われているため滑りやすく、マルチフィラメント同様の扱いが必要だ。


◆裏性能-3 タイオフ性能

タイ-オフ(Tie-Off)とは言葉通り結んで切りとることだ。
軸になるガットに糸を巻きつけノットを作って結び、あまった糸を切って捨てる。
最もテンションロスが出やすいのがこの作業だ。
2本張りにおける縦糸のタイオフに至っては横糸とは比べものにならないテンションロスがあるため、タイオフ性能は重要なファクターだ。(なるべくなら縦糸でタイオフは避け、最後の1本を横に通してからタイオフすることをお薦めする)

他ではさんざんなナチュラルガットの裏性能もここでは高性能だ。ガット同士がきっちり密着し、テンションロスが非常に出にくい。綱を締め付けているような感覚がある。強く引っ張らなくてもしっかり締まる。
このためナチュラルガットは一般的な8ノットは使用せず、ダブルノットを使用する。
この高性能を知らない初心者は、強く引っ張って切断してしまう場合もあるだろう。

ここでもやっかいなのはマルチフィラメントガット、表面が滑りやすい素材が多く、テンションロスが出やすい。うかつな方向に強く引っ張ってしまうと切断のリスクも大きい。

ポリエステル・モノの場合タイオフしやすいが、柔らかい素材ほどテンションロスが出やすい。丈夫なので切断の心配も少ない。

ナイロン・モノは被覆が滑りやすい素材ほどテンションロスが出やすい。


◆裏性能-4 ノッチング性能

ノッチとは縦糸と横糸が重なった部分にできる溝のこと。
ほとんどのガットは、張った直後にノッチは無く、打球を重ねるごとにノッチが深くなり打感も劣化していく。

ところがまれに張った直後からノッチができてしまうガットもある。これはガットの基本構造には関係なく、表面素材によって決まる。
コーティングの良くないナチュラルガットや、被覆の柔らかすぎるマルチガットに張りたてノッチングしてしまうものが多い。

スピンガットと呼ばれる表面が凹凸のガットは、張る前からノッチだらけのようなもので低性能だ。

ガット張りの最終仕上げで糸のマス目を整えるが、この張りたてノッチングのせいで真っ直ぐに整えられない場合もある。


◆裏性能-5 色性能

ガットの色と打感には密接な関係があるがそのことではなく、色が張り作業に及ぼす影響のことだ。

黒いガットは張りにくく低性能。
ガットの動きに無頓着なストリンガーには関係ないだろうが、黒いガットは表面の動きが視認しづらいのだ。したがって微妙なねじれや、糸飛ばしにも気づきにくい。
また、ガットにマーキングする際、フェルトペンが使えないのも減点だ。
私はペイントペンを使用している。
ガットにマーキングすれば、ガットの長さをセンチ単位で把握し、それによってテンションの設定ミスや、クランプの滑りによるテンションロスを発見することができるのだ。
余談だが、マーキングは、ショートサイドを短いマーク、ロングサイドを長いマーク、その隙間をマーキングポイントにすると便利だ。

対極的に透明のガットはその裏側まで見えてよい。

模様のあるガットも表面の動きが把握しやすい。
模様も無くガット銘柄の刻印もない無地のガットは、表面の動きに注意が必要だ。

ツアープロにおいてはステンシルマークを入れる上でも色性能が影響する。
黒いガットは一般的な赤、黒のステンシルインクが使用できないので、ここでも低性能。
原色で濃い赤、青などもステンシルが目立ちにくい。


◆裏性能-6 毛羽立ち性能

もちろん毛羽立たないガットほど張りやすく高性能。
斜めにカットされた先端部分が毛羽立ってしまうことが多い。毛羽だったら先端を切り直して使う。
ポリエステル・モノに毛羽立ちはあり得ないのでもちろん高性能。

ナイロン・モノは被覆だけ毛羽立つものがある。

マルチは繊維が細かいほど毛羽立ちやすい。

ナチュラルガットはもっとも先端切り直しが多い。先端のみならず、ひどいガットはこすれ合ったガットの表面まで毛羽立ってしまう。ガットのヨリまで解けてしまうものもあるが圧をかければたいがい元に戻る。


◆裏性能-7 形状性能

一般的な円柱型が高性能と言って良いだろう。
太さは細いほど張りやすいため高性能。怠けたショップはむやみに細いガットを勧める。張りやすい上に早く切れるからだ。

断面が6角形、5角形、4角形など多角形のガットは縦糸を張る分には影響ないが、横糸を通す際、摩擦が大きく張りづらい。また、ねじれやすいので低性能だ。ねじれに気づきやすい意味では高性能とも言える。
またクランプに挟む向きによってギャップが変わってしまうため注意が必要だ。正方形をイメージしてもらえれば4辺より対角線の方が長いのが理解してもらえるだろう。
楕円のガットも多角形と同様。

凸凹形状のガットも横通しの摩擦が大きい。


◆裏性能-8 安定時間性能

ガットに圧をかけ始めてから、かけ終わって安定するまでの時間のこと。

モノ構造のポリエステルガットは、あっという間に安定し高性能だ。
しかし短時間と言うことは弛みを落とす時間も限られてしまうため手際の良い作業が必要だ。特に最新のマシンは引っ張り速度が速いため、手際の悪い人は弛みを残してしまうことだろう。
ところで最近は柔らかい素材のポリエステルガットに人気があるようだ。硬いのがポリの特徴なのに、わざわざ柔らかさを求めるのも妙な話しだ。柔らかいのが好みなら、はなからナイロンを選べばよいのに...
ポリの中でも柔らかいほど安定に時間がかかり低性能になる。

ナイロン・モノも材質が柔らかいほど時間がかかる傾向にある。

ナチュラル、マルチはその弾力性ゆえ、安定に最も時間がかかり低性能。


◆裏性能-9 穴くぐり性能

ガットをグロメットの穴に通すときの性能のこと。
普通の穴ならどんなガットでもその性能は影響しないが、既にガットが通って狭くなった穴や、フレームの縁を縦糸に塞がれてしまっている場合、この性能が問われる。

細くて硬いガットほど高性能。ポリエステル・モノの1.1mmなど最高性能だ。タイオフ用に用意された大きめの穴以外の普通の穴でもタイオフに使用できてしまう場合もある。

あとは毛羽立ち性能とほぼ比例する。

ナチュラルやマルチはやはり低性能だが、隙間を通す際、切れのよいハサミで先端を極端に斜めにカットし被覆だけが残るような薄さに処理すると、隙間を容易に通すことができる。ガットを押して通すのではなく、先に出てきた薄い部分を引っ張って通すのだ。


以上、一見選手には関係ないと思えるガットの裏性能だが、ストリンガーが快適に張れるガットの方が張り上がりが良好になるのは当然の傾向だ。

また、おもしろいことに高価なガットになるほど裏性能は低い傾向にある。皮肉なものだ。




ソーホーストリンガー


  
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2013年11月09日

racquetTune 続検証-2 ▶StringFactorを実測

racquetTuneLogoiPhoneのテンション測定アプリ=racquetTune、このアプリの要とも言える係数=StringFactor は、『ガット1mの重さ』ですので、実際測定してみます。

このアプリ内には、30cmほどの長さのガットにテンションをかけ、その音程で StringFactor を算出する機能がついていますが、値がいまいち一定しないので、これは使用せず、freestring

 ガットの重さ ÷ ガットの長さ

で測定することにしました。

まず重量を測定する秤ですが、私が現在ラケット計量に使用している秤が0.5g単位と心許ないので、0.01単位で計量できる秤を購入しました。

01g単位-最大100gHEM-KDSP01001S-S¥644

これがなんとAmazonで¥644と驚きの破格値!
安かろう悪かろうも心配しましたが、1円玉を何枚乗せても少数2桁“.00”となり、正確なようです。
10年前に購入したラケット用秤は、1万円以上していたので安くなったものです。
この秤は100gまでしか計れませんので、ラケット計量にも併用したい人は500gまで計れるタイプを購入した方がよいでしょう。

この秤、座面が5cm強と小さく、このままではガットを乗せることができません。
座台を発泡スチロールで自作しました。折りたたみ式で約11gです。
デジタル秤の良いところは、Tare機能を使用して、座台を乗せてから「0」クリアできることです。

DSCN0478 → DSCN0483

横から見るとこんな感じ。
DSCN0486

たまたま手元にあったガット、プラズマピュア1.25mmを計測すると、

 重さ:14.13g
 長さ:7.97m

で、StringFactorは、
 14.13 ÷ 7.97 ≒ 1.77
となしました。

長さの計測は、1mの物差しを使用しました。
通常サンプルは長いほど正確になるはずですが、回数たぐる誤差がありますので、1張り分=10mくらいがちょうど良いのではないでしょうか。張り始める前にその都度計測できます。

さて、ここで算出された StringFactor ですが、他にも利用価値があると思いませんか?
そうです、手元にあるガットの重さを計測してあげれば、

 ガットの重さ ÷ StringFactor

で、そのおおよその長さが何mか、わかってしまうのです。
つまり重量計で長さが測れるのです。

余談ですが、Bluetoothで計測値を転送できる秤を探しましたが、安価に購入できる物はまだ無いようです。


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2013年11月02日

racquetTune 続検証-1 ▶StringFactorとは?

racquetTuneLogoiPhoneのテンション測定アプリ=racquetTune、使用してわかってきたことを書きたいと思います。


◆StringFactorとは?

このアプリの要とも言える係数=StringFactorとは一体何なのか?
それは、このページに書いてありました。

“the weight in gram of a 1 m long piece of the string”
つまり
『ガット1mの重さ』
のことでした。

「それなら都合がいい!」
とういうのも、当方/SOHOストリンガーでは必ずガットを張る際の長さをセンチ単位で正確に計測しています。
前述のハイブリッドでの不都合も回避できます。
つまり縦糸と横糸の長さの比で、StringFactorを按分してあげればよいのです。


◆ハイブリッドの按分

このアプリ内のセットアップでハイブリッドを計算すると単純に2本の StringFactor の平均になってしまいます。これでは縦横の StringFactor の差が大きいとそれだけテンションにも誤差が出てしまいます。
例えば

縦糸 StringFactor = 2.0
横糸 StringFactor = 1.4

で計算するとその平均は、
2.0×(5÷10)+1.4×(5÷10) = 1.70
になります。

縦糸、5.5m
横糸、4.5m
計、10m

で按分すると、
2.0×(5.5÷10)+1.4×(4.5÷10) = 1.73

3ポイントの差が出ます。


◆ガットは収縮する

一つ心配なことがあります。
ガット1mの重さといっても、ガットは引っ張る前とあとでは長さが違うのです。
SOHOストリンガーではガットの伸張指数という数値で表しています。
張るテンションによって StringFactor は微妙に変わってしまうはずですが、このアプリではどのように処理されているかが不明です。


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2013年10月19日

テンション測定器 racquetTune

GammaStringTester長年使用してきた Gammaストリング・テスター、ついに動かなくなってしまいました。20年以上使用してきましたから大往生でしょう。お疲れさまでした。
さてこれからどうしようと思案しました。他のメーカーからいまだに同じ商品が販売されているようですが、スペックが古いためそれはあきらめ、iPhoneアプリに移行することにしました。

Gammaストリング・テスターの何が古いかといえば、まだウッドやアルミ製のラケットも残っている時代に設計されているため、

・想定フェース面積が小さい
・その時代には無かったポリエステル素材の測定時、振動しづらい
・横のテンションを落とした想定値になっているためか、現代主流の縦横同じテンションだと値が高く算出されてしまう

などの問題がありました。


racquetTuneLogo今回導入するiPhoneアプリ/ racquetTune は、現時点¥200でダウンロードできます。

ストリンガーでない一般の選手もテンション降下を認識する上で是非お勧めしたいアプリです。

張りたてに近いほど一気にテンションが降下し、3ヶ月もするとほとんど変化しないことが理解できるようになります。
「ほとんど変化しない」=「死んだガット」なのです。

Android版はありませんが、類似のアプリFreqmess ¥117があるようです。使用していませんが説明を見る限り機能は劣るようです。


racquetTuneiPad

IMG_0064
【計測画面】

このアプリおおざっぱに言ってしまえば、ガット面を叩いたときの音程でテンションを推測する仕組みです。

ところがその音程は、弦楽器をかじった人ならおわかりでしょうが、その
 太さ
 長さ
 材質
によって変化します。

このアプリでは、
 ガットの太さ
 フェース面積
 ガットの材質
をあらかじめ登録し、String Factor という係数を導き出し計算しています。


DetaList
【登録ラケット/ガットリスト】


RacketDeta
【ラケット登録画面】



非常に良くできたアプリですが、問題があるのはハイブリッドです。一応設定はできますが、これは2種類のガットを同じ長さで張った想定になってしまっています。
普通のラケットは縦の方が長くできていますので、誤差が出てしまうことでしょう。
どうしても気になる場合は、長さの比を換算してString Factor係数を手動で設定する必要がありそうです。

Hybrid
【ハイブリッド登録画面】



Gammaストリング・テスターにも良いところがありました。コンタクト・タイムが計測できるところです。
ガットとボールの接触時間です。計測できなくなるのは淋しいものです。テンションから計算で導き出しているのでしょうが、どこかにそのチャートデータはないものでしょうか?
racquetTune自体に搭載されれば嬉しいのですが..

音程さえ測定できれば大丈夫ですので、私の使用する初代iPadでも問題なく動作しています。



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2012年03月14日

3本張り/半端ガットの有効利用

CIMG2370

以前から一度試してみようと思っていた3本張り。自分が試合に出ている間はちょっと恐くてトライできませんでしたが、コーチに専念するようになったので試して見たところ、全くそん色ありませんでした。

要は、3mのガットを2本結んで6mの縦糸として使用してしまうわけです。
このラケットの場合、縦糸の必要長マルチで5.4mほどですので、2.7mのガットがゴミ箱に行かずに済みます。

縦横とも1本のつながったガットで張りきるのが1本張り、縦横別のガットで張るのが2本張り(ハイブリッド張り)、縦が2本になったので計3本張りというわけです。

結び目は8ノットで結び、張る前に充分コブを固く絞っておきます。
もしテンションロスを感じるようなら、張り初めの2本はテンション多めにアップさせるとよいでしょう。
ちなみに張り初めの2本、つまりセンターのテンションをわざと落とすと、スポット感がアップします。

縦糸に余長がでるなら、それを横糸の下数本に回すとよいでしょう。
タイオフの際のテンションロスが防げる上に、横糸が4m強で足りてしまいます。

もし結び目がフレームの外にあっても気にならない人なら、横糸もセンターから張り出せば同様に2本結びでいけます。
縦糸は結び目がスロート内に収まるので気になりません。

常に同じガットを張り続けたいトーナメントプレーヤーは無理ですが、自分で張る人の特権ですので、お試しください。


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2009年11月25日

フェデラー張りは理にかなった高機能張り

c37ce948.jpg近頃流行のハイブリッド張り、つまり縦糸と横糸に異種のガットを張る張り方ですが、縦糸と横糸の機能の違いを理解した上で張っている人は意外に少ないようです。

縦&横、共通の機能
 ガットを虫取り網のようにボールを吸い込み、その反発力でボールにパワーを与える機能です。ガットの基本機能と言って良いでしょう。(必ずしも大きくたわめば高機能というわけではありません)

縦糸独自の機能
 打ったボールの軌道とスイングの軌道をずらすことによる摩擦によって、縦糸はフェースの左右にたわみボールにトルク力を発生させ、ボールをスピンさせます。

横糸独自の機能
 その縦糸の左右のたわみを支える滑り台の役割をします。

さて、フェデラー張りとはどんな張り方かと言えば、縦糸にナチュラル、横糸にポリエステル素材のガットを使用します。

ナチュラルガットは最もたわむガットであり、
ポリエステルはその縦糸を最も滑らせる素材です。

まさに、縦糸独自の機能と横糸独自の機能をフルに生かす張り方がこのフェデラー張りであることが理解できると思います。
ポリエステルが滑り台になり、ナチュラルをワイドレンジに振幅させます。
ミラフィットを塗ると、この滑り台効果がさらにアップします。フェデラーにもお勧めしたい(笑)

ここで、横糸のポリエステルは虫取り網のようにたわむ機能の一番乏しいガットです。
モダンテニスにおいては、この縦横共通の機能は押さえてボールをぶっつぶし、トップスピンに頼らずにボールを落下させるエッグボールが必須です。
エッグボールを打つには、虫取り網のたわみは少ない方が高機能と言うことになります。
フェデラー張りでは、横糸にボールをぶっつぶす機能をプラスしているわけです。
よって横糸のポリエステルは太めのゲージをお勧めします。横を細くしてたわみを増してしまっては大事な機能を低減させることになります。

フェデラー張りが、結果フェデラーのプレーにどう生かされているかと言えば、ボールの軌道とスイングの軌道をあまりずらさなくてもスピンがかかるため、フラットに近いスイング軌道にもかかわらず、十分なトップスピンがかかり、横糸の面圧によって、ボールはぶっつぶれ、最強のエッグボールを生んでいます。

ナチュラルガットが高価で張れない場合は、マルチフィラメントの柔らかいガットで代用しましょう。

横糸のチョイスはボールがぶっつぶれるときのホールド感が、自分にとって一番気持ちよいガットを探しましょう。ポリ・プラズマ1.33mmはお勧めです。
フェデラーの場合、表面に凹凸加工を施したポリエステルガットを使用し、そのがさがさ感を心地よく感じているようです。


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2006年07月10日

ガットの長さは正確に測りましょう

f9075b38.jpgホームストリンガーのみなさん、ガット長をどうやって計測していますか?
「ラケット長、何本分かで..」
なんて悪習ですからもうやめましょう。第一ラケットの長さは一定じゃない。

1本張りで張りましょう!の記事にも関連しますが、ガットの長さを正確に測定して張ると、いろいろメリットがあります。
・次回張るとき再短長で張れる
・ガットの伸縮度がわかる
・ガットが滑ってしまっていないか確認できる
・「足らないかも〜!」という不安が減る
・単張ガットがいかに無駄か気づく

SOHOストリンガーでは、ガットの長さを正確に測定することにより、ガットの伸張指数を割り出しています。同じラケットに同じガットを張るとしたら、誤差は1cmにとどまります。
1回張る度に捨てるガットも、だいたい 30cm×2本にとどまります。

ここで、よい計測法をお教えします。
壁に上写真のようなピンで、下図の赤-赤を1mスパンで刺して計測します。
中間にもメモリピンを10cmスパンで刺します。
PinSpan.jpg

ガットを端に引っ掛けて回せば、2mずつ測れます。
用具掛けにも使えます。

幅50cm弱の板にガットを巻き付けて、回転数=メートル数 になるように調整する、なんていうアイデアもあります。板にメモリを書いておけば端数も正確に測れます。試したことはありません。

思えば、単張ガットのせいでガット長をアバウトに測る習慣を付けてしまっているんですね。ガットが滑ってテンションがロスしていることに気がつかずにいます。
ガットはやっぱりロールで買いましょう!



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2006年07月08日

1本張りで張りましょう!

ガット切売で、自由に長さを指定できるにもかかわらず、きっちり12m注文される方が多いんです。
おそらく2本張りで張る方が多いのだと思います。

もったいない、もったいない!
ミッドサイズのラケットなら10mで足りる場合も多いので、5回張る度に1張り分損していることになります。

きっと、1本張りは難しい張り方だと勘違いしている人が多いのだと思います。

1本張りの考え方は簡単です。その方法をお教えしましょう。

1HonBari.jpg

いつも縦糸と横糸に分けるために、分断する部分を切らずに、マジックでマーキングしてください。これだけです。

あとは、2本張りと同様に張ってください。

縦糸のセンターは、縦糸側の一端とマーキング部分を合わせて2つ折りにすればわかりますね。そこにも別の色でマーキングしましょう。
このマーキングを境に、短い方をショート・サイド、長い方をロング・サイドと呼びます。
※ショート・サイドの長さはしっかりメモしておきましょう。
※ガットの全長も必要です。市販の単張ガットは12mと記されていても実際には少し長い場合が多いので、ロング・サイドも測定しましょう。

横糸の垂れ下がりが邪魔だと思う人は、巻いて止めておくと良いでしょう。


8166e9a9.jpg応用として、タイオフ(結び止め)を縦糸で行わないテクニックがあります。
縦糸を張ったあと、横糸を2本張ってからタイオフします。縦糸でタイオフすると、テンションロスが大きいからです。
このときスターティングクランプという道具が必要になります。
このことが、1本張りが難しい張り方だと思われてしまう原因だと思います。


ちなみに、縦糸でタイオフする場合は、最後の糸のテンションをアップさせるだけでなく、その1本手前の糸もアップさせると良いです。
そして、逆サイドの縦糸と、「ポーン」と弾いた音程が耳で聞いて同じになるように調整してください。


1本張りの場合、自ずと横糸の張り始め上下位置が決まってしまいますが、これを上下逆にしたい場合は、縦糸の一番最後の糸を横糸の後に張ります。この張り方を「アラウンド・ザ・ワールド」と呼びます。スターティングクランプは必携です。


さて、この方法でガットが張り上がったら、次回は余分だった長さを差し引いて注文しましょう。
また、捨てたガットの長さから、ショート・サイドのマーキングポイントを割り出しておきましょう。次回は必要な長さだけ注文し、このマーキングポイントだけマークすれば張れるはずです。



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2005年04月06日

なぜ横糸のテンション落とすの?





いまだに、横糸のテンションを落として張る人が多いんですよね。
それは、木のラケットにガット張るときの張り方ですよー。

ましてや縦糸18本のラケットなどは、相対的に横糸の本数が少なくなりますから、少し増して張った方が打感がよいです。

最近はやりのハイブリッド張りなんかでも、横糸に柔らかいガット、縦糸に硬いガットを張る場合も、圧の弱い横のテンションは増してやる必要があります。

横を落とした方が打感がよいと感じる少数派もいるでしょうから、何事も実際に両方試してチョイスしてください。

日本人特有の
「これは、こうしなきゃダメ」
という決めつけは、これからの日本人はテニス全般において絶対やめましょう。



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Posted by yyr_co_jp at 03:06TrackBack(0)