2018年07月06日

サーブ、固定スタンスが良いか?引き寄せスタンスが良いか?

今年から錦織がサーブのスタンスをフェデラーと同じ固定式に変え、よく話題に上るようになったが、どちらが良いか考察してみよう。

FedererServe

結論は、フィギュアスケートのスピンやジャンプを見ればわかる。
選手がスピンする時、足を開いた状態だと回転が遅く、その足を引き寄せると高速回転になる。
ほぼ答えが出ましたね。引き寄せた方が速いサーブが打てるのだ。
ところが、サーブの要素は速さだけではない、速さより大事なのがコントロールだ。
その高速回転した腰を上手にブレークしなくては、荒削りなサーバーになってしまう。

スケートのジャンプでは高速回転した腰をブレークするため、閉じた足を再び開いてブレークしている。このタイミングとバランスの安定が良いランディングを得るための高度なテクニックだ。

テニスでも同様に引き寄せた足を再び開いてバランスよくランディングするテクニックを研けば、引き足の方が良いサーブが打てる。
そのブレーク・テクニックによってバランスが取りにくい場合は、球速を犠牲にしても引き寄せない方が良い結果が引き出せるわけだ。

テニスの場合3回転半しているわけではないので、スケートよりバランスがとり安いと言えなくはないが、ヒッティングというテクニックと掛け合わせた場合の確率が高いか低いかの問題なので、確率という数字で結論を出そう。

結論
●パフォーマンスが高いのは引き寄せスタンス。
●スタンスの動きに伴って体幹のバランスを崩さずに打てる人は、引き寄せスタンスが良い。
●固定した方がバランスが崩れない人は固定スタンスが良い。
●フェデラーは今の完成度にしてまだ上達の余地を残している。

++++2018.07 追記++++
ウィンブルドンの解説者が、2018.6月時点のトップ100選手が、足を引き寄せるか、引き寄せないかの集計をしてくれていた。

寄せる:寄せない
男 58:42人
女 85:15人

やはり引き寄せる方が多数派だ。
フェデラーの影響がなければ、男子ももっと引き寄せる派が多いと思う。
非力な女子は、球速重視の 引き寄せ を使用するのは当然の結果と思う。

画面を見れば分かるようなことしか言わない解説者が多い中、素晴らしい解説者だと思う。


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2018年06月19日

パワー・ターゲットをイメージして、効率の良い脱力テクニックを

 
カミソリで髭を剃る時、肌を擦るイメージになっていないか?

ひげそりそれでは無駄な力が入り、上手く剃れず、最悪出血する。

刃物が毛を切断するのに必要な力はごく僅かだ。
鋭いカミソリで、細い毛の根元だけが切れる映像をイメージして髭を剃ると、自ずと脱力され上手に剃れる。

パワー・ターゲットは、肌ではなく毛だ!

人間の全てのテクニックは、何をイメージしてそれを行うかを選択するだけで、格段に上達するのだ。


テニスでも、ボールが高速で弾かれる絵をイメージして力を込めていないか?
それでは無駄な力が入り、上手くラケットヘッドを加速できず、最悪テニスエルボーになる。BlogPaint

テニスは手打ち野球とは違う。
掌に必要な力は、ボールを前方に押しやる力ではない。
インパクトの瞬間に発生するラケットの動きを支える力だ。

ところで、もしインパクトの瞬間、掌がガットの後ろ側に密着していたとしたら、掌には相当な衝撃がかかる。手打ち野球状態だ。

ところがラケットの場合、バランス・ポイントを中心に回転するトルク力が発生する。
なので、グリップ位置で発生する力のベクトルはガットの位置とは逆方向になるため、衝撃は上手く打ち消される。
それほど大きな握力は必要ないということだ。

パワー・ターゲットは、ボールではなくトルクするラケットだ。

太いグリップを使用すれば、更なる脱力が可能だ。

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2017年01月04日

壁打ち場/新見沼大橋スポーツ広場

2014/03/17
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東浦和に壁打ち場があるというので行ってみた。
畑の真ん中にあり、まだ知られていないのか日曜日にもかかわらず空いていた。穴場と呼んで良いだろう。
穴場というと自分だけの物にしておきたいという意識がはたらき広言したくないという人もいるだろうが、その考え方はやめた方がいい。
広言して多くの人が使用するようになれば、また他の場所にも作るべきという世論が湧くはず。
逆に広言しないで人が集まらなければ、「人が集まらないなら他の施設に建て替えよう」という話にもなりかねない。
良い物はみんなにどんどんシェアーしよう!
『情けは人の為ならず』

場所は、
さいたま市緑区大字見沼318-2

大きな地図で見る

使用してみた感想

◎良い点
・壁板の両側がフィールドになっていて、同時に6名使用可能。
・無料で誰でも使用できる。
・まだすいていて土日でもほぼ待たずに利用できる。
・壁のネットの絵はまだ明瞭。
・高架道路の下だが交通量が少なく、畑の真ん中なので空気はよい。
・クレーなので足に優しい。
・上が道路なの雨でも利用でき、炎天下も日陰。
・ベンチがあり休憩できる。
・待っている人がいないので、スマホで動画撮影して確認する時間のゆとりがある。
・自転車で中まで入れる。
・駐車場がある。


■悪い点
・イレギュラー・バウンドが大きい。(壁のイレギュラーは小さい)
・サービスラインもベースラインも引いてない。
・壁が低いので跳び越しやすい。目を離すと向こうから飛んできたボールに当たる危険がある。
・使用後はブラシをかけなければならない。
・壁板が木製で音がうるさい。
・周辺に自販機も店もない。
・トイレも水道もない。
・高架が低めなのでスマッシュ練習ができるのはセンターの1レーンだけ。


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◆壁打ち練習のコツ

壁打ちで最も危険なことは、間違った打ち方を続けて、それが癖として染みついてしまうことだ。

これを防止するには、
「決めた一カ所を変え続ける」
ことだ。例えば、

・打点を10cmずつずらしていく。
・関節の角度を10度ずつ変えていく。
・スタンスを10cmずつ広げていく。
・視線の位置を打点から10cmずつ前へずらしていく。
・振り始めるタイミングを0.1秒ずつ遅らせていく。

などなど、パラメーターは自分であみ出して欲しい。
これを実践していると、突然、

おっ、これだ!

という発見の瞬間が訪れる。

1球で長時間続くことを目的にしている人がいるようだが絶対やめた方がよい。
悪い癖をつけてしまったらそれを消すのに5倍の時間がかかる。
正しい打ち方を見つければ、自ずと長時間続くのだ。

壁打ち場は、自分を変えに行くところ



2016.04.19 追記 ↓↓

久々に訪問したところ、隣のブロックに立派な駐車場ができていた。
KabeuchiParking

草原だったところだ。

残念だったのは、肝心なコートの土の地面がでこぼこ。硬いたたきに穴がぼこぼこ開いたような状態だった。
上級者はイレギュラーも練習の道具にできるので問題ないが、初心者が利用したらテニスが嫌いになってしまうだろう。初心者には他の施設をお勧めする。
隣のスケボー広場も駐車場も舗装されているのになぜここだけやってくれないのだろう?

2017.01.04 追記 ↓↓

こんな貼り紙が..
31新見沼スポーツ公園コート生地

3ヶ月近く使用できないようだ。

新見沼スポーツ公園コート生地工程表

これだけ長期間ということは、ハードコート舗装されるのかな?


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2016年11月04日

体重移動 〜平行四辺形理論〜

『体重移動』といっても、
体をA地点からB地点に移動するわけではない。

体重移動の基本は

後ろ足から、前足への加重の移動だ。
頭の位置は、基本動かない。

体重移動という言葉の響きから、どうしても重たいものを移動させるイメージをしてしまいがちだ。
これではそのテクニックを上手く習得できない。
テニスのフットワークはあくまで軽やかに、だ。

ここで、軽やかに体重移動できるイメージ方法を紹介する。
簡単だ。

頭の位置は固定したまま、
まず、
・後ろ足の踵と膝を結ぶ線(つまり脛の部分)を、1本の赤棒としてイメージする。
そして、
・赤棒を打球方向に倒しながら打つ。

これだけだ。

ここで重要な認識は、赤棒を倒す方向はあくまで飛球方向で、
スタンスを結ぶ線の方向ではない
と言うことだ。
スタンス方向と、打球方向をセパレートさせなければならないのだ。
このため、打球方向とステップ方向を同一にできる浅いボールは非常に体重が乗せ安いのだ。
前方にステップできる浅いボールをオープンスタンスで打球するのはマヌケだ。

さて、ここで一つの疑問が発生する。
真っ正面を向いて打球するフル・オープンスタンスでは体重を乗せて打てないのか?
いいえ、ナダルのフォアはめちゃめちゃ体重が乗っている。
と言うことは、フル・オープンスタンスに限っての体重移動は、後足から前足へ移動ではなく
両足の、踵から、宙に浮いた膝、までの加重の移動ということになる。
よって、フル・オープンスタンスは基本からはずれた別テクニックなのだ。

まずは基本が使えるセミ・オープンスタンスを習得しよう。

習得イメージ
平行四辺形スタンス


セミ・オープンスタンスを楽に習得するには、平行四辺形をイメージすると良い。

上辺が前足、
下辺が後ろ足、
スタンス方向が斜辺
体重移動はその『高さ』だ!

斜辺方向に体重移動してしまっているアマチュアプレーヤーが実に多い。セミ・オープンではなく、エセ・オープンスタンスだ。
それが自然な流れなので無意識だとそうなってしまうのは当然だ。
最初は意識して膝を送らなければ習得できない。

赤棒は膝の内側方向に倒れなければならない!

ちなみに、クローズスタンスでは、図の前足が右に出て、斜辺も右に傾くので、赤棒は前足の踵の後に倒れる。
この方向が、キャリオカステップである。

キャリオカステップ平行四辺形


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2016年07月03日

テニス用の動体視力

Eye

一言で動体視力と言っても、それには種類がある。

ふつう動体視力と聞いて思いつくのは、
動く物体の速度に瞳の動きを同期させて画像を明確に捕らえることであろう。
駅のホームで目の前を通過する電車に乗った客の顔を認知できるのはこの能力だ。
視同期力と呼んでも良いだろう。
テニスにおいてこの能力はそれほど秀でている必要はない。


テニスで最も重要なのは、瞳を静止させ、動く物質の軌跡を残像として捉える
動体視力である。
黄色いボールは薄黄色い線として認識される。48fb1bf8.jpg
残像視力と呼んでも良いだろう。
脳の記憶能力も大きく関わってくる。

打点で瞳を静止させるテクニックは習慣づけないとなかなか身につかない。
一度身につけても習慣を怠るとすぐ元に戻ってしまう。
ボールが線として見えなくても、それが見えるまで打点で視線を止める習慣を実行し続けることが重要だ。

残像視力を身につければ、ボールは速ければ速いほど直線に近く変化の少ない捕らえ安いボールになる。
逆に前述の視同期力では、ボールは速ければ速いほど捕らえるのが難しくなる。ガットにぶつかる10センチ前の黄色い球形など見えるわけがないのだ。

この能力を身につけるには、事前に予想したイメージが、実際に見えるであろう残像イメージと一致しなければならない。
事前予想イメージを上手く描ける勘の良さにかかっている。
まだ見たことのない画像をイメージするのだから、創造力を要する。
残像が見えるようになるまで多くの事前予想イメージを創造しよう。


もう一つ重要なのが、遠いところから手の届くところまで、一気にピントを調整する動体視力だ。
ピント視力と呼んでも良いだろう。
速いボールを受ける時、特にリターン打球時に最も役に立つ。
この能力は目のレンズを変形させる筋肉の柔軟性に依存するので、目の筋トレで性能アップできる。

【トレーニング法】
3つのオブジェクトを決める
A. ベースラインからネットまでの距離にある物体(窓越しに見える隣家のアンテナなど) 距離を覚えていない人は→こちら
B. 3メートル先にある物体。
C. 腕を伸ばして親指を立てた時の爪
Oyayubi
この3点を一直線上に配置し、
A→B→C→A→B→C→...
の順に素早くピントを合わし、20ループくらい繰り返す。
できる限り素早いテンポで行う。
いくら早くても1つ1つの物体にしっかりピントが合っていなければダメ。



テニスの技術を語る時、肉体の運動能力にばかりにフォーカスが行ってしまい、目の重要性が語られる機会が少なすぎるのだ。
視力の鍛え方次第で、自分より運動能力の高い選手に勝つことができるのだ。

 テニスは目ニス

だ!


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2016年06月27日

ゴルフのアドレスを取り入れて脱力強化

Adress
ゴルフのアドレスというテクニックを取り入れると脱力を強化できる。
ゴルフではアドレスのできによってショットのできが、まるで違ってくると言う。

ゴルフのアドレスとは、打球する前に止まって構えること。

常に動いているテニスで止まって構えることができるのはサーブかリーターンを打つ前だけだ。
しかしこれは取り入れたいアドレスには当たらない。
リーターンを待つ時間も止まってはいけない。

テニスでアドレスに当たる動作は、インパクト直前の

 一瞬のタメ

だ。

実際の動作は静止していないが脳内に、静止しているような一瞬を意識するのだ。
言い換えるとこれは、

 バーチャル静止

だ。

プレーに余裕があるチャンスボールなどは実際に動作を静止させることもできる。

このバーチャル静止期間に必須のこと、それが

 脱力

だ。

アドレスという言葉に置き換えて脱力を実行することによって、脱力の精度を上げることができるのだ。

サーブに於いては美しいトロフィーポーズを作ることが、良いアドレスを作れるコツだ。



さて、このアドレスがなぜ重要なのか考察してみよう。
重量計に例えればわかりやすい。
DSCN0478

アドレスで脱力した状態が、重量計の0点調整なのだ。
この時点で
数字がずれていたり、
土台が揺れていたり、
傾いていたり、
ゴミが乗った状態
では結果、正確な重量測定はできないのだ。

テニスでは多くのアマチュアプレーヤーが0点調整しないで打球しているのだ。
0点が狂った状態で打球しても、結果狙った打球が正確に出ないのである。
例えばアドレスで1Kgの無駄な力が入っていたとすると、10Kgの打球を打ったつもりが、実際には9Kgの重さしか出ていないのだ。

0点調整を行うと『相手に読まれにくい』というビッグな副産物ももらえるのだ。


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2016年06月20日

単調ワークはゲーム化して楽しむ

CIMG1918

中学校の部活で、
「グランド5周走ってこい!」
と言われて、楽しかった経験は?

あるとしたらかなりのM体質か、脳内に楽しむテクニックを持った人だ。
そんな人は100人に一人しかいないだろう。

残りの99人のために、単調でつまらないランニングを、楽しく笑ってこなせるようにするのはコーチのテクニックだ。

スポーツコーチングの素人である顧問教師がそんなテクニックを出せないのは無理もない。

現役の中学生なら、顧問教師にコーチングテクニックを勉強してくれと頼むのも良いだろうが、おそらく生返事しか返ってこないだろう。
ぜひ中学生の柔らかい頭で楽しむテクニックを考えて欲しい。

単調ワークを楽しむ最も簡単で最も有効な方法は、それを

 ゲーム化

することだ。

例えばグランド5周を大勢で走るなら、タイムの近い選手を2人ずつペアにし、4周時点で勝ってる方はそこでやめて良いとか。

一人で走るなら、毎周腕時計でラップタイムを計り、全周回、前周よりラップタイムを上げられたら、帰りのコンビニで好きなスイーツを買ってもよいとか。

こんな些細なゲームを考えるだけで、ただやらされるより数十倍楽しくなる。

日本には、いまだに笑いながらスポーツすることを不謹慎と考える時代遅れなコーチが多いかもしれないが、筋肉は、顔がこわばった状態より笑顔の状態の方が機能がアップすることは、まぎれもない事実である。


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2016年05月09日

負ける前から負ける言い訳を作る敗者

Soushoku

最近若者は、自分のことを草食系と称する。
実にカッコわるい。

これは、自分が異性にモテないことを認めるのが恥ずかしいので、
『草食系』
という便利な言葉で、それを『モテない』を隠す『隠れ蓑』に使っているのだ。

たちが悪いのは、「自分は草食系」と自己暗示に掛けてしまっているため、それを指摘されると強く否定する。
「自分は恋愛に興味がない。他に楽しいことがいっぱいある」
と裏付ける言い訳まで作って自己暗示に掛け、隠れ蓑に使っているという罪の意識まで消してしまうのだ。
もしほんとに恋愛に興味がないなら、もはや人間ではないのだ。草食ではなく、もはや草だ。


これはさておきテニスでも似たような事象がある。

「ガット張り替えてないから、打ち負けてもしょうがないよな〜」
という発言。実にカッコわるい。
練習不足を用具のせいにする。用具が不備なこともテニスの実力の一つだ。


試合で敗色濃厚になると、足が痛いという大げさなジェスチャーをし、負けた時の言い訳を準備する。
この足の痛さは、『もっと痛くなればいいのに』という自己暗示にかかり、本当に痛さが増してしまうのだ。本当に痛ければ言い訳ではなくなり、罪の意識が消えるからだ。

こういう性格は普段の実生活の習慣がテニスに出てしまう。

普段、
  何か失敗をする→人目を気にする→言い訳を考える

というルーティーンがいつの間にかできてしまっているのだ。

こうならないために、
「言い訳はカッコわるい!、言い訳はカッコわるい!」
と心に唱えて、そのルーティーンを断ち切り、

 失敗をする→失敗を認める→原因を突き止める→再発防止策を作る

というルーティーンに持っていこう。
この習慣がテニスコート上で自然に出たら、自分に拍手だ!


冒頭の自分を草食系と称している若者諸君、まずは、
「自分はモテない」
と認めることからルーティーンを始めよう(笑)


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2016年04月13日

スマホは優秀なコーチ

あなたには専任のコーチがいますか?

私には今優秀なコーチがいます。
紹介します私の専任コーチです。
   ↓
HuaweiAscendMate7

5インチから6インチにアップしてからそのコーチ力もアップしました。






ご存じのように現代のスマホの動画撮影性能は非常に進歩しています。
自分の打球フォームを打ったその場でチェックできるという恵まれた環境なのです。

なのに、それをスポーツの現場で使用している人が非常に少ない!
嘆かわしい現状です。
これは、まわりにやっている人がいないと、恥ずかしくてそれを実行できない日本人の性格のせいでしょう。
その場で自分のフォームがチェックできればどれだけ有効かはわかっているのに...

え、撮ってくれる人がいないからできないだって?!
あなたは100均に行ったことがないんですか?

Mini3kyaku  SumahoStand
このスマホが挟める3脚、100円ですよ。

動画の頭出しが面倒な場合はリモコンシャッターがあります。

BluetoothShutter

ebay.comなら100円でお釣りが来ます。

私はBluetoothのヘッドセットのPlayボタンでシャッターが切れるので音楽を聴きながらこれを利用しています。
Headset


スマホの場合画面6インチがMaxでしょうが、大画面のタブレットなら更にコーチ力がアップします。
ただタブレットはスポーツ利用する人が少ないせいかカメラ性能を軽視している機種が多いので購入の際は注意してください。
チェックポイントは
・フルHD
・800万画素以上
・照度が高い(晴れていても視認できる)
・ピント性能がよい
・30FPS以上(1秒に30コマ)
といったところでしょう。


実際どういったコーチングをするかって?
スマホに保存したフェデラーの動画に、自分の動画を近づけていけばよいのです。


テニスメンバーが3人になってしまったら、半端と思わず、カメラマンをつける良いチャンスです。


ところで、自分の打球フォームを撮影してそれを見た時、

カッコわるい!

と感じられるのは、自分がコーチング能力を備えてるということです。
そのカッコわるさを早く消せる人ほどコーチング能力が高い。



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2016年01月29日

チョイスというプレーを極めろ!

Wakaremichi


「『ベスト・プレー』と『ベター・プレー』がありますので、お好きな方をお選びください」

と言われて、『ベター・プレー』をチョイスするアマチュアプレーヤーがとても多い。

ベーターをチョイスしても簡単にポイントが取れてしまうのが、その大きな原因であろう。

トッププロはベストをチョイスしないとポイントが取れない場合がほとんどだ。


ベターはベストに負ける。



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2016年01月17日

モチベーションをコントロールするコーチング

子供の頃、親から

「隣の部屋からハサミを取ってきて」

と言われると、嫌々めんどくさそうに取りに行った。

ところが学校で、好きな先生から

「理科室からビーカー取ってきて」

と言われると、友だちと競争するように取りに行った。

物を取って来ると言う同様の行為にもかかわらず、非常に大きなモチベーションの差が生まれる。


この『モチベーションの差』を選手に対して作ってあげるのがコーチの重要な仕事だ。


モチベーションの差_例【競争心をあおる】

■低モチベーション
「50mダッシュ5本ずつ走れ!」

●高モチベーション
「6人で50メートダッシュのリーグ戦を行う!」

同じ5本ダッシュにもかかわらず人と競争するというだけで、ただ5本走るより選手は楽しいし、速度もアップしているはずだ。


モチベーションの差_例【褒美を与える】

上記のリーグ戦で勝った選手に褒美を与えることをあらかじめ宣言すれば更にモチベーションはアップする。
『勝った選手にはジュース1本あげる』でもよいが、それではあまりに低俗でコーチのサイフも寒くなる(笑)
単純に
『勝った選手から練習コートに入れる』
だけでもサイフは寒くない。

以下に私の使用する褒美を1つ紹介する。

『勝った者に称号を与える』

例えば上記のダッシュで優勝した選手には、そのグループ内の
《ダッシュ・マスター》
という称号を与え、他の選手はダッシュという行為に関してダッシュ・マスターの指示に従わなくてはならない。
ダッシュ・マスター自身は、マスターである以上、『ダッシュ』という技術の追求という義務も同時に与える。
その他
7色のサーブを打ち分ける《サーブ・マスター》、
ドロップショットが絶妙に上手い《ドロップショット・マスター》、
クレーコートになるとやたらと戦績の良い《クレーコート・マスター》、

運動に限らず、
ガットにやたらと詳しい《ガット・マスター》、
テニスのルールに詳しい《ルールブック・マスター》
テニスアプリに詳しい《アプリ・マスター》
など作るのも良い。どんな選手も何処か秀でた物を持っているものだ。

褒美を創造することはコーチの価値を決定する重要な仕事だ。
ところで選手に対する最高の褒美は、選手への
『賞讃』
である。
ただ、ほめることが褒美になるのはコーチと選手の間に信頼関係がある場合に限る。
信頼していないコーチからどんなに賞讃されても、選手のモチベーションは上がらない。

「50mダッシュ5本ずつ走れ!」と上から目線のコーチは信頼関係を構築しづらい。

SugiyamaOyako



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2015年11月18日

もはやデッドゾーンではない

2013Morita


ベースラインとサービスラインの間の、ノーバウンドでも1バウンドでも打球しづらいエリアをデッドゾーンと呼ぶ。
今までは、立ってはいけない場所とされていた。

ただその常識は、ポリエステルガットの登場と共に変わった。
ポリエステルガットなら、ノーバウンドでもストロークで打球できてしまうのだ。
その場所は、

 もはやデッドゾーンではない

のだ。
普通より前で打てると言うことは、普通よりワイドに角度がつき、相手に届く球速もアップする。
ストローカーがよりアグレッシブに成れる場所なのだ。

「じゃ、初めからそこに立てばいいでしょ?」
と疑問がわく。
それができないのは、打球はできても、コートカバーしきれないのだ。

それでは、どんなときにそこに立てばよいか?
それはネットに出る時と同様、
相手を、十分な状態で打球できないところまで追い込んだ時だ。

相手の
腕が伸びてしまう状態、
体重を乗せて打てない状態、
ベースライン後方まで追い込まれた状態
などだ。
言い換えれば、自分の読みが1ヶ所に絞れる状態だ。

ネットに出る時と同様と言ったが、ネットよりはカバー領域が広い分、これらの状態が不完全でも出ることができる。
おまけにそのポジションはネットより遙かに近い。戻ろうと思えば戻れるのだ。


それでは現在、トッププロがそれをあまり使用していないのか?
それは、まだ古い常識に縛られているからだ。
『道具が変わればプレーも変わる』ことも常識のはずなのに..
有明でトッププロの練習を観ていても、ノーバウンドで打球する練習を全くやっていない。
普通のストローク同様、日々の練習で磨きに磨きをかけない限り使い物にはならないのだ。

トッププロがそのプレーを確立していない間にそれをマスターすることが、日本人が飛躍するチャンスだ。
このプレーが普及していないと言うことは、それに対する対処プレーも全く確立されていないのだ。

◆打球のコツ
・極力テイクバックをとらない。=PA打法(テイクバックと言うより、テイクフロントだ)
・ラケットフェースを絶妙の上向き面で捕らえる。(ライジングとは逆の下降しているボールを捕らえるためだ)

打球後は極力ネットを獲ろう!

ベースラインにいても、浮いたボールなら、デッドゾーンに走り込んで、ノーバウンドでストロークしよう!



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2015年08月11日

0.1秒のタメとは?『あいうえお打法』

IMG_2385

「あと0.1秒、振り始めを遅らせろ!」

というと、

「0.1秒の感覚なんてわかるわけない!」

と、すぐにできないことの言い訳を口にする癖のある人は、テニスに限らず、何をやってもダメなので、早く言い訳体質から脱却しよう。


◆0.1秒の感覚をどうすれば感じられるか?

まず目の前に時計を用意し、
秒針の動きを見ながら、早口で

「あいうえお....」

を連呼してみよう。
大体、1秒に2回「あいうえお」が言えるはずだ。

すると、1文字が0.1秒ということになる。

この「あいうえお」のリズム感を身につけたら、打球する時、「あいうえお」といいながらスイングし、「お」がインパクトになるように持っていく。

そして、振り始めを究極に「え」に近づけていけばよいのだ。
実際は「え」は無理にしても「う」の振り始めは可能だ。

これが

『あいうえお打法』

だ!


実際に「え」で振り始められる速度まで、あいうえおのリズムを遅め、

「今日の『あいうえお』は速くて調子がいい!」
「今日はタメが今イチだから、『あいうえお』のテンポを上げていこう!」

というように調子のバロメーターにするのも良いだろう。


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2015年06月02日

隙間スイッチ

実際にどのくらいの隙間があいてるか定かではないが、サーブの打点と、軸となる体の左外側には隙間を感じて打球した方がよい結果が得られる。
隙間



その隙間の大きさは、より具体化した方がよい。
木材3
自分の中のイメージで、大-中-小3種の板を用意し、
通常は「中」の板を使用し、その日の調子によって、サーブが

ロングするようなら、大の板、
ネットするようなら、小の板

にスイッチすると、距離感の調整が的確に行える。

板の幅は具体的数値を与えておいた方がよい。
例えば、

大の板=20cm
中の板=10cm
小の板=5cm

のように。

あくまで自分にとってのイメージ値なので、
小の板=−5cm
にした方が結果が出る人もいるかもしれない。

テニスにおいて何事においても、実際値より、イメージ値の方が重要な場合が多いのだ。


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2015年05月15日

がに股打法-サーブ

(画像はGifアニメです。スマホでは動かないかもしれません)


NormalStanceサーブ時のスタンスは無意識に狭くなってしまいがち。

それを解決するには、 後ろ足に体重を移す際、同時にスタンスを広げるモーションを入れればよい。

錦織はもともと広めなのに更にこのモーションを入れている。

ここで重要なのが、後ろ足を引く方向。
初心者はグレーのベースラインに大して垂直方向に引いてしまう。
それでは腰の可動域が少なく、十分なパワーを出せない。
右図のように斜め方向にステップしよう。

マッケンローなどはほぼベースライン方向にステップし、レシーバーに完全背中を向けてしまう、最大の腰可動域サーブを打っている。
これを行うには強靱なバランス能力が必要なので、うかつに真似しない方がよい。

このバック・ステップ・モーションを使用すれば、センターかワイドで微妙にスタンス方向を変えることもできる。
それでは相手に読まれると心配する人もいるだろうが、仮に読まれたとしたら、わざとワイドサーブ方向に足を引いて、センターに打ってやれば、逆に相手は混乱する。


ここで私自身のサーブスピードが10Km以上アップした方法をご紹介したい。
名付けて『がに股打法』

GaniMataStance後ろ足をストレートに引くのではなく、
左図のように、90度回転させながら引くのだ。
このステップと共に腰の開きが強調され、広い可動域が自然に得られてしまうのだ。

選手により向き不向きはあるだろうが向いている人の方が多いはず、是非試していただきたい。



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2015年05月10日

相手の弱いところを集中的に攻める?

CIMG2999

相手の弱いところを見つけ、そこを集中的に攻めて勝つ。
草トーにおいては良い手段だ。
だが、もっと上を目指したいなら、あまりよい手段とは言えない。

攻めを1つに絞ってしまったら、自分の得意なプレーを当てはめる機会も減ってしまう。
またよく考えれば、一カ所を攻めれば勝てる選手は大して強い選手ではない。
この手段は弱い相手と対戦した時にとっておこう。

では強者相手にはどうすればよいか?

・相手の得意なところを早期に見つけ、
・それ以外のところに自分の得意なショットで攻めて勝つ

べきである。


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2015年04月29日

サーブのトスアップ《時計投法》

サーブのトスアップの考え方には、大きく分けて2種類ある。

1.《アウトサイド・アウト》〜打ちたい打球位置の真下から、その真上に向かって上げる方法。
...体の外側から、そのまま内に入らないように上げる。
 
シンプルなのがメリットだが、この方法には欠点がある。
風が強い日に調整が難しいのだ。特に向かい風の時、その風を押して前方にコントロールするのが難しい。

2.《インサイド・アウト》〜時計の文字盤をイメージして上げる時計投法
...体の内側から、体の外側に向けて上げる。
 
Tokei511

相手に対し横向きに立った時、正面に大きな時計の文字盤をイメージし、中心が左肩の真ん前になるように配置。
例えば左手だけで「前へならえ」をした時、掌で中心の赤い点を掴む位置だ。

ボールを5時から11時方向に向けて上げる。
この時重要なのが、必ず、中心の赤い点をボールを持った手が通過することだ。

すると風が強くても、強さと向きに応じて、

追い風なら、7時から1時方向にシフト
向かい風なら、4時から10時方向にシフト

して調整すればよい。
実際には、上げ始めの手の位置が、無風時に股間のセンターだとすると、

追い風なら、左膝に
向かい風なら、右膝に

10cm単位でシフトすればよい。
スタート位置だけ決め、あとは赤い点さえ通過すればよいのだ。

欠点はベースライン方向の調整が難しいことだ。
ボールが手から離れるタイミングによってコントロールする必要がある。


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2015年03月16日

ボウリングに習え

ボウリングの一投目はピンを見る必要がない。

立ち位置を決めて、手元にあるスパットだけを見て投球する。

スパット

例えば右から2番目のスパット上を狙いどおり通ってストライクが出れば、そこを狙い続ければよいのだ。

テニスで相手のダウンザライン打ち場に配球してしまうと危険なのは、相手の手元にサイドラインという名のスパットを与えてしまうのが1つの理由だ。

サイドラインがあるだけでコントロールが上がるのだから、それ以外のショットも仮想スパットを脳内にイメージして打てば、コントロールは格段にアップする。

ただテニスの場合ボールが地面を這うわけではないので、地面に仮想するより、空間に立体画像をイメージした方がよい。

そのイメージは人それぞれだと思うが、私の場合は

『ボールの太さの黄色い半透明のホース』

をイメージしている。
以前この記事で紹介したこの画像だ。

48fb1bf8.jpg


ここでボウリングに習って欲しいもう一つの重要事項がある。

踏んだ足の位置
が間違っていては、せっかくのスパットも台無しなのだ。

ボウリングの場合ミリ単位の調整が必要だが、テニスの場合、球道との距離感を、靴の幅単位で調整する意識が必要である。


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2015年02月05日

ひねくれた大人の耳

初めてコーチングを受けに来た選手に
「休憩!」mimi
と声をかけると、ほとんどの人がボールを拾いに行く。

もしパソコンだとしたら、
「1足しなさい」
と命令を出したら、丸の画を描き出すようなとんでもない欠陥品だ。

大人としての配慮だと思ってやってしまうのだろうが、実はこの思考ルーティーンが大人の上達を妨げているのだ。

例えば、実際のテクニックで

「腕の力を抜いてスイングしなさい」
という命令を出すと、

『腕の力を抜いてスイングし、よい球を打ちなさい』

と勝手に命令を変えてしまう。
「よい球を打て」などと一言も言っていないのに、愚かな配慮を入れてしまうのだ。

これだと、結局力を抜くことに意識がフォーカスできていないため、習得に多くの時間を浪費してしまうのだ。

ところが、「休憩!」と言われて休憩できる少数の人は違う。

「腕の力を抜いてスイングしなさい」と言われると、とんでもないひどい球が打てるのだ。
力を抜くことにフォーカスできているため、飛び出すボールのことなどどうでも良いことなのだ。
一瞬で脱力を習得してしまうため、あとは面さえ合わすだけで、よい球が簡単に打て、ぐいぐい上達していくのだ。

おまけに愚かな配慮を備えた大人は、ひどい球を打つことを異常に恥ずかしがる。これが自分のテクニックの殻を打ち破れない原因だ。子供なら躊躇無くやれることなのに。
転ぶのが恥ずかしくていつも同じ滑りしかできず、上達が止まってしまうスケーターやスキーヤーと同じだ。子供は転ぶことさえ楽しみに変える。

まずは、休憩と言われたら休憩できる、素直な子供の耳を取り戻そう!...それこそが大人の配慮w


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2015年01月31日

何事も脱力で上達

テニスで身につけた脱力テクニックによって、生活上のあらゆることにその応用が利くようになった。

例えばギターのピッキング。26
脱力を意識するだけでこれほど技術が向上することに驚きを隠せない。
とにかく右手の力を極力0に近づけることによって、ミスタッチが少なくなるのみならず、音の強弱が絶妙になり、音楽的表現力が向上した。
おまけにプロになるというプレッシャーがないので、リラックスして音楽が楽しめる。言うなれば心の脱力だ。
学生時代プロを目指して練習していた頃、この事に気がついていれば今頃プロとして活動できていたかも知れない(笑)


包丁の扱い。Houchou
脱力していればまず指を切ることはない。野菜も以前よりスピーディーかつ綺麗に切れるようになった。
また切れ味の悪さが敏感に感じられるようになり、研ぐ頻度が増えた。これはテニスで言うとへたったガットが許せないのと同様の感覚だ。
へたったガットは脱力を阻害し、逆に無駄な力が入っているとへたったガットが平気になってしまう、という相互関係がある。


歯磨きが上手になった。Haburashi
これも右手の力を極力0に近づけると、歯ブラシが歯に上手く当たっているか感じることができるようになる。また力が入ると繊維1本1本が曲がってしまうため、かえって洗浄効果がなくなることに気づく。


Handle車の運転も楽。
腕1本の重さは体重の約6%、体重67Kgの人で2リットルのペットボトル2本分もある。これが認知できていれば、例えば右折したい時は右腕を脱力した状態から最小の力で引き下ろしてやればハンドリングは相当楽になる。左腕は添えているつもりでよいのだ。
左腕の力を利用してしまうとハンドルの重さ+ペットボトル2本分の力を出して持ち上げなければならないのだ。
上記のことからハンドルの持ち手は教習所で教える10時10分ではなく、9時15分がベストと考える。


肩はこらないKatakori
意識的に入れた力を抜く脱力は簡単だが、脱力テクニックの難しいところは、無意識に入ってしまっている力を抜くところにある。
肩こりというのは正にこれ。無意識のうちに肩や首筋に力が入ってしまうから起こるのだ。
腕の重さや頭の重さを認知する重量認知テクニックでそれは解消できる。2Lペットボトル2本分の重量を意識して腕をだらーんと垂らす、ボウリングのボールの重量を意識して首筋を前後左右にストレッチするとよい。
脱力と重量認知には密接な関係がある。

上記のみならず、脱力テクニックは生活のあらゆる事に役立つ人生の必須テクニックだ。
おそらくストレスの減少とともにトータル的に寿命も延びることだろう(笑)


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2015年01月09日

アクシス・シフト打法

Tokei1


ラケットの回転運動を時計の短針に例えて、12時方向に打球したい場合、フォアハンドストロークなら3時でインパクトした時、正しい方向に飛ぶ。
インパクトが
2時側にずれれば左に跳び、(巻きミス)
4時側にずれれば右に飛ぶ。(振り遅れ)

インパクトが前後にずれても12方向に正確に飛ばしたい場合どうすればよいだろう?
そう、時計の中心軸を前後にシフトしてやればよいのだ。

ここで重要なのは、軸はどこか? と言うことだ。
フィギュアスケートのスピンのような体幹が軸ではない。高速スイング中に体幹を打球方向にシフトしては、スイングの減速につながってしまう。

シフトすべき軸は肘!

肘がシフトすれば同様にグリップもシフトする。
グリップがシフトすれば同様にラケットフェースもシフトする。
運動連鎖は根元の小さな運動が、突端の大きな運動に増幅される。

この軸は、体幹より前にあることは言うまでもない。

インサイド・アウト打法は、アクシス(軸)・シフト打法でもある。

肘に時計の文字盤がついているとイメージして打球してみよう!

コントロールが悪い人は肘が体幹に巻き付く運動のみで打球してしまっているのだ。
体に巻き付く左方向へのミスが多発してしまうのだ。
これを『巻きミス』と呼ぶ。

アクシス・シフト無しでコントロールできてしまう勘の良い人がいるが、実はこれが上達の足かせになってしまっている。いわゆる器用貧乏だ。


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2014年07月21日

三角打法

先日、NHKのサイエンスZEROという番組で、コンピューター将棋が急激に実力を上げ、人間のプロ棋士でも勝てなくなってきているという内容を放送していた。
なんでも、過去の膨大な棋譜データから3つの任意のコマを結んでできる三角形を選んで統計し、そのパターンと現在の状況を比較し、もっとも近い形のものを選ぶ、と言うのだ。

Shogi

私はこの『三角形』が頭から離れなかった。
テニスに関して、何かのフォームを漠然としたイメージでとらえずに、三角形としてとらえると、何か良い結果が得られるのではないか...?

まず、簡単に思いつくのはスタンスの両足の2点+打点だ。
ところがこれを実際やってみると無理があった。両足とも視野に入れるのは困難なのだ。
撮影して検証などはできるだろうが、私が求めているのは、プレー中の三角形イメージだ。

成果があったのは、フォアハンド・ストロークだ。
1点は打点、
2点目は突きだした左手の先端、
3点目はスイングのターニングポイント(加速開始点)
の3点を辺で結ぶ三角形だ。

まず、三角形のイメージフォームを決めてから打球するのではなく、打球したときに発生したその三角形を記憶に残していった。
するとどうだろう、気持ちよく打球できたときの三角形のフォームが一定しているのだ。

今度は逆にその三角形フォーム・イメージを明確に想定した上で打球し続けると、好打の確率が飛躍的に上がっていったのだ。

考察するに、打球の位置を、
「前めに」とか
「体に近めに」とか
「テイクバックを小さめに」とか
考えるより、
明確な三角形のフォーム・イメージを、1つイメージするだけで、それらを置き換えてしまうことができるのだ。

また、副産物として、ラケット認知力がアップした。
前ブログ記事で記述したラケット上に存在する的の認知だ。
3点目のスイングのターニングポイントは普段あまり認知されていないことの証明でもあった。
視野認知力全般が底上げされるのも間違いない。

今のところ実績はフォアストロークだけだが、サーブにしてもボレーにしてもイメージすべき三角形のフォーム・イメージが存在するはずなので、研究を続けていきたいと思っている。

ただ、この三角形フォーム・イメージ、良いフォームの傾向はあるだろうが、人それぞれ個性が出るはずなので、個人個人ベスト三角形をあみ出して欲しい。

番組中、将棋においては、この三角形のおかげで、「人間には想像も付かない一手」が生み出されたそうだ。
テニスにおいては、まだこの考え方でテニスをしている人はほとんどいないだろうから、オリジナリティーに優れた、思いもよらぬ打球フォームが生まれるかも知れない。

打球フォーム以外でも、相手のいるポジションや、自分のポジション、ボールの着地点、コートの角、ネットのセンターなどを三角形の一点として考えると何かあるかも知れない。




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2014年06月14日

テニスを弓道に例えると..

テニスを弓道に例えると、的を見ずに矢を放つ理不尽なスポーツということになる。

打球の瞬間は打点エリアを見つめているのだから、着弾点という的を同時に見ることはできないのだ。
よって着弾点という的は、弓道より遙かに大きな面積を想定しなければならない。

例えばダウン・ザ・ラインなら的の端がオンラインぎりぎりに想定し中心を狙って打ち誤差が出た時オンラインになればよい。的の形は楕円だ。
内側へ誤差が出た場合は、全てインであることも再認識しよう。

テニスコート模式図
実際の弓道の的は、図の真ん中の黄色い点より小さいだろう。

それでもアウトになるときは、想定する楕円を更に大きくしなければならない。

また素人は的を見たい本能に勝てず、打ち終わる前に的を見てしまう。その本能との戦いは今後のテニス人生に大きく影響するので、なんとしても打ち勝たなければならない。この勝負は9割以上の勝率を目指したい。


ここで、別の考え方をすると、はじめに上げた、弓道から見たテニスの理不尽さを解消することができる。

それは、
『ラケット面を的と考える』

ことだ。

ラケットと的


これを実行すると、スイートスポットでインパクトする確率が格段にアップする。
ボールを線として認知できるようになった上級者でも、ラケット側の動きを認知できている人は意外に少ないのだ。

ラケット面は楕円なので、それが移動すると楕円柱として認知されるべきである。
幸い日本の弓道の的は厚みがあり円柱構造になっているw

フェデラーの打球時の目つきを観察していると、ラケット側の動きも確かに認知していると感じる。

そもそも人間は、勘のよい動物なので、ボールの線やラケットの楕円の形をしっかり認知しなくてもある程度打ててしまうのだ。
見方を変えれば、それらをしっかり認知して打つか、勘で打つかが、プロとアマチュアの差を生む、と言える。




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2014年02月26日

巻きミス

 
『巻きミス』とは私が創った言葉だ。
コントロールの悪いプレーヤーのほとんどがこの巻きミス病なのだ。

例えば右利きの選手がフォアハンド・ストロークを打つ場合、体幹はフィギュアスケートのジャンプのように左に回転し、腕とラケットを引っ張る。
このとき体幹が回転を止めるとラケットは体に巻き付く性質を持つ。
このためボールはどうしても左方向に飛びやすくなってしまう。
これが原因で的の左に飛んでしまうミスのことを『巻きミス』と呼ぶ。

コントロールが悪い相手とラリーしたとき、フォアのミスの行き先を観察して欲しい。8割がた自分の右側で、自分が速いボールを送ったときだけ左に来る。


巻きミス防止法-1【インサイドアウト】

Tsuki巻きミスを防止するためには、まず回転運動を直線運動に変えることだ。
グリップの通る軌跡を、打球区間だけ内側に月がかけるようにえぐるイメージでスイングすると直線区間ができ、巻きミスは大幅に減少する。グリップをインサイドからアウトサイドに抜くインサイドアウト打法だ。



巻きミス防止法-2【外側に打つ習慣をつける】

インサイドアウトのイメージから、フォアなら飛んだボールの右方向をアウトサイド、左方向をインサイドと呼ぶ。
イン方向にミスりやすいと分かっているのだから、普段から想定した線の外側10cmを狙って打つ癖をつけよう。誤差が出てオンラインになれば御の字だ。

また2人でラリーするときは、フォアで打ったら相手のバックサイドを狙い、バックで打ったら相手のフォアサイドを狙うことを常とし、逆サイドに打つときは「クロス」と強く頭に念じ、ここでも想定したクロス(斜め)ラインの10cm外側を狙おう。


巻きミス防止法-3【脱力】

もしラケットが手から離れれば、その瞬間からラケットは直線運動をする。
腕を脱力すれば、その直線運動イメージが自ずと分かってくる。
力むと円運動していることにすら気づかない。


巻きミス防止法-4【低いボールは車輪運動】

頭上から回転を観たとき、ヘリコプターの羽は円だが、自転車の車輪は直線にしか見えない。
低い打点に関しては腕を車輪方向に回転させるイメージを持つと良い。
ただ上方向にミスりやすくなるので面作りに要注意。


巻きミス防止法-5【ボールを投げる練習】

投げると言っても手で投げるのではない、ガットの上にボールを乗せ、そのまま打球するスイングで投げるのだ。
インサイドアウトのできてない選手は、おもしろいように全てのボールがイン側に飛んでしまう。
自ずと自分が巻きミス病だということに気づく。
なんと言ってもこの練習が特効薬だ。



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2013年12月26日

練習の最終打は、決めて終わろう

39この意識がない限り、練習の終わりは常にミスで終わる。

ところが、ちまたのコートでは、ミスで練習を終えている人がほとんどだ。

二人で練習していて、決めて終わるには、人の居ないところにボールを打つ突拍子もないことに感じてしまうため、そうなって当然かも知れない。
日本人特有の「相手に悪い」という意識が働いてしまうのもあるだろう。ボールを拾いに行くのが面倒という愚かな人もいるだろう。

当然のことながら、最後に打ったショットのイメージは強く印象に残ってしまう。

最終打を決めて気持ちよく終われば、脳内によいイメージを残して固定することができる。

そこで、今日からは練習直前に、

 『ミスで終わらないように、最終打は居ない所に決めて終わろうね!』

と、一声かけるだけでOK。
コンセンサスが取れていれば、「相手に悪い」は存在し得ない。
スマホがあれば、この記事を見せるのも一手(笑)

練習の最終打というのは休憩に入る直前という意味ではない。
練習の区切り区切り、つまりワン・ボールの終わりという意味だ。
もちろん休憩前の最終打は最も強く印象に残るので、最も気持ちよく終えよう。
区切りの過半数は決めて終わりたいものだ。

隣のコートが試合中など、どうしても打てないときは、ドロップショット、ドロップボレーで終えよう。
打球せずにガット面でボールをキャッチして終わるのも球道のイメージが残って良い。

考えると二人で練習して、相手の居ないところに打つ練習の量が如何に少ないことか...
来たボールを、来た方向に打ってばっかり...
言い換えれば、試合で最も重要な角度をつけて打つ練習が不足なのだ。

ところで、最終打を打てるのはどちらか一人。
すすんで決め安いボールを出し、相手に決めさせてあげる方の人を

『おとな』

と呼ぶ。こんな人は大抵テニスの実力も上。




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2013年06月17日

プロネーション強化

IGNIOアルペンで売っていたこのボール、ゴムボールの中に砂状のおもりが入っています。
表面が肌に張りついてくれるため、意外な使用法が可能でした。

掌いっぱいに掴んだまま腕の内側にくっつけ、そのまま腕の左右からボールが落ちる方向に傾けると、サーブを打つプロネーションのインナーマッスルをストレッチできます。

両手で持って素振りの動作をすれば、手打ちが直ります。

もちろん単純な筋トレにも使えます。

デスクワーク中も頭の真上で腕を伸ばし、上体を後に傾けていくと気持ちよい負荷がかかり気分転換できます。

もちろん単純な筋トレにも使えます。

これはお勧めします。
→Amazon




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2013年04月04日

フィニッシュでふらついたら減点なんだよ

10体操選手が鉄棒競技のフィニッシュで、華麗にムーンサルトを決め、完璧に着地、、、と思った直後、足が一っ歩わずかにステップアウト。もちろん減点。

フィギュアスケートでトリプルアクセルを華麗に決め、完璧に着地、、、と思った直後、バランスを崩しぐらついてしまった。もちろん出来映え点(GOE)から減点。

テニスで華麗にスライス・サーブを打ち、完璧に着地、、、と思った直後、足が一っ歩わずかにステップアウトしてしまっても、バランスを崩しぐらついてしまっても誰も減点のジャッジをしてくれない。
試合終了時に敗退という形でジャッジされるだけなのだ。

テニスにおいても実は一打一打にフィニッシュがあり、その一打一打に出来映え点が存在するのだ。

ところが練習中それをジャッジしてくれる人はいない。自分でジャッジするか、コーチやパートナーに頼んでジャッジしてもらう必要があるのだ。ビデオ撮影して自己採点するのも良いだろう。
ストロークにおいても、ボレーにおいても、ドロップショットにおいても全てだ。

「完璧に打ててるんだからバランス崩したっていいじゃん!」
というあまのじゃくがいるだろうが、
『完璧に打ててないからバランスを崩す』
のだ。それにそのオフバランスのせいでコートリカバリーも遅れるのだ。


◆アマチュアプレイヤーの打球にはフィニッシュがない

アマチュアプレイヤーにおいては、バランスを崩そうが、ステップアウトしようが、全く意に介していないことが問題なのだ。
プロは踏み込んで打てるボールでバランスを崩すことはまずあり得ないが、アマチュアプレイヤーは平気でステップアウトしてしまうのだ。
自分なりにテニス用GOEを作って、今のフィニッシュの出来映えは加点がもらえるのか減点なのかを1打1打採点する機会が必要なのである。

さて、アマチュアプレイヤーはなぜバランスを崩すのか、それは、
『最後の一歩がまちがった場所を踏んでいる』
これにつきる!

球道を予想し、ここを踏めば絶対バランスを崩さないという場所を
『狙って踏む』
ことが重要なのである。

左手でガットを触った状態で、球道にラケットの輪を通すのが最も簡単かつ最善の方法である。


◆美しいスナップ写真を作ろう

34


例えば練習中のフェデラーのバックハンドストローク、フィニッシュをコマ送りしていくと、かっこよくて美しい1枚のスナップ写真が出来る。フェデラーのこの1コマを真似するだけでもテニスは上達する。

さて、あなたのストロークをコマ送りして、美しい1コマはありますか?

サーブの直前の『トロフィー・ポーズ』、これも真似するだけでかなりサーブの改善が期待できる。

IMG_1361






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2013年03月27日

ダブルスにおける前衛の動き

IMG_1423ダブルスの勝敗は、前衛の動きにかかっていると言っても過言ではない。
サーブの得意な人が先にサーブをすると考えがちだが、前衛の動きがよい選手があとにサーブする方が得策である。
ダブルスにおける前衛の動きの種類をざっとあげると、

・動かない
・ポーチに出る
・ポーチに出るフェイクを入れて、サイドに出る
・ポーチに出るフェイクを入れて、動かない
・サイドに出るフェイクを入れて、ポーチに出る
・サイドを大きく開けて、ポーチに出る
・サイドを大きく開けて、サイドに出る
・サイドを大きく開けて、動かない
・サイドを完全にクローズして、ポーチに出る
・サイドを完全にクローズして、動くフェイクを入れて、動かない
・サイドを完全にクローズして、フェイクを入れて、ポーチに出る
・センターフォーメーションから、右に動く
・センターフォーメーションから、左に動く
・センターフォーメーションから、動かない
・センターフォーメーションから、右に動くフェイクを入れて、左に動く
・センターフォーメーションから、右に動くフェイクを入れて、右に動く
・センターフォーメーションから、右に動くフェイクを入れて、動かない
・センターフォーメーションから、左に動くフェイクを入れて、左に動く
・センターフォーメーションから、左に動くフェイクを入れて、右に動く
・センターフォーメーションから、左に動くフェイクを入れて、動かない

あげるときりがない。
選択肢を抜粋すれば、組み合わせれば山のようにあり、敵は読みを絞りにくくなる。

【選択肢】
ポーチに、出る・出ない          選択肢=2
立ち位置:定位置・左め・右め       選択肢=3
立ち位置:定位置・前め・後め       選択肢=3
センターフォーメーションを、使用・不使用 選択肢=2
フェイクを、使用・不使用         選択肢=2
フェイクをダブルで、使用・不使用     選択肢=2
フェイクのタイミングを、早め・遅め    選択肢=2
ベースラインに下がる。使用・不使用    選択肢=2

ざっと組み合わせ計算すると
2*3*3*2*2*2*2*2 = 576通り
になる。
ところが状況によって、身方のサーブがあまいとポーチに出れないとか、ベースラインに下がった時フェイクはほとんど役に立たないなど、選択肢は少なくなってしまう。
逆から見れば、選択肢が少なくならないような状況になるよう、常々心がけることが重要になってくる。
センターフォーメーション(I-フォーメーション)を使用すると選択肢が多くなるのは明らかなのだが、使用する人が少ないのが現実だ。敵はセンターフォーメーションの対処に慣れていないので、それだけでも使うメリットがある。
センターフォーメーションを左右に平行移動するとオーストラリアン・フォーメーションになり、また選択肢が増える。

選択肢がたくさんあるのに何もせずに突っ立っている人が非常に多いのも現実だ。
そんな人は自分の得意な動きをまず1つ作ろう!
そしてその動きでポイントを獲る快感を経験し、動きの数を増やしていこう。

自分から相手の前衛を見たとき、
・良く動く前衛
・ほとんど動かない前衛
どちらが嫌ですか?
後者が嫌という人はいないだろう。
テニスにおいては、
「人にやられて嫌なことを自分から先にやる」
これが重要!
煩わしいハエのように相手に嫌がらせしよう。

そして実生活では、
「人にやられて嬉しいことを自分から先にやる」
これがボランティア精神...(笑)




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2013年02月14日

振動止めにまつわる誤解

振動止め振動止めというネーミングから、これをラケットの振動を止めて腕への衝撃をやわらげるものと勘違いしている人が非常に多い。

着いている場所をよく見てください。振動止めが着いているのはガットです。
ガットの振動を止めているだけなのです。

ガットはギターに例えると弦に当たります。弦は音を出す音源、つまり振動止めとは

音消し = ミュート


なのです。音も空気の振動なのでネーミングに誤りはありませんが、正確には空気の振動止めと言うことになります(笑)

冷静に考えれば、たかが3gのゴムの固まりがラケットの衝撃を止められるわけがありません。
グリップのそばに300gの鉛を着ければしっかり衝撃を止めてくれることでしょう(笑)

ここまで読んで、「なんだ無駄のものを着けていたものだ」と思ってしまうかも知れませんが、全くそんなことはありません。
テニスにおいて「音」というのは非常に重要なファクターで、音のニュアンスによって脳で感じる打感が全く変わってきます。
練習中、耳栓をしてラリーしてみてください。いきなり調子を崩すはずです。

ギターではミュートの方法によって音のニュアンスが全く変わってきます。主に音が消えるまでの時間の長短を右掌でコントロールしてバリエーションを与えます。
テニスにおいてもいろんな振動止めがあるのは、それぞれに音のニュアンスがあり、自分にあった音のする振動止めを選ぶべきなのです。
つまり自分が打感のよいと感じる音を見つけるのです。

当然のことながら音の良し悪しはガットの銘柄によっても変わってきます。あなたが打感がよいと思っているガットは実は「良い音を出すガット」なのかも知れません。

音楽的に音の長さは長いほど音価(音としての存在価)が高くなります。
音質は音価が高いほど判別しやすいのは当然のことです。
と言うことはテニスにおいては音価を低くしてやれば、相手に球質がばれにくくなります。

微力ながら振動止めは着けた方が勝負には有利と言うことになります。

余談ですが、シャラポワが打球時に発する声が他の選手から非難されるのは、その打球音を声でかき消して球質を判断しづらくしていることに起因します。現時点のルールで禁止されていない以上、シャラポワにとって上手な手法と呼べるかも知れませんが..




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2012年12月05日

テニスに不利な「一球入魂」

CIMG2997また今回も日本人のテニスに不利な性格について書こう。

日本人は「一球入魂」という言葉が大好きだ。
この言葉のイメージとして、

「一球たりとも魂のこもらないためを打ってはならぬ!」

のような感じを持っていないだろうか?
だとしたら、テニスのシングルスで世界No1になるのは不可能だ。
1打に魂を込めるのは重要なことだが、人間は全ての打球に込めるほど多くの魂を持ち合わせていない。

 魂=集中力
と考えれば理解しやすい。

無理をして獲った一ポンイントのせいで集中力を消耗し、そのあと2ポイント失っては獲った意味がないだ。
ましてやそのポイントすら獲れなければ最悪だ。もともと獲れない確率の方が高い球に魂を込めるのは勝つためには魂の浪費なのだ。


◎「一球入魂」を使う機会を見極めるテクニックが重要

試合開始前、
「ベスト・オブ・3セットマッチ」
が宣言されるが、このベストとは、はたして全てのボールに食らいついていくことだろうか?
そう勘違いしてしまう日本人が多いが、そうではない。
これは、勝つためにベストなプレーをすると理解しなければならない。

重要なのは、
『魂を込めるべき球をチョイスするテクニックを身につける』
ことなのだ。



また日本人の好きな言葉に、

「勝ち負けより試合の内容のほうが大事」

などというものがある。こんなばかげた考え方はない。「勝ち負けが一番大事だが内容も大事」というならまだ理解できる。

『内容より勝ち負けの方が大事!』

という精神がなければ絶対世界No.1にはなれない。
かっこよく負けるより、みっともなく勝つ方が数万倍価値がある。
ブラッド・ギルバートの提唱する「ウイニング・アグリー」はすばらしい考え方だ。
もちろんかっこよく勝てるに越したことはないが(笑)




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2012年09月08日

ピョンピョン打法はやめよう

ピョンピョン跳びながら打球するのは、もうやめよう。

IMG_233590年代までは、プロの世界でも普通に行われていたが、かつてヒューイットがしっかり地に足をつけた打法でNo.1を獲得して以来、それを行う選手はすっかり影を潜めた。
プロの世界でもテニスは日に日に進歩しているのだ。

跳びながら打ってもスイング軌道を少し上方に傾ける効果しかない

冷静にラケットの動きだけにフォーカスして横から見てみれば、跳びながらスイングしたラケットの動きは、単に軌道を少し上方に上げただけである。
もし上方向のスイングが欲しいだけなら、しっかり地に足をつけて打球した方が、視線のぶれも少ないし、ジャンプするための無駄な体力も省略できる。最近試合中に痙攣を起こす選手が少なくなったのも、ピョンピョン跳ばなくなったせいであろう。

さてここで上方へのスイングが本当に必要なのであろうか?
上方へのスイング軌道は、ボールに滞空時間を作り体制を立て直す効果があるが、もはや攻撃力を出すことは不可能である。つまり守り一辺倒のプレーになってしまうのだ。
地に足をつけて打てば、差し込まれているにもかかわらず、スイング軌道次第で攻撃に転じる可能性を残しているのである。

やはり本能への抗いが必要

どうやら深いボールを下がらされたとき無意識に飛び上がってしまうのが人間の本能のようだ。以前書いたが「テニス上達は本能への抗い」が必要だ。なので意識して跳ぶのを我慢しよう。


ジャンプが有効なショットもある

ジャンプする打法でも、高い打点において体重の載ったショットを打つためのジャックナイフは全く別物である。エアKといえば理解できる人もいるだろう。ジャンプしながらではなく、ジャンプしてから打球だ。
エアK=エア地面(仮想地面) と言い換えられる。高いところに仮想の地面を作って、その仮想地面にしっかり足をつけて打っているわけだ。

もう一つ有効なのが、上方へのジャンプではなく打球方向へのジャンプだ。
相手からの浅いボールを前進しながら打球してネットに積めるときに使用する。
打球方向の地面すれすれを靴が這うようにジャンプする力は、スイング軌道を変えるのではなく、ボールに体重を載せるために使用されているので非常に有効である。
スイングの際、決して頭が地面から浮き上がらないよう注意しよう。




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2012年04月06日

予言/ノーバウンドで打つ選手が世界を制す

CIMG0355ノーバウンドで打つ選手と言ってもサービスアンドボレーヤのことではない。ベースラインの直前で打つストロークボレーのことだ。

現在のテニスでは、ベースラインにいる選手はワンバウンドで打つことが常識となっている。私から言わせてもらえば、それは間違った常識だ。正確に言うとポリエステルガットの登場以降、それは間違った常識だ。
言い方を変えると、ポリエステルガットの登場によってストロークボレーがコントロール可能になったのに、みなそれに気づいていないのである。
その証拠に有明のジャパンオープンでプロの練習風景を見ていると、深くて浮いたボールをノーバウンドで打つ練習をしている選手は皆無であった。
現在ノーバウンドでプレーできないのは、その練習を全くしていないからなのだ。
スキージャンプ競技で言えば、今のプロ選手達は、いまだにスキー板を2枚揃えて飛んでいるのだ。早くV字にした方が飛距離が出ることに気がついて欲しいものだ。
「ベースラインではワンバウンド」
という固定概念を早く捨てて欲しい。テニスのルールはワンバウンドまたはノーバウンドなのだ。

具体的なテクニックとして重要なのはラケットの面作りである。
通常のグラウンドストロークのように、面を打球方向に向いていない状態から振りだしたのではコントロールは難しい。というよりノーバウンドの場合テイクバックは不要なのだ。
テイクバックはインパクトを強くするためにとるものであるが、ノーバウンドの場合もともとインパクトが強いため、テイクバックはコントロール力をロスするための無駄な力になってしまうのである。
面を打球方向に向けてセットするのが得策だ。

そこで必要になるのが絶妙な面作りなのである。パワーは既に充分与えられているので、ちょっとした面の狂いがオフコントロールの原因になる。
そのために使う最も重要なテクニックが、左手の指でガットを触る「触面」である。触面は驚くほど絶妙な面コントロールを可能にする。

一つ注意してもらいたいのは、ワンバウンドとノーバウンドの打点での垂直方向のボールの動きである。ライジング主体の現在のグランドストロークではインパクトの瞬間ボールは上昇方向に動いているのに対し、ノーバウンドのボールは全て下降方向に動いているのだ。
浮いたスライスボールなどは下向き面で打球するとほとんどネットにかかる。
従って現在世界を制しているジョコビッチのようなコンスタントな下向き面では、ノーバウンド打法は無理で、『絶妙な上向き面』が必要なのである。
上向き面の厚い打法も使えているマレーの方がノーバウンド打法の習得は早いはずだ。

これからの若者に言いたい。
深くて浮いたボールは、下がらず、ベースラインの中にぐぐっと入ってノーバウンドで打球しよう。まだトッププロもやっていない最新テニスだ。ただしポリエステルガットは必携。
練習量をとことん増やし、普通の人には浮き球に見えないようなボールを浮き球と見なせるようになることが勝利への鍵だ。

私は予言する。深くて浮いたボールをノーバウンドで打球し始めた選手が世界を制することであろう。
フェデラー復活の鍵にもなる。




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2012年01月17日

プロの触面

以前こちらの記事で記載しましたが、触面とは、打球前に左手の指で面の向きを確認する行為のことを言います。
これを行うだけで面コントロール力は格段にアップします。
今回ATPのトップ20の選手がいかに触面しているか調査してみました。

直接ガットに触れる選手、フレームに触れる選手、スロートに触れる選手がいますが、上の選手ほど仕事きっちり職人タイプといった傾向があると感じます。

不使用の2名は、やはりプレーに雑さを感じます。

これから上を目指すアマチュアプレーヤーには、ガットに触れて欲しいと思います。
ちなみに錦織選手に関しては、私の知る限り最も極端にガットを触っています。

5 Ferrer, David (ESP) 1.ガットshokumenChart
8 Fish, Mardy (USA) 1.ガット
10 Almagro, Nicolas (ESP) 1.ガット
12 Simon, Gilles (FRA) 1.ガット
13 Soderling, Robin (SWE) 1.ガット
14 Roddick, Andy (USA) 1.ガット
19 Gasquet, Richard (FRA) 1.ガット
4 Murray, Andy (GBR) 2.フレーム
16 Monfils, Gael (FRA) 2.フレーム
20 Lopez, Feliciano (ESP) 2.フレーム
1 Djokovic, Novak (SRB) 3.スロート
2 Nadal, Rafael (ESP) 3.スロート
3 Federer, Roger (SUI) 3.スロート
7 Berdych, Tomas (CZE) 3.スロート
9 Tipsarevic, Janko (SRB) 3.スロート
11 Del Potro, Juan Martin (ARG) 3.スロート
17 Wawrinka, Stanislas (SUI) 3.スロート
18 Isner, John (USA) 3.スロート
6 Tsonga, Jo-Wilfried (FRA) 4.不使用
15 Dolgopolov, Alexandr (UKR) 4.不使用

shokumen



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2010年10月20日

ポジティブ思考でボールを待つ

Suzukiあなたは街で、見通しのきかない交差点にさしかかるとき、
「左右から車が飛び込んで来ないかなー?」
と考えながら交差点を横断していませんか?

これでは運転も非常に神経を使い疲れます。これがネガティブ思考なのです。
不安な気持ちで交差点に進入することになるのです。

「来ないかなー?」の「ない」がネガティブ思考なのです。
実際に車が来た場合、
「やっぱり来てるよー!」
と損した気分になり、車が来ていなければ、
「な〜んだ来てないじゃない!」
とやっぱり損した気分になます。

これをポジティブ思考に切り替える場合、
「来ないかなー?」を「来る」
に切り替えればよいのです。
具体的には、最も危なそうな車が走り込んでくることを映像としてイメージするのです。
すると、自分の速度は自動的にその車にぶつからない安全な速度に調整され、楽な気持ちで交差点に進入できます。
実際に車が来た場合、
「ほら、予想通り車が来てる!」
と誉れな気分になり、
車が来ていなければ、
「やった、車来てないじゃん!」
と得した気分になます。運転も疲れず楽しくなります。
(実際には右側から速度超過のバイクが来るところをイメージするとよいです)

これをテニスにもそのまま応用するわけです。
例えば、アプローチでネットダッシュし、相手のパスを待つとき、
「どこにパッシングが来るかなー?」
と不安な気持ちでボレーを待っては、結果よいボレーはできません。ボレーの形が想定されていないからです。
この場合、自分が打ったアプローチの状態から判断して、最も来そうなコースを1つに絞り、映像化してボレーを待つのです。

ここで、ネットプレーヤーになれない選手に共通の考え方は、
「それでは、逆サイドに打たれたら終わりだ」
です。
そんなことはないのです。

イメージの逆サイドにボールが来たときと、左右両方待ったときの反応速度はほとんど変わりません。(アンチシペートして早めに出れば、もちろん遅れます)
つまり、片方に明確なイメージがある分だけ得しているのです。そして経験を積むごとにその正解率が高まっていきます。ましてや4割不正解しても勝ちなのです。つまり未経験者の正解率が5割ですから、経験によって1割上げられれば勝ちなのです。

イメージの選択肢にロブが入るようになったら、経験を積んだ証です。

ボールのイメージは以前も書きましたが、半透明の黄色いホースです。













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2010年05月03日

公園でボレーの練習

fd3258c0.jpgグランド・ストロークはテニスコートがないとなかなか練習は難しいですが、ボレーの場合、楽しみながらできるとても効果的な練習法があります。

3〜6人が適正人数です。

必要な道具は、人数分のラケットとボール1個です。ネットはいりません。

3人の場合、正3角形の位置に立ちます。距離は最近距離から始めます。

Max数字をとりあえず「5」に決めます。

まずボールを持った人は、時計回りに隣の人の打ちやすい場所狙って、「いーち」と叫びながら、小ロブで球出しします。

ボールをもらった人は「にー」と叫びながら、そのまま時計回りに別の隣の人へ、また打ちやすい場所狙ってボールを回します。

そのまま回し続けて、Max数字「5」の人の番になったら、その人は「ごー」と叫びながら、回転を反転して反時計回りに返球します。

そのボールを受けた人はカウント「1」に戻ります。

再びカウントアップしながら反時計回りでボールを回します。
ところがここからMax数字は「4」になります。「4」を叫んだ人が反転させます。
このままMax数字をカウントダウンし、
「3」で反転、
「2」で反転し、
「1」を反転させたら達成です。

達成できたら、Max数字を「6」に上げるか、距離を広げるか、小ロブを普通のボレーに切り替えるかしてレベルアップしていきましょう。

言葉で書くと簡単そうに聞こえますが、初めてやる場合、「5」を達成するのはかなり難しいです。
2人でボレーボレーをする場合は、ボールが来た方向に返球しますが、3人の場合、60度角度をつけてコントロールしなくてはなりません。

ボールだけに集中していると、カウントダウンするタイミングを逃してしまいます。
その上そのタイミングはどんどん短くなっていきます。
状況判断力がつき、かなりの脳トレになります。

相手の打ちやすい場所とは、時計回りの場合、隣の人の向かって右側です。視野でそこを見ながら視線は打点を見たまま打ちます。

かなり盛り上がりますので、ピクニックのアトラクションにもなります。




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2009年11月22日

ボールから目を離せ!

48fb1bf8.jpgテニススクールのコーチはよくこう言います。

「ボールから目を離すな!」
と..

ところがテニスにおいて、これは明らかに誤ったコーチングです。

子供の頃、野球のキャッチボールで「ボールから目を離すな!」は正しいコーチングですが、野球においてもテニスにおいても、ことヒッティングに関してはこのアドバイスは不適切です。

サインはV」関連の記事を読んでいただければ分かりますが、インパクトの瞬間、視線を停めないと、正しいボールイメージを認知することができません。

目を離すなと言うことは、飛んでいるボールを目で追い続けろということですから、「視線を停めるな!」と言っているのと同じことですので、明らかな間違いだと分かってもらえるでしょう。
視線を停めない限り、ボールイメージのサインである「V」マークは見ることができません。

つまり、インパクトの瞬間に限っては
「ボールから目を離せ!」
が正しいのです。

コーチングとしては、
「インパクトの絵から目を離すな!」
といえばよいかも知れません。


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2009年06月11日

5クラス理論

d98e3955.jpgあなたは相手に、チャンスボールを上手に上げられますか?

「え、なんで相手にチャンスボールを上手くあげなきゃいけないのー?」

なんて思った人は、5分の1のポイントを放棄しています。

試合中に自分が打つボールの種類は、そのレベルで5つに分類できます。

Aクラス...エースを取る・ショット
Bクラス...アドバンテージを取る・ショット
     (カウントのアドバンテージではなく、優位の意)
Cクラス...つなぎ・ショット
Dクラス...アドバンテージを与える・ショット
Eクラス...チャンスボールを与える・ショット

もらったボールの難易度に応じて、通常それを返球できる確率が90%以上になるショットをチョイスしなければなりません。

Eクラスのはずなのに、エースを決められるのがしゃくだから、何クラスも上のショットをチョイスしてしまっては、結局勝つ確率は下がってしまうのです。
1球前に打ったショットが悪いから、相手によいショットを打たれてしまったわけで、打たれてしまったのはもうしょうがないのです。
今大切なことは「ベスト・チョイス」というプレーをすることなのです。

チョイスすべきショットの1クラス上を選ぶと確率は20%下がると仮定すると、ゲームメイクがうまくいきます。

例えば、今もらったショットが相手の会心のショットで、Eクラスをチョイスしたときに90%の確率で返球できるとします。
すると、1クラス上を選ぶと70%の確率で、勝負としてはまだ選ぶ価値のあるチョイスです。
ここ1番勝負をかけたいときに1クラス上をチョイスしましょう。

ところが、2クラス上を選ぶと50%となってしまい、ジャンケンで勝敗を決めるのと同じこと。通常はチョイスできませんが、40-0の時などスコアにアドバンテージがあるときにチョイスすることができます。

3クラス上を選ぶと30%、4クラス上は10%ですので、負けたいときにチョイスします(笑)

返球率90%以上のショットを選ぶことをノーマル・チョイスと呼び、
1クラス上を選ぶことをワンナップ・チョイスと名付けます。
通常はこの2つだけでゲームメイクします。
イマージェンシーで2アップ、3アップを使用することがあります。
このチョイスがノーマルかどうか自信がないときは1ダウンをチョイスしてよいですが、本来この「見積を低く設定すること」がノーマルチョイスです。「保険をかける」とも言います。

ノーマル・チョイスのみしか使用しないつまらない選手を「シコラー」と呼びます。
わけもわからず上のクラスばかり選んでしまう選手は「エース・オア・フォルト」、「ストレス解消テニス」などと呼ばれます。

ワンナップ・チョイスを繰り返しても90%以上の確率を保ってしまう精神状態を「ゾーンに入る」と言います。

的確にノーマル・チョイスしながら、どこでワンナップをチョイスするかがゲームメイクをする上で重要な鍵となってきます。

さあ、ここではまだそれを返球したあと、相手がポイントを取る確率をかみしていません。
例えば、90%のEクラスをチョイスしてロブを上げたあと、相手がスマッシュを決める確率が95%だとすると勝つ確率は、
0.9×0.05=0.045 で4.5%ということになります。
それはやめて、もし無理をしてエースを狙ったときの返球率が10%で、決定率が90%だとすると、勝つ確率は
0.1×0.9=0.09 で9%ということになりこちらの方が、ベター・チョイスになります。

10%の確率でエースを取る自信のあるボールを、やめてロブを上げるなら、相手が10%以上ミスるようなクオリティーが必要です。
冒頭の質問「チャンスボールを上手に上げる」必要があるのです。

しかしながらこのようなことをラリー中に考えるのは不可能ですよね。
このようなことは日頃の経験で、1ポイントが終了したあとに分析し、その情景を「絵」として脳に蓄積し、その絵をトリガーにしてラリー中同様な絵に出くわしたとき、その引き金を引けばよいわけです。

トリガーに出くわすまでは、上記の5-クラスだけをかみすればよいでしょう。
そして相手には、チョイスした対極のクラスが与えられると見てよいでしょう。
Eクラスをチョイスしたら、相手にはAクラスが与えられ、
Bクラスをチョイスしたら、相手にはDクラスが与えられ、
Cクラスをチョイスしたら、イーブンです。

逆から見ると、AをもらったらE、DをもらったらBで対処します。

本能はどうしてもA,Bクラスを打ちたがりますので、D,Eクラスを上手に使用できる人は、「大人のテニス」と言って良いでしょう。

何クラスかの判断は、あくまで自分目線で、客観的なものではありません。
フェデラーやサンプラスの全盛期のテニスを見ていると、客観的には明らかにEクラスをチョイスすべきボールなのに、彼らはAクラスをチョイスしてしまいます。
ということは対極的に、トーナメント初級者は、客観的にはCクラスに見えても、Dクラスをチョイスする勇気が必要です。

ポジティブに考えると、相手に先に1クラスアップされないよう、自分から先に1クラスアップすることを常に心がけましょう。それがテニスで大切なボランティア精神です。
相手をクラスダウンさせるための試みも、クラスアップと言って良いでしょう。

テニスの階段は、跳び越さず、1段ずつ登りましょう!



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2009年03月24日

APA打法理論

164662ff.jpgあなたは、ストロークを打った直後、そのボールの飛んでいる方向に面を向けたままにできますか?

硬式テニスのショットを大きく二分すると、
・振り抜くショットと
・面を合わせるショット
になります。
ここでは前者を
・Accelショット
後者を
・Punchショット
と呼びます。

Punchショットを打てる人は冒頭の質問にYesで答えられるはずです。
ところが、アマチュアプレーヤーにおいてはPunchショットをきれいに使用できている人は非常に少ないのが現状です。それはPunchショットの存在について論じられる機会がないからだと思われます。その存在を認識するだけで、あなたのボールコントロールは格段にアップしますので、この機会に意識改革をお勧めします。
なぜなら、コントロールを必要とする全てのショットにPunchショットが含まれているからです。ストローク、サーブ、ボレー全てです。つまりAccelショットにはPunchショットがサンドイッチされているのです。
このことを
Accel+Punch+Accel
で「APA(アパ)打法」と名付けます。

164662ff.jpgAccel区間においてはラケットヘッドは遠心運動をし高速なスイングを生み出しますが、打点をずらすごとに面の向きは常に違う方向を向くため、この区間に打点を置いてはいけません。

Punch区間において、ラケットヘッドとグリップが等速運動をして、打点がどこにずれても面の向きは打球方向に向いています。この区間で打球することにより正確なボールコントロールが生まれます。どこを切っても金太郎飴状態です。

Punch区間を長く取れば取るほど、ボールコントロールは正確になりますが、その分加速区間が短くなるためスイングスピードは遅くなります。
シチュエーションに応じてそれを使い分けます。
そのためにAPA打法のバリエーションとして、
・AP打法
・PA打法
・P打法
が使用できます。
AA打法=素人ショット、と考えましょう。

◆AP打法
Accelから始まり、Punchで終わるショット。面の合っていない状態から加速し、面を合わせて終わります。一般的なスライスストロークがこの打法でが、トップスピンでもコントロールがシビアな時に使用します。使いこなせている人は少ないです。ナダルは神業的に使用しています。
冒頭の質問にYesで答えた人は完璧なスライスが打てます。Noで答えた人が打つスライスは偽物です。まずは無回転に近いスライスを打てるようにしましょう。
スイングスピードよりもガットの反発力が重要です。ボールを擦ってしまっては台無しです。
面を打球方向に向けたままにするわけですから、腰を横向きに保つキャリオカステップは必携です。

◆PA打法
Punchから始まり、Accelで終わるショット。面を合わせた状態から加速し、面をくずして終わります。ファーストサーブのリーターンなど球威の強いボールに攻撃的に対処するときに有効な打法です。
史上最強のリターナーといわれたアンドレ・アガシのリターンが正にこの打法です。面の向きを、ボールを飛ばしたい方向に向けた状態から体幹の力で一気に加速します。
APAは使用せずに普段のストロークからこの打法を使用するのも練習量の少ないアマチュアプレーヤーには得策といえるでしょう。TTN練習会でもそれを奨励しています。伊達公子のストロークもそれに近い打法です。

◆P打法
Punchのみを使用する打法です。ボレー=P打法と言って良いでしょう。グリップでパンチするように打球します。パンチというと強く握るようなイメージがわきますが、手のひらの動きが直線パンチになるだけで決して強い握力は使用しません。
ベースライン際に打たれた強打をショートバウンドで返球するときも使用します。
スマッシュの返球にも有効です。
AP打法同様、Pで終わる打法にキャリオカステップは必携です。

◆(AA打法)
Punch区間の存在しない、素人の陥る悪いショットです。
打った本人もどこに飛ぶかわからないため、打たれた相手もそれを読めないというメリットはあります(笑!)。その昔、ボリス・ベッカーは格下の選手と対戦すると、チャンスボールでわざと振り遅れ気味にAA打法を使用し、どこに飛ぶかわからないボールでポイントを取っていました。しかし我々は決して真似するべきではありません。

Punchショットの練習法としては、ラケットを短く持ち、グリップの余った部分でボールを打ってみてください。ボールの芯も見えてきます。
パンチング区間を作るには肩、肘、手首の関節の柔らかさが重要です。グリップの線を直線にするには、関節の角度は変化し続けなければなりません。

まずはパンチングだけでボレーを打てるようにし、パンチングに対する認識をアップさせ、やがて全てのショットにパンチングを入れられるようにしましょう。
とくにサーブにパンチングが入っている選手が非常に少ないです。

パンチングというプレーを教えてくれないテニススクールがほとんどですので、この機会にパンチングを習得してください。


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2009年02月17日

サンクコストの呪縛

48fb1bf8.jpg先日NHKの「出社が楽しい経済学」という番組で「サンクコストの呪縛」について放送されていました。
番組から引用すると、
↓↓↓
サンクコスト(Sunk Cost)とは、一度投資したが、もう二度と返ってこない費用のこと。
このサンクコストに縛られ合理的な判断を見失うことが個人や企業の活動ではよく見られる。貢ぎ続けた彼女への投資は明らかなサンクコスト。そこに愛がないのならキッパリと清算し新たな出会いを求めた方が合理的。
 さらに高級焼肉店の入会金もまたサンクコスト。元をとろうと無理に焼肉を食べ続けるのは愚の骨頂。体を壊して余計な医療費を払ったりしてしまうかもしれない。
//

アマチュアのテニスにおいても、この「サンクコストの呪縛」に囚われて無駄にポイントを失っているシーンをよく見かけます。
例えば、
自分の打った会心のショットが相手コートのコーナーをとらえ、相手はまんまとコートの外に追いやられてしまった。しめしめ、これで後は浮いたボールをオープンコートに決めて終わり、もう私のポイントだ。
と思ったのもつかの間、相手はバランスを崩されながらも見事に面を合わせ、自分コートのコーナーに切り返してきた。

さー、このとき「サンクコストの呪縛」に囚われてしまう人は、
「今、あんなすばらしいショットを打ったのだから、このポイントは私に来て当然だ、ストレートに打って決めてやるー!」
などと考え、無理して打ったストレートは案の定サイドアウト。ポイントはあっけなく相手に行ってしまうのです。

はじめに打った自分の会心のショットはそれがどんなにすばらしいショットだったにしても、切り返されてしまった時点でそのショットは明らかな「サンクコスト」なのです。

かしこいプレーヤはこう考えます。
「あんなにすごい自分のショットを切り返してしまうなんてすばらしい選手だ。このショットは何とか五分に戻して、次のボールでまた会心のショットを打ってやる。自分ならもう一度打てるはずだ。」
これぞ、ポジティブ・シンキングです。



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2009年01月31日

テニス・アハ体験 =(サインはVの見つけ方)

48fb1bf8.jpgサインはV」の記事を読んでも、インパクトのイメージ画像である「V」を見つけられない人のために、その方法を伝授したいと思います。

◆「テニス・アハ体験」をする

アハ体験」をご存じですか?
一見静止画に見える画像の一部だけが、刻々と変化しているのですが、人間の脳はそれをなかなか見つけることができません。
ところが、一度どこが変化しているのかわかってしまうと「何でこれがわからなかったの!」と驚愕するのです。

「サインはV」が見えない人は、まだテニスの「アハ体験」をしていないので「V」が見えないのです。
「テニス・アハ体験」後は、「何でこれが見えなかったの!?」と思えるくらいよく見えるはずです。

◆ボール追従モードと、景色固定モード

目の機能をカメラに例えて、その機能を「ボール追従モード」と、「景色固定モード」に切り替えます。

ボール・インパクトでは、「景色固定モード」を使用し、それ以外では「ボール追従モード」を使用してテニスをします。

「ボール追従モード」では視線はボールにフォーカスし、レンズ(黒目)は素早く動き、景色がぶれた絵で撮影されているはずですが、人間の脳は不要な情報であるぶれた景色は意識から自動削除してしまい、そのことには気づきません。

「景色固定モード」では視線は景色にフォーカスし、レンズ(黒目)は動きを止め、ボールがぶれて撮影されるはずです。そのぶれた映像が「V字」に見えるはずなのです。ところが「アハ未体験者」は、ぶれた映像「V」を脳が自動削除してしまうのです。

テニスの上達しないほとんどの人は、「ボール追従モード」だけを使用してテニスしています。

はやく「テニス・アハ体験」して、生まれ変わった脳でテニスしましょう。


◆はじめは「景色固定モード」を極端に長く

人間の動いている物を目で追う本能は強力で、どうしても動くボールを視線が追いかけてしまいます。
なので、まずはその本能に逆らえる脳を作らなくてはなりません。本能との戦いです。

そのためには、「景色固定モード」を極端に長くとる訓練をします。
自分の打った打球が、相手コートの地面に落ちる音がするまで、首を動かさずに「景色固定モード」を保てれば、あなたの勝ちです。
確実に本能に勝てるようになったら、徐々に時間を短くしていきましょう。

フォアハンドの場合、ゴルフのように、あごが左肩から右肩にバトンタッチされます。
打球後、あごを右肩に着けたままにすることを意識すれば、楽勝です。


◆はじめは「I字」から始めよう

はじめはガットから薄くて黄色い線が噴射される絵をイメージしてください。黄色の濃さは極力薄めてイメージしてください。
そしてその長さは、人によって異なりますので、いろいろ変えてみて、その長さの中心に視線を固定します。
「I字」が見つかれば、おのずと「V」も見えてきます。


◆煙が尾を引くボールをイメージ

ゴルフの始球式用ボールをご存じですか?
ご存じなくてもテニスボールから黄色い煙が出ているところを想像してください。
すると、そのボールの通った道には黄色い線が引かれているはずです。その線を脳の中になるべく長距離残す訓練をしてください。

はじめは、テレビの画像や、人の打っているボールで目を訓練し、煙が長時間、長距離残るイメージができたら、自分で打球してみましょう。

「テニスボールってどういう形?」
と聞かれて、「球」と答えなくなったらあなたのイメージは完璧です。

テニスボールの形とは球ではなく、

黄色いホース状の

放物線や、「V」なのです。



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2008年11月23日

テニス上達は本能への抗い

Dateテニスを上達させると言うことは、
本能的にやりたくなってしまうことを我慢し、本能に逆らった行動を身につけること、
と言っても過言ではありません。

テニスコートにおいて、抗うべき本能をピックアップしたいと思います。


●本能は動いてるボールを目で追いたくてしょうがない。
→ボールが通る黄色い線を見るべき。打点エリアでは視線を一瞬止め、黄色いVを見る。


●本能は速いボールを打ちたくてしょうがない。
→球速は目的ではなく、結果である。球速を目的にすると無駄な力みが生まれる。また、遅いボールほど狙った場所に落とせる場合が多い。


●本能はラケットをいっぱい引きたくてしょうがない。速いボールをもらうと、さらにいっぱい引いてしまう。
→受けているボールの難易度に応じて、難しいボールほどテイクバックは小さくし、返球率を一定にすべき。一番難しいボールはラケットを静止。


●本能は、ボールを追うとき、今あるボール向かってまっしぐら。
→そのボールを打ちやすい体の位置を目指して走るべき。フォアならボールより右側。バックならボールより左側。スマッシュならボールより後へ。


●本能はラケットを動かしたくてしょうがない。
→ボールが光、フェースが鏡だと思えば、止まったラケットで打球するテクニックが生まれる。


●ラケットを振る、という動作をするとき、本能はそれを握っている「手」をまず最初に動かしはじめる。
→足に近い体幹の太い部分から最初に動かし、最後に伝わってきた力で「手」を引っ張ると大きなパワーが手に伝達され、不要になった腕力を正確な面作りに使える。


●日本人の本能はボールを打ちに行った後、元の場所に戻りたがる。
→ボールを打ったら、そのボールを返球する相手が、打ちうるボールを守備する場所へ移動する。今どういうボールを打てば、直後の移動が楽か考えて打つ練習をすると良い。


●本能は身についているテクニックを捨てたくない。
→今持っているテクニックを捨てない限り新しいテクニックの入る余地はない。上達には捨てる勇気が必要。日本男子のトッププロに今一番必要。もし捨ててはいけないテクニックだったとしても、必要ならすぐに戻せます。


●本能は嫌いな相手は好きになれない。
→相手を好きにならない限り、その選手の打球は読みにくい。やな奴のいいところを見つけることもテニスのテクニック。その良いところを避ければ、勝利への近道。


●本能はミスをした後、言い訳を考えたくてしょうがない。
→ミスの後は言い訳をせず、この後どう対処すべきかを創造するべき。



元来、人間が野獣ではないのは、本能に逆らって生きている結果ですから、テニスを上達させると言うことは、より人間力をアップさせることとも言えます。
トッププロのほとんどがナイスガイであるのは、まさにその証です。

蛇足ですが、明石家さんまが大して練習もしてないのにテニスが上手いのは、「人間力」ってことでしょうか!?...(笑)



ソーホーストリンガー



  
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2008年11月14日

自分を誉める

AikoNakamura081114今日の自分がひどかったなら、決して自分を責めないでください。

今日の自分がひどかったなら、ただ、そのひどかった自分をしっかり記憶しておくだけにしましょう。

そして次に同じことをする機会が来たら、あのときの自分と比べてください。

そして進歩した今日の自分を誉めてあげましょう。

テニスにおいて、
「初心忘るべからず」
とはこのことです。





ソーホーストリンガー





  
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2008年11月07日

キャリオカステップ

IMG_2509学校じゃ教えられない!の具体例-2

●キャリオカステップ

これができない人はテニスが下手、といってもいいほど重要なステップです。
これを教えないスクールは生徒の上達を望んでいません。(スクールには悪意はありません。テニスを楽しんでもらいたいのです)
具体的には、人が横向きに走るとき、後ろ足を前足のかかと側に追い越すステップのことです。

何のために重要かと言えば、ラケット面の向きを打球方向に、より確実に向け続けることが可能になります。

さて、相手が打球しているとき、自分の腰は当然正面を向いていますね。
さー、このとき、ラケット面はどちらを向いていますか?
打球方向から一番遠い、真横を向いていますね。
正面向きの腰は、打球方向にラケット面を向けるには適さない腰だと言うことです。
よって、打球方向に的確な面を向けるには、「横向きの腰」が必要になってきます。
ところが、体幹の回転によって打球する場合、腰も回転します。これでは確実な面も一点しか作ることができません。
面の長期安定のためには、インパクトの瞬間、腰の回転を横向きのまま止めてやりたいのです。
そこで役立つのが、後ろ足のキャリオカステップなのです。
後ろ足を前足の後ろにキックすることによって、腰の回転を止めてやります。
ストロークの場合は、打球後すぐに、腰の向きを正面に戻しますが、ボレーやスライスでは、打球後もしばらく横向きをキープしましょう。

プロのストローク(クローズスタンス)は、動きが速いので分かり難いかも知れませんが、後ろ足が前足の後ろに確実にキックされてから、前を向いていることが確認できると思います。
広いスタンスが取れている場合は、後ろ足はあえて動かさず、スタンスをキープすることによって、腰の回転を抑えます。

プロのボレーやスライスでは、キャリオカステップが顕著に表れますので、テレビで是非確認してください。





ソーホーストリンガー




  
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2008年08月28日

蝕面 = 面の向きに対する意識

学校じゃ教えられない!の具体例-1

大事なことなのに、テニススクールではあまり教えてくれないことをピックアップしていきたいと思います。
もしあなたのスクールが、それを教えてくれているとしたら、上達目的には良いスクールだとご判断下さい。

●面の向きに対する意識

shokumen硬式テニスにおいて、最も重要なことは「面の向き」といっても過言ではありません。

どんなに高速なスイングも、どんなに素早いフットワークも、最後のインパクトで面の向きが間違っていては何の役にも立ちません。
逆の見方をすると、どんなに鈍いスイングでも、どんなに雑なフットワークでも、最後のインパクトで正確な面の向きを作れればそこそこ勝てます。
それほど重要なことにもかかわらず、テニススクールでそれが語られる機会はほとんどありません。

例えば、グランドストロークのインパクトの瞬間(低めの打点)、面はどの方向を向けると意識しますか?
ネット面と同じ真っ平らな向きですか? それではボールはよくつぶれません。

面はこれから打ちたいボールの頂上近辺に向けたとき、ボールは良くつぶれます。頭の中に黄色い放物線をイメージし、その頂上に面を向けます。

真っ平らな面より微妙に上向きになります。

ちなみに、ライジング・ショットにおいては打球時点でボールが上昇方向にボールが移動している分だけ面は下を向きます。ライジングが極端な場合、フラット面より下向き面になります。

ネット上1mがどのくらい微妙かと言えば、打点からネットまでの距離が12mだとすると、その角度は時計の秒針にして1秒にも満ちません。
フレーム横幅27cmのラケットフェースを約11mm回転させる量です。
グリップ3のグリップ表面を約1.5mm回転させる量です。

ところが人間はその微妙な違いを感じることのできるすごい生き物です。
ただ、右手の感覚だけでそれを感じるのは困難です。
それを感じる方法は簡単です。
「左手の指で面に触る」
それだけです。
それだけのことですが、それを教えているスクールはほとんどありません。

蝕面」とでも名付けましょう。

触ることによって、面の向きを考えて打球している、という意識づけが発生するというメリットも大きいようです。

注意点として、左指でガットを触っているとき、右手は完全脱力していなくてはいけません。左指の感じた面の感覚を、脱力した右手でキャッチするのです。右手のひらを毎回一度開くと良いです。

ところで、この面の微妙な角度をコントロールするためには、グリップが太いほどが有利なのは言うまでもありません。グリップをいっぱい回しても角度の変化が小さくて済むからです。

プロの世界で蝕面を行っている選手は、雑感で8割以上だと思いますが、はじめてTTNテニス練習会に訪れた選手がこれを行っているのは1割以下です。
弾道の安定しない参加者に蝕面を教えたとたん、ネット上1mの安定した弾道でラリーできるようになります。
プロの残りの2割は、右手だけでそれを感じることのできる天才プレーヤーか、蝕面すればもっと上手くなる選手のどちらかでしょう。

プロと全く同じプレーを誰でも簡単に真似できるのに、9割の人がそれを真似していないのは、非常にもったいない話です。

私が常々、軟式テニスは硬式テニスの害になると言っている理由は、軟式はこの微妙な面の感覚をなくしてしまうスポーツだからです。コンタクトタイムの長い軟式のボールは面の向きに関係なくスイングした方向に飛ぶ性質があります。




ソーホーストリンガー


  
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2008年05月30日

面白さを競う練習

IMG_2262ここではTTN練習会で行っているユニークな練習を紹介します。日本人プレーヤーに一番不足している、ユーモア、意外性、とっさのひらめき、遊び心を養う練習です。

コート1面を使用して打ち合うのは、普通のテニスと同じですが、競い合うのはポイントを獲得することではありません。なのでコートのどこに立っていてもよいのです。
競い合うのはこうです。もしこの打ち合いを大勢の観客が見ていたとして、より大きく観客を沸かせた方が勝ちです。

ということで、ルールとしては、
◎エースを取ったら負けです。
どこに立ってもよいのにエースを取ったら場がしらけます。今はやりのKYです。
瞬時に今のシチュエーションを理解し、状況判断力を身につけます。
対戦相手の弱点、得意なところを瞬時に見極められるのは、草トーで勝つための必須条件です。

◎エースに近くて相手がカバーできるボールほど点数が高いです。
懸命に追いかけてぎりぎりでカバーできたとき、観客は沸き上がります。
どこまでがエースになるか解るようになれば、試合で相手のコートカバー力を瞬時に見極める能力がつきます。

◎お客の予想もしない意外性のあるショットも点数が高いです。笑いを誘うショットも高得点です。

◎何でもない凡ミスは、かなりの減点プレーです。
これは普通の試合でも同じですね。ミスるときも観客が沸くようなミスになるようにしましょう。クリエイティブなプレーにトライしたとき、ミスってもうけが大きいはずです。


大まかなルールはこんな感じですが、けっこうアイデア次第でいろいろのプレーができます。

立ち位置によっても打てるショットが全く変わってきます。たとえば、ネットにさわれるような位置に立っている選手に対してエースを取らない面白いショット、といえば脳をフル回転しないとわいてきません。頭上を抜かれたらどの辺までカバーできるのか勉強にもなります。またこんな変なところに立ったら相手はどんな球を打ってくるか想像して立ち位置を決めてみましょう。自分の想像の範疇を超えていたら、拍手です。

ボールに回転を与えることも面白さに拍車をかけます。


具体的な面白いプレーをご紹介しましょう。

◆ネット際に相手と対角線上に立ち、アングル合戦をする。相手にもらったショットよりもよりネット際に落とします。
これは実際の試合においても、ドロップショットの対処法などに応用が利きます。コートを横向きに使う感覚はダブルスでも重要な感覚です。ダブルスの上手い選手はベースラインを横切るボールよりサイドラインを横切るボールをとても上手に使います。

◆高〜く上がった浅いスマッシュボールを大声を発しながら「やー!」と空振りします。そしてワンバウンドしたボールをひょいとドロップショットします。声が大きいほどバカ受けします。

◆また抜きショット、背面ボレー
単純にうけますが、習得には努力が必要です。

◆2度振りする。
このゲームはあまいボールがたくさん来ます。そのボールをただ返しても面白くありません。あまいボールになるほど奇抜なボールを作る余裕があるはずです。左に空振りして右に打ったりすれば、ドロップショットをフェイクして返球できるようになります。

◆ラケット側面で打球する。
かなりの難度です。

◆視線でフェイクする。
要は右を見て左へ打つこと、またその逆です。打つ瞬間はもちろん打点を見ます。実践ではボレーの時など非常に有効な手段ですが、こういう機会がないとなかなか練習できません。エースを取りやすいので、取らないようにご注意下さい。

◆思いっきりバックスピンをかけたロブをネット際に落とします。するとワンバウンドして自分のコートに戻ってきます。相手もネットの上にかぶさりながら返球できれば、両者とも高得点です。

◆ルールをやぶる
普通のポイントと違い、うければ何でもありです。

相手コートに究極に高いロブを打上げ、それと同時に自分が相手コートに走って行ってそのボールを元いたコートに打球します。空気の読める相手ならそれを打たれた選手は、自分も相手コートへ入れ替わります。観客大爆笑です。

ボールをガット面でキャッチし、そのボールを投げるように返球します。技術的にも高度なので高得点です。

エースを取られたにもかかわらず、ポケットから偽ボールを出して打てた振りをする。演技力が要求されます。

ラケットフェースを握って、野球のようにグリップで打球。
等々..


とくに将来プロを目指す子供達には是非やっていただきたい練習メニューです。子供なら思いもよらない奇抜なアイデアが出せるはずです。
将来テレビで勝利者インタビューを受けたときには、気の利いたジョークを交えてコメントのできる選手になっていることでしょう(笑)


え、最終的にどうすれば勝ちか?
そんな質問をするあなたはKYです(笑!)




ソーホーストリンガー


  
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2008年05月18日

何でもかんでもフェデラーの真似!

IMG_0356フェデラーのすごさがこんなところにも表れています。
猫も杓子もというか、アマチュアからプロに至までフェデラーの真似をするようになっています。
プロにおいては、彼の良いところを自分に取り入れていて、ATP全体のレベルアップにもつながっています。

いただけないのはアマチュアプレーヤーです。
例えば、グリップの太さです。彼が細いグリップを使用しているせいで、誰もがそれを猿まねします。
本当にフェデラーが好きなら、彼がグリップエンドの太いところを、手のひらに巻き込むように握っていることに気づいて欲しいものです。天才プレーヤーは本能的に太い部分を欲しがってあのような握り方に行き着いたのでしょう。
グリップ3のグリップエンドはグリップ9に相当します。

シングル・バックハンドがダブルハンドより優れていると勘違いしている人もいます。ちまたで見る限りダブルハンドの選手が確実に減っています。
フェデラーのようにラケットを長く持って、あれだけの高速スイングで面を安定させるには、相当に器用な手首、肘の使い方ができなくては真似できません。

フォアのグリップが薄いのも、何のために薄いのか考えて真似している人がどれくらいいるのか疑問です。フェデラーは薄く握ることによって、サーブの時に使用するようなプロネーションをストロークにも取り入れて、スイングスピードをアップさせているのです。
厚いグリップでは腕を内転しても、面をかぶせる動きになってしまうのです。
いうまでものくストロークで内転を使うことも相当な器用さが要求されます。かつてエドバーグも使用していましたが、薄すぎたせいかフェデラーのような良さは出せませんでした。

ここでも紹介しましたが、打点に目を残す方法も彼にあったやり方なのです。


これからはアマチュアが真似するべきところを真似しましょう。

◆ボールを追う方向
 彼は世界一直線的に目的地まで、ボールを追っています。
アマチュアの場合、ベースラインの引いてある方向には直線的に走れるのですが、深いボールを斜め後ろに、あるいは浅いボールを斜め前に最短距離で走ることができません。あるいは間違った方向に走っています。
ボールを追うときは今黄色いボールがある位置を目指しては当然ダメです。では実際にインパクトする点を目指すのかといえば、これも間違えです。
正解は、フォアハンドなら「実際にインパクトする点の1体後ろ」を目指して走ります。当然予想ですのでそれには誤差が出ます。ところがその誤差がより後ろに出るような方向に走るのが得策です。その誤差がほとんどないのがフェデラーです。
フェデラーのフットワークを真似するのは不可能でも、1歩目を正しい方向に走り出すことは練習次第で誰でもできるのです。それだけでコートカバーリング能力はかなりアップします。
 ところでバックハンドですが、ダブルハンダーならフォアと同じ位置を目指してよいです。左手でフォアを打っているのと同じだからです。左手は体の後ろ側に付いているのです。ところがシングルハンダーは2体後ろを目指して走らなくてはなりません。右手は体より前側に付いていますので当然ですよね。このダブルハンダーの有利さを認識してからフェデラーを真似して下さい。
テニス番組で、「ダブルハンドはシングルハンドより守備範囲が狭い」などととんでもない誤った解説している人がいますので注意して下さい。手を伸ばして届く範囲は片手の方が広いのは解りますが、そこを守備範囲とはいえません。そこが守備範囲といえるなら両手の選手もその時だけ片手で打てばよいのです。

◆マイペース
 彼は世界一マイペースです。相手にドロップショットでポイントを取られて悔しかったからやり返すなど決してしません。世界一自分を確立していると行ってもよいでしょう。

◆グリップの直進性
 ストロークを打つ人を上空から見ると、そのラケットはグリップからラケットヘッドまでの短い線分になります。その線分が移動したときの軌跡は、グリップを固定したとき扇形を描きます。これがコントロールの悪い選手のラケットの動きです。
 ところが、トップとグリップが垂直方向に等速運動をすると軌跡は長方形になります。フェデラーのコントロールの良さはこの長方形の長さが世界一長いせいだと思われます。
 長い長方形を描くには、グリップの運動を意識することが重要です。アマチュアの場合、グリップの描く線自体が弧を描いていたり、直線区間が短かったりします。グリップで長い直線を描くことを意識しましょう。
 
これらに限らず、どうして良いのか考え、自分が真似すべきかどうかを考察した上で真似するのが、正しいフェデラーの真似方です。




ソーホーストリンガー


  
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2008年05月14日

スピンのラケット上昇傾斜は、スキーの斜度と同じ感覚?!

20070521160スキーの経験のある人ならおわかりになると思いますが、前に向かって滑っているなーと感じられるのは、斜面の角度が20度くらいまでです。
30度になろうものなら、もう前へ向かって滑っているという感覚はなく、落ちているという感覚になります。
横からイメージした30度と実際に上から見た30度は全く感覚が違うのです。

この感覚がテニスでボールにスピンをかけるときのスイング軌道の上昇角度とよく似ています。
ボールに前方への強い推進力を与えるには、スイングの上昇角度は20度までが限度で、それ以上上がると打つというより、擦るという感覚になり、回転主体のトリッキーなボールになってしまいます。それはそれで、ボレーヤーの足下に沈めたり、ショートアングルに落としたり使えますが重いボールは打てません。

自分では前に向かって打っている意識が強くても、実際のボールは浮いた状態です。ガットのたわみが小さく、ボールもぶっつぶれていないのです。

打たれるボールの気持ちになりたいときは、スキーをしている自分を思い出して、スイング軌道を考察してみてはいかがでしょうか?
とくにサーブのスイング軌道に関する考察が足りない人が多いように思われます。ボールを擦ろうとしている人が実に多い。
重いボールは10度上昇までがよいでしょう。




ソーホーストリンガー

  
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2008年03月10日

強風の日はテニスが楽しい

c58b3f7a.jpgこんにちは、更新をすっかいさぼってしまって申し訳ないので、私の過去のサイトから転載します。

■強風の日はテニスが楽しい

「マラソンの選手は、なぜ苦しい思いをしながら走り続けるのでしょう?」
「ボクシングの選手は、なぜぼこぼこに殴られながら戦い続けるのでしょう?」
理由は簡単です。その困難を乗り越えて、相手に勝つことが楽しいのです。
テニスでも「強風」という困難を乗り越えて相手に勝てば、また喜びもひとしおです。ここでは、この困難を乗り越えるための考え方をご紹介します。

 
■風の強い日の自分を、風のない日の自分と比べてはダメ■

相対性理論とまではいきませんが、物体の速度はそれを観測する人の、見る場所によって変わってくるのはご存じですよね。例えば、時速100Kmで走る電車をそれと並行して走る時速90Kmの自動車から眺めた場合、その電車の速度は時速10Kmにしか見えないはずです。

テニスに応用して考えれば、

「風のないベストコンディションの自分」から「強風で調子を落としている自分」

を眺めたのでは、速度は極度にマイナスになって見えてしまいます。

それでは、どこからどこを眺めればよいのでしょう?

「風でえらく調子を落としている対戦相手」から「同じように風でえらく調子を落としているが、相手よりは少しだけその落ち込みが少ない自分」

を眺めてみてください。 相手からみて自分はわずかながら前進しているはずです。おもしろいことに自分は後退しているにも関わらず、相手からは前進して見えるのです。

つまり強風の日は、調子を落とさずにプレーをしようなどと考えるのは邪道で、「調子を落とす量を相手より少しだけ小さくする」ことを心がけるべきなのです。言い換えれば、「相手と、調子を落とす量を少なくする競争をして勝つ」わけです。

ベストコンディションにおいては同じ実力の対戦相手だとしたら、強風のおかげでこの日の試合には勝てるはずです。きっと勝利の瞬間、強風に感謝したくなることでしょう。「強風の日はテニスが楽しい」とはこのことです。

■50m競争では太郎が勝つが、50m障害物競争では良夫が勝つ■

この題名を見て、誰もそれはおかしいとは思わないでしょう。

ところが、この題名の内容についてよーく考えてみてください。良夫は50m競争の太郎のタイムより速く走ることは決してできないのです。つまり自分よりスピードの速い相手にスピード競争で勝つことができるんです。つまり良夫は「障害物」を自分の見方にしてしまったのです。

もうおわかりでしょう。テニスでも風という「障害物」を自分の見方にしてしまえば、普段は勝つことのできない相手にも勝ってしまうかもしれないのです。

■勝ち負けは抜きにしても楽しいものです■

ピンボールというゲームをご存じでしょうか? 鉄のボールを2つのパドルでうち続けることによって点数を稼ぐあのゲームです。真ん中の穴に落ちたらゲームオーバーです。

ところであのゲーム、もしボールとパドルだけで、なおかつ穴に落ちてゲームオーバーになることもないとしたらどうでしょう? なんと味気ないことでしょう。
ゲームというのは「障害物」があるから楽しいのだということに気づかされることでしょう。

テニスでは、「ネット」、「相手のボレーヤー」、「相手が打ちはなす強力なサーブ」、「どんなボールにも追いすがる相手のフットワーク」、これらすべては自分にとっての「障害物」であり、またこれらがあるからテニスが楽しいのです。そこに「強風」という「障害物」が1つ加わったわけですから、楽しみが一つ増えたと考えることはできませんか?
そんな目で眺めれば、風によって、ボールが予想に反した滑稽な動きをするのでとても楽しいですよ。




ソーホーストリンガー

  
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2007年07月01日

ボールを打つだけが試合じゃない!(その3)「集中力を配分する」

8d2d9efd.jpg1試合中で使用できる集中力の量は有限です。

「集中!集中!」と自分をけしかけすぎても、重要なところで集中力が品切れになっているかも知れません。
どの場面でどれだけ集中力を使用するか、上手く配分することが重要です。

ところで、トップ選手がブレークポイントで必ずといって良いほど、サービスエースでそれをしのぐのを見て、不思議に思ったことはありませんか?
不思議でも何でもありません、トップ選手はその場面で大量の集中力を消費しているのです。
なので、「エースとれるなら最初のポイントから取ればいいじゃん!」と考えるのが誤りだと言うことがわかりますよね。はじめから大量の集中力を消費してしまっては、いざ使いたい最も重要な場面で残っていないかも知れないのです。
根がまじめな選手ほど、集中力の配分はへたな場合が多いので、気をつけましょう。

集中力は「抜くところでは抜く」、これが大事です。かのサンプラスはこれが実に上手かった。上手すぎて不謹慎な態度と誤解されることもあったようです。誤解されても勝つ方が大事です。
彼はブレークできる自信があるときは、序盤から無理してブレークを取りに行かず、5-4から最後のレシーブで、一気に集中力をアップし、セットを取ってしまいます。集中力の消費が最小で済むのです。相手に今までのサーブでキープできると思いこませるために、わざとキープさせてあげている「=だまし」ともいえます。松岡修造選手もかつて、サンプラスにはまんまとだまされたとカミングアウトしていました。

集中力の消費を少なくするには、使う時間を短くすることが最も重要です。
サーブ、またはレシーブに入る瞬間、一気に集中力をアップし、ポイントが終わると同時に、一気にリラックスしましょう。一気にリラックスするには、グリップから手を離すことをトリガーにするのがよいでしょう。プロの試合を見ているとポイントが終わってグリップから手が離れるまでの時間が非常に短いことに気がつきます。ウィンブルドン放映中ですので是非ご確認ください。

集中力は、1リットルのドリンクボトルと同じで、一気に飲み過ぎると空になってしまいます。試合中の集中力をもう少し上手く例えると、
「半分の500ccが凍っていて、500ccの液体が入った1リットルボトル」
に例えると良いと思います。

さて、500ccのドリンクを飲み終わってしまうまえに、500ccの氷を溶かしてやれば、また集中力がアップします。
氷を溶かす行為としては、
・深呼吸をする。
・軽く足踏みして筋肉をほぐす。
・ガットの1点を凝視し、視線を安定させる。
・ベンチで水やうちわで頭を冷やす。
・ベンチでタオルをかぶって邪念を消す。
・本物のドリンクを飲む(笑)
・笑顔を作って緊張をほぐす。
・張りたてのガットに替える。
・新しいウェアに着替える。
・自分で作った戦略メモを読む。
・集中力を使うのをやめる。
 =死んだふりをして次のセットにかける。
など、いろいろ考えられます。

水は氷だけになってしまうと、溶けにくくなります。いつも液体部分を残しておくよう集中力分配テクニックを身につけましょう。


さあ、これを読んだあなたの次回の試合は、「上手い集中力配分競争」では、圧勝することでしょう(笑)



ソーホーストリンガー

  
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2007年06月29日

ボールを打つだけが試合じゃない!(その2)「ルーティーンを貫く」

4dbc87c2.jpgナダルの出現で、ルーティーンという言葉が、取り上げられる機会が最近多くなってきました。ナダル特有のルーティーンといえば、
・試合開始のポジションまでダッシュする。
・ドリンクボトルを地面の定位置に几帳面に並べる。
・サーブの時ボールを3つ用意してから、1つ捨てる。
などがあります。
このようなことはプロとして優れた技術ではなく、誰でもできることです。重要なのは、いつでも、どんな状況でも、必ず行うことなのです。
プレー以外の諸動作を一定に保つことによって、いつもの自分のテニスを貫けるよう誘導するわけです。

ところで私は試合でよくドロップショットを使用しますが、私がドロップショットでポイントを何度か決めるのを見て、真似をしてドロップショットを打ってくる選手がいます。こんな時私の心の中には、「この試合はもらったな」という感情がわいてきます。相手が自分のテニスを持っていない選手だと言うことが判明したからです。
プレー外でも相手のルーティーンの無さを見て、そう判明することもあります。
逆に、自分が常に同じルーティーンを貫いているのを相手に見せれば、それだけで相手にプレッシャーを与えることになります。

それでは良い例と悪い例をピックアップしていきましょう。

♠悪
 「ベンチで休憩中、相手が席を立つのを見て自分も立ち上がった」
♥良
 「秒針が「5」を指したので立ち上がった」
 奇数ゲームが終わった瞬間、腕時計の秒針の数字を見る癖をつけましょう。終わった瞬間の数字が「1」だとすれば、席を立つリミット位置は「7」になります。余裕を持って「5」という数字だけを頭に入れます。秒針が「5」を指せば席を立つというルーティーンで自分のペースを保ちます。

♠悪
 「間が欲しいので、サーブの前にボールをつく回数を増やした」
♥良
 「間が欲しいのでタオルで汗を拭いてから、いつもと同じ5回ボールをついてサーブした」
 サーブの前にボールをつくのは、サーブのペースを作る重要なルーティーンです。ファーストではn回、セカンドではm回と、いつも同じ回数つく習慣をつけましょう。ダブルスではパートナーの前衛がその音によってタイミングをつかめるというメリットもあります。

♠悪
 「相手を待たせては悪いので、ネットにかかったボールを走って取りに行った」
 これでは、自ら相手のペースをつくってあげているようなものです。
♥良
 「誰を待たそうが、プレー以外では、いつもセイム・スタンス、セイム・ペイスを保つ」

♠悪
 「相手の打ったショットがかっこいいので真似をして打った」
♥良
 「いつも打っているショットを相手の不得意な場所に打った」
 プレースタイル自体にもルーティーンを作りましょう。相手の不得意なところを早く見つけるのが重要です。

♠悪
 「いつものようにサービス&ボレーをしていたら、あまりにパスを抜かれるのでステイバックした」
♥良
 「あまりにパスを抜かれるので、あえてワイドには振らず、ボディーサーブやセンターセオリーに切り替えた」
 サービス&ボレーが得意な選手はサービス&ボレーし続けることをルーティーンにしましょう。抜かれるのがいやな選手はネットプレーヤーにはなれません。10回中4回は抜かれて良いのです。

♥その他の良いルーティーン
・「サーブを打つ直前は、いつも大きく深呼吸してからモーションに入る」
 心拍が安定する。筋肉の緊張が解ける。軸がまっすぐに伸びる。気持ちが落ち着く。など、かなり有効なルーティーンです。
 
・「サーブを打つ直前、グリップを握っている手のひらを一度開く」
 腕の脱力を意識し、腕全体を鞭のようにしならせます。

・「サーブを打つ直前、軽く膝を曲げる」
 運動連鎖の始まりが、膝だと言うことを意識づけます。

・「いやなミスのあとは、必ずタオルへ行く」
 間を取っていやな流れを切ります。

・レシーブする直前に、足を細かく動かす。
 筋肉の反応速度が短くなります。
 

さっそく自分のルーティーンを確立させましょう。そしていざ試合において流れが悪いときは、まずルーティーンができているかを確認し、ルーティーンを確立させることから試合を立て直しましょう。私の場合、サーブ直前の深呼吸が立ち直りのきっかけになることが多いです。ちなみにこの技術は、大リーグの長谷川投手がテレビで言っていたことを真似しました。


さあ、これを読んだあなたの次回の試合は、「上手いルーティーン競争」では、圧勝することでしょう(笑)



ソーホーストリンガー

  
Posted by yyr_co_jp at 01:58
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