2005年10月08日

ナザレノ

第 三十五信
 『謝る』 ―お辞儀の仕方について―

 『医療ミス』・『食料品のミス』・『談合や会計処理のミス』・・・・ 
 果ては国会議員・自衛隊員、そして警察官や大企業の経営者などなど
 「ミスでの謝罪」の場面がテレビに以前より多く出てきています。
 昔はこんなことは無かったように思います。

 机に両手または片手をのせて荷重をかけて頭を下げる者。指先を
 前で組んでいる者。また膝のあたりに添えて謝る者など、少しばかり
 長い間、頭を下げていれば良いと思わせるなど謝る姿勢は色々とあり、
 見る度に腹が立ちます。

 最近最も驚いたのは、関西のある大学のワンーダーホーゲル部員が
 冬山で遭難し、無事救助されて報道関係者との面会の中継でした。
12人が遭難し、その内6人の学生が車椅子に乗って現れました。
 最初に全員が立ち上がって挨拶。そのお辞儀を見て驚きました。
なんと、両手を後ろで組んで頭を下げる者が4人。手を机についた
ままの者が2人。これではお詫びの時のお辞儀ではありませんし、
また心からお詫びをしている、と言う心情も汲み取れません。
私の知っている正しいお辞儀をした者は1人もいませんでした。
両手を後ろで組むのは体育の時や自衛隊員が「休め」の時の姿勢で
あって、謝る時の態度、姿勢ではない筈です。
本来、挨拶とは両手の中指をズボンの縫い目に沿って、指を
真っ直ぐに伸ばし頭を下げるのが、と私は教えられました。
若者は勿論のこと、企業の責任者や一部の警察官までもが正しい
お辞儀をしていない様に見受けられ、この様な姿勢を見ると、
『ミス』以上に怒りを覚えます。
 最近、「ゆとりの時間」とか言って、授業以外に社会の知識・常識
を学ばせているのは大変良いことですが、テレビを見て先生は
何を教え、子供はどんな教育を受けているのかと疑問を持ちます。
 昔の教育には「終身」という徳育科目があって・・・ナンテ、
古い話を持ち出す気はありませんが、人間として最も大切なことを
学校ではモット力を入れて教えてほしいものです。



Posted by yyy211kkk2111 at 16:17│Comments(0)