2007年01月16日

変容

自分自身の心からの気づきは、実際の生活の中で、自分が変容するまで、続けて、完了させていきたいと思います。

 

『変容する』ということを、強く意識するようになったのは、実は随分前のことです。

小学校の先生方向けに開かれる、公開授業研究会でのことでした。
私は国語の授業に興味を持っていましたので、ある機会に参加をさせていただきました。

国語の授業で本を読みすすめていく中で、子どもが登場人物の心について想像力を働かせ、自分の意見を述べていくのですが、

研究会の中では、子どもが、一緒に学ぶ仲間と意見を述べ合わせていくうちに、それを自分の中で、自分の考えと比べたり取り入れたりしていきながら、
「子どもがどのように変容していったか。」ということが、授業の中で問われていきます。

価値観や人生観の、「変容がおこる」ということが問われているのだと思います。

変容がどのように起こっていくかが大変興味深くて、その後もたくさんの国語の授業研究会に参加させてもらいました。

 

そしてまもなくスクールカウンセラーという仕事をするために学ぶ時にも、やはり「変容する」ということがありました。

カウンセリングの中で人の『変容』は起きるのですが、それは本当に素晴らしい出来事です。

それは、カウンセリングの醍醐味です。
変容するのは、相談者自身の力によって起きていくものなのですが、
その場に立ち会っていく喜びというのが、カウンセラーの大変な喜びでもありました。

人はこんなにも変われるものか、ということを知っていきました。
今度は、それを、自分自身にも起こしていきたいと思っています。



yyyyohko at 09:30│Comments(2)TrackBack(0)clip! | 創造

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この記事へのコメント

1. Posted by remains   2007年01月16日 17:04
 良い変容は良い気付きから生まれますよね。
 これからも良い気付きに恵まれますように。
 是非とも私も良い変容をしたいものです。
 ごゆるりと。
2. Posted by yohko   2007年01月19日 16:21
remainsさん
変容は、新しい自分との出会いだと思っています。
新しい自分は、何もまったく別人になることでもないです。
自分の別な側面を知って、もっと可能性を拡げるというところでしょうか。

たいがい人は、自分に制限をかけながら人生を送っていると思いますが、制限を解いて、人生の可能性が広がっていくのですから、楽しいこと請け合いです。

一般的に、「変容は、つらい」と言うイメージがあるかもしれませんね。楽しんで喜んでやりたいと思っています。
お互いに楽しい変容を!
ありがとうございます。

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