2009年09月06日

最近購入のCD

ども、ご無沙汰です。最近、Twitterのアカウントをゲットしました。140文字でのつぶやき、自分のその時の想いをササッと書いてしまう、この手軽な感覚はなかなかハマるものがあります。なので、ちょっと文章を考えてしまうBlogは相対的に敷居が高くなってしまっています。

さて、最近3枚ばかりCDを購入しました。(CDを購入するという行為も前時代的な響きが出てきましたが)今回はこのレビューを書いておきます。購入したのは以下の3枚。

・Of Fungi And Foe : Les Claypool
・Frequency : IQ
・2nd Album : 今 剛

まあ、けっこうバラバラのジャンルでの購入です。(今回はなかなかヒドい。)

・Of Fungi And Foe517af9f5.jpg
出ました、(というか出ていましたというところで私のチェック漏れ)あのLes Claypoolの新譜です。ソロ・アルバムなので、彼を止めるものは誰もいません。(笑)もう、超変態曲の集まりです。このアルバムでは、メロディーよりもリズムに重点が置かれているようです。ただ、リズムがどこか東洋的、ある意味日本的でもあります。最初にイメージしたのは、『日本のお祭り』お囃子です。音的にもリズム的にもお囃子感覚です。そこに彼のスラップ奏法が絡んでくるという、まさに東西の音楽の融合です。な〜んて書くとすごいのですが、どこまでまじめに曲を作っているのか怪しまれるような楽曲群です。ちょっと、昔のカズミバンドの『頭狂奸児唐眼』や『Ganaesia』に含まれる楽曲に近いものを感じます。相変わらず、ボーイングしているベースも聴こえてきます。気に入ったのは、『Amanitas』『Booneville Stomp』『Primed By 29』あたりの曲。PRIMUS時代に比較すると、耳障りのよいフレーズとかは皆無ですが、ちょっとヘビロテしそうなリズム感があります。

・Frequency517af9f5.jpg
IQの新譜。IQはイギリスではもはやベテランに入るネオ・プログレバンド。一時はボーカルがピータ・ゲイブリエルに似てるとか、Genesisのフォロワーといった『型に嵌める』ような感想が多かった彼らですが、最近ではそれが彼らの形としてきっちり出来上がってきたような気がします。
今回も期待を裏切らず、1曲目のタイトル曲からフルスロットルです。IQはGenesisの叙情性が少なくなってもっとモダンになったような感じなのですが、それがより進化しています。叙情性は少ないのですが、ヘビーさやダイナミック感がGenesis以上です。CDに収められている13分の大作(おーっ、プログレやねぇ〜。)の『The Province』は聴き応えがあります。ちょっと、Genesisの『The Return Of The Giant Hogweed』みたいなフレーズも出てきますが...イイです。

・2nd Album517af9f5.jpg
いかにも今剛の性格が出ているような目立たないタイトルです。1曲目から『泣きのギター』出まくりです。一瞬、Dave Gilmourの曲かと思ってしまいます。すごく似てます。かっこいいです。井上陽水とか寺尾聡とかのバックで弾いているときにたまに聴こえてくるあの『泣き』です。曲も壮大なイメージでなかなか私好みです。2曲目以降は、一転して昔のパラシュートを彷彿とさせるような楽曲です。(それでも『Lost in Asia』という曲なんかは、やっぱりGilmourしてます。)寺尾聡がボーカルで出ていますが、英語で唄っていてちょっと聴くと彼の声に聴こえませんでした。
いかにも、日本のスタジオ・ミュージシャンの代表という彼の立ち位置が前面に出ているアルバムでした。

CDレビューはこんな感じですが、昨夜行った東京JAZZでの上原ひろみがすごくよかったので買ってみようかとも思っております。しかし、あれはライブだから伝わる感動なんだろうなとも思っております。
では。
  

Posted by yyz at 12:07Comments(0)TrackBack(0)Music

2009年06月27日

TRANSFORMERS-Revenge of the Fallen- 観ました

517af9f5.jpg

先日のSTAR TREKは、家庭内に賛同者がいないので一人で観に行きましたが、TRANSFORMERは息子と観に行くことに。
前作で、オモチャやアニメのチャチさを完全に払拭したTRANSFORMERですが、今回はその威勢をかって、さらにグレードアップ、なんとトランスフォーマーが60体以上登場です。前回が13体だったそうで、これはもうCGの大盤振る舞いといったところ。
作品の方向性としては、エイリアンとかAVPと同じように、Part2のお決まりの展開:戦争ものになっております、「今度は戦争だっ!」って感じです。
で、どうかというとなんか映画としては雑な感じです。2時間30分もの長尺モノなのですが、ドタバタして終わったという印象。いっぱい出てくるトランスフォーマーも個々のキャラクタを描く時間が少なくなっており、端役がいっぱいというイメージ。今回の売りは幾つかの建設車輛が合体するデカイやつ(デバステイターというそうだ。)なのだそうだが、あんまり斬新さはない。
個々のトランスフォーマーの動きも雑。CGはきっとすごいのだろうが、なんというか動きが滑らかでないというかコマが少ないような...(ディズニーのアニメと日本のアニメのコマ数の違いみたいな感じです。)やっぱり、一体一体を描くのに要している時間と手間が少ないと思ってしまう。
なんかおおざっぱな戦争映画みたいで、マイケル・ベイのいまいちな面が目立つ。ココとか、ココでも書かれているが、やっぱりPart2で質が落ちたというか方向性を間違ったというか...

それにしても、ミーガン・フォックスは相変わらず魅力的。いかにもmade in USAって感じがいいでした。
追記:
今回の映画の題名は、TRANSFORMERSなのね、いっぱい出てくるのでTRANSFORMERじゃないんだ、発見。

  
Posted by yyz at 13:13Comments(0)TrackBack(0)Movie

2009年06月15日

ガメラ監督日記

81630296.jpg
先週から休みなしで働いております。(涙)

さて、先日『ガメラ監督日記』Amazonという本を購入しました。書いたのは、平成ガメラシリーズの監督である金子修介さん本人。

ガメラの監督をする事に決まるまでの紆余曲折や金子さん自身のガメラに対する想いの変化等が、子供の時の想い出も交えて語られています。昭和ガメラをリアルタイムで経験した我々の世代としては、どうしてもゴジラとの対比でガメラを捉えてしまいます。そうすると、やっぱりゴジラはかっこよくって、ガメラは所詮、『カメがでかくなったんでしょ?』みたいな部分が根底にあります。当時のガメラは、本当にまんまカメで、ひっくり返されると起き上がれず(本物のカメは首を伸ばして起用に元に戻るのですが...)ある意味、本物のカメ以下。やっぱかっこわるい。相手の怪獣もダサダサ。(頭から手裏剣飛ばしたりする。)子供心に最初の『ガメラ』、『ガメラ対バルゴン』まではOKでそれ以降は勘弁という感じでした。
筆者もこのあたりは同じ想いだったみたいです。加えて、映画に出てくるガメラと仲の良い子供がうさんくさくて嫌いとか、なかなか共感を得られるものがあります。この『ガメラは子供の味方』というシチュエーションはけっこう大映側が固執したようで、『では、子供じゃなくって女子中学生にしよう』とか『いやいや、女子高生では』とか『女子高生はもはや子供ではない』とかオヤジが入った議論も展開されたようです。

ゴジラに比べて低予算で製作されたため、『やむ落ち』のカットも多数あったことなどを読むと、逆にカットされなければもっとリアルなドラマになったのか、いやいや冗長になったのかなどと興味が湧いてきます。

小説ではなく、あくまで日記なのでささっと読めてしまう軽い内容です。
  
Posted by yyz at 14:50Comments(1)TrackBack(0)Book

2009年06月12日

UKZ Live at STB139 行ってきました!


788f5a6e.jpg

けっこう期待していたUKZのLiveに昨夜行ってきました。場所はおなじみのSTB139です。けっこう早めに予約したつもりだったのですが、186番目とちょっと微妙な数字...まあ、かぶりつきはないかっていう数字です。ただ、STB139はフロアがそんなに大きくないので、遠くて見えないということはないですが...

今回のUKZ、メンバは5つの国の出身ということで、Aaron(Vo):USA、Eddie(Key,Voln):イギリス、Alex(Gr):オーストリア、Marco(Dr):ドイツ、Trey(B):英国(スコットランド?)ということか?で、なかなかくせ者の集まりです。メンバの服装は学生バンドのようなラフな格好だったのですが、ステージ中央後方に陣取ったTrey Gunnのみ異様:革のベストというかタンクトップに革のスカート、イギリスの正装を意識していますが、頭がほぼスキンヘッドなので映画の『グラディエータ』や『300』の広告を連想させたりします。この格好で10弦タッチギターをうにょうにょ演奏するというなかなか不気味なシチュエーションです。
Eddie Jobsonは昔と同じブロンド長髪なのですが、丸めがねのサングラスを掛けていまして、この風貌が、なぜか、仮面ライダーのショッカーの幹部を連想させます。(何とか博士とかなんとか将軍とか)怪しい。

来ているお客も(自分も含めて)年齢層が高い。ほぼ、プログレ・ファンと思われる。プログレ=おたくみたいな構図がよく語られるのであるが、こういうコンサートに行くと『さも、ありなん。』と納得してしまう。(自分も一員であることを完全に忘れている。)KingCrimson-EarthBoundとかRoger DeanのロゴなんかのTシャツをオッサンが着ている。まあいいかっ、オレもYesのTシャツ持ってるし。

さて、曲は、なんせUKZはオリジナルの持ち曲が4曲なので、後は、往年UKの曲、昔のEddieのバンド:Zincの曲、さらにはアンコールでKingCrimsonの『太陽と旋律パート1』やBrufordの『Sahara of Snow』を演奏。ちょっと昔に頼り過ぎていないか?と危惧する。

Eddieといえば、電気バイオリン(なんか電気あんまみたい)が有名。昔はたしか透明アクリル製を使っていたと思うのだが、今回、透明アクリルとメタリック・ブルーのがあったような気がする。(ライティングの関係でそう見えたのかもしれない。)途中のインプロビゼイションでは電気バイオリンでジミヘンやってました(笑)
ドラムの人は良く知らなかったのですが、結構、手数多い&パワーヒッターです。インプロビゼイションスゴかったです。パワー系だけどキレもよく、決してカール・パーマーにはなっていない(爆)
Alex(Gr)は、ちょっと消化不足だったような...けっこうK.C.的な音作りや演奏を意識していたような感じで、A.H.的な部分が抑えられていました。最も、A.H.的なサウンドとEddieのKeyやVolnの音作りは正面衝突する感じがありそれを避けたのかもしれません。

曲全体を通して思うのは、過去のUKなどの楽曲に比べて、けっこうノイジーな曲が目立つ事。これは最近のK.C.の影響もあるのかと思ってしまう。個人的にはあまり好みではない領域。もっとEddieのウケるという視点がない流れるような旋律を強調してくれたほうがうれしかったか。
ただし、演奏自体は別格!メンバみんながバカテクなので、K.C.やBrufordや昔のUKの曲をやっても安心して聴いていられる。おまけにAlex(Gr)はAllaoldswrothフォロワーなので、変な和声のコードやうねうねソローみごとにこなしてくれる。
最後の、『In the Dead of Night』、『Lark's Tongh's in Aspic #1』、『Sahara of Snow』メドレーはもう最高でした。この年になってBrufordの楽曲演奏をライブで観れるとは思ってませんでした。

ホント、久々にプロ集団の演奏を観る事ができました。でも、やっぱりこのバンドは長続きしない気がする。
  
Posted by yyz at 12:31Comments(0)TrackBack(0)Music

2009年06月07日

MacBook White & StarTrek

この不況の世の中なのに、めっちゃ忙しいです。(不況だからあがいているとも言えますが...)それをいいことに更新がほとんどストップしてました。

先日、ほぼ4年前に購入したPowerBook G4 Ti(チタニウムのやつです、はい。)が、ついにバックライトがつかなくなりました。最初は液晶が完全にNGになったのかと思ったのですが、画面をよーく見るとウインドウが見えていたりする。ということは、バックライトがNG。まあ、どっちにしても、見えないことには変わりがない。
実は予兆はあって、先日家族が使っていたら、『バキッ』って言ったと申告あり。(普通パソコン使っててバキッとかボキッとかいわないだろうが?!)で、見てみると、なんとディスプレイ側の内側に入っていたと思われるヒンジに繋がるパーツがチタンボティから無理矢理出ていておまけに折れてる。そら、バキッっているでしょうこれはという感じ。『これはね、ディスプレイが逝っちゃうかもしれないから、買い替えですね。』と論理的に解説。早速、何を買うかの検討を開始したのですが、これが難航しました。妻は、目が疲れるということでなにしろ『大きな画面はイヤ。』こっちは、C/P的には『やっぱiMacでしょ。』と力説。『ノートの安いのはないの?』『あるけど、すぐなくなりそうな前の筐体の白モデル、そんなのメンテするのやだ。』などともめておりました。そこに、なんか絶妙のタイミングでWhiteがマイナーアップデート!即、購入しました。(早く決めないと、息子がレポート書けないとか焦らすし...)AppleStore Ginzaに、あらかじめ電話して、英語キーボードを依頼。交換に3時間かかるといわれて、朝一番にAppleStoreに到着。結局、1時間で交換OK。メモリは4GBにする予定でしたが、オンラインストアの価格が1万円近くしたので却下。購入を決めたと同時にAmazonでメモリを4GB(2GB×2)を購入。(バッファローのやつ、一応5年間保証。購入時点では5,000円を切っていたのですが、今は5,380円ですね。)
で、即、メモリを交換し、OffceとVMWareをインストールしてオッケー。けっこうC/Pいいです。PBG4との比較なので、家族も『速いっ!』と満足。めでたし、めでたし。残ったPBG4は哀れな姿。いっそのことバラして基板やドライブやらをこれも安置しているiMac G3 Rev.Cに入れてしまおうかと...(計画中)c5a9e53b.jpg

さて、久々の映画です。(映画館に見に行くという視点で久々です。)この前は妻といった『禅』だったか?
鳴りもの入りのStarTrekです。リメイクではなくリイマジネートということ。なかなか前評判も良さそうなので、期待して行きました。
結果、サイコーでした。いやあ、ココで某氏も書かれていましたが、ホント、力入りました。(思わず、前の席の背中で足を踏ん張ってしまった。)ホント、いいです。話もおもしろいし、ちょっとオタクっぽくStarTrekのディテイルを知っていると笑える部分もあったりとよく出来ています。最近CGの良さだけが目立つ作品が多いですが、この作品はストーリを重視してうまくリ・イマジネートしたなぁという感じです。

ということで、購入したMacBook WhiteのSafariでStarTrekのオフィシャルサイトをオープンしてみました。


  
Posted by yyz at 20:18Comments(0)TrackBack(0)Computer

2009年01月25日

自宅WiFi環境の改善:TimeCapsuleを壁面取り付け


ユニボディMacBook Proに買い替えたついでに自宅のWiFi環境の改善のためにTimeCapsuleを年末に購入していました。今まではAirMac(Snow)を使っていましたが、何しろ母艦であるMacがPowerBook G4(Titanium:800MHz)=WiFiが802.11bなので全然OKでした。それでもネットが来ている屋根裏に置くと電波強度がダメダメだったので、付属パーツの壁掛けキットを使ってAirMacを壁に付けてました。(家族からは壁に生えたキノコと呼ばれてました。苦笑)
今回、購入したTimeCapsuleは壁取り付けキットがなかったので、仕方なく屋根裏に置いていました。さすがにTimeCapsule(というか最近のAirMac Extremeね)は電波強度が高くなっているようで、屋根裏に置いても今まで同様の転送レートと電波強度が得られていました。(家族用にPowerBook G4は現役、このレートで全然支障がない。)

ところが、困ったのがTimeCapsuleが持つもうひとつの機能:TimeMachineによるバックアップです。転送レートが低いということはバックアップにとんでもなく時間がかかるということで、これはもうほとんどバックアップするためにMacBook Proが起動しているような状態でした。(Vistaが起動中ずっとセキュリティ関係のバックグラウンドジョブをしているようなもの...ちょっと違うか?)
で、一念発起してTimeCapsuleを屋根裏から壁掛けに変更することに。最初はDIYで壁掛け用アッシーを作ろうかと思ったのですがこれがなかなか難しい。そう思っていたときに、先日のMWSF2009でTimeCapsuleの壁掛けキットを販売している業者の記事がありました。早速Air Mount TCというのをオーダ。価格は約$40でしたが、Fedexが45ドル程度(!)で結局¥9,000程度になりけっこう高い買い物に。

先日、届いたので早速、昨日取り付けました。キット自体は、TimeCapsuleの側面にある溝にはめ込む形で左右と下を固定して壁取り付けです。工事はとっても簡単。
取り付け前後でのWiFi環境の改善度合いですが、けっこう効果ありです。d3d7bf41.jpg
2階の天井近くの壁面に取り付け、1階のリビングで使っていますが、従来、最高600KB/sec、平均400KB/sec程度だったのが、最高1MB/sec以上、平均600KB/sec程度が確保できるようになりました。
AP GrapherでS/Nを見てみると信号レベルがあがっていてS/Nが向上しています。おかげでTimeMachineでのバックアップ動作もまともになり、TimeCapsuleの良さを改めて実感した次第です。めでたし、めでたし。

今回のAirMac→TimeCapsule移行に伴ってわかったOSXのバグっぽい内容を最後にメモ。
TimeCapsuleに移行した時にセキュリティをWEP→WPA2に変更したのですが、その後PowerBook G4側がTimeCapsuleに自動的に接続できなくなってしまいました。(起動後、毎回AirMacネットワークを選ばないと接続できない。自動や優先接続を設定しても駄目でした。)WEBをググって調べた結果、どうもWPA2にするとうまくいかない様子。PowerBook G4側での接続時の設定をWEPに変更したら自動で接続できるようになりました。OSX Leopard(10.5.6)では問題ないようなので、OSX Tiger(10.4.11)のバグではないでしょうか。
  
Posted by yyz at 13:52Comments(0)TrackBack(0)Computer

2009年01月11日

UKZ 遂に楽曲公開&EP盤発売開始


遂に、UKZの曲が浮上しました。

YouTubeにもRadiationという曲のプロモーションビデオが公開されています。YouTubeの映像を見る限り、一般受けする要素は微塵もなく(笑)、このRadiationという曲については題名通りヘビーで社会的なコンセプトを歌っているように見えます。



曲調は、古のUKの感じはなくどちらかというと...King Crimsonでしょうか、それも最近のNouveauMetalとRobert Frippがいっているような曲に近いものがあります。ボーカルもけっこうノイジーに処理されています。ギターは、前宣伝ではAllan Holdsworthフォロワーということでちょっと期待していましたが、この曲ではRobert Fripp(苦笑)、でも途中から突然Allan Holdsworthします。でもなぁ〜King Crimsonの曲の途中にAllan Holdsworthが出現みたいな雰囲気でちょっと納まり感がないです。Trey Gunnのタッピングはかっこいい!
Eddie Jobsonのキーボートとバイオリンもフル稼働してません。あの鋭角的というか神経を逆撫でするようなシンセの音やフレーズは聴こえてきません。作曲能力のなさは相変わらずですが。(受け狙いがないという意味です。)

かれらのOfficial SiteではRadiationを含む4曲が公開されてます。各曲はバリエーション豊富です。このあたりは正規盤CDのリリースに期待が持てます。Online ShopではEP盤も発売になっています。

でもなんだかんだ言っても結局CDは買うんだろうなぁ〜。

  
Posted by yyz at 09:14Comments(0)TrackBack(0)Music

2009年01月01日

明けましておめでとうごうざいます


954a8415.jpg

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

年末は一日早くお休みをもらいましたので、少しゆっくりできました。昨年はけっこうドタバタ、どさ廻りも多くて種蒔き状態でした。今年は収穫にまわりたいもです。

昨年は物欲もそこそこ満足。iPhoneに始まり、MacBook Pro、基盤整備でインクジェット複合機:MP980、Wi-Fiベースステーション:Time Capsuleで終了。今年はどうなることやら、Tablet-MacとかNetBook Macとか出てくると食指が動きそうな気もします。

今年は、もう少しまっとうに音楽もやろうかと思っていますが、世の中が不安定なので、そんな時間&心の余裕がもらえるかどうか不安です。(涙)まあ、やる気がないと何も始まらないので、まずは始めるというところです。

今年も、ぼちぼち更新していきますのでよろしくお願いします。


  
Posted by yyz at 11:28Comments(0)TrackBack(0)Diary

2008年12月05日

じいさんプログレミュージシャン復活の兆し:UKZ


4eff8aac.jpg

先日のTerry Bozzio with friendsで、じいさんプログレ/ジャズロック・ミュジーシャンがまだまだ健在なのを再認識したのですが、これに追い打ちをかけるような情報を入手しました。(情報は前からあったみたいで、私が知らなかっただけ。)
なんと、あのフランク・ザッパ、ロキシーミュージックそしてUKで活躍していたエディ・ジョブソンがバンドを結成・復活します。バンド名は『UKZ』、伝説(?)のバンド『UK』と彼のプライベート・バンド『ZINC』の合体名でしょうか、曲調もこの2つのバンドの合体のようになるのか...(私見ですが、エディはキャッチーな曲の作曲能力は皆無(苦笑)と思っているので、当然ヒットを狙える曲は期待出来ません。)プログレ/ジャズロック・ファンとしては期待が高まります。
バンドメンバーがこれまたクセのあるメンバ勢揃いのようです。
まずはギタリスト、全然知らなかったのですがアラン・ホールズワース・フォロワーです。(苦笑)iTunesで何曲か試聴しましたが、テクニカルな面でのAHフォロワーというよりも曲作り的な面のフォロワーという感じでしょうか。この人も『作曲能力ないです』(変態ギタリスト)グループに属しています。
グループメンバのクレジットとして、エディ以外で知っているのはトレイ・ガン。担当楽器のクレジットはギターになっているので『このバンドは3人もギタリストがいるのか?』と思ってしまうのですが、トレイ・ガンはスティック系のタッピング楽器の使い手なので、どっちかというとリズム担当かと思います。(同じジャンルのトニーレビンよりはテンション弱めですが)
これ以外のメンバはよく知らない方々(ドラムとギター)なのですが、どうもTerry Bozzio繋がりだったり、Zappa繋がりだったりしますので、自ずと音作りは創造出来るわけで...(苦笑)

2009/1/6にバンド名義でのアルバム発売です。(オレの誕生日じゃん)
絶対、買います。(ハズレかアタリかは関係なし!)

  
Posted by yyz at 15:12Comments(0)TrackBack(0)Music

2008年11月30日

Terry Bozzio with friendsコンサート行ってきました!


4eff8aac.jpg

11/27にTerry Bozzio with friendsコンサートに行ってきました。場所は六本木のSTB139です。このライブハウス、前は何度も通っていましたし、六本木Pit innがなくなった後、Allan Holdsworthがライブをココでやっているのでちょっと興味があった場所でした。なかなかおもしろい場所で、それなりに食事ができ、座って観られる(年寄りにはうれしい)システムでした。

さて、Terry BozzioはUK参加以来、私の音楽ラインアップに登録されたドラマーです。完全なロックドラマーと思っていたので、今回のJazz Rock指向のライブがどうなるのかけっこう楽しみにしてました。
4eff8aac.jpg
with friendsの顔ぶれもTony Levin, Pat Mastelottoに加えてAllan Holdsworthがゲストとなかなか濃いメンバです。LevinとBozzioは以前からもいっしょにアルバム(コレとかコレ)をリリースしていますのでお友達なのでしょう。今回はMastelottoが参加で『超強力クリムゾンリズム隊』とでも言うべき編成です。Bozzioのドラムセットは写真のようにとてつもない!手数の多い演奏が期待されます。

さてさてライブですが、すごいの一言でした。(笑)パーマネントなメンバではないので、演奏すべてがインプロビゼーション!。1曲目は40分程度。BozzioのドラムがロックしてなくってJazzっぽい『間』を大事にしたプレイ、『あれっ、指向が変わった?』と思わせるような演奏。パワープレイはMastelottoに任せたって感じです。Levinは前半エレクトリック・アップライトベースを指&弓弾き、こっちもけっこう控えめ。Holdsworthもいつもながらの控えめな演奏。(時々やるソロはいつも通りの超絶早弾きですが)曲自体はフリージャズ/プログレっぽい雰囲気で始まりました。後半に行くにしたがい、LevinもStickに持ち替えMastelottoとのコンビでクリムゾンリズム隊に変身。でもBozzioは依然と控えめなパーカッションでした。(おや、本当に年取ってパワードラムを止めたかと思ってしまいました。)
その後休憩。高齢者バンドは休憩が入るので観ているオヤジ側も楽でウレシイ。(苦笑)
その後の2,3曲はもうロックバリバリでした。クリムゾンリズム隊+BozzioのヘビーリフにHoldsworthの浮遊コードという不思議な組み合わせ、UKをちょっと彷彿とさせてくれました。Bozzioはこのあたりからは完全復活、超絶技巧ロックドラマーになりました。すごかったです。Levinはもうノリノリで、いつもの足踏み、歌舞伎調の見得などstickをばきばき弾いてました。途中で、本来のstickの音色でアルペジオやってみたり弓で弾いてみたりとサービス満点。
Mastelottoはパワードラムに徹してました。(ドラムをバシバシしばく感じの演奏)テクはBozzioと比べるといまいちなのかもしれませんが、馬力はあります。彼はドラム以外にサウンドエフェクトやキーボードも担当していたようで、MacBook Proがドラムの横においてありました。(暗闇の燦然と輝くリンゴマーク!)
アンコールは1曲のみでしたが、これは年を考えると妥当かと...。演奏終了後にネット予約でチケット購入した人に彼らの写真とサイン会がありました。ありがたく、4名のサインをもらいました。Bozzioに『You are Awesome!』と言ったのですが、彼は『いやいや、他のメンバがすごいんだ、ホント。』って答えてました。プレイとは違って、ジェントル&控えめな印象を受けました。(ステージでもHoldsworthにすごく感謝の意を伝えていて、ひざまずいて敬意を表していました。)

コンサートの様子はTony Levin自身のBlogで見ることができます。

久々になかなかいいコンサートでした。

  
Posted by yyz at 09:55Comments(0)TrackBack(0)Music

2008年10月15日

買い替えモード起動:MacBook Pro

b27d31f1.jpg

やっと出てきました、MacBook Pro。今までのMacBook Proラインの正常進化という感じ。よくよく見るとほとんどの部分が再設計というか新規設計なのですが、基本的な設計思想として取り入れられているバルク(塊)感を大事にし、その完成に向けてさらに一歩近づいたというところ。見た目には大規模なデザインの変更はありません。(このあたりはヨーロッパ車のデザインの考え方に通じるものがあります。)

トピックとしては、LEDバックライト、ガラス面で覆われたディスプレイ部、ボタンレス・グラス・トラックパッド、nVIDIA-GPUを2基実装、ラッチレス、HDD、バッテリーへのイージーアクセス等々、いろいろあります。グラフィック・パフォーマンスの向上という点ではnVIDIA2基搭載というのはツイン・ターボみたいな感じ(苦笑)で、ちょっと強引かも(この手の極モノ的アーキテクチャはどうなんでしょう...過去にもこの手の試みはけっこう失敗してますが...)Snow Leopardを狙ったアーキテクチャだと思いますが、Snow Leopardが未だ姿を見せない現状ではなんとも判断出来ない状況。

今回の目玉のひとつは、ブログサイトでも話題になっていた製造工程の改良、Brickです。今回Appleのサイトで公開されたビデオで製造工程が公開されています。どちらかというとBrickというよりSlateというようなアルミからウォータジェットで筐体が削りだされていきます。さらに細部をレーザで加工しています。(製造途中でアルミを削りだした切り子が飛んでいますが、あれは集めて再利用するのか...)この工程がカッコイイです。

スペック的にもなかなかのもの。CPU:2.4/2.53GHz(2.8GHzはオプション)メモリは2GB/4GB標準実装、HDDは250/320GB、ディスプレイ解像度:1440×900pixel.....言うことなしです。

自宅のマザーシップがPowerBook G4 Titaniumなので、これはもう完全買い替えモードです。(妻も文句なしにOKモード。)さあ、今回は奢って2,8GHzオプションにしようかなぁ〜。(コストパフォーマンス悪い。)最後の最後の決断で、2.53にするかも(爆)。

いずれにしても購入します。キッパリ!  
Posted by yyz at 08:09Comments(0)TrackBack(0)Computer

2008年09月16日

Richard Wright 逝く

330611e5.jpg
PINK FLOYDのキーボーディスト、Richard Wright(通称:リック・ライト)がガンで亡くなりました。65歳でした。
PINK FLOYDは私のRock暦の中核にあるバンドで、Roger Watersがコンセプトと詞を代表し、David GilmourとRick Wrightが曲を担当するという初期〜中期のスタイルがとても気に入っていました。
Rickの演奏スタイルはとっても地味で、キーボードが前面に出てきて超絶技巧なソロをとるなどということは皆無でしたし、どちらかというと後方であのPINK FLOYD独特の雰囲気を作り出すようなコードプレイを重要視していたような感じでした。
彼自身はとてもジャズを意識していたようで、DARK SIDE OF THE MOONのメイキングでもそう語っていました。(US AND THEMのコード進行とマイルスの曲との関係を説明しています。)
彼なしにPINK FLOYDの雰囲気を作り出す事は非常に難しいと思います。

自分自身が年を重ねるに連れて、自分のロックヒーローがどんどんいなくなる状況を今後目にするのかと憶うとなかなかつらいものがあります。

ご冥福をお祈りします。  
Posted by yyz at 09:24Comments(0)TrackBack(0)Music

2008年07月13日

懐かしやぁ〜GREG LAKE


7月11日のiPhone騒動...せっかく休暇をとったのにあまりにも無策な計画で見事にゲットし損ねました。(涙)会社に近い表参道店で並ぶなどという愚かな計画でみごと玉砕。他の店舗に行くということもなく、そのままいつもより早く出社して、いつも通りの時間まで仕事。結局、休暇取り消しでした。
まあ、地元のソフトバンクショップで購入します。(気長に待つかぁ〜。iTunes7.7も家のPowerBookにインストールしたらiPodと同期できなくなるし...気長に、気長に。)

さてさて、往年のロックシリーズ(そんなのないって!)特集。
GREG LAKEのソロ・アルバムです。もう、AmazonでもHMVでも売ってません。ちょっと、マニアックなdisk Unionでも売ってません。しょうがなく、GREG LAKE GIFT SHOP(ハワイの土産物屋みたいですが)から購入。(送料込みで$45もとられた。)08d3fcac.jpg
ソロ・アルバム1枚目:GREG LAKEであります。ギタリストはあのゲイリー・ムーアです。のっけの1曲目が印象に強く、この曲だけでこのアルバムをずっと欲しいと思ってました。この1曲目、ゲイリー・ムーアのオリジナル曲の『NUCLEAR ATTACK』です。これ、カッコイイんです。でもゲイリー・ムーアのオリジナルは私としてはイマイチ。ボーカルがGREG LAKEというのがいいんです。リリースが1981年なので27年振りに聴きました。昔はもっとハードな曲のようなイメージがあったのですが、今聴くとそんなでもないですね。でも、カッコイイ。1984年に登場したASIAに通じるものがあります。
他にもバラードっぽい曲が幾つか入っていますが、これはもうGREG LAKEの独壇場。『LET ME LOVE YOU ONCE BEFORE YOU GO』ベタなタイトルの曲ですが、思いっきりバラード、歌い上げてます。

ed8c4468.jpg
ソロ・アルバム2枚目:MANOEUVRES(マニューバーズと読む。読めない(苦笑))こっちもバラード路線です。このアルバムもゲイリー・ムーア参加です。このアルバムは1983年リリース。(こっちも古い...)
当時は、この手のプログレ崩れ(苦笑)のミュージシャンがちょっと売れ線のバラードとかポップロックをやる(エイジア、スーパートランプ、ジェネシスなどなど)というのが流行だったみたいです。プログレの凋落が顕著になった時代でした。
それにしても、これをiPodで聴きながら通勤と思っていたのに、iTunes7.7のバグみたいで同期できません。(ビーチボールぐるぐる回りでiTunes応答なしになります。)
WEBの情報でiTunesに関する幾つかのプリファレンスを捨ててみましたがダメでした。
なんとかして欲しい。(ホント)前回のiPodのバージョンアップでもバグがあって、全曲削除&初期化で同期に1日半かかりました。(これはかなりきつい。)
はやくバグフィックス版を出してほしいものです。

  
Posted by yyz at 20:23Comments(0)TrackBack(0)Music

2008年05月03日

詠時感:ASIAは蘇ったか?


物欲を満足するものがなかなか出てこないので、更新が滞り続けています。(ウソ)

GWのド真ん中でだらだらブログを書いているのもなんだかなぁ〜って感じですが...
(昨日も出勤、夜は同僚の昇進祝いで銀座で飲みでした。通常営業日とおんなじ行動パターン)

前回のMacBook Proのマイナーバージョンアップを袖にして、6月発売されるであろうNew MacBook Proを待つ日々が続いております。6月の3G iPhoneの発売はほぼ間違いないかと思いますので、もしNew MBPとiPhoneが同時発売となれば、これはもうお大尽モードの散財になります。(笑)一気に物欲を満たすという感じです。
New MBPはぜひAirに投入した技術を利用して軽くなって欲しいものです。(くれぐれもAirとの差別化を明確にするためなんぞの理由で重量そのままとかは止めて欲しい。)

iPhoneは最近になって、複数のキャリアから販売されるケースが予想されています。日本もdokomoとSoftBankの2社から発売なんていうことになるのでしょうか...今はauを利用しているので、いずれにしてもキャリアを変更することになります。
会社の同僚にも『リリースされたら絶対買う』と豪語する者が数名います。周囲から『だって6万とかするかもよぉ〜。』と購入意欲に水を注ぐような発言をされていますが、そんな言動には一切耳を貸さず!
リリースされたら、私も即購入です!(キッパリ!)

さて、本日は久しぶりの音楽ネタでございます。

最近、爺さんバンドがゾンビのごとく(まだ死んでないって)復活するのが流行っぽくなっています。ポリス(コンサート行きましたよぉ)とかチープ・トリックとかTOTOとか(TOTOはボーカルが声が出なくて最低だったようで...友人談)ヒューイルイス&ニュースとかとか...老後の資金稼ぎかと思ってしまいます。

ちなみに、King Crimsonも崇拝するトニーレビンが再加入してライブやレコーディングを開始するみたい、こっちはちょっと期待しています。(元々、若さを売り物にしていなかったバンドは爺になっても強い。)
やっぱリズム隊はトレイガンじゃなくてトニーレビンじゃないと、あとブラッフォードが再加入してくれれば文句なしですが、こっちはちょっと無理っぽい。(ジャズの人になっちゃってます。)

で、この流れに便乗して、あのASIAが復活、オリジナルメンバーでレコーディング&ツアー開始です。652a56de.jpg
どうなの、コレ?と気になったので新譜:Phoenixを購入(HMV)を購入。

感想ですが、う〜ん、ちょっと微妙かなって感じ。確かにデビューアルバムやAlphaあたりのASIAっぽいですが、やっぱ元気がないかなぁ〜。ボーカルの音域を考慮してかもしれないのですが、曲内の構成にメリハリが少ない感じがします。それから、ハウのピラピラギターフレーズが少ない。スティールギターが多いのですが、ちょっと合ってないかなと。カールパーマーは相も変わらずドタバタドラムです。(苦笑)ジェフダウンズは昔ながらのキーボードを弾いてますが、ハウのギターとフレーズとか音がバッティングしている部分があり補色関係のようにキーボードとギターがお互いを弱め合ってるという印象です。
まあ、車で聴くにはいいかなぁってところです。

それから、もう一枚CDを購入。こっちは思いっきり個人の趣味に傾倒した一枚です。24217fa5.jpg
北欧のプログレメタル(うわっ、安っぽい表現)です。Spiral Architect(なによ建築会社?)というバンドのSceptics Universeというアルバム(HMV)でございます。
このアルバム、まあDream Theaterに通じるものがあるといえばそうなのですが、もっと変態系です。(笑)曲調は完全にデスメタルですが、ボーカルは普通。(これがある意味、変態の所以)ギターとベースは思いっきり変態フレーズを弾きまくっています。(ベースはけっこうプログレしてます。)

このアルバム、なかなかおすすめです。と一応、昔の音楽仲間さんには業務連絡しておきます。

いやぁ〜、ほんと6月のWWDCで何が出てくるのか楽しみです。あと一ヶ月。

  
Posted by yyz at 15:23Comments(1)TrackBack(0)Music

2008年01月19日

MacBook Air

cf890670.jpg
前回の更新からずいぶん間があいてしまいました。

さてさて、今回のMacWorld Expo 2008、めずらしく事前のリーク情報の確度が高く、めでたくMacBook Airの発表と相成りました。このAir、巷では『高い、中途半端』、『G4 Cubeの二の舞』等と既に先行きに暗雲がたれ込めたような様相です。私もそろそろPBG4が買い替え時期に入っているので、小型・軽量のNoteBookの発表には興味津々なところがありたので、今回のAirは即『購入対象にあらず』と判断した次第です。

でも、発表から少し時間が経つにつれて少し異なる理解が出来るようになってきました。AirはいちおうMacBookのカテゴリ内の商品として発表されましたが、本当の狙いはそこじゃないんじゃないでしょうか?AirってAppleなりのネットワーク・アプライアンス製品みたいな位置づけを狙っているんじゃないかと...。
一時期、iPhone、iPod Touchの発表を受けて、次はタブレットMacみたいなやつが出ると噂されていましたが、(元、Newtonユーザとしてはこれを首を長くして待っているのですが...)Wi-Fiをベースとした商品ラインアップ:ワイヤレスな完全モバイル端末みたいな路線を次の世代として模索しているのではないかと思っています。その第一弾がAir。
昔、ボンダイブルーのiMacが出たときも、FDなしでインタフェースもUSBのみになったことへの批判がありましたし、その後もなぜ液晶の背面にPCを入れた形態の一体型Macが出ないのかという議論がありました。前者は結局、現在のPCで主流の形態になりましたし、後者もスタンド型iMacを経て現在の”理想型”のiMacにたどり着いています。
このアナロジーと同じことをモバイルの領域でやろうとしているように思えるのですが、どんなもんでしょう?
マルチタッチ・トラックパッドの採用や薄い筐体設計、ワイヤレス環境に必要最低限なインタフェースの搭載、Remote Driveの提供等々、現在のデスクトップvsノート、プロvsアマチュアのカテゴリ分割にiPhoneの流れの延長線上にあるモバイル端末みたいなジャンルを追加しようとしているのではないかと思います。このジャンルには、自宅環境を持ち出す=キーボード付きのAirみたいな形態とiPhoneの情報端末部分が進化しタブレット機能を強化したようなモバイル機器の形態を出してくるのではないかと思っています。

きっとJobsは携帯電話→スマートフォンの流れがもっとインテリジェントになり主流になると思っているのではないかと。

少なくともAirはマザーシップ・マシンの存在が前提となっているコンセプトと理解出来ます。なので、日本のユーザのように、省スペースPCという意味でのノート・マシンのジャンルからはAirが狙うところは見えてこないのではないでしょうか...
  
Posted by yyz at 12:56Comments(0)TrackBack(0)Computer

2007年10月14日

iPod classic 雑感

42e5e7b8.jpg
新しいiPodシリーズが発表になって即ポチッとしました。新しいカテゴリともいえるiPod touchと今までiPodの完成型であろうiPod classic、どっちにしようか迷いました。が、今まで3G iPodに収納していた4,000曲を今回も持ち歩きたかった、この要求を満足するためには、iPod classicしか選択肢がありませんでした。(3G iPodが壊れてなければ、touchを選択したかも知れません。)iPod classic 80GBとiPod touch 8Gの両方購入という暴挙に出ようかとも思いましたが、これはちょっと無理。(苦笑)結局、どうせ買うならとiPod classic 160GBを購入しました。(今にして思えば2つとも低容量を買うのはちょっと中途半端だったかとも...)

で、1ヶ月程度使ってみましたが、まあ、iPodなので(苦笑)そんなに違いはありません。OSXになって、Cover Flowがサポートされて、UIも少し変わりましたが、でもiPodです。
Cover Flowは、UIというかインパクトとしては『おっ、カッコイイ!』って感じですが、いつもシャッフルを多用しているので、実用的にはあまり日の目を見ない。(笑)
OSXの採用は...どうなんでしょう?UIはハデ&カッコよくなりましたが、ちょっとレスポンスがタルいというかモタります。そんなに問題になるほどではないのですが、『んんっ?』っていうタイムラグがあります。

3G iPodからの変更で一番困っているのは、iTunesとシンクロするためのインタフェースがFireWireからUSBになったこと。うちのMacはPBG4チタニウム800MHz、USBはVer.1.1です。これが転送レートが無茶遅いんです。いままではFireWireでシンクロしていたのでとっても快適だったのですが、これがこの超低速USBでのシンクロとなると想像を絶する時間がかかります。(今までも娘は2G iPod nanoをこのUSBでシンクロしていたのですが、曲数が少なかったので全然気になっていませんでした。)4,000曲=約40GBのシンクロは辛い!全曲シンクロすると18時間くらい。(涙)今までのFireWireケーブルが使えるか試してみましたが転送はやっぱり無理。ただし充電は出来ます。

最近、アップデータ1.0.2がデリバリされました。さきほどのCoverFlow周りのレスポンス改善が修正項目に書いてあったので早速iTunes経由でアップデート...これが悪夢の始まりでした。
アップデート後、iPodにアップルロゴが表示されて再起動開始...ところが、またリセットがかかりアップルロゴが表示、で、またリセット、この繰り返しが始まりました。
しょうがねえなぁ〜と思いつつもどうせiPod本体にリセットかければ正常に起動するだろうとタカをくくって、MENUと真ん中のボタンを同時に押して強制リセット...起動完了を待っているとまたもやリセット&再起道の繰り返し無限ループに入りました。
ここで、ちょっとヤバいかなぁと思い直し、iPodを復元=18時間かけてシンクロした4,000曲よ、さようなら〜。アップルのディスカッション・ボードで類似の症例を探してみると、どうもプレイリストに絡んだ不具合のようで、プレイリストを消去して同期するとオッケーとのこと。早速実行、またもや18時間待つ。結果は同じでエラーが解消されず。
そこで、しかたなく、自分のアカウントディレクトリ/Library/iTunes/iPod Software Updates/内の1.0.2アップデータを削除して、iPodのバージョンを1.0.1にダウン、再度同期(また18時間、苦笑するがほとんっど顔がひきつる。)
で、現在はまっとうに動作しています。
某巨大掲示板では、iTunes側でイコライザがプリセットされている曲があると今回の症状になると書き込みがあり、イコライザ設定をなしにして同期するとオッケーとも書かれているのですが、さすがに実験する気にならず、当分は1.0.1で使うつもりです。

この件、経験者の方からご助言いただければうれしいです。

さて、同時期に発表されたiPod touchですが、電車で目撃しました。見た目のインパクト最高です。実際に購入された某氏も今までにない新しいガジェットとして最高と言ってます。USの友人がiPhoneのことも『久々に味わう触れて操作する楽しみがあるデバイス。』と言っていましたが、まさにtouchもそんな感じでしょう。あれなら確かに映像をモバイルで見たいという気になると思います。(実際、classicでもミュージックビデオはけっこう見る気になるので、画面が大きくなるとけっこう快適になると思います。)

そのうち、touchも買っちゃうんだろうなぁ〜。(iPhoneの上陸、touchの32GB化、さてどっちが早いか?)

  
Posted by yyz at 15:27Comments(2)TrackBack(0)Music

2007年08月11日

夏休み報告


どうもご無沙汰です。

相変わらずの猛暑、東京に通勤することになって2年以上になりますが、やっぱり東京は暑いです。というか温度が下がらない。夜になっても地面が暑い。新幹線のホームは発車を待っている車両がエアコンを付けっぱなしにするのでその排気でこれまたすごく暑い。待ち行列に並んでいるとキレそうになります。(ホント)

自宅周辺に帰ってくるとなんと涼しいことか...これはやっぱ田舎の特権でしょうか(苦笑)

さてさて、今日当たりから巷は夏休み。朝から高速道路なんかも渋滞がけっこうすごいみたいですが、私の夏休みは8月頭に終わってます。これからの残暑をどうやって乗り切るのよっ!ff198412.jpg

ということで(どういうこと?)夏休み日記でございます。
今年も蓼科に行ってきました。涼しいんです、蓼科は...。
昨年から2年越しで『電波望遠鏡Quest』でございます。(笑)Take5Blogさんで紹介されていたパラボラ・アンテナ探求の旅、第二段です。昨年は野辺山に行きましたが今年は臼田宇宙空間観測所です。ここのパラボラは野辺山よりまだデカイ。なんと64mでございます。私もTake5Blogさんのまねっこで愛車とツーショット。(展示室がバリアフリーの工事中とのことで、周辺にトラックとかが止まっていてあまりいいアングルで撮れませんでした。)
このパラボラに至る道ですが、Take5Blogさんでも間違わないようにと書かれていたのですが間違いました。(爆)Take5さんの指摘していた場所で間違ったのではないのですが、やっぱり山の中に突入してしまいました。(カミさんが助手席であきれる顔が怖い。)
で、そそくさとその場を離れました。(何しにいったのよっ!)

d7709b82.jpg
その後、御泉水自然園に行きました。1周約40分のトレッキングです。高山植物が自生している森の中を散歩するのはヒーリング効果ばっちり。(観光客のオバさんたちは最低でしたが...)まさに森林浴が満喫できます。

646c9e8a.jpg
翌日は、八島が原湿原を散策。ここは標高1600〜1900mに湿原がかなりの広さに広がっています。湿原の周りを散策できる歩道が巡っています。けっこう広大な空間が広がっていますので開放感たっぷりです。ただ、水がある湿原部分が少し少なめだったのがちょっと残念だったというところでしょうか。

1泊2日の旅行でしたがまずまずの気分転換が出来ました。


  
Posted by yyz at 11:55Comments(0)TrackBack(0)Diary

2007年07月29日

iPod逝く

思い起こせば、2003/5/9。手元にやってきたiPod 3G。30GBの空間はとても広大で手持ちの楽曲4,000曲を全部収納出来ました。(160kHzでサンプリングしてね)

所有当初は、『これはすごいわっ!』てな感じで、周囲に対してもとっても優越感がありましたし、上司が『オレはそんなにたくさんCD持ってないし、第一、そんなに4,000曲も入れてあっても全部聴けないだろう?』などというバカげた旧態然な説明をしても意に介さず、それはそれは楽しい日々、iPodの浸透にもちょっとは貢献できたかなと思います。

そんな、iPodもここ数ヶ月調子が良くなく、iTunesに繋ぐと『復元する?』と尋ねられる毎日でした。しかし、それも限界のようで、ついに復元しても同期途中でエラーが出るようになってしまいました。
ちょっと、修理なしの復元は無理そうです。(HDDがイッたみたいです。)一回、AppleStoreのiPodバーを訪ねてみようかとも思いますが、8/7には新iPodも出るという噂もありますし、まあ待ちかなという所です。
このデジタルやITの進歩のなかで4年間使えたのはけっこう奇跡かと思っています。(なにしろ携帯するものでしたし、一回落としましたし(苦笑))

まあ、ご苦労さんでした。『きっと、iPod 6Gは買うと思う。iPhoneっぽくなくても。でも3Gも修理するかも...』

昨日から夏休みですが、車での移動でiPodがないのはちょっと辛い。

  
Posted by yyz at 09:17Comments(0)TrackBack(0)Music

2007年06月08日

SYSTEMATIC CHAOS 続き

先日紹介したDREAM THEATERの新譜:SYSTEMATIC CHAOSのレビューの続きです。今回はDVD編。このアルバムのレコーディング風景を記録したものですが、これまた、カッコいい!ポートノイのドラムやペトルーシのギター等が間近で見れます。おまけにレコーディングなのでけっこう真面目に演奏しています。ジョーダン・ルーデスもキーボード弾いていて『音を間違わなければいまの演奏は最高だったよ、あのフレーズ、遅く弾くのが難しいのよねぇ〜。』なんて言ってましたが、全体には結構、演奏をきっちり見る事が出来ます。
ポートノイやペトルーシがアルバム・コンセプトやアルバム制作前に思った事などを真面目に語ってくれてます。なかなかが見応えあります。レコーディング中のエンジニアやプロデューサからの注文もおもしろいです。『今のボーカル良かったよ、あそことココを除くと最高だっ!』なんていうとボーカルのラブリエが『やり直せって言ってくれる?素直に!』みたいなやり取りも。まだ途中までしか見ていませんが続きを見るのが楽しみです。

それはそれとして、ジョーダン・ルーデスが使っている変なタップボードみたいなのが気になっていたのですが、どうもCONTINUUM TAPBOARDというもののようです。タッピングとグリッサンドが可能なコントローラです。音源をギターっぽくするとスライドギターのような音色での演奏が可能になります。(まるで、ピンク・フロイドのデイブ・ギルモアのスライド・ギターのような音色です。)う〜ん、なかなか面白いコントローラですが、きっとジョーダンのように器用に使う事は難しそうです。でも、楽しそう。
4fbba220.jpg
  
Posted by yyz at 08:57Comments(0)TrackBack(0)Music

2007年06月07日

SYSTEMATIC CHAOS : DREAM THEATER

48b9b3e5.jpg
またまた、DREAM THEATERネタです。昨日、新譜:SYSTEMATIC CHAOSが届きました。CD&DVDのカップリングアルバムです。ジャケットやライナーノーツのデザインは、一目見て判るHUGH SYMEです。(RUSHでも有名。彼のデザインは独特の静寂感が漂っており大好き。)早速リッピングして、今朝の通勤で聴いてきました。

これはいいです。気に入りました。先日、RUSHのSNAKES&ARROWSが個人的にはハズしていたので、DREAM THEATERもハズしたらもう大変だったのですが、これはいいです。アルバム全体の雰囲気としては、けっこうメロディアスで、彼らとしては若干、畳み掛け感が抑えられている感じでしょうか。でも、デスっぽい曲からメロディアスなバラードに移行したりとなかなかおもしろい構成があったりします。
通勤の新幹線で半分寝ながら聴いていた(苦笑)ので、まだ聴き込みは足りていませんが、けっこうお気に入りのアルバムになりそうです。
同梱のDVDはまだ見(聴?)ていませんが、レコーディング風景が90分記録されているようで(!)楽しみです。あと、それぞれの楽曲の5.1chリミックスもどんな感じなのか...けっこう期待しています。  
Posted by yyz at 13:09Comments(0)TrackBack(0)Music