2006年04月02日
おばあちゃんありがとう
4月1日午前9時30分、祖母が逝去しました。
98歳と6ヶ月の、大往生でした。
危篤状態になり約一週間、苦しそうな呼吸が続いていましたが
最後は、穏やかな表情で亡くなりました。
穏やかな春のひかりがさす我が家で、子や孫、ひ孫に囲まれながら
最後を迎えられました。
お祭りが大好きだった祖母。
最後は明るく笑っておくってあげたいと思います。
おばあちゃん、素人の介護でごめんね。
30年間私を育ててくれてほんとうにありがとう。
2006年03月28日
私にできることは何があるだろう
ここ数日で衰弱が激しく、点滴も入りにくくなってきた。
ただ側にいて泣いているだけの私。
私にできることはもう何もないのだろうか?
ただ弱っていく祖母を見ているだけでは、あまりにも辛い。
ねぇもう一度、うるさいほど元気な声を聞かせてよ。
もう朝まで徘徊したって、嫌な顔しないから。一緒に家の中散歩しようよ。
98年間、今までずっと頑張ってきたんだもんね。
もう頑張れなんて、言わないよ。
痛みとか、苦しみとか、感じずにいてくれたらそれで充分だから。
ねぇおばあちゃん。
最近、私おじいちゃんが側にいるような気がしてるんだ。
おばあちゃんは感じている?
あまり仲良くなかったから、おばあちゃんは知らん顔してるかな。
でも、おじいちゃんはきっと心配していると思うよ。
ねぇおばあちゃん。
胸が苦しいよ。
2006年03月23日
脳梗塞から2週間
右半身の弱い麻痺と失語にはなったものの、こちらの言うことに頷いたり反応するようになった。
得にひ孫がくると、脳梗塞以前の顔つきになって笑ったり、握手したり、嬉しいようだ。
しかし、今週始め頃から少しづつ体力が落ちている様子。
座っていられる時間がだんだん短くなって、すぐに横になりたがる。
今日の点滴後、医師から胃に穴をあけて直接栄養をおくるという手もありますが、という話をされた。
でも私の独断で断った。
食べられないのは脳梗塞になる前からなのだから。
きっと祖母もそんなこと望んでいないはず。
これでよかったよね?
2006年03月08日
脳梗塞
明らかに様子がおかしいので病院へ。
CTの結果から脳梗塞との診断。
失語と右半身の軽い麻痺。
こちらの言葉がわかるのか、わからないのか微妙な反応。
入院も難しいため、明日から通院か往診で点滴治療に。
寝てもいられず、座ってもいられず。
今までとは全く違う徘徊。
今後のケアをどうしていくか…。
明日ケアマネと相談。 続きを読む
2006年01月22日
ひ孫と共に…
義兄が出張のため、姉が姪を連れて泊まりにきた。
祖母は目を輝かせて姪にすり寄っていく。
「 お名前は?」
「 どこのお子さん?」
「 いつ生まれたの?」
「 何か食べる?」
もうすぐ5ヶ月になる姪も、矢継ぎ早な質問に目を白黒させる。
そしてその都度女の子よ、と伝えても
オムツ替えを側で覗いていても
「可愛い男の子だねぇ〜」
男の子だと疑わない。 (笑)
まぁ誰が見ても男の子なのですが。
その夜、祖母が「私の赤ちゃんがいなくなった!」と探し出した。
別の部屋で寝ているの、と伝えても心配がますばかり。
あまり大声をだすものだから、姪が起きてしまった。
ここのところ、めったに大泣きしないという姪も
この時ばかりは、暫く泣き続けていた。
その泣き声に気付き、祖母はひとまず落ち着くが
泣き声が治まるとまた、心配になる。
姪が泣く→祖母が落ち着く→姪が泣きやむ→祖母が興奮→姪が泣く
この状態が朝までエンドレス。
それだけ祖母にとって赤ちゃんは、影響力あるんだなぁ。
姉は「楽しに来たつもりだったんだけどなぁ」とつぶやきながら帰っていった。