やっぱブログ移転します

当ブログをお読みいただいている方へ、やっぱブログ移転します。移転先は https://philomusicandphenomenology.wordpress.com/ です。まだすっからかんですが、このブログでの更新を本日付け(投稿日は2015年2月4日ですが、これを書いているのは同年1月24日です)で止め、以降は上記 URL で更新していきます。続きを読む

2013年のプレイリスト、アルバム編 —ポスト「アルバム」時代にアルバムを出す意義—

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【奥田民生、3年ぶり新アルバム『O.T. Come Home』11月リリース - TOWER RECORDS ONLINE より】


確か、《海の Yeah!!》【Amazon】が出た頃のインタビューだったと思うんですけど、桑田佳祐が、「もうオリジナル・アルバムは関心がない」みたいな、そういう話をしてて。

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その頃はまだまだ「アルバム信者」、アルバムこそ全てだ、と思ってたんで、その発言に全く共感できてなかったんですけど。で、そっから10年以上経って、わたしも音楽を発表する形式のそもそも多様なことをちょっとは知って、で、技術の変化とともに、CD ていうのがどんどん重要でないものになっていって。そういった中で、「アルバム」ていうものの「取るに足らなさ」みたいなのも、理解はできてきて、要するに、特定の時代の特定に地域の、商品流通と技術の制約に沿った音楽の経験形式のうちの一つ、みたいな。そういうのが分かってきてはいたんですが、でも何となくやっぱりその、初めて買った CD がアルバムだった、てのももしかしたらあったかもしれないんですが、アルバムってのにどっか執着しているところがあって。あったんですけど、もう、今年は本当に、それすらなくなってしまいましたね。遂に。アルバム、むしろダサいぞ、と。アルバムっていう形式、むしろカッコよくないぞ、と。ようやくか、という感じなんですが。
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制作記録〈FIRST IMRESSION OF MYSELF(FIRST MELANCHOLIE Rmx)〉

音楽同人誌フミカレコーズのメンバーである yaoki さんによるヒップホップのリミックスを制作しました。



フミカレコーズ
フシギにステキな素早いヤバさ
yaoki_dokidoki's stream on SoundCloud

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〈せーのっ!〉でどこへ「飛びだす」のか —アニメ『ゆゆ式』OPの「力強さ」について—

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「三上小又原作のマンガをアニメ化した『ゆゆ式』。同作は、いわゆる「日常系」の系譜にあるが、いわゆる「日常系」の本質を剥き出しにしてしまった = 女子高生の会話のみで構成されてしまったが故に、既存の「日常系」とは全く異なる雰囲気をもつアニメだ。アニメとしての『ゆゆ式』の全体像については稿を改めるとするが、本稿では、OP 曲である〈せーのっ!〉の全体を貫く「力強さ」。この力強さが何処に由来するのかを考察したい。

さて、〈せーのっ!〉の力強さだが、既にアニメ放映中に、Twitter などで #津田美波さんの力強い歌声 といったタグが多数見受けられたことから、「〈せーのっ!〉は「力強い」」というイメージは、『ゆゆ式』ファンの間で共通理解であることに疑いない。確かに、津田美波さんの歌声は力強く聴こえ、NAVER まとめられるほどである。しかし本稿では、津田美波さんの力強い歌声の分析ではなく、ただしもちろん、それと関係しながら、楽曲構造に着眼し、〈せーのっ!〉における力強さを分析することとする。
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FUJI ROCK FESTIVAL '13

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7月26日(金)〜28日(日)に苗場スキー場で開催されました FUJIROCK FESTIVAL '13、前夜祭から2日目まで楽しんできました! 去年は行かなかったので、2年振り、何回目? かはもうちょっと忘れましたが。6回目くらいかな? ので、ちょろちょろッと書いていきます!


えー、先ず。前夜祭。写真観ていただければ分かるんですが、最高の曇天(笑)、しかも途中から雨、ていう、ま、止みましたが。なかなかフジロックらしい始まりでしたね。Red Marque でバンドと DJ を聴いて(それ以外はほとんど呑んでたんですが)、まぁ、普通かな、と。

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Xross Vibes - DJ Streaming - Replay 2013 06 23 @ SHINJUKU OTO

先日の記事に書きました通り、6/23に新宿 OTO でプレイしました DJ の再現 UST をしました。

6/23 (Sun) CultureMilk 10杯目! ありがとうございました!


今回も録画したので、ぜひ! 


Video streaming by Ustream 続きを読む

6/23 (Sun.) CultureMilk 10杯目! ありがとうございました!

6月23日(日)、新宿 OTO で開催されましたパーティー、「CultureMilk 10杯目!」に DJ とトーク = 講義としてゲスト出演させていただきました!

(「させていただきました」がここで正しいかどうかわかりませんが、「させていただきました」がここではいちばんしっくりくる表記です!)

6/23 (Sun.) CultureMilk 10杯目!

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Xross Vibes - DJ Streaming - (201306)

4月から月イチで UST 配信していまして。DJの。


記録でもつけようかなあ、と思ってたんですが、なかなか実際に書くまでには至らなかったんですが。今回、つまり6月ですね。6月度のは録画してみました。


ので、こちらをお聴きいただきながら、下のセットリストでも眺めていただければと思います。
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吉村秀樹への追悼文

先ず、唯一まともに弾くことのできる楽器というのが、ギターなのですが、ワタシは。しかしそれでも、相当ヘタクソで、「え? お前、それでギターとか言っちゃってるのwww」みたいなレベルなのですけれども。本当に、マジで。


で、上手くなろうと思ってちょろちょろ弾いたりしてるのですが、一向に上手くならない。なぜ上手くならないのか。なぜワタシはギターが、というか演奏全般がヘタクソなのか。なぜこうも作る曲作る曲ゴミのような曲なのか。その理由の1つとして挙げられるのが、吉村秀樹、あなたでした。あなたです。あなたでしょう。あなたでありつづけます。

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追悼 吉村秀樹

フミカレコーズ『フミカ 1.5』

先日のエントリー(「音楽系同人誌『フミカ 1.5』で、当ブログが取り上げられました!」)に記しました通り、フミカレコーズさんが去る4月28日に開催された超文フリで販売されました『フミカ 1.5』にて、当ブログへ言及いただきました。ありがとうございますありがとうございます。

「音楽系同人誌『フミカ 1.5』で、当ブログが取り上げられました!」
【フミカ宣伝】レヴュー・オブ・レヴュアーズ【枠組み編/実践編】 



それで、これまた先日のエントリーでも記しました通り、フミカレコーズのメンバーでありますやおき( @yaoki_dokidoki )さんから、


と Twitter でリプライいただきましたので、レビューを書きたいと思います。書きます。書いたる。頑張る。
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ボーナストラック———「音楽について書くについて書く」へのリアンサーソング

音楽理論家・キーボーディストである neralt 氏から、当ブログのエントリー、「音楽について「書く」ということ」へのアンサーソングをいただきました。

アンサーソングー音楽について書くについて書く


neralt 氏とは、わたしが東京にいた頃から交流がありまして。当ブログを通じて音楽理論のワークショップに呼んでいただいたり、イベントに遊びに行ったりしていました間柄です。

Music Theory,Nice Music,Cool Events 音楽理論、ジャズ理論を中心とした


彼は、音楽理論に関してかなーり博識で(ワタシは彼の足元の親指の裏の母子球の皮にできたシワのはしっこにも及びません)。で、博識だけでなく、ちゃんとそれを実践に還元する。こういうとてもクールな音楽家です。

(書こう書こうと思って3ヶ月以上も経ってしまったけれども・・・)と、いうことで、ボーナストラックとして、リアンサーソングをしたためようと思います。
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ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン 2013「パリ、至福の時」

毎年、5月のゴールデンウィーク中に開催されますクラシックの祭典、ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン La Folle Journée au Japon(以下、LFJ)。

ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」2013公式サイト
ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」公式レポートブログ


ワタシは2年振りに行ったのですが、3日目、5日5日に7公演鑑賞しました。2年前までは、1公演しか鑑賞しなかったんですけれども、今回は、まあ、せっかく行くんだったら朝から晩まで聴いてやろう、ということで。
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音楽系同人誌『フミカ 1.5』で、当ブログが取り上げられました!

何かタイトルがどうも、「取り上げられてどっかいっちゃった」感ありますけれども(笑) どうもこのタイトル以外思いつきませんでしたので、このまま書きます。

で、タイトル通りなんですが。4月28日(日)に幕張メッセで開催されます超文学フリマ。に出店されますフミカレコーズさんが制作されました同人誌『フミカ 1.5』で、当ブログが取り上げられています。わぁい!

【フミカ宣伝】レヴュー・オブ・レヴュアーズ【枠組み編/実践編】


テーマは「レヴュー・オブ・レヴュアーズ【枠組み編/実践編】」ということで、音楽に関するレビューや批評について分析されています。
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南ことり、すなわち神の存在証明 —μ's〈僕らは今のなかで〉を中心に—

ラブライブ!  μ's Best Album Best Live! collection 【Blu-ray Disc付 通常盤】
μ's 『ラブライブ! μ's Best Album Best Live! collection 【Blu-ray Disc付 通常盤】 [CD]』【Amazon】


1.『ラブライブ』というアニメにおけるメタメッセージ

3月31日、アニメ『ラブライブ!』が終了した。

『ラブライブ!』は、アイドルアニメという近年急速に発展しつつあるジャンルであり、廃校寸前低偏差値女子校の日常を垣間みることで、単にわれわれがにっこにっこにー! と言うだけで充分人生が豊かになる、そんな作品なのだが、しかし実際は、不必要なほど「やりたいことをやる」主人公、高坂穂乃果の振る舞いから、資本主義の歪んだ側面 = ブラック企業(あるいは、マルチ商法)讃礼ともとらえられないメタメッセージが発せられている、非常に危険なアニメだ。
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坂本龍一『音楽は自由にする』

レオナルド・G・ホロウィッツ『ジョン・レノンを殺した凶気の調律A=440Hz 人間をコントロールする「国際標準音」に隠された謀略』

アルテス・パブリッシング『アルテス Vol.2 特集=Appleと音楽』

田村和紀夫『音楽とは何か ミューズの扉を開く七つの鍵』(2012/1/12)

セルジュ・チェリビダッケ『音楽の現象学』

クリストファー・スモール『ミュージッキング―音楽は“行為”である』

新版 古楽のすすめ (オルフェ・ライブラリー)

アルテス・パブリッシング『アルテス Vol.1』

小泉文夫『音楽の根源にあるもの』

キェルケゴール『美しき人生観』

音楽の聴き方―聴く型と趣味を語る言葉 (中公新書)

増補改訂版 はじめての音楽史 古代ギリシアの音楽から日本の現代音楽まで

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