環境省は21日、新潟県佐渡市で放鳥されたトキ30羽のうち、2組のペアが巣を作っている様子が確認されたと発表した。1組は「擬交尾」と呼ばれる求愛行動が見られたことからつがいになったと考えられていたが、営巣はさらに進んで産卵準備の段階。営巣行動が確認されたのは08年の放鳥開始以来初めてで、自然界での初繁殖に期待が一層高まった。

 営巣が確認されたのは佐渡市内の2カ所で、ペアはいずれも3歳の雄と1歳の雌。同省によると、1組は17日ごろから、巣の材料になる枝を運ぶ様子が見られ、巣の存在も確認。もう1組は巣は未確認だが、枝を運ぶ様子が見られ、営巣行動の可能性が高いという。

 同省の担当者は「この時期のトキは最も敏感な時期であり、巣に近づくとやめてしまう可能性もある。そっとしておいてほしい」と話している。【下桐実雅子】

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