東京都青梅市の医療法人社団寿光会(林明伸理事長)が、3月31日付で東京地方裁判所から破産手続きの開始決定を受けていたことが分かった。同法人は、2病院と1診療所(いずれも青梅市内)を運営していたが、今回の決定を受けて4月1日付で別の医療法人社団に事業譲渡。現在は、施設名を変えて運営を継続している。
 負債額は、支援企業からの借入金など約15億円が見込まれている。

 同法人は、1973年11月の設立。帝国データバンクによると、当初は「青梅坂本病院」のほか、病院や診療所、訪問看護施設を運営し、ピーク時には年収入高で約25億1000万円を計上していた(99年3月期ベース)。一方で、労使紛争による職員の大量退職や、多額の約束手形の振り出しで手形金の請求訴訟を起こされるなど内部混乱が続いていた。

 そうした背景から財務状況が悪化し、04年3月には民事再生法の適用を申請した。経済支援を申し出た介護サービス会社の下で経営を継続し、再生債務についても同社からの借入金で弁済を行い、申請から3年半で再生手続が終結した。しかし、その後も赤字経営は解消しなかったため、昨年8月に同社が債権者の立場から破産を申し立て、同年11月に東京地裁から保全管理人が任命されていた。



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