山口県上関町の上関原発建設計画で中国電力は23日、反対派が多数を占める同町祝島で同日予定していた住民説明会を中止した。住民の抗議活動で、担当者が定期船から同島の船着き場に下りることができなかったため。

 1982年の計画浮上以来、中国電力が祝島での説明会を試みるのは初めて。中国電力は24日にあらためて説明会を開きたいとしている。

 中国電力の上関原発準備事務所の岩畔克典所長ら15人は23日午前10時半すぎに、小雨が降る中、定期船で船着き場に到着。一般客に続き下船しようとしたところ、待ち構えた住民ら約100人から「来るのが30年遅い」などの声が上がり、たるに入れた水が船の乗降口にまかれた。

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