米軍普天間飛行場の移設先候補地とされる鹿児島県・徳之島。18日には、徳之島町で移設反対1万人集会が開かれるほか、反対の署名運動も島内でスタートした。島のいたる所に「基地移設断固反対」の看板や垂れ幕が掲げられ、反対ムードが高まる一方、賛成派も政府へのいら立ちを募らせる。普天間問題での鳩山内閣の迷走が、2万6000島民の混乱に拍車をかけている。

 「美しい自然と人情豊かなシマンチュ(島人)の心を黄金(こがね)に変え売りさばこうとする政府を許しません」。16日午後、戦後約8年間米軍に統治された奄美群島の本土復帰運動リーダーで同島出身の詩人、故泉芳朗(ほうろう)氏の生家跡(伊仙町面縄)。大久保明・伊仙町長や反対派住民、泉氏の縁者ら約60人が集まり「移設反対」の決意文を読み上げた。

 3町など約60団体でつくる1万人集会の主催団体は15日以降、島内3町の各集落の区長に反対署名集めを要請。17日は商店街などで街頭署名を始める。町も行政無線で集会参加を呼びかけ、島内は「移設反対」一色に染まったようにも見えるが--。【斎藤良太、村尾哲】

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