イベント 『じっくり語り語られてみよう』 に参加し,作品について語っています.作品へのネガティブな表記・ネタばれを含む場合がありますが,イベントの趣旨に乗った上での記述とご理解ください.他の方の語り記事一覧 → 『No.28: 君のとなり

あっさりと。


序盤の歌詞で、歌が聞こえてきて心が削られるってどういう意味かなと。

これはその歌声が悲痛なもので、放っておけないという意味かなと。

だから、悲痛な歌を歌っているのが千早で、彼女が希望を持って歌えるようにと歌いかけるのが歌詞でいう天使のポジテョンにいるあずささんなんだろう。

演出でいいなと思ったのが3点。

・1:27からの3秒間。キリッとした表情が崩れて微笑むところ。ここと「少女から大人になる瞬間」という言葉がシンクロしていいなと思ったし。この表情の変化はあずささんならではだと思う。

・2:39秒あたり「愛はほらここにある」と歌うあずささんのバックに事務所の背景が次第に大きく映るところ。歌詞的にはあずささん自身が「ここ」なんだろうけど、この動画としては事務所が意味するところの「765プロのみんな」が「ここ」なんだろう。

・3:19であずささんから千早へと笑顔のオーバーラップ。そこからのオーバーラップのデュオは ぎみっくP演出の神髄かと。ここでも「少女から大人」での2人の重なりが意味深です。

あと、2:59でドラムのおかず(フィルイン)にピッタリ合わせて765プロの面々が小窓で表示されていくのが気持ちよかったです。倒れた千早を包み込むように。RPG的な演出ですね(^^;)。

また、特に2番、歌詞の字幕表現が単調にならないように随時工夫されていたのも良かった。紫色の部分があずささんからの思い入れだとしたら、他の部分は765プロ全員からの気持ちをあずささんが代表して伝えるみたいなニュアンスなのかも。最後でフォントが変わるのは視点があずさから千早へ移ったんだろうか。

まとめ。千早が主役という気がするけれども、アイドルマスターの千早の動画、ではなくて、「君のとなり」という曲の良さを伝えるために千早とあずさに登場してもらったという動画だと思います。主役は曲なんだろうと。

千早が主であれば、中心は物語であって、曲はBGMとして流れていればよい。そうであれば、こうはならないと思うから。シンクロには曲を大切にする、という側面があって、自分がシンクロにこだわる理由もそこにあると言えるかも知れません。