続き。改めて言うけど、論を展開するのではなく、ただの雑談なので結論とかありません(^^;)。

 さて。伊織はアイドルとして、本来オールラウンダーなんだけど、一方で存在感は薄い。

 この存在感が薄いという点は重要。ツンデレ属性というのは明確な個性のようでいて、実際には薄っぺらいということがある。背が低く、腰まで届くロングヘアでお凸ちゃん、というスタイルは清楚なお嬢様、というキャラを表すには適しているが、歌って踊るアイドル、には適していない。彼女のスタイルは出しゃばらない淑やかな女性を示すものであり、動かず喋らず静かに佇んでいるのに向いている、つまりアイドルとは真逆だからである。765プロでアイドル然としているのは誰かと言えば やよいであり春香なのだ。伊織が自己紹介のときに、自分の毒舌について"お嬢様のイメージに対してバランスを取っている"と語るのだけど、これは本質をついてもいる。いおりんから饒舌さを取ったら、アイドルとしては立ち行かないという。

 そんなわけで、伊織を語る場合、自ずと水面下に隠れる部分が大きくなるのである、氷山のように。これが前提その1。

 前提その2は、先述の真に繋がるが、誕生祭の特性について。誕生祭で飛び抜けた傑作が出てくるのは、日が決まっているので準備にたっぷりと時間がかけられるというのが1つあると思うが、もう1つの特性として、より内輪のイベントであり、Pは視聴者のためとか、受け狙いではなく、純粋に己がやりたいことを表現するというものがある。そのため、ステレオタイプなアイドル像とは異なる作風が多数表れる。結果、アイドルってなんだろうという本質的な疑問に立ち返るイベントでもあったりするんだ実は。

 これら2つの前提と、かつては「伊織派は3人しかいない(sm2372368)」と言われていた状況が覆される昨今を鑑みるに、以前のチャットで「伊織動画のエポックはどれか」なんて話題が出たりもするのである。伊織派が3人しかいなくても、それが伊織の全てではない。

----

 伊織動画の表面的なイメージというのは、ベホイミPが登場して強烈なインパクトを示すまでは、普通に釘宮Voの魅力と一体化したそれである、花見川氏のblogにまとめられたような動画群だろう。まあ、ガオガイガー(sm424909)とか猪木(sm714485)とかも有名なんだけどそれはおいといてw。


 これはdodoPの08年の伊織誕生祭動画なので上記のblogには載っていない。が、リプロデュース元としては07年10月にsm1404612があり、りぜるまいん主題歌の方も07年3月にsm38668がある。伊織動画の王道はこの系統だろうと。

 でもって、そういう系統に連なることのない伊織動画を貼るよ、というのがこの記事の趣旨です(^^;)。先述のチャットで「伊織動画のエポック」として、最終的に出たものはこれだった。


 ナオキPの初伊織。ここから雪歩とのコンビ動画が幾つも作られるが、雪歩・伊織のデュオはかなり珍しい組み合わせで。上のりぜるまいん動画と比べると余りの落差に背筋が凍りつく代物である。

 コンビで伊織と言えば。

 ありすえP、これは転載で元動画は07年5月のsm244699。リスペクト動画としてDikePのsm3209451、hscのsm6770345をも生んだ名作。


 転載元動画sm1057936は07年9月。タクヲPによるsm4810760、sm6947675、メイPによるsm6948238等のリスペクト動画を生んだニコマス不朽の名作の1つ。

 個人的にはソロ伊織は がぶ呑み氏に始まってがぶ呑み氏に終わると思っている。いわゆるガチ呑み。

 奥華子「魔法の人」。氏の伊織動画自体はもう少し前からあるけど、タイトルに反して驚愕のガチPVであったりするのはこれが最初かと。いや、ネタから始まるんだけどね(^^;)。次に伊織のガチが来るのは08年1月のsm1986544で奥華子「小さな星」。07年の総括として造られたシリーズ中の1作であった。「魔法の人」も、08年11月にリメイクされている。


(続く)