Augenblicke

主にニコニコ動画のアイドルマスターMADについてのよしなしごと。

2009年05月

自分用カタログ「ゆうめいP」

 今では文字通りの有名なPなので、こんな辺境blogで語る必要などないところですが、私はこのPがまだ有名ではなかった頃の動画に思い入れがあります。

 ニコマスで有名なPは、初期から大ヒットを飛ばしてそのままランキングの常連になっている人がほとんどです。でも中には、一部で高い評価を得ながらランキングとは無縁な長い潜伏期間を経て、ある日突然、オーバーグラウンドに浮上する人もいます。ゆうめいPはそういうPに属する1人です。他にぱっと思いつくのはナオキP、AToll氏、whoP、dodoP、deadblue238P、DikeP、しげP、リンP…まだまだいるでしょう。

 そして今も潜伏しているPはたくさんいます。彼らがいつかブレイクして有名なPになる日に想いを馳せながら、このエントリは作られましたとさ。



 現在P名で辿れる最古の動画。いわゆる「ちょびっツ」の「うっうー」ソング。シンプルながら確かなシンクロ。元PVの歌詞消しの方法がいろいろ模索されていた頃の、やよいに合うオレンジの帯による字幕出しのセンスと、画質を除けば昨今のMADと比べても見劣りありません。当時はちょっとしたきっかけがあればドンドン再生が伸びたことが、この動画の再生数を見ればわかります。



 確かなシンクロとカメラワーク、秀逸な選曲センスと、↑のやよい動画と比べて遜色ない、と思うけど、再生数に歴然とした差が出来てしまうものなんですね…。



 タグ「美希ファンの聖地」、ということで昔の動画ではダントツの伸び。ダブル美希の共演動画。音源もMW、MB2、MAという3種類のCDから編集しているので、2人の声がわずかに違って聞こえます。露骨な画面分割とは異なる自然なダブル美希というのはこれが初動画ではない思いますが、七夕革命前の当時はまだ珍しい技術だったかと。今は亜美真美の共演も珍しくなくなっているので恐いですねw。



 コメントが論争になってるのを見ればわかるように、曲の知名度でこの再生数なのであって、実力の評価なのかは疑問。しかし、派手なエフェクトこそないものの、複数のダンスを細かく切り替えたり、コミュを挿入したり、このPとしては初の手描きアニメが挿入されていたりと、手の込んだ作りになっています。アニメのところがサムネならもっと伸びるのに、と思ったのは私だけではないはず。



 07年の雪歩誕生祭動画。イラスト、エフェクト、選曲のよさ。後の大ヒットに繋がる画面作りの手法はこの動画で完成されてます。これがひたすら段違いにヴァージョンUPしたものが後の傑作ということになりますが、この時点でもうド傑作ですから。



 これは「Puzzle」の前の作品の修正版。元動画が素晴らしい出来なのに、画質とサムネで損をしているという視聴者の意見が取り入れられたのだと思います。そんなわけで、コアなニコマス視聴者にこのPの存在を焼き付けた1作。修正版のサムネとなった部分つまり間奏のアニメにはド肝を抜かれたものでした。この頃に広告機能があれば、決してこんな再生数では終わらなかったでしょう。



 個人的には最高傑作だと思っている。タグ「千早ファンの秘境」、「光の魔術師」。一見さんの受けの良い手描きアニメは今回はないが、Pの演出力は存分に発揮されています。



 いきなり頂点へと押し上げてしまった出世作(^^;)。再現動画なので、オリジナリティという意味では別段傑作だとは思えない。ただ、なぜこれなの(^^;)? という題材への選択眼の勝利には違いないし、比較を見ればわかるように、元ネタとは体の線が微妙に違うので単純なトレスではできないところを、元を上回る完成度でやり切った、というのは凄いとしかいいようがない。
 この作品で、とことんやれば評価はきっとついてくる、という自負が生まれたのかも知れません。次作に究極とも言える動画が来るわけだから。



 08年の雪歩誕生祭にフライングでうpされた動画。なぜここまでやるのか!?と言いたくなる徹底的な作りこみ。あくまでも可愛らしく仕上げられたアニメーションと、それによって綴られる小さなファンタジー。でも俺々動画w。究極の雪歩動画の1つだと思う。



 これを区切りに、しばらくMADはお休みとのこと。以前の「Hello」が「千早ファンの秘境」なら、こちらはついに「千早ファンの聖地」タグがつきました。なんでしたら、「Hello」を見てからこちらを見ると、冒頭の光球演出が心に染みるのではないでしょうか。2つの動画には1年の隔たりがあって、その間の千早の成長を見ているのだと思うとしっくり来ます。冒頭の絵は、泣いてはいないけど泣きそうになっていて、でもそれは嬉しいからだという、複雑な心情がこめられているのだろうなと。


ニコニコ動画】【KineticTypo】リボルバー【伊織xくるり】

 iM@S Collaboration Festival も2回目になって進歩したなあと思う。投票結果を見る分には、今回も単純に見た目の良いものが勝った、という気がする。でも良い1位だったし、1位も含めて、1+1=2を超えた、意義深い作品が多かった。総評をするにはわからない部分も多いので、とりあえずこれだけ。




 この作品には交通事故的な部分もある。つまりお互いに結果がどうなるかを考えずに投げ合った結果、最終的には辻褄合わせに苦労したんじゃないかと思う部分だ。しかしそれはフリージャズのライブなんかでは、むしろ"面白さ"となる部分だ。作品としての整合感よりも、互いの無茶振りをどうにか捌いて格好をつけようとするところにダイナミズムが生まれる。だから、これは完成度を上げるために作り直した方がいいという作品ではない、このカオスを含んだままの結果に意味があると思う。

 tloP本人がblogで触れているように、アイドルを脇に置いて文字を主役にしてしまう動画というのはニコマスではまだ少ない。もし本気になって大勢が取り組めば、もっとクオリティの高い動画ばバンバン生まれて、その中ではこの動画は埋もれてしまうと思う。blogに上げられた"お手本"とした動画↓との違いを考えれば、彼らが作り上げたのは、それらしいけれども本筋を外れたオルタネイティブな代物だからだ。i@コラのような企画にこそふさわしい、これはそんな動画だ。





 ↑の動画を見ていると、あくまでも文字の流れだけで勝負しようと手を変え品を変えるが、どうしてもそれだけでは単調さを逃れ得ないので最後に大オチを持ってくるという、直線的な構造が見て取れると思う。

 tloP×柏城Pの合作は、そういうものではない。

 1つには作品の構造上、曲のビートと伊織のセリフという2トラックで音が流れていて、映像がどちらに沿うのかを明確にできていない点、これは致命的で、最終的には紙芝居としてのクライマックスになし崩し的に突っ込んでいて、最初にやろうとしていたことはどこかにいってしまう。こういうものとして発想されたのか、意図せず捻じ曲がってしまったのか、見る側にはわからない以上、すっきりしない。いわば起承転結ならぬ起起転転な構造になっている。

 そんなわけで客観的に見れば、これは柏城Pの絵をtloPのタイミングで動かした紙芝居であることを前提に、タイポグラフ・シンクロ(KineticTypography というそうだ)の要素を取り入れた動画ということになる。でも多分、もっと違うものになりえたはずではないかと。なぜなら、最初から紙芝居を作る気なのであれば、もっとうまくできたという気がするからだ。ぶっちゃけ、柏城Pが1人で作った方がいいものになるはずだ。しかしこの動画の印象はそんなものではなくて、もっと大きな可能性を含んでいる気がしてならない。

 私は映像の文法は全然わからないが、多分tloPは文字や絵を、カメラや音楽ほどには信じていないのではないかと思う。tloPのシンクロは、上のBlink 182 の動画と比べるとリズムの捉え方がシャープではないが、氏独特のうねりというものがあって音はちゃんと聞こえてくる。ただ、かきPが文字から文字へ、柏城Pが絵から絵へとカットを繋ぐのに対して、文字や絵が流れていかない印象がある。もしくは、繋ぐということをしていないのか。

 tenPやversusPのような借り物Pは、素材の不自由さゆえに、絵の繋ぎに敏感だと思う。1枚の絵として完成させたくても素材の都合で無理が生じ易いから、1枚でダメでも2枚、3枚と繋いで動かすことで納得のいく絵を作り上げる、あるいは分割し、あるいは2枚3枚と重ねもするが、根本にあるのは、1枚で見せられないから動かす、という発想だ。柏城の紙芝居はそのシンプルな典型だし、静止画MADでも同じ理屈があると思う。

 ただ、上記の手法は、ある意味、見る側の虚を突くことで成立する。それは目が良い人には通じない、というよりは、楽曲にそういう絵を突っ込める隙間が必要だと思う。主に加速感だ。視聴者を置いてきぼりにする、瞬間的な加速をする部分がないと難しいと思う。

 繋ぎの"未完成の"絵にしろ、音楽の加速にしろ、それは動画の亀裂と呼ぶべき部分で。tloPはきっちりと理性的に構成するからこそ、時に生理感覚を逸脱した怖気を震うような瞬間を生み出すわけで。両者は水と油と言えばそうなのだが。そう言う意味ではどこかで交通事故を起こすのは不可避と言えないこともないけれど。

 そこがいい。それがコラボの醍醐味であり、MADというものである。互いに生傷を拵えながら全力でぶつかった結果に驚いたり手に汗を握ったりするのであって、そういう酩酊感を後味として残してくれる作品だ。

 投票で上位に入らなくても、今回はそういう動画がたくさん見れたから良かった。


春香 5/08〜5/24


 夕叢P。空の境界・第四章「伽藍の洞」より。原作の重い展開にふさわしい重い曲。これを動画にできると思ってなかった。流石の春香さんであり、常に何らかのエフェクトを掛けていながら透明感をも維持できている(つまり半透明な質感を出せている)演出力が見事。



 218P。重いギターのイントロで何が始まったのかと思うが、歌は丁寧。というか流石のデーモン閣下でうまい。そして秀逸なカメラワークで、うまくリズムに乗せている。



 あきらP。処女作の修正版。派手な演出こそないもののダンスの組み立て、カメラワーク等の基礎体力が無茶苦茶高い。そして追加された「れべるあぁぁぁっぷ!」の見せ方も素晴らしい。このPは続ければきっと大物になると信じる。



 天野月子。少年PはイメージとしてはノリノリのR&Rの人なのだけど、重い曲で作るとこのPにしか出せない凄みを見せる。問答無用の傑作。



 ぺろPのアマミゴールド。こういう動画が次々生み出されるのも、SP01のトーク音源によるところが大きい。あのCDは良いw。



 先駆者P。なんとテレサ・テンですが、これがじわじわと効いて来る。「平凡だけど誰かを愛し 普通の暮らししてたでしょうか」に泣ける。



 ゆうゆうP。この映像表現の印象を言葉に出来ないので、ともあれ貼っておく。



 これは卑怯。



 MMDによるアイキャッチ。ガンダムのあれが元ネタw。可愛くてキャッチーw。タグ「縦笛とランドセルとヴァイ 」に尽きる。



 ウィンウィンP。春香EDに至る物語をツナマヨPのREMIX音源に乗せて。ヒリヒリした緊張感。そしてこれも卑怯。



 さきかけP。指定のダンスで60分で作る、という60分マスターの作品だけにシンプル。でもいい。


料理・フィギュア・手工芸・作ってみた系 09/04/03〜05/24


 くるびんP。綿を入れて わた春香とはこれいかに。出来上がりはとっても可愛い。



 かまいたP。全アイドルをコンプリートしたと思っていたら、そうか小鳥さんという手があったのね、FSS。



 毎度のねんどPジェバンニだが…かわいいからしかたない。



 焼鳥P。これは日マスランキングの、入った動画の絡みで削除されてしまった回に収録されてしいた水菓子いおりんのメイキング。伊織誕生祭を記念して再UPしたもの。もっともうまそうと噂された回だけにとても嬉しい。



 タイトルがあやしいが、中身はいつもの高品質なニ○スイP。デコポンって実在の柑橘類だけど、いおりんを連想するよねえw。



 紙粘土は加工は楽だが仕上げが難しいと思うのだが、うp主はよく頑張った。



 すけさんP。なかなかどうしてラブリーな仕上がり。



 タグは、かわはぎPじゃなくて、ねんどPでいいのだろうか。ねんども出てくるからいいか。クッキング動画は添え物で、メインは有志による亜美真美誕生会そのものです。



 さけP。可愛さ大爆発な熊猫春香さん。リボンがないとわからないとか言わない!!


料理・フィギュア・手工芸・作ってみた系 09/01/05〜04/03


 終盤の応用編がGJ。



 MkLP。これはひどいw。



 ねんどP。このシリーズは基本、本家を超えるものはないと思うが、だからと言って誰にでもできるというものではないw。


 ねんどP。こちらは普通に出来がいい。



 スタローンP。千早のバリエーションが増えている件。



 よくがんばった。



 柊P。これは渋いし過程を見てても興味深い。



 ジェイソンさん。大人気シリーズより。以後のシリーズで春香、千早と続けて掘っていくのには驚愕したが、出来としてはこれが好き。ちなみにタグは「ニコニコ美術部」なのね、なるほど。



 ト・アルPのノベマスにインスパイアされて作られたケーキ。すんげえ難しそうで、ケーキの奥深さがわかるというかw。


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