Augenblicke

主にニコニコ動画のアイドルマスターMADについてのよしなしごと。

2009年07月

初音ミク-ProjectDIVA-より

 DIVAエディット動画1207件。そのくらいならなんとかなるかと思った、が早々に挫折した。

*ビート・シンクロ

 シロウサP。まさに点のシンクロ。演出も多めになってからのsm7719679もお薦め。


*メロディー・シンクロ

 ari氏。この人のマイリスト見ると全部凄い。今回チェックできた中ではシンクロ最高峰の人だった。


*PV

曲者P。盛り上がるのは後半からだが、実は初めの1分のカット割が鬼。


*ネタ系

 いろんな意味で最強かも。


夏はやっぱりホラM@S祭

 タグ等から気に入ったのに絞って…と思いつつ、既に絞られた状態の過去作の方がクオリティ的に高いものがあるなあなどと思った。ので、過去作も貼ります。

 あと、思ったのはパターンについて。

1 直接的な表現
2 音、雰囲気等の演出
3 物語の描写

 映像作品については、ほぼ2で勝負。ノベルについてはどれも混ざってくるけど、芸として凄いなと思うのは3に徹した作品ですね。

 何作か見て思ったのは。最終的にどこに比重を持っていくのか、視聴者に悟らせない作品が、うまいなと思いました。

4 ホラー以外の要素も取り込んだエンタメ的な作品

 商業作品にはこれが多いと思います、万人向けというか広い層に受け入れられますから。でも、これは仕込が大変な長期シリーズ向けの方法なので、今回のようなお祭においては、むしろシンプルな内容で勝負したものがほとんど。その辺りはむしろ良いことだなあと思った。

 また、ニコマスにおいては。

A アイドルが直接怪異を担当する
B 直接表現でなく、アイドルの内面だけ変容させる
C アイドルは完全巻き込まれ役で、怪異は外部からやってくる

アイドルと絡める以上、この点が興味深かったです。3が一番難しいと思うし、実際作品も少ないみたい。でも品位という意味では一番安心できるし、後味も良いので余韻が残ります。1が一番簡単で春香さん大活躍という感じですが、多いだけに慣れると「またか」で終わってしまうし後味も悪いです。

D ホラーとして始まるんだけど、ネタで締める。

 これは終わってしまえば恐くないわけですが、同じ意味でアイドルが大切にされてるわけで、印象は良いです。お祭だし、恐くなくちゃいけない、なんてことはないなと。

 で、うまい人はやっぱり、このいずれに属するものかを視聴者に悟らせないんですよ。瑞P、ト・アルPはこの点で絶品でした。

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 さて、前置き長いですが、そんなに数を貼るつもりもないし。とりあえず、気に入ったものを貼って、現在未見の動画からは後で貼り足していこうと思っています。

 まずは過去作。

 mmP。イタズラの表現がまず面白い。そして応用。ここを発端にシリーズ化してどんどんホラーになっていきますが、境界線上にあるこの作品が一番恐いと思います。



 はいたんP。架空tale Party単品。日常と非日常の境界線をじわじわと描いて、アッサリ落す。見事な切れ味。



 oらzP。シンプルに。


----ここから祭新作----



 サムネの通り映像も恐いですが、実質音源の力による作品。カールマイヤーというグループの曲だそうで。あと、貼ってあるマイリストの動画も秀逸だと思う。

カールマイヤーの大百科

本家サイト。見たけどよくわからない。該当する音源はmp3ダウンロードページの方に。

・アイマスじゃないけどカールマイヤー・タグで出てきた実験アニメ。




 かりふらP。ほとんど素材に頼らない、つまりはホラー以前にオリジナルのMADとして秀逸な映像作品。



 瑞Pのノベマス。対になる?やよいのsm7773116とどっちを先に見るかで印象変わるかも。単純な構成で見せる筆力に惚れた。



 ト・アルP。こちらも筆力。「ホラM@Sの良心」タグがシャレじゃないから凄い(^^;)。



 カイザーP。元ネタは知らないけど、うp主のセンスが凝縮された傑作だと思った。



 デウP。文字と効果音のみ、という表現に合わせたシンプルイズベストの物語。恐いかどうかよりも、その潔さが光る実験作として印象に残った。


音楽鑑賞について

以前書いてお蔵入りにした文章を引っ張り出してみる。


 ポピュラー音楽の鑑賞について、「迷盤を聞いて名盤を知る」という知人の言葉がある。意味を本人に解説されたことはないが、いろんな含みを持たせられる言葉なので好きだ。


1.これがいちばん分かりやすいと思うのだけど、偏見を持つなということ。「名盤だから聞く」、「名盤しか聞きたくない」、「名盤かどうか評価するために聞く」、これらは全部、フィルターを通した聞き方だ。そういう色眼鏡は作品の本質を曇らせるぞということ。


2.数を聞けということ。経験を積むことで蓄積されるものがあるのは、どんな領域でも同じ。そして、その過程で失敗だとか、外れクジを引くとかいうことがありがちなのも同じ。つまり、外れだと言って、そこで挫折してしまったら先へは進めない。聞いてみたらつまんなかった、で終わるのではなく、もっと聞き込んでみろ、他にもいろいろ聞いてみろ、ということ。


3.文字通りの意味。迷盤を聞いて初めて名盤が理解できるということ。これは名盤を理解する、という概念自体の話になるので長くなる。


3-1.例えばあるアーティストの最高傑作、という場合、そのアルバムが一番良い、というのは他のアルバムと比較して初めて言えることだ。実際に比べることをせずに、流石最高傑作といわれるだけの事はある、等と言って、それで理解したと言えるかという話。


3-2.その時代の代表作、という場合はもっと複雑で、その時代の流行や水準を理解し、その時代"らしさ"というところに認識が及んで初めて理解できるものであって、これならこっちの方が良いと言って、異なる時代、水準の作品を持ち出したところで噛み合わない。その領域で語りたければ、今の自分にとって傑作だろうが駄作だろうが関係なく、その当時の作品を咀嚼・吸収する必要がある、そういう努力をして初めてわかることがあるということ。


3-3.傑作とはアーティストにとってどのような作品か。それは単に実力を発揮した作品とは限らない。たまたま良いパートナーやスタッフに恵まれたとか、たまたま時代のニーズに合うものができたとか、そういうことかも知れないのだ。

 では、アーティストの良いところも悪いところも全部出ている作品、需要や周囲の都合を考えずに、アーティストがやりたいことだけを貫いた作品、そういうものが、果たして傑作と呼ばれるだろうか? 

 それで傑作と呼ばれる作品になれば望ましいであろうが、往々にして、迷盤と呼ばれる事が多いのである。

 では、そのアーティストのことをより深く理解できるのはどちらであろうか? 


3-4.どんな難曲でも弾きこなしてしまう名演奏家と、その演奏を聞いてるだけで、曲のどこが弾き易くてどこが難しいかが聞いてる側にわかってしまう演奏家。

 両者が同じ曲を演奏したとして。どちらが名演で、どちらが曲のことを理解するのに役立つ演奏だろうか。


 まとめ。完成した家を見ても、その骨組みを想像するのは難しい。そりゃそうだろう。快適に住むのが目的なのであって、作りを理解されるために建っているのじゃないんだ。同様に、一般的には、聞いて楽しめればそれでいい。ただ、知る楽しみというものがあり、ゆえに迷盤を聞く楽しみというものも生まれる。別に反骨精神というわけではないのである。

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 とまあ、ここまで書いて「ニコマスで言うならこれが迷作というものだ!」と。以前は某Pの14分のPVを貼ろうと思っていたが、それは別の機会で語れることがあったので、今回は別の動画を貼っておく。



 コウサンP。現在は活動終了とのこと。


自分用カタログ「蟹江氏」

 clubjamora氏の以下の強烈な記事から、用意されたマイリストを見てて初めて気付いた。蟹江氏って、他にも動画上げてたんじゃん、と。いうことで氏に感謝。

cha73氏の20選マラソンをマネしてみた




 TVのクライムアクション番組のOPだそうです。単純にこういう曲が好きなもので。096%Pが20選で選んでて嬉しかった。私は泣く泣く外したのに(^^;)。


 元ネタの番組。冒頭はアバンタイトルで、OPは3:00から。これをアイマスにしようとよく思ったよなあw。



 りつまこR@P M@STER。自作ステージなんですが、ネタのフォローに画面のほとんどを費やしているため、少ししか出て来ないw。ネタの詰め込みとフリーダムな進行が楽しく、スクラッチ要員の春香さんも可愛い作品です。



 「フロントミッションオルタナティブ」というゲームの再現OP?あれってパワードスーツか何かじゃなかったっけと思いつつ検索したら、元ネタありました。宇宙服で再現されてるけど元はロボットですね。ともあれ、これをアイマスで再現しようという発想がw。ちなみにアイマス架空戦記ではシュルツPのとテンダスPのがあります。


 元ネタ。


 シュルツP。


 テンダスP。


誰だっけか、

 思い出というのは、モノじゃない。それでもモノが欲しければ、スクショを取ればいいじゃない、というようなことを言った。

 カズマさんのやってたことを、やってみたいと思うものの、あの方と私では見ているものがまるで違うので、なかなか難しいなと思っている。

 自分の納得いくものができなくても、記録として残しとけばいいんじゃね? とまあ日記ならそれでもいいのだが、これ他人の創作物貼ったりするわけで、という葛藤がある。

 私の頭の中ではこういう糸が何本か明滅気味に走っていて、その上にモノを置こうとすると大抵、重みでプツンと切れる。

 切れなかったときだけ、カタチになる。そういう時はもの凄く太い線が大抵一本あって、そこに重心がある。でもそれは見せない。それは要するに、大人の都合とか、子供の理想とかいう名の線だ。醜ければ醜いほど、それは強くて太いものだ。

 スチール缶はアルミ缶のようには簡単に潰れないが、凹ますことはできる。しかし、できる限り変形させた段階で、もうこれ以上へこまない、という状態に至る。弱い部分を全て潰してしまうと、残るのは強い形だけになるからだ。そのカタチは醜いのだけれども、えてして強さとはそういうものである。

 まああれだ。間に合わなかったのさ。




 間に合うと思っていた時もあったけれど。今は、ただ風が吹いてるところに立って、何を言えるのか。そういう時期なんだな。いや他所は知らんけど、ここはそのための場所だから。