Augenblicke

主にニコニコ動画のアイドルマスターMADについてのよしなしごと。

2009年11月

ベタであるか

 どーでもいーことをgdgd書くので、読んでて意味がわからなくなったところでお帰りいただいて結構です。あとネタバレ注意

 王道であるか、邪道であるか。

 今回のシネ☆MAD3rdについて、その辺りで引っかかったことがある。

 私の全体の印象としては、今回はどの作品も完成度が高かった。しかも、その完成度の高さを必要とする表現になっていた。アイデア一発、あるいは勢いで突っ走ったような作品はなく、しっかりと細部を積み上げることによって読者を説得するタイプの作品で占められていたと。

 逆に言えば、実験的な、あるいは斬新な表現というものは若干後退した感がある。あくまでも若干で、そういう冒険がなかったとは言わない。がしかし、その発想上のインパクトに主眼を置いたと言える作品は、今回はなかったと。
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気になる動画 10/28〜11/18


 patoP。「携帯取り出し」のアクションのシルエットをいろいろレイアウトして音楽に載せるだけで成立している動画。だけど要所ではハッとするアイデアがあって、ただの構成力だけの動画ではない。ともあれ気持ちいい。



 qb氏。これもパーツの組み合わせと、音楽のシンクロの妙と言えばそう。しかしデイブ・マシューズ・バンドと言ったら泥臭いジャム系の渋い渋いバンドである。決して奇をてらったりアングラだったりしないのは、映像消して音だけ効けばわかるはず。それをこんな雰囲気の映像を組み合わせてしまうセンスも尋常ではない。



 みP(MIP)。2曲メドレー。相変わらず素晴らしい色彩センス。のみならず、1曲目と2曲目の対比が素晴らしい。歌詞が切ない。いつも貼ってるのに、新作来たらまた驚かされるんだよなあ。



 サムネが奥ゆかしいですが、おっぺけPの大傑作の高画質再UP。これ、08年の1月で、当時はニコマスはL4U前、ステ6閉鎖後で大きく揺れてた時期、その時期にこのあまりに正統派な動画は、大して話題にはならなかった。でも、これを見たときの衝撃は決して忘れない。自分の中で、このPが特別な存在になったのはここから。



 いろはP。DG-10というグループは今井麻美、長谷川明子、又吉愛の3人だそうで、人力ボカロじゃなくて本人ですねw。伴奏は全てDS-10だそうで。いろはPのカメラとシンクロが存分に発揮された美しく鋭い動画。



 小町P。中学生トリオ。ハロウィンの日にハロウィンというw。ベテランらしい、安定感のあるカメラとダンスシンクロ。流石です。でもって美希を挟んでる伊織とやよいがかっこいい。



 まるで しちやんPの別名義のような処女作。とはいえ、海底や海辺のイメージが美しくて、凄い処女というよりニコマス新境地とでもいうべき美しさ。



 がくたろP。カメラが千早を映しているので彼女が主役かと思うが、後半になって視点人物が登場し、彼女の目がいつも千早を追っていたのだという、一種の叙述トリックの動画。片思いを綴った歌詞と合わせて、そして物語の悲しい結末を知り、胸が苦しくなる。彼女の笑顔が哀しい。傑作だと思う。



 sudoP。処女作。AC6コラボ。カットの切り方がリズムでなくメロディーに乗っていて、滑らかにシンクロする。そこに どんがラプターのしなやかな飛行が加わる。伸びやかな空気が素晴らしい。



  SquareP。これはサンプラーCDからの13曲ダイジェスト・メドレーということでいいのかな。曲の繋ぎ目で加速したりスクラッチしたりするのに合わせて映像のスピードを変えたりカットをいじったりというギミックが楽しく、曲そのものの面白さもあって、なんとも軽妙。シュPのジョン・ゾーン動画を思い出すw。


ClubNight's PreTalkSession 11月22日(日)A-3

*本家サイト(バナーをクリックで飛びます)
企画サイトへ

(これまでの関連記事<その1><その2>
 前の関連記事で触れましたが、ClubNights広報活動の一環として、有志のブロガー同士で集まって、座談会をすることになりました。公開前提ということで、少人数4グループに分かれて実施、それぞれにログを公開するという形式。で、うちらは22日A班に属する6名でチャットを行い、それを以下の順で分割公開することになっています。

1)ot02070さん「ot02070」
2)桐野彰さん「72は魔法の数字」
3)zeit「Augenblicke」(イマココ)
4)raydiveさん「日々の御伽噺@ニコニコ部」
5)grossaさん「grossaの部屋」
6)cha73さん「ただの倉庫 」

 座談会は全部で4班、参加者も実施日もそれぞれに違うので、これから少しずつ、あちこちのblogで、チャットログが公開されていくことになります。その全貌がどういうことになるか、私にもまだわからないので楽しみにしております(^^;)。
 というわけで、うちの班は前半は主にClubNighitsの試聴版を聞いた感想を1曲ずつ述べていく内容。後半は、REMIXについて、をテーマに話合いました。その中で、うちでは伊織の曲と、雪歩の曲についての部分を公開します。
 うちの班としては、皆マジメにしゃべってるんだけど、チャットのタイムラグがあるせいで、それぞれの発言がバラバラに並んでる感じが、見直すとおかしい(^^;)。でも、楽しくやってましたので雰囲気が伝われば幸いです。

 ではご覧下さい。
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★ ot02070(音P) > 3)伊織/いっぱいいっぱい
★ cha73 > ちなみに真は朝ごはんのリマスターでクラブの雰囲気をすでに出してたりするw
★ zeit > いおりんはイントロでびっくりする。何の曲かわからないw
★ raydive > イントロから伊織の声がはいってくるところがいい
★ grossa > これはすごく意外な選曲&アイドルだった。
★ cha73 > このイントロでジャズのアドリブでも始まるのかと思ったw
★ zeit > しかも声が自然なのね。
★ 桐野彰 > イントロに妙な期待感を持ったなぁ。伊織の声がポンと入ってきて、いいアクセントになっていると思った。
★ ot02070(音P) > これは甘い。伊織は得意そうだな。絶対皆とろけさせてやるんだから、にひひとでも言ってそうな位甘い。
★ grossa > そうそう、自然でさらに驚かされた。
★ zeit > リズムの間をもたすのにエレピのビブラートのうぃんうぃん・・・てのが凄く利いてる
★ raydive > 「いっぱいいっぱい〜」のところからランニングベースになるところで世界がぱっと開ける
★ ot02070(音P) > イントロ、F-ZERO思いだしたのは僕だけかなあ。
★ cha73 > ゆらゆら感が気持ちいいねえ
★ zeit > この曲でスイングするとは思わないよねw
★ raydive > ここの伊織の声が気持ちいいなぁ
★ grossa > この伊織は絶対楽しみながら歌ってるよなあ。
★ cha73 > ものすごい白髪の外人のおっちゃんがドラム叩いてるイメージ
★ 桐野彰 > クラブだとお客いじりとか一番こなれている感じがするなぁ・・・。
★ grossa > 誰よ、動画コメに「何度聞いてもバニー姿が目に浮かびます」って入れたのw
★ 桐野彰 > 新堂さんが、ドラムを叩いているのかもしれない(笑)。
★ ot02070(音P) > バニー姿は思い浮かばないやwwww
★ zeit > ノリがあるんだけど、音数が少ないしバリバリとホーンが鳴るわけでもないので、伊織のままなんだよなあ。絶妙だと思う
★ ot02070(音P) > ダンスとかどうしてるんだろうねえ。
★ 桐野彰 > 私は、ナイトドレスかなぁ・・・・全員そういう印象なのですが。^^;
★ raydive > よくよく聴いてみるとエレピが芸細かいなぁw
★ cha73 > B班でも発言したけど、伊織はかわいい系の曲を貰ってちょっとムカっとしたと思うのさ
★ grossa > 個人的にここでは甘めのカクテルを飲みたい気分。
★ ot02070(音P) > 凄く楽しそうに踊ってそうな感じではあるけど、クラブでそこまで派手には踊らないだろうしなあ。
★ grossa > うん、エレピいいなあ。
★ 桐野彰 > 上半身をややマイク側に倒して腰を左右に振って人差し指を振っている感じが・・・
★ cha73 > 子供扱いされたと思って。で、まけるもんか! ってひとりで勝手にバトルを始めちゃうんです。うちの伊織はw
★ raydive > バックのミュージシャンに目配せしてる伊織が思い浮かんだ
★ ot02070(音P) > 可愛らしく、首を振りながら、手を胸の前で結んで歌ってほしい。
★ 桐野彰 > そういうことなら、この曲を大人っぽく歌ってみせると気負っていたりして。
★ ot02070(音P) > 人差指良いなあ
★ zeit > 編集細かいよねえエレピ
★ cha73 > だから、伊織はこの曲でみんなをあっと言わせてみせる! って意気込みがね、あるんじゃないかなと
★ zeit > 「うちの伊織」発言、出ました
★ raydive > こういうリミックスもっと増えて欲しいですねぇ
★ cha73 > 真には内緒でお願いしますw
★ zeit > 甘い歌声でニコニコ歌ってる裏で、物凄い気合入ってるのがわかるというかw
★ cha73 > なので、フル版だとこの伊織曲はなんかとんでもない仕掛けをしてあるかもしれない。途中でアドリブのドラムソロ入ったりとか
★ zeit > さあ、さあ、のところのドラムもさりげなくかっこいい、音は小さいし少ないんだけど
★ ot02070(音P) > うん、気合入ってる。そういう意欲も出させたことも、合う選曲をしたのも、かなり出来るPみたいに思えるw
★ zeit > ドラムソロあるとおもしろいねえ、打ち込みで作るのは大変だけどw
★ zeit > では、次に行きましょうか
★ cha73 > 抑えた音も、声質がきれいな伊織だとよく耳に入るんじゃないかな? そういう部分もなんか、伊織だからこの曲、っていう意味を持たせてあるような
★ raydive > もう誰かに生ドラムを叩いてもらうしかw<ドラムソロ


★ ot02070(音P) > 4)雪歩/9:02PM
★ ot02070(音P) > これはいいなあ。
★ grossa > 時間表示もないし、伊織の曲から続きなのかな?と思ったり。
★ zeit > というのは、cha73さんのいう声質と、ドラムの関係ってのが、雪歩の場合、もっと言える気がするんだ
★ zeit > これは本番でもこの繋がりじゃないか、って気がしますね
★ ot02070(音P) > スペース雪歩って、凄く雪歩に合った、凄く良いキャラ作りだと思う。
★ ot02070(音P) > この曲も、そういう雪歩の新境地みたいで、それがばっちりに合っていて、凄く良いと思う。
★ 桐野彰 > 一つ一つ歌詞を噛みしめて歌っているような気がしました。
★ cha73 > 自分の印象だと雪歩ってもっと細い声で歌ってたと思ってたんだけど、9乙はずいぶんしっかり声出すとこは出してるなあと思った
★ zeit > 消え入るような「好き」がすごい
★ cha73 > 一秒だけでもいい、のとこなんか特に。驚いちゃいました
★ raydive > 雪歩は声質のせいで他の音に溶け込みやすいからねぇ
★ grossa > いやあ、うちの雪歩はホント可愛いですね
★ cha73 > この好き、は完全にサドンデス狙ってるとしか思えない
★ ot02070(音P) > RT grossa > いやあ、うちの雪歩はホント可愛いですね
★ raydive > けど以外に声は低い方だと思う
★ zeit > 雪歩は声が溶けるから、デュオとかトリオだと、綺麗なんだよね
★ grossa > 雪歩が「好き」って言ってくれました
★ zeit > RTとかw
★ ot02070(音P) > ここでしても仕方ないねwww
★ grossa > すみません、座談会のことを忘れて取り乱しましたw
★ cha73 > でた、うちのw
★ raydive > 「うちの」発言入りましたー
★ grossa > RTされたww
★ zeit > 静かな曲だけに、ドラムの遊びがよくわかって、作者はアレンジしてて楽しかっただろうなと思う
★ ot02070(音P) > 何かしんしんと歌っている感じで。
★ cha73 > これ、音の質ものすごく高いんですかね
★ zeit > しかし、元が分厚いアレンジだから、同じバラード調なのにかなり印象違う
★ raydive > あ、これ背景うごいてるのか
★ zeit > うん、「しんしん」と
★ raydive > 空間を聴いてる感じですねぇ
★ grossa > この音数でよくもここまで聴かせてくるよなあ。
★ 桐野彰 > 星の動きを表現していますね。>背景
★ zeit > そなの?>raydive
★ raydive > だから雪歩の声が際立つ
★ raydive > シークバーを動かしたら星の位置が変わってますね
★ grossa > プラネタリウム的な回転の動きなのか。
★ cha73 > 変な話、雪歩の初々しい歌い方が不慣れなクラブっていう場なんだ、っていう臨場感を際だたせているような
★ zeit > あ、ほんとだ>星が回転 すげー
★ zeit > きっと楽屋で、私、こんな大人びた場所でうたえませーん!とか泣いていたんだろうとw
★ cha73 > いろいろ小粋な仕掛けがしてありますねえ。
★ raydive > けどステージに立つとちゃんとこなすのが雪歩
★ grossa > 俺…そんな雪歩に後でごほうびをあげるんだ…>Zeit
★ cha73 > なんか「かきPの雪歩の背中を押したもの」を思い出すw
★ zeit > 雪歩はこのくらいかな。次もそのまんまな繋ぎなんだろうか。あずささんへ
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 こんな感じです。いかがでしたか。この前の部分が読みたい方は桐野さんのblogへ。続きが読みたい方は、raydiveさんのblogへいらしてください(^^;)。そして私自身、他の班のログが上がるのを楽しみにしております。では今回はここまで。

気になる動画 10/03〜10/27


 MRPとsabishiroPという、安心のメンツなので、もはや選曲がメインというかw。「星空のディスタンス」と「アキレス最後の戦い」ですよ。もうね、どうしてこうなったかと小一時間・・・よくやった最高だw。特に後者はまさかの選曲に耳を疑いました(^^;)。



 諏訪P。ボカマス。基本、千早ソロなんですが。ストーリー系で10年後の私へ送る手紙・・・この歌を千早が歌うというのは重いですね。そしてサビのクライマックスでのステージとコミュのフェードによる切り替え演出が美しいです。ちょっとした工夫1つで印象的な映像というのは作れるものですね。後半では、765プロの全員が絡んで来るので、ソロではなくこちらへ。心に残る1作だと思います。



 シュルツPによる鉄仮面トリオすなわち、 真樹翔Pリスペクト。そして曲がメガデスのよるサバスのカバーという、リスペクトによるリスペクトなわけで。ホイホイされざるをえません。出来も素晴らしい。



 ひろっちP。曲はWinkによるノーランズのカバー。あずちはでWinkと来れば観月Pですが、勝るとも劣らない素晴らしいPVを見せてくれます。特にあずささんの表情や動き等、存在感が抜群。



 哀れな小羊P。志方あきこ。ホラm@s用に作っていたとのことですが、入魂の1作に違いないと。高画質版はカクカクなのでこちらをw。設定は不明ですが、アイマスの1年というループを伊織だけは俯瞰する立場にいて、その結果彼女が知ったこと。運命の54週で何が起きるのか。それは、新たなループが始まった時の彼女達には知る由もない残酷な結末だったという。まあそんなストーリーはともかく、運命の輪から外れて孤独に踊る彼女の美しさ、痛ましさ。圧倒的な映像で迫ります。



 RinP。このグループは以前、「元気・ほのぼの」の方で紹介したことがあるかな。タイで活動する中国出身のグループだそうで。タイトルがなんとも面白いw。春香と美希のデュオだというのも、どんな内容の歌なんだろうと思ってしまう。このデュオと言えば「ラブ・チート」のコンビだからしてw。まあ偶然だと思うけど。ともあれ動画としてはPOPで楽しいです。



 おかおP。今回も地味なサムネで7分と、一見さんに受ける要素がありませんが、中身は最高です。うにょうにょ動いてるシルエットがペラペラの2D状態からだんだんと厚みを増していく演出とかぞくぞくします。もうかっこいいのなんの。



 これはもう別格ですね。説明不要。単に、1回見ただけでは把握できないので貼っておきますw。



 ブラッキーP。シンクロと構成の人、という印象でしたが、最近はどんどん成長して予測のつかないことをやってくる人になりましたw。これ、獣道を逆走Pのsm7873779をリスペクトしてると思うのですが、共通の手法を使っていながらも、随所に独自の発想が織り込まれていて見てて飽きない。おもしろい作品です。



  彩都P。一年半ぶり。前作は大変印象的な春香さん動画sm2919425でした。今回も印象的なゆきまこ。とにかく絵としての美しさ。ブランクの間に何があったのかという凄まじい進歩ぶりを見せてくれました。ストーリーはよくわからないままでも、ただそこにある絵に飲まれてしまいます。


夜のメロディー〜Club Nights(2)〜

 連想ゲームへようこそ。

 今の気持ちを言葉にすると、そんな感じかなと。何かキャッチが欲しいというので考えたのがタイトルと、↑これ。タイトルの方は、このblogを見てくれる人なら5人くらいはティン!と来てくれるんじゃないか、てことで元ネタがあります。答は最後に載せておきますね、春香さんとも少し関係がある。

 現状報告。
 ポスターが配布されました。下に貼っておきます。クリックすると大きくなります。シルエットなのでよく見ないとわかりませんが、春香さん冬衣装ですね。ライブの直前か、終了後か。星空を見ている感じ。1人だと寂しそうなので、横に立ってて上げたいです。
 試聴版が上がりました。それに合わせて準備チャットを決行、予想された通りカオスにw。何故か定期的に接続が切れて行方不明になる むらたまさんが面白かったw。流石あずさ派だと。あと、どんなレビューを書いたらいいのか、とかうp主にしたい質問があるかとか、そんな話。
 それを基にして組み分けをして、少人数での座談会を班別に行う予定。これはログの公開前提で。よほど大変なことにならない限りは、例えば時間になっても誰も来ないとかねw、無事に座談会ができれば、ログを貼ってもうひとつエントリーをこしらえる。12/4のイベント当日までにできることとしては、それくらいでギリギリではないかと。うpされた記事類は、本家サイトで一覧としてリンク貼られる予定です。

 さて、キャッチの「連想ゲーム」ですが。ツイッターや上記のチャットでも出たんですが、元々音系のMADのレビューってみな、あまりやったことがないことに加えて、匿名の企画なので、何をとっかかりにしたらいいんだろう? みたいなことが強かったみたいです。でも多分、匿名でやる意味、については試聴版の段階で、通じたと思う。
 というのは、透明で、主張が強くない音だったんですね。サウンド的には"ClubNights MIX"とでも呼べばいいような大人びた穏やかな、あるいは艶やかなものです(あ、つややかで変換したらこの漢字に…)。私は、長尺なりに、もっと起承転結のある、ショー的な要素のある音を予想していたので、これはそういうことではないんだな、と思った。どちらかというと、長い夜を過ごすためのBGMとして。すなわち主役は音楽でもアイドルでもなくて、こうして"踊らされてる"こちら側"にあるんだと。本家サイトに「お飲み物はご持参ください」と、あるのはそういうことなんだと思う。こちらは居心地のいい"場所"を提供するので、皆さん、集まって酒でも飲みませんか? ということなんだなと。

 4部構成と聞いていますが、新情報として全部で25分程度、とのこと。今回試聴で10分程度だったので、全貌は見えないまでも、完成版で雰囲気が一変するってことはないと思う。そこで鳴ってた音は、日々激動するニコマスの流れの中では、あっという間に押し流されて、忘れられてしまうようなやさしいもの。

 そういう音を追求したい、ということになれば、優れたダンスPVとか、視聴者を引き込むシナリオとか、作ったのがどんなPであるとか、そういう色を加えるとつよ過ぎるんです。 その代わりというか、包容力があります。こう、神経を尖らかして、どこでどういう音が鳴ってるとか、この構成にどんな意図があるかとか、考えなくても、そのまんまですw。仮にセカチャクの集団がドドドドドドッと通り過ぎていっても、(まず序盤であっさり切られるでしょうが)怒涛のようなコメが途切れた瞬間には、何事もなかったかのように、元の空気が戻ってくる。なぜってこの音は、曲げられて困るような強固な方向性というものを最初からもっていないから。そのくらい深い透明度をもってる。

ガッシャーン!話は聞かせてもらいました。

 つまり、皆さんは、わた春香さんのことが大好きなんですね!

 とまあ、空気クラッシャーな方もおっしゃっております、ではなくて。春香さんは「太陽のジェラシー」を歌っておりますが、声がね、近くて。耳に飛び込んでくる。もう4〜50人しか入らないような小さなクラブなんだろうなあと、ウイスキーよりもカクテルが似合うような。気が向くと春香さんステージ降りて観客のテーブルの間を巡りながら歌ってて、それをバンドのメンツが2828しながら眺めてるんだけど、客の方はキャーキャー騒ぎ出したりはしなくて、ただ雰囲気に酔いながら雑談を続けている、みたいな、おっ、ひょっとして今、俺の後ろをはるるんが通ってった? みたいな。

 歌い終わったらね、きゃーはるるん最高!結婚してー!とか叫ぶ奴もいるんだけど、まーまーお客さん、ショーはまだこれからですよ、次の曲も楽しんでくださいね、では次は○○ちゃんが歌いまーす!みたいに続いていくんだと。

 例えば黒薔薇だと、雰囲気は醸成された感じで、視聴者はシナリオの展開と、次はどんな動画が来るんだろう、という興味を持続させながら、好き勝手にコメントが進んでいくんだけど。それは、一本のシナリオを通して、ラストに向っていく構成でもあります。でも、普通のライブって、次の曲がこうなって、最後にこの曲で、なんて考えていても、結局は流されてしまっていつの間にか終わってる感じですよね。私、昨晩もライブ行ったんですけど、何度も見てるアーティストで、どんな曲をやるかもわかってしまってるんだけど、それでも、段々どうでもよくなってくる。そういうのが良いライブってもので、要は酔ってしまうんです。恐らくは、今回の企画って、黒薔薇だったりM@STER TRAXXみたいな前例に対して、俺だったらこうするのになあ、というのがあったんじゃないかと思う。この全体の見え難い企画の中で、そこは重心なんだろうと思ってたりする。

 春香さんが「太ジェラ」ってそれだけだと意外性はないです。でも、「太ジェラ」って、オーケストラ伴奏ですが、曲調を考えたら、もっとラテンとかスカのバンドアレンジでも良さそうですよね。REMIXということなら、ダンサブルな打ち込みビートもありそうです。でも、まあここで聞けるのは「クラブあずさ」的なMIXなわけで、ちょっと実際に聞いてみないと想像つかない世界。そういう意外性で引っ張っていける内容になっているのは感動した。他のアイドルも持ち歌かって? さあそれはお楽しみです(^^;)。

 で、アフタービートのクリックとか、いかにもジャズっぽくて気持ちいいんです。更には、この特徴的な蕩けるようなエレピの音。ローズ・ピアノ(フェンダー・ローズ・エレクトリック・ピアノ)? これ後で質問しようと思ってたら、もうコミュの掲示板に書いてありました、ローズ・ピアノでいいようです…これが、ツボった。

 えとですね。MADにおけるREMIXとかマッシュアップって、歌のトラックを元曲から抜き出して合わせるわけで、それ用に歌い直してるわけじゃない。本来は強引なもの。だから分厚い音や強迫的なビートに乗せて、ぶつかり合うのを誤魔化しちゃってるところがあるわけで。それを、この少ない音数でゆったりアレンジというのは、かなりのチャレンジです。ゆったりたっぷりとフィーチャーされてるローズ・ピアノが、ですね、アイドルの歌声と本来は対立構造なのに、対立してない。その辺りですね、上で、春香さんが客の間巡ってても騒ぎにならない、みたいな空気をイメージしました。歌と音が戯れてるような奔放さ。
注)ローズ・ピアノについて(Wikipedia)

 JAZZ史的にローズ・ピアノと言ったらこれ。音は最初小さめだけど、後からそれなりに大きくなってきます。

 Return To Forever - Crystal Silence

 さて、いい感じで眠れそうな音楽を貼ったところで今回はおしまいにします。そうそう、チック・コリアのこのアルバムは、全体としてはこんな静かな感じばかりでもないし、ClubNightsの試聴版もそうです。その辺は本番をお楽しみにということで。

 ちなみに、タイトル案ですけど、最初考えていたのは「Because the night belongs to lovers」でした。かりふらPのあずささん動画sm7682898が大好きなので。でもチャットで、「リア充爆発しろ!」とか言ってた人が多かったのでこれは止めようとw。他に、「エレクトリカル・パレードへようこそ」sm2029565という、これは完全にネタです。曲としてはそれなりに合うと思うんだけど、パレード関係ないな。というわけで、イベント開始前のこういうイメージでいいんじゃないかと、思ってつけました。


 めいろっくP。