Augenblicke

主にニコニコ動画のアイドルマスターMADについてのよしなしごと。

2010年12月

2010下半期ニコマス20選

--(私の理解による)要点--
1)1P1作縛りで20作以内(1作でも可)、選考基準は自由。20を超えた場合、機械的に上から20作だけが集計されます。

2)集計の都合上、P名はわかる限りコメントに明記して欲しいとのこと。

2)合作は1P1作に含まない。極端に言えば、あるPが参加してる合作を20並べても20選のルールには反しない。また、別名義は統合しない。名義の多い人の動画をたくさん並べることも可能ですが、良識の範囲内で。

3)シリーズものは統合して1作に換算。期間外から続いてるシリーズでは、期間内の回なら有効。また、期間外の動画の修正再UPが期間内に上がった場合はありだが、全く同じ動画の高画質再UPは失格。

3)サムネ1選は任意。集計はされないかも。

4)今回は ぎょPが主催も作業も1人でされるそうです。

5)20選という企画は人気投票ではありません。元々は集計もしていない(順位をつけていない)。では何かというと単に自分のイチオシを他人と見せ合おうというだけの企画です。しかし今では参加者が多くなり全貌を把握できない人が増え、自分の20選を提出したら後はまとめ動画を見るだけ、という人が増えました。規模が拡大したゆえの弊害です。そういう状況は運営の本意ではないと思います。
 実際に人気投票みたいなもんだから、認めてしまえばいいかもしれませんが。人気投票が嫌いな人もいます。だから集計して順位をつけることが果たして良い事なのかどうか、運営の内側でもそこは揺れていました。今回もまとめ動画は作るようですが、そういうものがなくても成立するのがこの20選企画だということは、知っておいてよいことかと思います。

6)マイリストの編集画面のURLをそのまま貼ると、他人に見えないURLになってしまいます。
× http://www.nicovideo.jp/my/mylist/#/22503504

 「表示確認」をクリックすると↓のURLになるのでこちらを貼る。↑を手で修正しても可。
○ http://www.nicovideo.jp/mylist/22503504

--以上--
--以下、私の20選--


 ソ´┴`ノ …氏。選曲がしぶかっこいい。あと色調とか、エフェクトとか、1つ1つはまるで発破Pなんですけど、それらを1つの動画に混ぜ込んだことって、あのPはないんですよね。大抵は1動画1アイデアで。それに匿名にする理由もわかりませんし。ともあれアイデアの宝庫、そしてハッタリじゃなくてすげーかっこいい。



 スズナリ氏。ブルボンヌ雪村氏の楽曲を歌ってみた&PV制作。わたまきさんPみたいな立ち位置ですが。歌があっけらかんと楽しいというかシュールというか、動画の高速ダンスとカット割、パーティクルとくるくる目まぐるしくて、キラキラ輝いてて雪歩がめちゃ可愛い。強烈でした。



 ピチクリP。紙芝居のような何か。「今日の運勢:恋愛運…ややよい」から始まった千早の妄想。普通に面白いですけど、オチの斜め上っぷりでどうしたらいいのかわからなくなります。



 UKCkaeruP。バディ・ガイ。ブルースのどこがいいのかわからなかったら、とりあえずこの人を聞きましょう、それで何も感じなかったらもういいです。このぶっとい音と堂々と渡り合う春香さんがかっこいい。ドUPの斜めアングルとか特にいい。よくまあこれだけ全然違うリズム、テンポの曲にしっかり合わせられるもんだと思います。



 NamcaP。パクリM@STER。PVというだけでも驚きますが、無茶苦茶かっこいい選曲にビシバシとカットを決めて、最高のダンスPVに昇華されています。これだけファンキーな曲なのに踊ってるの和服の律っちゃんですからね、なんでこんなことできるんでしょう(^^;)。脱帽です。



 tarezo氏。サムネでわかる人はわかりますが、ジャコ・パストリアスの有名な1stソロアルバムのジャケ↓を模しています。ジャコパスと言えばフレットレス・ベースを超絶技巧で弾きまくるエレギベースの神様。この動画もただのHWGのJAZZ風REMIXではなくて、音をでかくするとベースラインがとんでもないことになっているのがわかります。こういうのは大好きなんで。
JPG




 つぶうにP。どういう歌なのかよくわからんのですが。メインである小鳥さんがいつも通りなのに加えて、他のアイドルたちもいちいち泣かせるんですが。最後を締めるのが はるちはというのが堪らない。「ぬれピヨ子」も素晴らしいのですが、そういう意味で、こっちを選びました。



 マグネットマンP(コウサンP)。怒涛のパフュームメドレー、でも全部磁石アクセw。まあ磁石がトレードマークなのは、このPの他の動画見たらわかると思いますw。そんな得体の知れない見かけに対して、ダンスシンクロと楽曲の繋ぎは神クオリティ。何せ4画面ダンスシンクロとか過去作でやってた人ですし。見終わった後の静かな感動と解放感は特別です。



 プティングP。料理動画を上げてる人が画面の賑やかしで使ってたパペットを使って再現PVを、但し無編集1発撮り、というもの。小道具出し入れも背景チェンジも全部リアルタイム(笑)。見れば、きちんと事前に構成考えて、大道具小道具しっかり準備してあるのはわかります。どーせならリハーサルだって入念にやりたかったでしょうが、1発撮りである以上、本番だけは大勢呼んで助けてもらうしかない。その場でノリで集まった人できっちりリハとか、そらできません。結果、粗とかいっぱいあります。でも代わりにこんな勢い1発の出来上がりなのに、見てて楽しさがいっぱい詰まってます。きっちり計算された職人芸にはない皆で集まってワイワイ騒げる楽しさというものがここにあります。



 BARBP。傑作「schwarzweiβ」をリメイクされた時はグラッと来ましたが、まあリメイクよりも同じ霜月はるかさんの曲であるこちらを。ダンスPVには楽曲のパワーを伝えるためにギミックをいろいろ考える作品がある一方で、楽曲の柔らかさを伝えるためのシンクロというものがあります。下手に手を加えるとギクシャクして堅くなってしまう。だから可能な限り、自然に手を加えた跡を見せずに、最初からこのダンスのための曲のように見せること。そういうダンスは、目を引く演出などなくとも、気がついたら最後まで見てしまうものです。



 ひだりききP。デビュー作から奇抜で手の混んだ動画を上げている人で、これとか野球の歌を強引にアイドル活動になぞらえているんだけど、アイマスも1年で結果を出さなければいけないので、その焦燥感というものは非常にシンクロするものがあって。見れば見るほど詰め込まれたネタにグッと来る傑作。ニコマスのネタ動画ってこういうのがあるから楽しいんですよ。誰かを笑いものにしたり酷い目に合わせるような動画は見たくないんです。



 十色P。ひたすら可愛いです。今期は手描き系にも凄い可愛い傑作がいろいろあって、やよい派大勝利な感じでしたが、このままでもこんなに可愛いですから。ということで正統派のPVを1つ。



 たろうP。たろうPは下半期は傑作いっぱいあると思うけど。これは雪歩が少しずつ前に進んでいく王道のストーリー。ちょこちょこ小ネタも挿入されてますが、大部分はミドルとロングのダンスだけ、奇抜なカメラとかもなく、ただひたすらまっすぐで力強い。それがいい。オールスターになったところでグッと来ます。



 歳歳年年人不同氏(吊...氏)。音源はマッシュアップで男性+女性の混声、ラップもあり。それをアイマス2素材を混ぜ合わせて4分半引っ張る。UPの見せ方が素晴らしく、カット構成が丁寧に積み上げられてて、特に小町とジュピターは1つずつしか素材がないわけですが、最終的にそれらを対比することで山場へ持っていき、最後にまたオールスターになって、765プロ事務所で終わる。ズシッと重い余韻の残る大作。歌詞も素晴らしいのです。



 kiiro_sponge氏。YMO「BGM」の名曲がシンプルな青に落とし込まれたステージで、シンプルなダンスによって表現されています。特別な工夫がなくても、ステージを丁寧に構成するだけで、調和の取れた1つの世界になる。ダムPから連なるステージMADPVの完成された例だと思います。尚、終盤で断片的に挿入される実写映像はYMOの映像作品「プロパガンダ」からだと思われます。



 hikaruP。これは私がリクエストして作ってもらったもので、北欧ラジカルトラッドです。曲によっては普通に民族音楽を演奏しているバンドで、何を思ったかベヴィなロックサウンドに乗っかったらこうなったという変り種。若いころ(1996年)聞き狂った曲でした。動画の方は事務員律子+雪歩という風変わりなメンツが飄々と踊っていてクールです。
*Slentbjenn (Hoven Droven)




 エコノミーP。VRFより。楽曲の疾走感と、ハートの鼓動がぶつかるシンクロ。思い出ボムが燃焼するエネルギーが画面を揺らす動画です。燃え尽きて空っぽになったハートを携えてまた雪歩が歩き出すシーンに勇気をもらいました。



 museP。この曲はゲームで使われないそうなんですが、私が哀れな小羊Pに影響されて買ったアルトネリコのCD群の中ではいちばん好きな曲なんです。いつか小羊Pがニコマス化してくれるんじゃないかと思ってずっと待ってたら、意外にもmusePが春香さんで実現とは。嬉しい驚きってこういうのを言うんでしょう。哀しみを内に秘める巫女の役として、こんなにふさわしいアイドルはいません。まあアルトネリコじゃそれなりに黒いキャラみたいですがw。



 げるP。これは元PV(投コメ参照)があって、サンタナとニッケルバックのVoの人のコラボPVの再現なのですが、元PVで演奏シーンとショートストーリーを交互に映してる内の、演奏カットだけをMMD化して、ストーリー部分を作れないまま挫折してしまったというものです。だからストーリー部分は暗転したままの未完成動画。それでも、演奏シーンだけで素晴らしい。MMDが想像を絶する進化を遂げた昨今においても、こんなに楽しそうにギターを弾くPVをまだ見た事がないのです。未完成のまま9500再生までいったのは伊達じゃありません。響の相方を務めるボロミア大将がまたいいんだ。



 かりふらP。ニコマス唯一のリトルフィートです。それだけで最高です。かりふらPだというのがまた素敵です。歌詞を見てください。ゆったりほろ苦いバラードなんですけど、日本なら下手に放送できません(^^;)。このバンドのリーダーもドラッグでダメになって死んじまった人ですし。この曲でニコマスとか、このPじゃなきゃありえないでしょう。そして、そんな歌詞をこんなにも美しい千早と雪歩で表現したこと。MADだから起こりえる魔法というものかと。


12/25〜12/26


 メカP。やよいのカバーした「チキンライス」と、いわゆる"ウィルス親父"がチキン食ってるのを掛けたという、根本的にはそれだけなんだけど、無理を承知でネタを突っ込み斜め上に消化するのが職人芸というか。



 仮面P。サムネの通りの球体丸春香さんと、3D熊猫さんの出会い。かわええですよ。



 UKCkaeruP。ニコマスには少ないストーンズです。まあ、ビートルズだってそんな多くはないんですが。投コメにありますが、ストーンズの歌詞は訳したらヤバいものがいろいろあって、TVとラジオがメインの露出場所だった時代によくこれで通ったなと、実際に放送禁止になった曲もありますけど。今なら4文字言葉連発でもラジオで流れてる曲もありますけどね。一方でロックの歌詞を検閲しろと運動が起きたりするんですけど。まあ、日本は平和です。これはライブ盤でギターが弾きまくってる。スタジオ盤の方(sm13143581)は例によって亜美が踊っていて、歌詞の内容がこのアンサーというか続きになっています。自分の好みはやっぱライブ音源。



 ユーザー名が「ニコマスchガイド」となってますが、中の人は08年からこの形式のカタログとランキングの中間のような動画を作ってます。集計方法が複雑で、洗練された方法とは言い難いのですが、動画の見せ方としてはどんどん洗練されて来ているので、順位とかこだわらすにカタログ集として見れば楽しいです。ちなみにこれはその1。正月明けに予定されてる その4まで続くようです。



 オムレツP。 PBoyP@rk10。MMDからアイマスへの参入という人のようで。ストーリー系PVですが、映像の構成がアイマスと、もっというなら静止画MADとも違うのが新鮮です。こういう自由さはいいなと思う一方で、では簡単にできるかというとそうでもないわけで。絵作りのセンスが問われるなあと。あと、エフェクトがかけられるようになって、ちょっとした違和感に対処できるようになった分、自由度が上がったなと思います。以前ならMMDモデルを空中に置くこと自体は出来ても、ネタでしかなかった。今はこの動画のように、それをガチな演出として見せられるようになった。エフェクトがあると綺麗、というだけではないということですね。



 G様P。ニコマスPのDaレベルが試される時代…、いやほんと皆さんアクティブですね(^^;)、マジで動画にする人がこんなにポンポン出てくるとは思ってなかったです。この美希はダンス10分、調整1時間とのことですが、うまいダンスとはいかないまでも、ダンスとして普通に見れる十分なもので、凄いなと思います。可愛いし。あと広告ワロタ。



 紗羅P。恒例の誕生祭AC6編隊飛行動画ですが、ほぼPV。 茅原実里の曲の元ネタ再現的な演出とかフィーチャーされてて、AC6は添える感じです。また、アクロバットらしいものはありません。が、地味に凄いなと思うのは、綺麗にきまったフォーメーションもですが、自由なカメラワークです。これ、カメラもカメラ機から撮影してるらしいから、カメラ機がどう動くかでアングルが決まるわけで、素晴らしいセンスだと思いました。ドUPとか超接近しないと無理だろうし、接近したらわずかな動きでアングルはズレてしまうはずで、とかいろいろ。



 プティングP。いつも料理動画を上げてる人ですが、その動画に出てくるパペットが、回を追う毎に数が増えてたんですが、いつの間にかアイドル全員分できていたようで、それで作られた実写人形劇PVです。動画の場合、コマ録りで、恐ろしく複雑な作品がMADでも作られたりしてますが、これは1発撮り(^^;)。しかも多分、関係者がみな、撮影あるいは制作のシロウトw。背景とか素早く何度も変更するために、貼るのでも設置するのでもなく手で持ってます。その他小道具も、暗転とかありませんからリアルタイムで動いてるw。流石にいつものメンツでは文字通り手が足りないので、ヘルプを呼んでいるようですが、当然、その人たちもシロウトでしょう。そんなしっちゃかめっちゃかの状態で撮影されたにしては、全編愛情がてんこもりの楽しそうな内容なのです。あれですね、文化祭の延長というか。見ててワクワクして2828してほっこりします。素晴らしい。オーキドPが健在なら見せたい。480再生しかないのにコメントが80マイリスト56は伊達じゃないです。



 ユルカP。やよいがカバーした「チキンライス」という歌は、原曲で作られたニコマス動画が以前(08年5月)からあって、それもやよいでした。まあ、やよいしか考えられないですよねw。今は「預言者」というタグがつけられています。これはそのリメイク。3つのヴァージョンが1曲分に編集されたメドレーになっていて、最後がやよいになっています。3つともキーが違ってて転調していく仕様w。ラストに響き渡るやよいのコーラスは絶品ですねー。



 さいふぉんP。散開ライブ音源の、テクノポリスからライディーンへの流れがかっこいい、それをそのまま2曲メドレーでダンスPVにしたもの。貫禄の長回し。8分をダンスだけで見せる快作です。というか唯一の演出と言える、ライディーンが始まった時にアイドル達からHMDが取れる瞬間は鳥肌。


12/24〜12/25


 たろうPの雪歩誕生祭動画。画面にしっかりPからのメッセージが入ってコメントで阻止されるお約束になってますけれど。お家芸で逃げられたりもしてますけど。「また会えるよね 誰より素敵な君に」という歌詞はガチです。



 よつばPの誕生祭恒例料理動画。なんと1分20秒でお茶饅頭。料理と出来上がりのザックリ感はいつも通りというか、蒸し物は難しいですし。でもそれなりにかわいい雪歩饅頭なのでした。あと、いつも言ってるけど〆のイラストも可愛いのよ。これをサムネにしたらあと100再生は伸びるような気がするけど、まあ趣旨とは異なるわなあ。



 一方で、おからPの期待を裏切らないサムネですが。いや、なんだ、こう来るとは思わなかったので爆笑した。現時点でキネクトおっさん動画の大賞はこれでしょう(^^;)。あとコメント「キネクトやれば接骨院がもうかる」も吹いた。



 匿名の13人の歌ってみたで、あるていど声真似も意識してるようで、歌い手とアイドルが1対1対応、13人いるけどDS組も含めているので、実は千早役と美希役がいません。私には情報がないので本当に13人なのか多重録音かもわかりませんが、「同人的二次作品として、お楽しみいただければ幸いです」と投コメにあるのは、キャラへのリスペクトなんだから誰が歌ってるのかは気にしないで、ということでしょう。で、普通に聞いてる分には可愛らしくて素敵な合唱ですので。



 keykeiPの美希単品。1:31のこじんまりまとまって、いるのだけれど、素晴らしく中身の詰まったインパクトのある小品。ちょっと凄い、という言葉が似合います。



 しゅんころ(仮)P。この曲ほどシングルm@sterにふさわしい曲もなく、同時になんでこれがエロゲソングなんだよ!?と突っ込みたくなる曲の筆頭というか(笑)。まあUNDER17って普通に変な曲もあるけど、変な曲とするには変な曲もいっぱいあって、桃井はるこのめんどくささの真髄がこういうところにあるんでw。そういう曲を07年テイストの力技で楽しくまとめた動画です。



 ト・アルP。元祖ノベマスの良心、復活。前回が6/24でほぼ半年ぶりです。9/18で私が真っ先に心配したのは、これの続きがもうこないんじゃないかという事でした。多くは語りません、嬉しいです。



 usagiP。飯塚雅弓のクリスマスソングを雪歩で。まだ、まーちゃんがアニメ声で歌ってたころのバラードでありまして、透明感のある映像も素敵です。



 マシン語P。Disturbed。魔王エンジェルPVはMMDなので、モーションの都合で楽曲もボカロ由来が多かったわけですが、これはオバマスのモーションを流用して作られた、本格的なメタル曲。魔王にふさわしい楽曲が遂に来たという感じで傑作だと思います。まあ、アイドルとして彼女達を見てた人たちがついてこれるかはわからんですけど、文句なしでかっこいい。あと、魔王MMD界隈は今大変なことになっていて、これまでのような飛ぶ鳥を落す勢いではいられないと思いますが。私は彼女らには何の含むところもないので、このまま活動を続けてほしいと思っています。



 ha2氏。詳細不明。千早が自転車に乗って移動するだけの短編ですが、MMDでここまでリアルにできるのかという完成度で、見てて気持ちよくなれる逸品です。


12/24


 runawayP。選曲といいメンツといい、なんかいつもと違うのでバリエーション広げようと思ったのかな、と思いつつ見てたら、後半で6thPVに繋がったのでびっくりしましたw。それでこのメンツ、この選曲だったのか。流石複数のステージを効果的に使い分けるのがお家芸のP。結局3つのステージを使い分けて構成されたPVになってます。終盤のカット割も大胆でいい感じ。



 NamcaP。またいぬ美か!!と思ったけど、メインはあずみん雪歩でした。



 序列代19位の人。カット割の細かさを見てもわかりますが、何度もリピートしてることを考慮に入れても、贅沢な素材の使い方をしてて、もちろん箱○素材ならここまでやる人はたくさんいるけど、DS素材でここまでできるんだというのは驚異です。というか、借り物でここまでできることが驚異です。そのくらい、このMADPVは凄い。



 ニット帽Pが新作マッシュアップを発表するにあたって、アワビPに映像を依頼して、彼がホワイトファーブラックアイPの名状しがたい貴音の素材を使ってこの動画を作ったと、いうことなんですが、なんというか、段階がひとつ進むごとに何かを間違った結果がここにあるというかw。伝言ゲーム的な何か? いえ楽しいからいいのですが。



 安心と信頼のBARBP。歌にダンスを、というよりも、演奏にダンスを、というよりも、ダンスに合わせてバックが演奏していると思えてしまうような、空気までひとつになったシンクロ。



 武者返し氏。選曲的にちょっと危険? それはともかく、ストーリー系の紙芝居で、絵柄も可愛らしく、挿入されるコマ落ちのダンスカットも興味深い。コミュ映像のカットインもありと、多層的な作りで見せ方もおもしろい。なんでシロクマなの?という突っ込みは、そういう歌だから、としか言いようがないんですが、動画としての作りこみは文句なしに素晴らしいと思います。こういう、何回か繰り返し見てジワジワとよさがわかってくる動画は、誕生祭のように一気に大量投下される状況だと埋もれますね…。

 なんというか、試聴者側に、もはやそういう状況を切り抜けるだけの体力が残っていないような気がしますが。何度も言ってますけど、年末は何もなくても忙しいですからね。それでVRFと雪歩誕生祭の上に、シングルマスターと普通にクリスマスを記念した動画が一気に来たわけで。私だってここ数日は死ぬかと思いました。新着追うだけ(ブログ更新含まず)で毎日5時間とか、生活できないでしょう。その上に20選とかあるんですぜ。コミケだってありますし、新着動画とか見てる場合じゃない人もたくさんいるんじゃないかと。ブログの更新が大変だから20選は参加できない、なんてブロガーさんもいらっしゃいますしね。


 TYPE-75P。KONE-tail 2nd単品。これはメイキング動画ではありますが、愛ちゃんが可愛いだけではなくて、お題の消化の仕方が凝ってるので見てておもしろいです。ひまわりとか素敵。



 夢追いP。クリスマスソングには、楽しげな曲調であっても実は楽しくない歌詞の歌が結構あるんです。ワムのラストクリスマスとか歌詞見るといろいろ考えてしまいますし、山下達郎のクリスマスイヴも、失恋の歌ですね。これは はるゆき の楽しかった思い出ということで、曲も動画の演出も楽しげだけど、過去形なんですよねw。シングルマスターではない動画なんですけれど、そういう意味で面白い動画です。



 UKCkaeruP。スタンリー・クラークというベーシストのソロアルバムの曲。これは洋楽フュージョン・クラスタということで、俺得な動画です。感謝。ちなみに某エロゲとは無関係。ベーシストは、バンドにおいて縁の下の力持ちですから、自分のソロアルバムであっても、普通の内容が多いんですが、たまに、ベースが異様に主役を張ってる楽曲が生まれてくる、これはそういう曲の1つですね。私はそういうのが大好きです。



 たろうPのガチです。ほぼ同時UPの雪歩誕生祭動画の1/4の再生数しかないですが、内容の気合の入りようは負けてません。たろうPも、ずっと男性VoのMADを作ってきた人なので、ジュピターは機会到来なんですよね、もっと素材欲しい側だと思います。カットと字幕で、素材の使い回しでくどくなるところをうまく見せています。速度調整も使ってるんじゃないか。そんな、細部まで丁寧に仕上げられた傑作。


iDOLM@STER HARUKA AMAMI Stages of Obsession

 タイミング的に、今かなあと。私はこういう、解釈次第でどうにでもなる、もっと言うなら、動画が提示している情報を受け取り損ねた人間が、損ねたままに自分のイメージで語ったりすることには、興味ないんです。そういうのは作り手の領域で。なぜなら、我々が他人であるのは当たり前の大前提なので。一生懸命分かり易く作ったのに伝わらないよ、なんて言ってる当人が、たった3行の日本語をまるっきり曲解して平気だったりするのが現実なんです。そこに苦労がないならサービス業で飯は食えない。私にとっては、それはもの凄い長文解説の評論であっても、なんかよくわからないけどいい感じだった、という小学生の感想でも等価です。

 そういうのはただ、この動画を私は見ました、そして何だかわからないけど、ズシンと来たよ、ということの記録であればそれでいいんで。



 このしわっす3は、えびPの「お知らせ」でもわかるように、気楽に緩く見ればいい、という企画なんですけれど。作り手にとっての気楽さと見る側にとっての気楽さは、得てしてすれ違うよね、みたいな印象をもったりしました。それが悪いかと言うと、まあ些細なことです。たかがMADでここはニコ動で、うちらは手間暇かけて作られた動画を無料で見ている有象無象の視聴者です。そこを語るかどうかは別の話。

 だから、この記事は私の解釈ではなくて、この動画についての、そこらで見聞きしたことのまとめです。

*序盤
 ダンスは「私はアイドル」。ラストコンサートの画面。春香さんは思い出ボムを13しか持たずにスタート。このゲーム的にはこれは絶望的な状況だし、アイドルとしてこの1年、幸福な活動をしてこれなかったんだな、と思う。
CIC1

 あと選曲。この動画、いろんな人がいろんな理由から作者を特定してるんですけれど、私が最初に思ったのは、この曲でした。いえ知らない曲ですが。だけど、こんな選曲で春香で動画作るPって、それだけで限られてくるんです。こういうアコギのインストが聞きたかったら、レコード屋のどこの棚を探せば売ってるかご存知ですか、大抵の人は知らないでしょう。

 で、思い出が13とはボムが13回しか撃てないだけでなく、ルーレットのほとんどがBADになってしまうということであって、そちらの方が問題です。ルーレットはボムの残り数が多いほどGOODが多く、少ないほど減りますから。見ると、最初から1つしかGOODがないことがわかります。全部BADではゲームが成立しませんから、これは最低の状況ということになります。

 にも関わらず、ここでたった1つのGOODを見事命中させることから、この動画は始まる。

*日暮れ後の765プロ
 点灯してない、でも春香さんがいる、というのは普通ありえない状況。動画の早い段階であるここでタクヲPの「サンデイ」(sm6141655)を思い出せる人はいるんでしょうか。ちなみに実写っぽく見えますが、物理的な事情を考えてCGでしょう。3階まで届いていることになるでかい樹の揺れ方を見ても。
CIC2

 こっち↓がタクヲPの「サンデイ」の空っぽの事務所跡。
CIC3

*0:27〜0:46
 同じダンス、同じ衣装だけどルーレットがないので、時系列的に少し前の頃の回想でしょうか、そう思ってみると多少退色させた画面のような気もします。

*0:47〜1:05
CIC4

 衣装がカジュアル、ダンスがシャニスマ。これは色からしても回想だと思われます。アクセのペンダントも初の営業でもらうものですから、この不幸だったと思われる1年の、スタートラインの頃なのか、それとももっと前なのか。「私はアイドル」のステージがカットインして交互に表示されることで、1年の始まりと終わりを示しているのかも。

 あと、シャニスマは、何度もリボンを直すとか、坂道続いても諦めたりしない等、苦難を乗り越えて「君まで届きたい」という歌。この1年に当っての春香さんの覚悟あるいは苦難の道のりそのものを示唆しているのかも知れません。関係ないかもしれないけど春香ED後の春香さんという意味でTAK8Pの動画(sm2883534)を思い出したりもします。

*1:07〜1:58
 たった1つしかないGOODのルーレットを次々命中させていく。本来ならそれはPの仕事なのですが、ここまでの流れでは、春香さんが1人でも必死でがんばってるとしか解釈しようがないでしょう。そして途中で再び回想シーンになるけれど、そこにデータモッシュがかかって画面が崩れていきます。確立の低いルーレットに挑み続ける春香さんの疲労に、辛かった1年の思い出が圧し掛かってくるようなイメージでしょうか。その果てに、遂にルーレットを外してしまい、思い出ボムも使い切って、春香さんは崩れ落ちてしまう。

*暮れの765プロ再び。
CIC5

 明るさが異なるので前のとは違う時期か?何度も訪れているということかも知れません。ともあれ明るくなったので、765プロが既にここに存在しないこと、そこに春香さんはあえて訪れていることが明らかになります。バラを飾っているのも彼女でしょう。その横にはお姫様ティアラが。事務所自体は移転して存続している可能性がありますが、ゲームをプレイした人なら知ってますが、最初の765プロ事務所は、プレイヤーが経験を積むともっと大きな事務所に移転した後、ゲームが1周してループしても元に戻らない、つまり初回プレイでしか存在しないもので。最初のアイテムであるティアラと合わせて思い出深い存在なのです。バラについては、先述のタクヲPの「サンデイ」や、じゃんPの「樹海の糸」(sm4914451)にもサブリミナル的に登場する象徴的なアイテム。

 ↓「樹海の糸」のバラ
CIC6

 花言葉はたくさんあるんですが、主に貞節、情熱、それらを合わせて「一途に恋焦がれる」、という意味合いが多いと思います。

 この765プロのカットから、データモッシュで崩れた春香さんのカットを経て、バラとティアラにズームしたカットが再び。

*2:20〜ラスト。
 ここで崩れた思い出から、ラストコンサートに復帰。画面の色調も鮮やかになります。
CIC7

 そしてゼロから1つ増えた思い出ボム。ダンスがアイドルマスター(主題歌)に変わる。「私はアイドル」→「アイドルマスター」というのは、成長の隠喩にも見えますが、箱○曲からアケマス曲、つまりは原点に戻る意味合いにも取れます。まあ細かいことはわかりません。要するに春香さんはここでもう一度立ち上がる。

 そして最後の思い出ボムを命中。この思い出は辛かった1年ではなくて。初めてのプロデューサーと出会った1年、昔の思い出なんですね。

 そして残り時間で伸びたグラフによって、ギリギリの成功を勝ち取ります。最後に見せたモーションは「男には耐えられない痛みでも女なら耐えられます強いから」のモーション。そして背中を向けて、そこでフェードアウト。
CIC8

 HAPPY ENDなどではなくて、春香さんのアイドル活動は、まだまだ続くのだと思います。

 尚、〔obsession〕は「強迫観念」「妄念」「執念」という意味。


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 追記。

 話の流れからは外れるけど、この動画を見て、OGOPのこれを思い出した人もいるんじゃないかと思います。

 なんで外れるかというと。OGOPって自分はPじゃなくてファンであると、ずっと言ってきた人なんですが、この動画にいるのは、春香と苦楽を共にしてきた最高のプロデューサーなんです。誰がなんと言おうと、ここにいるのはPです。〔obsession〕にはいません。だから違う。