Augenblicke

主にニコニコ動画のアイドルマスターMADについてのよしなしごと。

2011年08月

春香 07/23〜08/20


 オペラP。ハルカニ用に非表示されてた動画ってことでいいのかな。モータウン(てってってー)のリズムに乗って軽やかなダンスと青空の爽やかなフレーム、更にラフタイム。こういうのは春香さんの独擅場だなと思いつつ、中盤の"海岸ロケ"みたいな画面の挿入もいい演出で。



  ないち@P。MMDのゴシプリ衣装春香さんのお披露目。ハンバーガーのダンスをソロでも楽しそうに踊ってます、しかも後半では衣装替えまでこなすという。



 ストラビンスP。タライです。わかっていても切ない芸人魂です。



 REKKAP。陽気で爽やか。ラフタイム大活躍で。元々この衣装は16歳トリオに合うんですけど、雪歩や真ソロが少ないと春香ソロが目立つ感じです。それにしてもLOBMのシャキシャキしたダンスは汎用性があって素晴らしいっすな。



 ふらいんP。ハルカニに参加しようとして間違えたわけではないと思うけど投コメw。ハルカニバルの方ですね。キバ春香さんのドUPをこれほど効果的に使った動画はなかった。戸川純との相性良すぎでしょう。



 fazzP。アクシデントと言えば、アイマスのゲーム中にありますが、インシデントはアクシデント一歩手前のちょっとした事故て感じで。前半はクールな雰囲気で、リピートをうまくつかった振り子のような動きが続いたかと思うと、少しずつ複雑なダンスへと盛り上がっていきます。そして長いタメを意味するカットから、後半で緊張を孕んでいって、終盤のどんがらてんこ盛りへw。それまで何度もモーションのリピートでビートに乗るのを見てるから、どんがらがリピートされても違和感ないんですよねー、そしてまさかのラストの立ち直りと、INCIDENTの文字。いつまでもころんでばかりじゃないんだよ、ていうことでしょうか。さりげなく物語を感じます。



 きむわいぷ氏(ID…4623298(RC2))。改造モノなので、色の変化は驚きませんが、センスというべきは涎掛けを活用したファッションをして「地蔵」と称したことですね。発想の妙としか。



 patoPのドーピングパンダにして、飽きm@sterとのことですが、もうこれで完成でもいいんじゃないか。疾走感あってよい。確かに2コーラス目の冒頭で終わってしまうのだけど、見終わって不足感はないです。



 F-san氏。確かに凄いんだけど、こんなに静かな動画が、これだけ受けたというのはちょっと驚きました。曲補正もあるんだろうなあ。この曲に春香さん。そして回想カットでは普通に制服なのに対して、ステージに上がっての衣装が黒で統一されている、この曲用にカスタマイズされているわけで、あとは、ただ表情と見せ方。特に歌い終わりの5秒くらい、瞳を閉じてゆっくりと開ける時の表情にグッと来ました。
SH0830


 みそP+hikePのマッシュアップ。伊織MA2の「DIAMOND」のイントロが鳴って、歌いだしたのが「Little Match Girl」だったので吹きましたが、そのまま特に違和感もなく最後まで行きます。ダンスはLMGのみではなくて、コスコスとか混ざってますね。ビートが異なるのに配慮したのでしょう。サビで一気にピンクの衣装に変わるのも、オケの明るさに春香さんの甘い歌い方が乗るのも、本来のLMGとは違う空気を醸し出していて、春香ゾーンという感じでした。

他人

 UKCP(カエルP)のblogも一段落したということで、記号的な危うさについての話。

 某小説の中で、「恋人と友人の違い」という話があって。友人は生涯にわたって付き合えるけれども、恋人というのは別れた時点から他人であり、二度と交わらないのだということでした。恐らくは別れた時の状況にも寄るんだろうけど、関係の終わりを認めた上で別れるということになれば、それはいわゆる黒歴史ということで、なかったことになってしまう。過去の思い出がなかったことになる、だけではなくて、そこから未来の関係も同時になくなる。つまり時系列から消滅してしまうわけです。

 それは見かけ上のものであって、その人の心の中ではそうなってはいないかもしれない。しかし、そういう風にふるまっている人の心中が実際にどうなっているのか、第三者には窺い知ることはできないので、それが事実になってしまう。

 「思い出は大切」で、それは何らかの幸福な状況が事実として失われた後も残るものだという。それは残しておきたい思い出はそうだろう。しかし忘れたいならばどうであるか。

 「魂は売ってはいけない 最後まで持っていられるのは魂だけなんだから」そう歌ったのはトレイシー・チャップマンだったと思う。それは理不尽な現実が大切なものを無理やり奪っていくようなことになっても、魂だけは奪い取ることはできない、ということ。一方で、それはその気になれば売ってしまえるもので、だからこそ、それをしてはいけないと歌われている。「魂」が意味するものは抽象的で、ゆえにそこに「思い出」や、その他いろんな認識をあてはめることもできるのではないか。

 つまるところ、「好き」は保存できない。体に蓄積されないビタミンCのように、摂取し続けなければ消えてしまう。放っておいても確固として残っているものではないということ。

 ここでニコマスの話をすると、誰かの上げた動画を他人である視聴者が好きになると、そこには絆が生まれる。作者と受け手の間に、目に見えない関係性が生まれ、他人なのに他人ではないかのような錯覚が生まれる。

 動画に限らず、あるいは絵に、人形に、物語に心を奪われると、互いに知らない作者と受け手の間に共通理解が成立し、働きかけ影響し合う事が可能であるかのように思われるし、実際に交流が生まれて影響し合う場ができることもある。

 しかし、動画は消えるものだし、クリエイターが自分の作品を過去のものであると否定することもあるし、あるいは、新作がそれまでの過去作と全く違うものになることもある。

 そんなとき、それまでの「好き」は消えて、何を勘違いしてたんだろう。赤の他人じゃないか。そうして、過去だけでなく未来まで含めて、その関係は時系列ごと消滅する。ストレートにそうなるとは限らなくて、紆余曲折があるかもしれないが、その最終形はそういうものだ。

 ニコマスP自らが動画作成が嫌になって全ての動画を消してニコ動を去れば、それは事実としての関係の消滅なのだけれど。今述べているのは、動画がそこにあるというだけで発生し、動画が消えるだけで消滅する関係、すなわち「好き」のことだ。それは作者の全く知らないところで起きているかもしれない、ある意味理不尽な勘違いである。

 つまり動画作者と視聴者は友人ではないということ。

 別の言い方をすれば、作者と視聴者が友人であるならば、両者の関係において動画の好き嫌いは本質ではない。

wyrdPに聞いてみた(2)

(続きです。)
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wyrdPに聞いてみた(1)

 インタビューしたいなあとツイッターでつぶやいたら、いつでもどうぞとノリで言ったwyrdPが2回目のお相手ですw。ツイッターだとライダーっぷりとかグルメぶりはよくわかるんですけれど、他にもいろいろあるみたいなので、そういう、動画じゃわからないところに突っ込んでいくというのが趣旨です。でもログみたら、wyrdPが真面目に話してるのに私がくだらないこと言ってダダ滑りしてたりするので、せめてノリツッコミの芸を磨いておけば良かったとか、いえすみませんテキトーな司会で。そんな感じなので、過度の期待はしない方向でお願いします。続きを読む

08/22〜08/24


 めもらんだむP。度重なる修正版ですが、これは代表作になるかもしれん動画ですから、いいと思います。今回はやよいサムネ。



 オバンドーP。ウォーキングマシンを奇抜な発想で使用しているOKGOのPVの再現なのですが、元PVがうさんくさい連中のコミカルな代物である一方、こっちはアイドル達がクールにやっているので、彼らが実際はどれだけ斬新なことをやっているのかがヒシヒシと伝わって来ますし、タイミングぴったりでスムーズにひょいひょいと移動しているアイドル達のモーション作成も凄い。もっとも誉めるべきは、これを再現しようというその発想なのかもですが。


【第7回MMD杯本選】 俺のS4U!がどうもおかしい
 PS3は匿名課氏。blog貼り付け禁止です。S4Uの紹介動画のパロディ再現で、細かい作りこみが素晴らしくてアイドルが可愛いし、仕込まれたネタがジワジワと来て、仕上げにラストのネタにやられる。作者はアイマス含めたMMDのみの活動をしてる人のようで。



 isciaP。菅野ようこのアルバムでこういうタイトルの曲。ラテンっすなあ。ぶっちゃけアイマスMADにするには難しそうな曲ですが、ソロを交代で回していくというDSならではの手法で上手に見せています。何気に手間かかってますね。



 ぱにょぺらんP。アバンタイトルの小芝居は、美希メインのウテナのパロ。蒼い鳥は千早の歌ですが、本来は幸せはすぐ近くにあるって物語だったよね、という話に…なるはずだったんですが、どうしてこんなことにw。というか、ここって何の事務所なのか、わかんなくなってきました。



 パジャマP。このいかがわしいブラスセクションの響きがたまらん。ブルース・ブラザーズで聞いたというコメントがついてますね、私もそうだったかな、記憶が曖昧です。しかしここまで猥雑な曲なのに、いつものメンツでクールに踊ってるのがまたいい。中盤の早い部分のダンスも綺麗にまとまってます。



 セプタムP。自転車で木星まで!こういう歌詞はやよいですね。サイドを固める春香・亜美は身長同じでバランスいい。この3人のVi服も派手すぎず地味すぎずでいいし。ぷっとんだ歌詞なのに危なげなくまとまってる。ダンスを見せる動画ではそういうのが大事です。こういう丁寧さがモーションの細かいニュアンスを伝える時に活きるのです。



 座敷ぬこ氏。クリスマス用の企画盤の音源のようですが、こんな演奏あったんですねえ。バラードを弾くジェフ・ベックというのは、あまり表立っては語られないけれど、最強なのです。アーミングによる繊細なニュアンスの表現が素晴らしい。いや、この音がアーミングじゃなかったらごめんなさいですが(^^;)。律っちゃんがサイドにいて星空に溶けるように踊っているのも風情があります。



 どぶろくP。NoNoWireではないみたいですが電子音楽ぽい。中盤で春香と千早が何重にも重なって、一気に暗転、やよいに変わる。そこから次々とアイドルが変わりつつ、セリフが重なっていく。こういう声の乗せ方はヒップホップなんでしょうか。まあジャンルはともかく手法としてはありでしょう。ラストは朝焼けの空のよう。いい絵だなあと思います。



 しおP。2の年長トリオ。光源の位置考えると船上ステージにはちょっとありえないライティングですが、もの凄い金掛ければ可能かも知れず。それはともかく、重心の低いグルーブに暗い船上ステージと水面の光、そしてしっとりと踊る3人。それだけでは重過ぎる画面をレーザー的な照明が一気に華やかに。これはかっこいい。終盤のみ元素材の歌詞を表示させるのも気が利いてる。夏の終わりに良いもの見せていただきました。