Augenblicke

主にニコニコ動画のアイドルマスターMADについてのよしなしごと。

2012年08月

2012年上半期ニコマス20選

 2ヶ月前の20選が、今できました、というものです。下の通りの順番で生放送しました。既に、まとめ動画もsideBも見てるんだけど、全然関係なかったなw。ある程度、候補を絞って、後は生放送のリストの流れで考えてあてはめていって、はまらないものは残念ながら落とした、という感じです。放送では漏れた動画も流しましたが、ここには書きません。


1)【洋楽m@ster2012】 アイドルマスター 美希・真・響 『Electric Youth』 ひろっちP 

 選曲には、昔ニコマスに同曲の傑作があって思い出深いのですが、単純にダンスPVとして出来がいいので。カメラレイアウトを細かく変えてますが、ダンスの繋がりはどこまでもスムーズで、繰り返し見るたびにジワジワと質の高さが効いてきます。

2)bbs.mp4 もふもふ、もふもふもふもふ氏

 こういう曲調は好きなので、似たような曲調(下もそうだし)の動画が幾つか候補にあったのですが、どんどん削っていって、残ったのがこれと↓。音がブワーッと来るところで存分に画をいじってくるのが気持ちいい。

3)奇偶 どぶろくP 

 普通に見ても重いけど、生放送でも止まりまくりましたがw。こちらはきちんと計算された作りで、単調にならないように配慮された動画、勢いだけではないですね。でも選曲的に相当に貴重なのは、この方ならでは。彩度を落としたヴァンパイア衣装のかっこよさ。

4)【ディスコ祭り】 Long Train Runnin' 【アイマス×The Doobie Brothers】 kotoraP

 これは以前、記事に書いた通り、こんな動画二度と出て来ないんじゃないかという驚異のリズム感。このリズムにダンスが乗るという事自体凄いです。そして終盤の盛り上がり。

5)ア動ま.mp4 青の4号氏 

 アリシャスPの動画を可愛くする祭、だったはずですが天野月子という真逆を行くセンスがw。でも、サビで「笑って」と叫ぶところで、春香さんがニコッと笑うと、可愛いんで、負けました。

6)【邦楽維新】OUTERMISSON【W閣下】 218P

 放送では、これは春香さんでなければ踊れないというか、この存在感と猥雑さと静謐さを同時に成立させることなんて普通は無理だろうと、そういう話をしました。真ではどうかというコメントがありました。真に紅いドレス着せて、笑顔でこういう曲を踊らせるという試みは、確かに興味深くはあります。

7)Sleeping Beauty Never Wakes Up.mp4 the MOVIE wyrdP

 これは写真立て、なんだけど写真がどんどん代わるので実質スライドショーで、しかもその写真立ての方を実写で撮影していて動画で手持ちなのでカメラが常にふらふら揺れているという、そのリアリティがぞわっと来るのと、そこに移される蝋人形のような伊織、です。

8)ryo.mov muyo氏

 ここが放送のアングラの底の底。何度か見てると慣れますけど、初めて見たときの、こんな音楽でニコマスPVが可能だという事、そんなことを何故するのかという不可解さ。衝撃でした。

9)【高垣楓】 こいかぜ 【DnB風remix】 Ku-Mar氏

 「こいかぜ」は名曲。1度フルで聞いたら忘れられない。それをここまで別物にしながら、元々こういう曲だったんじゃないかと思えてしまうというのは天才の仕事でしょう。サムネ画像にしても、本気っぷりが伝わります。

10)DIS-MOI QUELQUE CHOSE AVANT DE DORMIR ウィンP

 フレンチポップというか渋谷系。セピア調でまとめているんだけど、中盤の蒼が美しい。

11)風来坊風 dameningen氏

 この人の動画、全部斜め上で、全部の動画が候補に入ったんですが、最終的に一番普通に見れる動画が残った感じ。まったりするんだけど、ネジを一本抜いて代わりにミミズ差し込んだようなおかしさがある。

12)アイドルマスター 双海真美 「missinglink」■オリジナル曲■ ねずみ男氏

 作者コメ見ると勢いで作ったみたいなんですが、とんでもなく作りこまれていて文句なしでかっこいい。オリジナル曲も良い。

13)ピンドラの動画 アーノルドシュワルツェネガ夫氏

 流れた瞬間、これかい!?と言われました。いや、皆、選びませんでした? ぶっちゃけニコマス動画というものとは違うと思うけど、そういう意味で、ニコマスの外にはこんなわけのわからない世界があるんだという驚きと、そこで平然と踊って全体と調和しているやよいの普遍性が素晴らしい。タイトルはピングドラムだと思うんですが、動画見てもなにがピンドラなのか、私わからないんですけど。

14)緑の少女 hikaruP

 これは、例によって実写ありアニマスありの混合MADPVですが、実写に若林さんを持ってきてるのが、しかもこれ、ガチPVですからね。かなり特異だと思います。それでいて、全体として、必要十分感がある。なんというか、これが私の20選だなと、他に説明いらんなと思ってしまう1作。

15)水瀬伊織 「リゾラ」 gleam mix いちじょーP 

 いちじょーPの見事なREMIX音源で、元々は、音源に映像もつけました、という動画を作って来たPさんで更に元々は架空戦記のPさんですし。それがですね、この動画に関しては、音源よりも、素直に映像が、ダンスが凄いと思って選びました。

16)アイドルマスター 「kokoro」 双海亜美 shakeP

 綺麗な亜美です。こういう亜美が見れるということは、素晴らしいことだと思います。今回、たまたまですが、真美ソロと亜美ソロで1作ずつ選べてよかったなと。

17)【MMD】 LOST 水谷絵理 【MMDm@ster】 しぇんまお氏 

 MMDも候補にはたくさんあったんですけど、悩みに悩んで最後に残したのがこれでした。絵理でLOST。いわゆるダンスモーション流し込みではなくて、自作のストーリー系PVです。まあ、MMDは凄い動画たくさんありましたから、皆さんそれらを選ぶと思うので、だったら私はこれを是非大勢に見てもらいたいという、今そんなこと言ってもしょうがないけど(^^;)、気持ちだけはそんな感じで選びました。シンプルながら見た人の心に何かを残す1作だと思います。

18)日高愛 君のすべてを 俺の股間がジェットストリーム氏

 ジェットP最近凄いよね。これも重くて生放送で大変でしたが、素直に素晴らしいと思います。特にBメロのタメからサビのUPの手をサーッと動かすモーションへの流れが拡大画面で見るとゾクゾク来ます。0:45〜0:53くらい。

19)緒方智絵里 クローバー tinoP

 モバマスは絞込みの過程でどんどん減っていって、なしでいいかと悩みましたが、キュート属性として、これは死守せんといかんだろうと。tinoPと言えばζ*'ヮ')ζですが、やよいも春香さんもキュートなんですよね。で、キュートのモバマスオリジナルキャラで正統派と言えば、この緒方ちゃんなわけで。総選挙で6位という、目立たないところで着実に支持を得ている子です。ちなみに1〜5位のうち、2位がクール属性で、残りが全部パッションだったんですけどねw。だから実はキュートでは1位が緒方ちゃん。動画の方は自作のプロフィール表から始まって、有名なバレンタイン・イベントのセリフとか、少ない素材から魅力を引き出しているものです。「クローバー」は曲名ですが、彼女の趣味が四葉のクローバー集めなので。

20)アイドルマスター ストーリー メイド好きLP 

 投コメにもありますが、LPにしては、癖のないシンプルでカジュアルな動画で、ポンと投げ込まれたような感じなんですが。何度見ても、ああ、春香さんだなあ、ソロだなあ、春香ソロってこうだったよなあと、結局最後まで残りました。 いえ、今期も凄かったり楽しかったり可愛かったりする春香さんの動画、たくさんありましたよ。候補の段階ではそういうのもあったんです。でも、私が見る分には。これでいいなあと。逆にこういう動画がなくなったら、どんな凄い動画があってもダメなんじゃないかと。

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 あと、サムネ1選に でぼんちょPのこれ。これ動画だから動くんで、動くとこ見るとまた。

お盆です。

 「お盆爆発しろ」「ぼーんっ!」ていう親父な流れをツイッターで言ってたのが誰かは書きませんけども。

 シンデレラガールズのみくにゃんCDが頑張ってるらしいじゃないですか。みくにゃん、総選挙の時も最初低くって後から上がってるんですよね。順位とか普段どーでもいいですけど、みくにゃんCDは出来がよいので、それが認められたんだと思うと気持ちいい話だなあと。ほんの数日の動きなんで偶然だと言われればそれまでなんですが、いい話だと思った方が気持ちいいなあとw。

 そんなわけでがんばって欲しい島村さんのステマ。
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さらっとモバマスCDについて

 前回も5枚買ったんだけど、下手に感想書いて聞いてない人にイメージ植え付けちゃったらいやだなあ、みたいのがあって書かなかったんですけど。結果的に売り上げ=人気みたいな感じだったのはちょっとアレでした。5枚全部聞いてどれ買うか? という話なら、多分もっと違ったと思うんだ。かな子と凛は試聴イメージ通りの出来だったけど、楓の「こいかぜ」と莉香の「DOKIDOKIリズム」はフルで聞くとイメージ変わる。

 で、今回の5枚ですけど、試聴版じゃわからない点として、音質が凄く良くなってる。美嘉の「TOKIMEKIエスカレート」とか、単純な曲なんだけど、音の1つ1つが丁寧に仕上げられていて、ダンサブルな曲だからチープな感じで音圧で攻めるのかと思ってたら、キラキラした奥行きのある音でびっくりした。歌もヘタウマな感じで勢いで押し切ると思ってんだよね。全然違う。前回は凛の曲がそんな感じだったわけです。安い作りだけど、声の素性の良さを押し出して朴訥さで押し切るみたいな、それはそれで良かったんだけど。美嘉の歌は、うますぎず下手過ぎず。等身大の女の子の声だけど、ここぞというところは綺麗に伸びてる、そのバランスが痒いところに手が届く感じでよかった。

 今回、5枚のうち、蘭子はまあ、メタルなので勢いなところはある、声質からしても歌唱力で勝負してる感じではないし。他の4枚は、目一杯作りこまれてますね。きらりの曲とかこれ、リズムが難しい上に、喋ってるような歌い方だから、声の表情とかリズムの間合いとか、完成までに何度も録って微調整してったんじゃないんかな。あのふわふわしたアレンジと音響はキャラソンのクオリティじゃないです、凄い。

 まあこんくらいが前置きで。

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 006ということは蘭子からか。蘭子とみくにゃんは、実はトークの展開が、ほぼ同じなんですね。006と007だというのもあるんでしょうが。2人とも普通に喋れないのをスタッフに突っ込まれまくってるというw。蘭子は副音声と言って普通にしゃべるトラックが別についてるから、ある意味、作る側は楽だったかと。おかげで、本トラックはやりたい放題、マジで何言ってるのか意味わかりませんw。

 私は蘭子は内気な子で、自分を隠すためにあーいう中二病な言語になるのかと思ってましたが、このCDの解釈はそうじゃなくて、単にオカルトオタクが高じてあーなってるみたいですね、サイネリアさんと同じ方向かと。副音声だと、普通に元気な女の子の喋りになる。面白いというか凄いのは、メインの方で慌ててるところは、副音声の方でも慌てるんだけど、慌てると副音声の方まで中二になってしまうところ・・・で、しまった!?とかやってるの・・・これどういう設定のトラックなんだろうと。

 ミクにゃんもそうなんだけど、素があって作ってるというより、作ってる方が素なんであって、普通にしゃべる方が難しくて努力しないといけないんですよね、この人たち。業が深いわ。

 蘭子の曲は、試聴版で十分というか、カラオケ聞く分には細かいところまでアレンジされてるのがわかるんだけど、もっとガツンとメタルして欲しかったというのが正直なところです。そもそもが妖精帝国みたいなゴシック系だって、細い女性Voが太いメタルサウンドに乗ってるミスマッチ感も含めて魅力なので、マッチングさせてしまう必要はないと思う。まあ難しいところ。

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 みくにゃんはトークで大笑いさせてもらいました。普通に喋れと言われて怒ったり慌てたりするところとか、追い詰められて仕方なく地が出るところとか、演技と思えません。中の人と完全に一体化してて素晴らしいです。まあキャラは作りやすそうだけどね、みくにゃんだから。トークに関してはシナリオ担当も声優さんも、一番仕事してると思います。

 曲はプログレとしかいいようがない複雑怪奇変幻自在。歌の入る部分の普通さが逆に違和感になるくらい変な曲。歌の部分まで複雑怪奇だったら、アヴァンギャルトですけど、歌パートは割と普通なので、そういうところはプログレと呼んだ方がしっくり来ます。

 合わせて、曲といい、トークといい、イメージ的なインパクトはないにも関わらず、内容的にはいちばん濃い仕事をしてる1枚で、お得感があるのが、みくにゃんCDと言えるかと。ただまあ、みくにゃん、Cuなのに芸人枠でいいんだろか、という疑問はあるか。

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 きらりんは、声が高くてテンポ速い。このテンションを、もう少し穏やかな声でまったりとやったら完璧だったろうなあと思うけど、まあアニメ声の方が作り易いだろうから、演技というか声優さんの技術力の話になってくると思う。なんてーの? きらりんには包容力が欲しいなあと。

 シナリオは特に問題ないというか、諸星きらりってこういう子なのか、としっくり来た感はある。一方で、学校じゃイジメられてるんじゃないかとマジで心配になるけど、アイドルは多分天職ですね。あと、蘭子とみくにゃんはスタッフに突っ込まれまくりでしたが、きらりんトークは突っ込み不在なんです。いいのかこれで。まあ多分、誉められて伸びる子。大事にされてるんだなと思った。

 きらり曲は、試聴版とはイメージ変わる。深い。ハピハピというか、一昔前の言い方だとアルファ波というかマイナスイオンというか、まあストレートに言って脳内麻薬が出ます。方向性としては「ネコミミモード」と軽快な電波曲を足して2で割ったような世界ですね。かなり新しいと思う。

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 姉ヶ崎こと城ヶ崎美嘉。内容的に妹ヶ崎CDと対になってますね。両方聞くとあー仲いいんだなあこの子ら、と思う。こう、亜美真美とか美希とかは、誰が見ても、ぶっ飛んでるな、と思うわけで。城ヶ崎の姉妹は、どっかおかしいんだけど、等身大の今時の娘っ子なら、このくらいおかしいのは普通だよね、という、普通におかしい感じが素敵(^^;)。本人達はごく真面目にアイドルやってるつもりなのです。プロデューサーとして仕事すると、きっと楽しいパートナーになるだろうなあと、思える子ですね。

 姉ヶ崎の曲については既に書いた通り。パッションだけあって、↑のきらり同様、キラキラしたアレンジが素敵でビタミンCが補充できそうな仕上がり。チープなビート強めのダンス曲かと思って聞いたら驚きました。

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 010。トリの島村さんは、これどう考えてもすげー気合入ってると思うんだけど、それを微塵も感じさせずに、不器用だけど一生懸命作りました、いかがでしょうか? なイメージに収まってるのが、何気に凄い。感動的に凄いと思う。無個性が島村さんの個性だから、下手に個性つけたらダメなんですよねw。だからまあ、島村さんがどういう子なのか、ってわからなかったんだけど、ああ、こういう子かそうかそうかという。いやあ、かなり飛び道具というか、目が点になるなるくらいの普通さなわけですけど。聞く人によっては目が点になったまま終わるよねこのCD(^^;)。

 そういえば001のしぶりんもね、あれも平凡過ぎてよくわかんないまま終わったって人もいるんじゃないか、あれはしかし、それがいいんだよね。見た目クールな娘さんなのに、中身は体当たりというか、ちょい天然なフツーの子だっていう。まだまだこれからどんな風にでも染まっていくんじゃないかって余白の感じられるところが、しぶりんCDのいいところなわけで。

 島村さんの曲もね、すっと聞き流せるあっけらかんとした明るい曲なわけで。でもあれ、歌詞見ながら聞いてると泣く。泣くような歌を、あっけらかんと歌ってしまうのがまた、島村卯月以外の何者でもないわけで。そこが凄いというか、魔法掛かってる。だって島村卯月なんて人間はいないわけだから。声優さんの力量なんですよね、難しい歌ですよ、あれは曲の表情という意味ではとても。曲には緩急というものがあって、ガツンと押してもいいところは勢い一発で歌っても大丈夫だし、グッと引くところは力抜いて休めるところでもある、つまり、1つの曲の流れの中で、楽できる場所というのは、大抵あるわけです。でもこの歌は初めから終わりまで軽快なテンポで、大きく揺らぐところ、つまり楽できるところがないんですよね、それでいて、歌の表情が単調にならないようにさりげなく情感込めていかないといけない。そんな風に最後のロングトーンの声の途切れるところまで全く手抜きなしで作りこまれてあって。しぶりんの曲と聞き比べれば、どれくらい細部まで完成されたものかわかるんじゃないでしょうか。

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 とまあ、こんなところで、全然期待してなかった島村CDがいちばんのお気に入りですね。ちなみに最初の5枚では楓CDがいちばんですけど。

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