Augenblicke

主にニコニコ動画のアイドルマスターMADについてのよしなしごと。

2013年09月

歌詞が好きな曲10選

 「歌詞10選」という、特にニコマスと直接関係のない企画をやっているそうで、何人かの記事を見せてもらったのですが、こんなのとても私には真似できないなと、それで終わったつもりだったのですが。ふと、だったら真似しなかったらいいんじゃないかと思いついたので、好き放題にやってみようと。
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1.中島みゆき 「エレーン」

エレーン 生きていてもいいですかと誰も問いたい
エレーン その答えを誰もが知ってるから 誰も問えない


 有名な歌だし、特に説明はいらないでしょう。殺された娼婦についての実話を基にした歌だそうです。
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2.遠藤ミチロウ 「父よ、あなたは偉かった」

父よ、あなたは偉かった。ボクにはもう、一片のユートピアも残されてはいないのです。
憎しみ合うことにしか、生きている実感を感じられない、この貧相な体を、ネズミの餌にだけしておくのは、もったいないと、チヤホヤされるたびに手を合わせて神頼み、神経質な潔癖症の女子高生の真紅なトサカのような陰部に、何度も何度も頭を突っ込んで、おしげもなく搾り出した精液を、結婚式のウェディングケーキの生クリームの中に塗り込んで、あなたの夢みた人生の幸福を、参列者全員で祝福するのは白々しいと、今にしてボクは思うのです。

父よ、あなたは偉かった。傷口から、ウジ虫がムクムクと湧き出して、それが真っ白いゴハン粒に見えてしょうがなかった地獄の戦場から舞い戻り、平和を謳歌する建て売り住宅街の一本道で、ヒソヒソ話をする中年ババアの口の中に、役に立たなくなった領収書の固まりを無理矢理押し込んで、今夜のおかずはきっとサンマの南蛮漬けだと心を踊らせながら、足早に帰る姿を、こっそり誰かに見られたのではないかと、ついつい不安になってしまい、登校拒否症の息子をかかえた不幸な一家が金属バットで血塗られたニュースを、まるで他人ごとのように憐れむ妻の垂れ下がった尻に、フロフキ大根の空虚さを感じているのをボクは知っているのです。

ナショナル勃起 ナショナル勃起
ナショナルキッドのオチンチン
ユーゴスラビア ユートピア
悪魔の描いたユートピア
ナショナル勃起 ナショナル勃起
ナショナリズムのエゴイズム
バナナのチンチン バナナのチンチン
皮をむいたら腐りだした

父よ、あなたは偉かった。小学校しか出ていない故の、人生の悲哀を、決して自分の子供には味合わせていけないと、コツコツと貯め込んだ郵便貯金の通帳に、もう何も残されてはいないと気がついた真昼間に、ニキビ面をした暴走族の一団が、口笛を吹きながら、大通りの真ん中で、パトカーといたちごっこを繰り返す様を見て、動物園のヘビのようにおとなしく、生殖することさえ忘れてしまった痴呆症の老後をたった一人で過ごさなければいけないんだと、固く心に誓う淋しさを、押入れに大事にとってあるアルバムに貼り付けることはできないんだと、年がいもなくメソメソと涙腺をゆるませているのは、情けないことではないのです。

愛国幻想! 愛国戦争!

父よ、あなたは偉かった。ボクのおこした数々の親不孝を、「昭和」の悲しいメモリアルなどとは呼ばないでください。美空ひばりが「悲しい酒」を唄うたびに流した涙のしずくを、自分の過去とすり替えて、場末の安酒場でのみこんだ後で放尿する快感は、何ものにも替えがたいと告白するあなたの正直に、日本の庶民のつつましさをみた、と批評する評論家のいいかげんさを、手っ取り早く抹殺したくて、止めるのも聞かず家を飛び出して駆け込んだ書店に丸尾末広の「ナショナル・キッド」と「少女椿」が山の様に積み上げられていて、セーラー服を着た女子高生の一群が、「キャー」「ウソーッ」「ねぇ、見て見て!」「マジーッ?」と叫びはしゃいでいる光景を目の当たりにして、ボクは思わずにいられませんでした。

昭和は遠くになりにけり

父よ、あなたは偉かった。鼻クソをほじるように快楽をもてあそび、ティッシュペーパーで精液を拭い取るように悲劇を使い捨て、しっぽのはえた知恵おくれの子供の未来に、一寸先の闇を残してはいけないと、消毒液でツルツルに磨き上げ、年をとるごとにブクブクと肥えていくオフクロの皮下脂肪を嘆くあまりに、ニシンになりたい、ニシンになりたいとこぼしながら、ポリポリと数の子を貪り食う正月の神棚に、今年こそは人類が破滅しますようにと祈りをささげるわびしさを、あなたと一緒に感じたくて、ボクはとうとうやってきたのです。
父よ、あなたは偉かった。ボクには一片のユートピアも残されてはいないのです。

ナショナル勃起 ナショナル勃起
ナショナルキッドのオチンチン
ユーゴスラビア ユートピア
悪魔の描いたユートピア
ナショナル勃起 ナショナル勃起
ナショナリズムのエゴイズム
バナナのチンチン バナナのチンチン
皮をむいたら腐りだした


 スターリンの「天ぷら」とこれとどっちにしようかと迷ってこっちにしました。もう何度もライブで聞いているのですが、よくこれだけの文句を毎度間違えずに吐き出せるものだと思います。
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3.Rockin' In The Free World / Neil Young

There's colors on the street
Red, white and blue
People shufflin' their feet
People sleepin' in their shoes
But there's a warnin' sign
on the road ahead
There's a lot of people sayin'
we'd be better off dead
Don't feel like Satan,
but I am to them
So I try to forget it,
any way I can.

Keep on rockin' in the free world,
Keep on rockin' in the free world

I see a woman in the night
With a baby in her hand
Under an old street light
Near a garbage can
Now she puts the kid away,
and she's gone to get a hit
She hates her life,
and what she's done to it
There's one more kid

that will never go to school
Never get to fall in love,
never get to be cool.

Keep on rockin' in the free world,
Keep on rockin' in the free world

We got a thousand points of light
For the homeless man
We got a kinder, gentler,
Machine gun hand
We got department stores
and toilet paper
Got styrofoam boxes
for the ozone layer
Got a man of the people,
says keep hope alive
Got fuel to burn,
got roads to drive.

Keep on rockin' in the free world,
Keep on rockin' in the free world

街は色であふれている。
赤に、白に、青。
みんな足を踏み鳴らしている。
靴を履いて寝ている。
でも、前方には警告の表示がある。
だいぶ暮らしも楽になった、って言っている人はたくさんいる。
サタン(悪魔)って気分ではないが、彼らにとっちゃ俺はそうなんだろう。
だから忘れるよ、できるだけな。

自由な世界で、俺はロックしていくぜ。
自由な世界で、ロックを続けるんだ。

夜、ある女性を見かける。
彼女は、手に赤ん坊を抱いて、
古ぼけた街の灯の下で、
ごみ箱の近くにいる。
で、その女性、赤ん坊を置き去りにして、どっかに行っちまった。
自分の人生が嫌になったんだろう。まあ、そんな所さ。
学校に行くことのないガキがもう1人増えたってこと。
その子は、恋に落ちることもなければ、カッコよく決めることも出来ない。

自由な世界で、俺はロックしていくぜ。
自由な世界で、ロックを続けるんだ。

俺たちはホームレスの男に、1000個の光を与え、
もっと優しく、穏やかにマシンガンを手に押さえつける。
デパートもトイレもあり、
オゾン層のためにスタイロフォーム(発泡スチロール)の箱があり、
望みを持とう、って語る国民の代表者もいて、
燃料を燃やし、道をドライブする。

自由な世界で、俺はロックしていくぜ。
自由な世界で、ロックを続けるんだ。


 ニール・ヤングは、多くのシンガーソングライターがそうであるように、自分の歌に難しい説明をつけたりはしていません。曰く「ロックするってのは諸刃の剣なんだ」だそうです。一般的には、ロックンロールが成功して、世の中は良い方に変わっただろうか、むしろ世間の人たちは、あいつらのせいで世の中の秩序が乱れて、こんなに”自由な世界になっちまった”と嘆いているんじゃないか。才能のあったミュージシャンが早世し、世の中は乱れ、生き残った自分はまだロックしている。そんな感慨を歌ったという、解釈でいいでしょうか。
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4.Sympathy For Devil / The Rolling Stones

Please allow me to introduce myself
I'm a man of wealth and taste
I've been around for long, long years
Stole many man's soul and faith

And I was 'round when Jesus Christ
Had his moment of doubt and pain
Made damn sure that Pilate
Washed his hands and sealed his fate
Pleased to meet you
Hope you guess my name
But what's puzzling you
Is the nature of my game

I stuck around St. Petersburg
When I saw it was a time for a change
Killed the Czar and his ministers
Anastasia screamed in vain

I rode a tank
Held a general's rank
When the blitzkrieg raged
And the bodies stank

Pleased to meet you
Hope you guess my name, oh yeah
Ah,what's puzzling you
Is the nature of my game, oh yeah
(woo woo, woo woo)

I watched with glee
While your kings and queens
Fought for ten decades
For the gods they made
(woo woo, woo woo)

I shouted out,
“Who killed the Kennedys?”
When after all
It was you and me
(who who, who who)

Let me please introduce myself
I'm a man of wealth and taste
And I laid traps for troubadours
Who get killed before they reached Bombay
(woo woo, who who)

Pleased to meet you
Hope you guessed my name, oh yeah
(who who)
But what's puzzling you
Is the nature of my game, oh yeah, get down, baby
(who who, who who)

Pleased to meet you
Hope you guessed my name, oh yeah
But what's confusing you
Is just the nature of my game
(woo woo, who who)

Just as every cop is a criminal
And all the sinners saints
As heads is tails
Just call me Lucifer
'Cause I'm in need of some restraint
(who who, who who)

So if you meet me
Have some courtesy
Have some sympathy, and some taste
(woo woo)
Use all your well-learned politesse
Or I'll lay your soul to waste, um yeah
(woo woo, woo woo)

Pleased to meet you
Hope you guessed my name, um yeah
(who who)
But what's puzzling you
Is the nature of my game, um mean it, get down
(woo woo, woo woo)

Tell me baby, what's my name
Tell me honey, can ya guess my name
Tell me baby, what's my name
I tell you one time, you're to blame

What's my name
Tell me, baby, what's my name
Tell me, sweetie, what's my name

自己紹介をさせてください
私は財産家で贅沢者の男です
私は幾世も生きてきて
多くの人から魂と信仰を奪いました

キリストが苦しみ神を疑った時に
私はそこにいました
ピラトは手を洗い
キリストの宿命を裁いた時も
私はそこにいました

初めまして
私の名前をご存知でしょう
私の企みにあなた方は戸惑っていますね

私はペテルブルグにいました
革命を見ました
私は皇帝と大臣達を殺し
アナスタシアは私に空しく悲願した

私は戦車に乗り
将軍としてそこにいました
電撃戦が激化し
死体が臭気を放っていた時

初めまして
私の名前をご存知でしょう
私の企みにあなた方は戸惑っていますね
おおイェイ

私は喜んで見ていました
この世の王や女王が
勝手に創り出した神のために
100年間戦争するのを

誰がケネディ一家を殺したのか
と私は叫んだ
結局は殺したのはおまえ達と私

自己紹介させてください
私は財産家で贅沢者の男
私は吟遊詩人に罠を仕掛ける
ボンベイ到着前に死ぬように

初めまして
私の名前をご存知でしょう
私の企みにあなた方は戸惑っていますね
ああ さあやろう

初めまして
私の名前をご存知でしょう
私の企みにあなた方は戸惑っていますね

全ての警官は犯罪者
全ての罪人は聖人
同じように表裏一体だ
私をルシファーと呼べ
私には制御が必要だぞ

もし私に会ったら
礼儀をもって憐れみと贅沢でもてなしてくれ
これまでに身につけた礼儀の全てをもって
私を手厚くもてなしてくれ
さもなければお前の魂をぶっ壊すぞ
おおイェイ

初めまして
私の名前をご存知でしょう
おおイェイ
私の企みにあなた方は戸惑っていますね
うむ続けよう

ベイビー 俺の名前が言えるかい
ハニー 俺の名前が言えるかい
一度だけ言ってやろうか

言ってみろ
ベイビー 俺の名前を
俺の名前は何だ

 ローリング・ストーンズの最高傑作の1つ。同じく最高の1枚とされるアルバム「ベガーズ・バンケット」の1曲目。ストーンズに名曲は数あれど、これを抜きにしては語れないでしょう。
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5.さだまさし 「療養所(サナトリウム)」

病室を出てゆくというのに
こんなに心が重いとは思わなかった
きっとそれは
雑居病棟のベージュの壁の隅に居た
あのおばあさんが気がかりなせい

たった今飲んだ薬の数さえ
すぐに忘れてしまう彼女は しかし
夜中に僕の毛布をなおす事だけは
必ず忘れないでくれた

歳と共に誰もが子供に帰ってゆくと
人は云うけれどそれは多分嘘だ
思い通りにとべない心と動かぬ手足
抱きしめて燃え残る夢達

さまざまな人生を抱いた療養所は
やわらかな陽溜りと かなしい静けさの中

病室での話題と云えば
自分の病気の重さと人生の重さ それから
とるに足らない噂話をあの人は
いつも黙って笑顔で聴くばかり

ふた月もの長い間に
彼女を訪れる人が誰もなかった それは事実
けれど人を憐れみや同情で
語れば それは嘘になる

まぎれもなく人生そのものが病室で
僕より先にきっと彼女は出てゆく
幸せ 不幸せ それは別にしても
真実は冷やかに過ぎてゆく

さまざまな人生を抱いた療養所は
やわらかな陽溜りと かなしい静けさの中

たったひとつ僕にも出来る
ほんのささやかな真実がある それは
わずか一人だが 彼女への見舞客に
来週からなれること


 普通にいい曲なんですけど、下手に人前で歌うとドン引きされそうな曲が、この人には結構ありますな。「まぎれもなく人生そのものが病室で 僕より先にきっと彼女は出てゆく」というフレーズが好きです。
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6.People Are Strange / TheDoors

People are strange, when you're a stranger
Faces look ugly when you're alone
People seem wicked, when you're unwanted
Streets are uneven, when you're down.

When you're strange, faces come out of the rain
When you're strange, no one remembers your name
When you're strange, when you're strange, when you're strange.

People are strange, when you're a stranger
Faces look ugly when you're alone
People seem wicked, when you're unwanted

Streets are uneven, when you're down.

When you're strange, faces come out of the rain
When you're strange, no one remembers your name
When you're strange, when you're strange, when you're strange.

When you're strange, faces come out of the rain
When you're strange, no one remembers your name
When you're strange, when you're strange, when you're strange

君がよそ者であるとき 人々はよそよそしい
ひとりぼっちのとき 人の顔は醜くうつる
求められていないとき 女たちは邪悪にみえる
気分が沈んでいるとき 道はでこぼこだ

よそ者であるとき
人の顔は 雨の中でのようにぼんやりとしている
よそ者であるとき
だれも君のことなんて気にかけない
君がよそ者であるときには

君がよそ者であるとき 人々はよそよそしい
ひとりぼっちのとき 人の顔は醜くうつる
求められていないとき 女たちは邪悪にみえる
気分が沈んでいるとき 道はでこぼこだ

よそ者であるとき
人の顔は 雨の中でのようにぼんやりとしている
よそ者であるとき
だれも君のことなんて気にかけない
よそ者であるとき
君がよそ者であるときには


 これまた名曲数あるドアーズの中でも歌詞の極まっている1曲。人々がよそよそしく見えるとしたら、それは君の方がよそよそしいから。道が凸凹に見えるとしたら、それは君の気分が沈んでいるから。人間の目は、感覚は、世界をあるがままに捉えているわけではなくて、歪んだ目で見れば世界も歪むのだという。セックス、ドラッグ&ロックンロールの時代にこんなにも怜悧な目線で世界を見ていたロックンローラーがいたのだと驚愕せざるを得ません。
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7.Talk to the Wind / King Crimson

Said the straight man to the late man
Where have you been
I've been here and I've been there
And I've been in between.

I talk to the wind
My words are all carried away
I talk to the wind
The wind does not hear
The wind cannot hear.

I'm on the outside looking inside
What do I see
Much confusion, disillusion
All around me.

You don't possess me
Don't impress me
Just upset my mind
Can't instruct me or conduct me
Just use up my time

I talk to the wind
My words are all carried away
I talk to the wind
The wind does not hear
The wind cannot hear.

生真面目な男が遅れてやって来た男に言った
今までどこにいたんだい
僕はここにもあそこにも
その間のどこにでもいたんだよ

僕は風に語りかける
僕の言葉はすべてさらわれてしまう
僕は風に語りかける
風には聞こえない
風には聞くことができないのだ

僕は外側にいて内側を覗いている
いったい何が見えるんだろう
ひどい混乱と幻滅が
僕を取り巻いている

君は僕を支配することもないし
僕に感銘を与えることもない
ただ僕の心をかき乱すだけだ
君は僕に教えることも導くこともできない
ただ僕の時間を使い果たすだけだ

僕は風に語りかける
僕の言葉はすべてさらわれてしまう
僕は風に語りかける
風には聞こえない
風には聞くことができないのだ


 十万石饅頭のパクリではありません。キングクリムソンの有名な1stアルバムには「エピタフ」という有名な曲があって、そのサビの「混乱こそ我が墓碑銘」というのも印象に残るフレーズですが、そんな特別な言葉を使っているわけではない同じアルバムのこの歌も、印象に残ります。「I've been here and I've been there And I've been in between.」という「僕は、ここにもそこにもその間にも居たんだ」としか訳しようがない謎なフレーズ。これが意味不明ながら、なぜか心にストンと落ちるのです。僕はちゃんといた。そして世界のあちこちにも目を配っていた。けど、君は忙しくて気づかなかった。多分、言いたいことはそういうことだと思う。
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8.The Lonsome Death Of Hattie Carroll / Bob Dylan

William Zanzinger killed poor Hattie Carroll
With a cane that he twirled around his diamond ring finger
At a Baltimore hotel society gath'rin'
And the cops were called in and his weapon took from him
As they rode him in custody down to the station
And booked William Zanzinger for first-degree murder
But you who philosophize disgrace and criticize all fears
Take the rag away from your face
Now ain't the time for your tears.

William Zanzinger who at twenty-four years
Owns a tobacco farm of six hundred acres
With rich wealthy parents who provide and protect him
And high office relations in the politics of Maryland
Reacted to his deed with a shrug of his shoulders
And swear words and sneering and his tongue it was snarling
In a matter of minutes on bail was out walking
But you who philosophize disgrace and criticize all fears
Take the rag away from your face
Now ain't the time for your tears.

Hattie Carroll was a maid in the kitchen
She was fifty-one years old and gave birth to ten children
Who carried the dishes and took out the garbage
And never sat once at the head of the table
And didn't even talk to the people at the table

Who just cleaned up all the food from the table
And emptied the ashtrays on a whole other level
Got killed by a blow, lay slain by a cane
That sailed through the air and came down through the room
Doomed and determined to destroy all the gentle
And she never done nothing to William Zanzinger
And you who philosophize disgrace and criticize all fears
Take the rag away from your face
Now ain't the time for your tears.

In the courtroom of honor, the judge pounded his gavel
To show that all's equal and that the courts are on the level
And that the strings in the books ain't pulled and persuaded
And that even the nobles get properly handled
Once that the cops have chased after and caught 'em
And that ladder of law has no top and no bottom
Stared at the person who killed for no reason
Who just happened to be feelin' that way witout warnin'
And he spoke through his cloak, most deep and distinguished
And handed out strongly, for penalty and repentance
William Zanzinger with a six-month sentence
Oh, but you who philosophize disgrace and criticize all fearsv
Bury the rag deep in your face
For now's the time for your tears.

「ハッティ・キャロルの寂しい死」

ウイリアム ザンジンガーは哀れなハッティ・キャロルを殺した
ダイヤモンドの指輪をはめた指でステッキを振り回し
ボルティモアホテルの社交界の集まりで
警官が呼ばれ、彼の武器は取り上げられ
拘置所に連行された
そしてウイリアム・ザンジンガーは第一級殺人で起訴された
しかし、屈辱を理論づけし、すべての恐怖を非難する人よ
涙ぬぐう布から顔を上げなさい
今は涙しているときではない

ウイリアム・ザンジンガーは24歳
600エーカーのタバコ農場を持ち、
裕福な両親に保護され扶養されている
メリーランド州の高官とも親交があり
彼は自分のやったことに肩をすくめて見せ
宣誓し、あざけり、口汚く怒鳴りつけ、
そして数分後に保釈され、外を歩いていた
しかし、屈辱を理論づけし、すべての恐怖を非難する人よ
涙ぬぐう布から顔を上げなさい
今は涙しているときではない

ハッティ・キャロルはキッチンのメイドだった
彼女は51歳で、10人の子持ちだった
彼女は皿を運び、食べ残しを下げた
かって一度もそのテーブルに座ったことがなく
そのテーブルの人たちに話しかけたこともなく
テーブルの上の食べ物をかたづけ
すべての灰皿を空にし
一撃で殺された、ステッキで殴打され横たわった
それは大きく空を切り、その部屋で打ち下ろされた
すべての優しさを破壊する決断と審判がなされた
そして、彼女はウイリアム・ザンジンガーに何かをしたわけではなかった
しかし、屈辱を理論づけし、すべての恐怖を非難する人よ
涙ぬぐう布から顔を上げなさい
今は涙しているときではない

栄誉ある法廷で、裁判官は槌を打ち鳴らした
すべてが公平であることを、法廷が正義であることを示し
そして、書物の綴りが抜かれたり差し替えられたりすることがないことを
高貴な者であっても同等に取り扱われることを
一度でも警官に追われ捕まった者は
法律の段階には、上層も下層もなく、
何の理由もなく人を殺す者を睨みつけ
何の警告もなく、衝動でことを起こす者を
そして裁判官は法衣にかけ、もっとも深い見識をもって語った
刑罰と悔い改めを厳しく言い渡した。
ウイリアム・ザンジンガーに6ヶ月の判決を
おおしかし、屈辱を理屈づけし、恐怖を非難する人よ
涙ぬぐう布に顔をふかく埋めよ
今こそ涙するときだ


 大変長いので、斜め読みして終わってしまいそうですが、何度も繰り返される「今は涙している時ではない」が最後に「今こそ涙するときだ」に変わることの意味。それは1人の無害な人間を殺した犯人への判決が「6ヶ月」でしかないこと。歌では触れられませんが被害者は黒人で、これは実在の事件を歌にしているということ。
 事件の直後には大きな話題になっても、それは単にメディアも人々も感情的に騒いでいるだけのこと。この事件の本当に酷いところはどこか。それがわかった時には、事件について誰もが忘れてしまっているのではないか。そういう問いかけ。
 私は、この歌を一度も聴いた事がありません。ただ詩集で見かけて印象に残ったのでここに取り上げました。
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9.財津和夫  「I Need You And You」

ピアノに向かって 音をさがします
メロディができると 夢が広がります
メロディはそれだけで 心をもっています
言葉や文字は いらないのです

でも それに歌詩をつけると
奇妙な世界をさらに作りだして
ぼくを有頂天にします ぼくを有頂天に

誰もが悲しいから 悲しいメロディに
悲しい歌詩は似合わない
悲しいメロディには 明るい歌詩を
明るいメロディには 悲しい歌詩を
いつも 心掛けています いつも心掛けて

誰もが悲しいから 悲しいメロディに
悲しい歌詩は似合わない

太陽があり 空気があり 植物が居て
ぼくらが居る
なんて素晴らしい 友情だろう
なんて簡単な友情だろう

簡単だから ぼくらは これをこわした
この友情を裏切った

遠く暗い 静かな宇宙の狭間で ぼくは生まれた

小さな街に 生まれたから
大きな街に ゆきました

小さな愛が生まれたから 大きな愛を求めました
大きな愛を求めたから 愛はこわれてしまいました

男らしくしてみたくって 君をなぐってしまいました
男らしくみせたくて 別れは惜しまずおこないました

食わず嫌いになりたくなくて色んなことをやりました

いろんな色をまぜ合わせると だんだん黒くなるものです

生きてることは難かしい 難しいから生きている
生きてることは悲しいから 明かるい歌をうたいたい

生きてることは難かしい 青い空が必要なのです
生きてることは悲しいから あなたが必要です

太陽があり 空気があり 植物が居て
ぼくらが居る
なんて素晴らしい 友情だろう
なんて簡単な友情だろう

簡単だから ぼくらは これをこわした
この友情を裏切った

この友情をとりもどさなきゃ


 タイトルは誤表記ではなくて「You and You」、多分「あなたとあなた達」。この歌は30年以上前に1度、ラジオで流れたのを耳にしただけです。以後1度も聞いていません。メロディーがどんなだか忘れてしまったし、今日まで曲名も知りませんでした。では、どうやって、こうして歌詞を載せることができたのか。あるフレーズを覚えていたからです。「いろんな色をまぜ合わせると だんだん黒くなるものです」。当時はそれほど特別なフレーズだとは思わなかったけれど、未だに忘れずに頭の中に残っていた。
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10.The Royal Scam / Steely Dan

And they wandered in from the city
Of St. John without a dime
Wearing coats that shine both red and green
Colors from their sunny island
From their boats from iron they looked upon
The promised land where surely life was sweet
On the rising tide to New York City
Did they ride into the street

See the glory of the Royal Scam

They are hounded down to the bottom
Of a bad town amid the ruins
Where they learn to fear an angry race
Of fallen kings their dark companions
While the memory of their southern sky
Was clouded by the savage winter
Every patron saint hung on the wall
Shared the room with twenty sinners

See the glory of the Royal Scam

By the blackened wall he does it all
He thinks he's died and gone to heaven
Now the tale is told by the old man
Back home he reads the letter
Now they are paid in gold just babble
In the back room all night and waste the time
And they wanderd in from the city
Of St. John without a dime

See the glory of the Royal Scam

そして彼らは流れてきた
セントジョンの街から 一銭ももたずに
テカテカのコートを着て
赤と緑のコート
彼らは約束の地を見上げた
そこでの暮らしは確かに安楽だった
上げ潮に乗って
ニューヨーク・シティへ
彼らはストリートに乗り出した

見るがいい すばらしき詐欺の 栄華を

彼らは性悪な街の
底辺まで追い詰められた
廃墟のなかで
彼らは失墜した王たちの
怒れる種族を恐れるようになる
彼らの陰鬱な仲間たちを
南の空の思い出が
荒々しい冬に曇らされるころ
全ての守護天使は壁にかけられ
20人の罪人と部屋を分け合っていた

見るがいい すばらしき詐欺の 栄華を

黒ずんだ壁のわきで彼はなんでもやってのける
自分は死んで 天国に行ったと思っている
今 故郷では長老が彼の話をしたところ
長老は手紙を読む
奥の部屋でひと晩じゅう 時間を無為にすごし
ぺちゃくちゃしゃべっているだけで
たっぷり金になると書かれている
そして彼らは流れてきた
セントジョンの街から 一銭も持たずに

見るがいい すばらしき詐欺の 栄華を


 邦題「幻想の摩天楼」のタイトル曲という事で、NYの摩天楼を指していると思われます。ひねくれた曲を得意とするスティーリー・ダンとしては、タイトなリフの繰り返しだけで進行する重くシンプルな曲で気に入っています。歌詞の内容がちょっとわかりにくいですが、言わんとするところは、都会の煌びやかさに憧れて多くの若者がやって来る。そして彼らは都会の煌びやかさは無知な若者を食い物にすることで成り立っているのだと知る。そして騙される側が騙す側へ変わり、また今日も多くの若者が都会に憧れてやってくる、という。英語なので、サビはまず、「See the glory」と来ます。これはすなわち「この栄華を見るがいい!!」 という大都会の繁栄を讃える文句に思えるわけです。しかし後に「of the Royal Scam」素晴らしい詐欺の、と続く。歌も、

See the glory♪ 

 ジャージャーン! ジャッジャジャーン!

                  of the Royal Scam♪

 という風にタメが入って、とってつけたように後半の文句が加わるので、そういう聞き方をしろということで良いのだと思います。私はこれまで何度か、あなたにとってニコマスとは何ですか? という問に対して、この歌をもって答にしてきました。

 以上。

9月22日

 9月22日のアイマス幕張公演のライブビューイングを徳島で見たんですけど。まあ、個人的な覚書なので、特に需要に応えるようなことはないです。

 アイマスのライブを見たことは、マチアソビのイベントを除くとないし、ライブビューイングも初めてだったんですが、映像もカメラワークも音質も特に問題なかった。ずっと座ってられて良かった。その点ですが、映画館のスタッフさんが、立ちたい人は通路に出て踊ってもいいから、腕を振り回したりで他の人の邪魔になるようなことだけは止めてくださいね、という話をしてくれたんですね。おかげで座席についてる人で立ち上がった人は1人もいなかった。

 カメラは、あさぽんがウェーブの指示を出して、会場全体で黄色のサイリューム群が大きくうねる圧巻の映像をしっかり捉えてたり、沼倉さんが、コーラスのところでマイク離して聞こえないようにこっそり歌ってるのを、口元のドUPでわざわざ見せたりとか、凄い職人芸だったと思う。

 むしろ、かなりでかい音量だったにも関わらず、客が盛り上がる曲だと、周囲のヲタ芸で歌が聞こえないという、お前ら何故そこまで映画館で盛り上がれるんだという、それがいちばん凄かったのかもしれない。何度か言ってるけど徳島ってアケマスないんですよね。彼らはいつからどういう経緯でアイマスPなんだろうと。マチアソビなら県外から大勢来るでしょうけど、ライブビューイングに県外から来る人はいないと思いますし。曲毎に瞬時にサイリウムの色変えをやってるし、多分、前日とセットリストがほぼ同じなんで、それを予習して準備してたんじゃないかなあ。持ち歌以外じゃ、誰が歌うかなんて普通わかんないですよね、でもしっかり色を合わせてるわけで、魔法みたいでしたね。隣の人が、貸してくれようとしたんですが、そんな職人芸はやれないのでお断りしたです。

 ヲタ芸って、入れる場所が結構細かくて、歌を聴くべきところでは声は入れないんですね。イントロでハイ!ハイ!とやってても歌い出すと止まったり、歌があっても応援入れてもいいところもあったりとか、打ち合わせたかのように構成ができてるようで、3時間もそういう芸当につきあってると、感心することしきりでしたが。

 まあ、私はそういう大勢の興味とは全然違う耳で聞いてましたんで、私は今は歌を聞いていたいんだよ、とか、ギターソロなんだから聞かせてくれよとか、いろいろあったんですが、まあライブだから仕方ありません。そういう細かいことは後日ブルーレイ買って1人で検証するのが筋でしょう。

 「いっぱいいっぱい」はね、一般的には客が盛り上がる曲、という認識のようですが、私、単純にアイマスで好きな曲でトップに来る曲なんです。多分、「愛LIKEハンバーガー」以前においては、アイマスでもっともロックンロールな曲だと思う。で、それが生バンドでギターのイントロが鳴ってですね、ドラムが好みのタイミングぴったりにビートを刻み出した時には感動したです。

 これで(周囲とは別の意味で)テンション上がってしまってですね、他にもすごいことが起きるんじゃないかと思ったですが「Thank you!」のドラムは私大好きなんですが、今回のライブではCDのドラミングとは違うニュアンスで、まあライブだからその程度は当たり前に起きるんですけど、感動はしなかったですね。いやドラムの話です。曲自体は無茶苦茶盛り上がったですね。

 デレミリの4人ですが、「おねシン」は、コールを意識して作曲されたそうで、人数が5人くらいいればすげーかっこいいと思うんですが、2人でも盛り上がってました。 「S(mile)ING!」、「素敵なキセキ」、「Never say never」、「Precious Grain」と、4曲ソロで、しかも4曲ともなかなかどうしてコール入れにくい曲が続いたんですけど。

 はっしーこと大橋さんはニコニコしてましたけど、なんというかテンションがド高めで、内心すげー緊張してたんじゃないだろうか。

 で、見るからにピリピリしてたふーりんこと福原さんですが、この人の、心にズドーンと届く歌声は不思議ですね、なんと表現したらいいんでしょうかね、今度出るCoのカバー曲集CDも楽しみにしてます。

 ピョン吉こと山崎さんも、はっしー以上にテンション高くて声がでかくて、4人の内で1人だけ全く緊張してないように見えたのが凄いというか。今回はバンドがついてることもあって、ロック的な曲のアレンジが分厚くて「We just started」とか目立ってましたけど、でもこの「素敵なキセキ」は、同じロック調でもいかにもランティス側という空気の違いがあって独特の空気というか、あれですね今、CD聞きなおしてますけど、やっぱ、CDのドラムとニュアンスが違うんですね。上手下手で言えば、同じランティスの春香さん曲である「キラメキ進行形」とか、意外とリズムがめんどくさいとこあるんですけど、きれいに合わせてまして、ましてや「黎明スターライン」をライブでやったわけで、間違いなくうまいんです。でも、違うなあと。

 話戻すと ころあず こと田所さんの「Precious Grain」、コール入れにくいソロ4曲のトリで、ダンスもほとんどない、コールも入らない、まっすぐに歌うだけなのに大観衆を前に一歩も退かない存在感。これが見たくてライブビューイングに足運んだので満足です。

 見たかったのは大体これくらいで。

 以下その他いろいろ。

 思ってたよりずっと可愛らしかった釘宮さんですが、「プライヴェイト・ロードショウ」を歌うと聞いて、いや無理だろと思ってたんですが、ライブでは気持ちテンポ遅くなってたですね、ああそうだよなと。CDもこのくらいのテンポでよかったのにと思います。

 「フラワーガール」のバンド演奏、これが素晴らしかった、盲点でした。原さんは「風花」の方は、噂で凄い凄いと聞いていて、実際凄かったんですけど、こっちをバンドで演奏するとこんなかっこよい曲になるとは。「Rebellion」もCDとは別物かってくらいよかったですね。難しい曲だと思うんですけどね。今CD聞いてるけどライブの方がバンドの音が前面に出ててずっと良くなってたと思う。まあ沼倉さんとしては「まっすぐ」が凛としてて、・・・なんていうか、響のキャラクターとライブでの沼倉さんのイメージって、もっと統合できないんですかね(^^;)。 

 「Dazzling World」も、打ち込みありきの曲だと思ってましたが、バンドのベースラインが気持ちよかったですね。この曲も不思議な曲で。今回、沼倉さんの目玉が「まっすぐ」なら、若林さんの目玉がこの曲だったと思うんですけど、中の人はともかく、涼ちんは男って設定で、でも曲自体はとても可愛らしいんです、伊織や亜美真美が歌っても似合いそうで。で、若林さんも、可愛らしい歌が、その気になれば歌えますよね、なんか涼の2面性に通じるものが、若林さんにもあるという、単に従姉妹設定というだけでない重なりを感じます。

 私はこの「Dazzling World」というタイトルも好きで。「きらめく世界」って意味でとてもアイマスらしい題ですけど、「Dazzle」は眩しい、から転じて目くらましという意味もある言葉です。

 「シカゴ」というミュージカルに「Razzle Dazzle」という歌があって「Razzle」の方はバカ騒ぎという意味。2つ並ぶと、派手に騒いでだまくらかす、トリックプレイ、という意味の言葉になるそうです。「シカゴ」の中の、弁護士が裁判で陪審員を煙に巻いて言いくるめるシーンで歌われる曲なのです。つまりは、アイドルという華やかさの中に正体を隠すというニュアンスが、この「Dazzling」に感じられる、と言ったら穿ち過ぎでしょうか。涼ちんの曲にそういうタイトルがついているのは意図的なんじゃないかなあと。それを律ちゃんの中の人が歌うという、なんだかそういう変則的なあり様が似合う曲だと思うんです。

 そうそう、前後するけど今井さんの「Snow White」。CDだとしっとりおだやかな歌ですけど、歌っているうちに今井さんのテンションがどんどん上がっていって声が尖がっていつもの今井節になっていく過程でバンドのバッキングが加わって。・・・いつもの私なら、バラードなんだから、とってつけたようなバンドのバッキングとかいらないと思うところなんです。が、この今井さんのテンションをバンドが下からがっちり支える格好になって、意外やライブ版「Snow White」として別ヴァージョンみたいにまとまった仕上がりになってたのが面白かったです。

 以上、覚書でした。

花火

 自分はゲームもミリタリーもまるで得意じゃないし、艦隊これくしょん、いわゆる艦これは手をつけたばかりなので、リンク踏んだらここに来ちゃったという人には悪しからずです。有用な情報とかありませんので。

 駆逐艦も育てようと思って艦隊に入れるじゃないですか。1戦目で中破するじゃないですか。艦隊から外すじゃないですか。別の駆逐艦入れるじゃないですか。1戦目で中破するじゃないですか。以後繰り返し。

 ロリっ子な駆逐艦並べて1-1でキャピキャピやってた頃は楽しかったです。

wikiより。

「魚雷は、大砲と比べ小型な発射機で運用できる上、たくさんの火薬を搭載して目標にぶつけることができるので、モーターボートのような船でも大型戦艦を撃沈する能力をもっていた。そのため魚雷が実用化された1870年代には魚雷を搭載した小型艇として水雷艇が開発された。水雷艇は大型艦に肉薄し、魚雷による攻撃を行った。水雷艇を駆逐し大型艦を守るために駆逐艦が開発されたが、魚雷が主兵装の一つだったため、駆逐艦が水雷艇の役割も果たすようになった。」

「レーダーが一般化するまで日本海軍は夜戦を得意としており、水雷戦隊によって敵に大きな損害を与え続けた。アメリカ海軍の重巡洋艦が魚雷発射管を廃止していたのに対し、日本海軍の重巡洋艦は多数の魚雷発射管を装備していたことにも、日本海軍の雷撃戦重視がうかがえる。大戦中に日本軍が使用した酸素魚雷は、米軍の魚雷に比べて炸薬量、射程の点で優位にあった。また航跡がほとんど発生しないので、夜間はもちろん昼間であっても視認が困難であったという。」


 艦これだと

 砲撃戦 → 雷撃戦(魚雷戦) → 夜戦(追撃戦)

 となってるんですが、魚雷というのは、一見飛び道具に見えて、実は接近戦で。砲撃戦を掻い潜って敵艦に肉薄して、初めて必殺の雷撃戦に持ち込めるということだそうで。で、日本海軍が夜戦が得意というのも、敵に認知されずに接近戦つまり雷撃戦を行うためのものなんですね。

 つまり、駆逐艦が必殺の魚雷を使用するためには、砲撃戦を生き延びる必要がある。そして、その後の夜戦では、更なる活躍をすることになります。夜戦では、追加装備をした艦船は、特殊な攻撃が行えるんですね、まさに必殺技です。追加する装備によるらしいですが、2回攻撃を行ったり、カットインが入って強力な魚雷攻撃を行ったりする。

 しかしまあ最初に書いたように駆逐艦は弱い。艦これでは、長期に渡って育成ができるので、弱い艦イコール使い捨てにはなりませんが、しかし同じ育てるなら、強い艦を育てたらよいわけで、駆逐艦は立場ありません。魚雷を使うにしても、上には軽巡洋艦、重巡洋艦がいます。

 ただ、空母と戦艦は魚雷は使わない。空母にいたっては夜戦に参加しません、立ちんぼです。

 戦艦や空母が登場すると戦闘の様相が変わってくる。戦艦がいると、砲撃戦で全員が一通り攻撃し終わったあとで2周目が始まります。つまり戦艦の役目というのは、2周に渡って撃ちまくり、魚雷を使う艦船が雷撃戦を始める前に倒してしまおうという。戦艦と空母は、雷撃戦では何もできないわけですから。

 駆逐艦や軽巡洋艦は素早さ頼みで装甲は薄いので、戦艦や空母に2周も攻撃されたらたまりません。

 しかし、その地獄を生き残って雷撃戦→夜戦にまで持ち込めば、1発逆転のチャンスがある。

 が、それにしても駆逐艦はまあ、生き残れません(^^;)。重巡洋艦を育てて初めて戦艦とか相手にできる感じです。

 軽巡洋艦はその中間にいて、なんというか駆逐艦がロリなら軽巡は中二というか、やたら強気だったり癖のある子が多いです。あまりじっくり育てようという気にならないんですけど(^^;)。

 でまあ、中途撤退を繰り返す。そこをなんとか夜戦に参加させてやりたいと無理を通すと、勝つときは華々しく勝つけれども、下手をすると轟沈するという結末が待っている。艦これは轟沈したら、復活できません。まあ同じ艦が何度も手に入ったりしますけれど、育てた経験値と、共に過ごした時間は戻らない。

 ……ここで夜戦に行ったら勝てるかもしれない。しかし、これまで戦い抜いて来た艦娘が沈んで果てるかもしれない。

 夜戦を前にして、1クリックで艦娘たちの運命が決まる。その指の重さを感じる瞬間が、艦これの醍醐味だと思っています。



 まあそういうことをツイッターで愚痴愚痴と言ってたら、中破させたら雷撃戦に参加できない(魚雷が撃てなくなる)んだから、さっさと撤退しろと、先に進むなんてとんでもないと、多方から突っ込みを食らいまして。なので、今は素直に駆逐艦は強い敵とは対戦させずに1-1でキャピキャピ要員にしてますけど…。

 でもそれじゃ、活躍できないじゃん、とか言ってるから私はゲーム弱いんでしょうね。

グリマスCD05

 05は伊織が他のメンバー3人にスルーされるという、恐ろしいシーンから始まります。そして、最後には伊織はにこやかに他のメンバーと連れ立って楽屋を出て行きます。このCDは、それだけで買いだと思うw。

 THE IDOLM@STER LIVE THE@TER PERFORMANCEシリーズはLTPと略されてますね。つまりLTP05です。

 まずメンバー。真壁ちゃんは癖のある子ですが、それゆえに、誰が相手でもそれなりのトリックスターを演じてくれるだろう意味では安定してます。同様に、エミリーも、どんなメンツに入れられても、マイペースを崩さずに輝ける子でしょう。百瀬さんも、大人のお姉さんとして、脇をしっかり固めてくれる安心な1人でしょう。そして伊織。つまりこの4人は4人とも、組み合わせ的に相手を選ばない安心の人材なんです。その4人を1枚のCDに集めたという、なんとも贅沢なメンバーなのです。

 そしてこのメンバーなら、洒落っ気のあるポップな可愛らしい曲でまとめるしかない。それ以外ありえん。となれば、これまでこのCDシリーズはモバマスに如何に対抗するかという意味でコンセプトには注意を払って来たと思うのですが、この際は王道でポップで、平たく言えば普通にキャラソン集を作れば、よほどのことがない限り、外しはしないでしょう。

 これまでいろいろと難しい点を抱えてきた他のCDに比べれば、これは楽なCDなんです作り手側にとって。普通に考えて、他人にいちばん奨め易い、とっつき易い1枚になるはずです。

 だから、そういうCDをシリーズ半ばで出してくるというのは、ここまででやることやり尽くして一旦、打ち切りで、終わるんじゃないかと、そう思っていたら、06以降も続くんだなあと(^^;)。ともあれ、05で終わると思ってた、と前に言ってたのはそういうことです。

 一方で、シリーズ最高傑作をも狙えるメンツを揃えたこのCDは、安直なキャラソン集になるんじゃないかという危惧を抱いていました。適当に作っても、そこそこの仕上がりになるだろうから。

 王道のポップスをガチで作ろうとしたら、奇策で逃げるというわけにはいかないですから、手間も金も掛かるし、スキルも要求されます。何より、そういう可愛らしいサウンドなら、ランティスよりもアイマス・モバマスのCDを作って来たコロンビアの方がずっと優秀です。

 断言していいですが、コロンビアの一連のアイマスCDは、ありきたりのキャラソンCDのクオリティじゃありません。職人芸の塊と言っていい。諸星きらりの「ましゅまろ☆キッス 」とか、試聴音源じゃ本領を発揮できないでしょう。相応の装置で聞いたときの破壊力はすさまじいことになってます。

 最近では、みりあちゃんの曲の音の広がりが素晴らしい。同じモバマスでも良し悪しがあるのは理由があって、みりあ曲、きらり曲、あと城ヶ崎姉の曲なんかはエレクトリックな音でまとめて音の質感を揃えてあります。すると音が重なっても干渉しないのでグッと広がりのあるキラキラした音にできる。もちろん個々の音の質自体も高いのですが。

 MA2で春香、美希、響がカバー曲として、それぞれアレンジの異なる「Tip Taps Tip」を歌っていますが、美希のが同様にエレクトリックな音だけでアレンジしているので澄んだ綺麗な音になっています。一方でロックなサウンドを意識した響のヴァージョンはザラザラした質感になっています。

 生楽器はマイクで録音するので、部屋の残響音が入ります。普通は音が混ざらないように楽器各々が別の部屋で録音するので、合わせた時に別々の部屋の残響音が混ざって干渉し、音に歪が出ます。それは困るので、スタジオは吸音材で残響が出ない造りになっている。それでも、少しは入ってしまうんですね、部屋の音が。それで、歪が酷い時には、録音された音に残響を抑える処理をする、そうするとギスギスした色気のない音になる。それもまた困るので更にエフェクターで残響を加える、とまあ2重3重にいじくるので、どんどん音としての純度は失われていくわけです。

 もちろん、そこを何とかして自然に聞かせるのが職人芸なんですが、それでも差はできる、と。管楽器などは扱いが難しい。アイマス曲では割と景気のいい曲でよく使われてますけど、その分、音質的には犠牲になっているのです。だから、同時期の姉ヶ崎曲とみくにゃん曲、みりあちゃん曲と日野ちゃん曲で、音質的にはかなりの違いが生まれてしまう。後者はどちらも管楽器がパワフルにフィーチャーされています。

 そんなわけで、バンドサウンドを意識して生楽器をどんどん重ねていくと、厚みは出るんですが、引き替えに音は抜けが悪く団子になり、ギスギスして潤いがなくなる。それはつまり、01「Thank You! 」でランティスがやったこと。

 だから、コロンビアが作って来たような音を、05のためにランティスが、作れるのか? これが最大の不安でした。

 しかし、このグリマスのシリーズで私は何かと文句を言ってきてますけれど、ランティスというかLTPのシリーズは、ひとつひとつ、解決と進歩を重ねて来てるんですよ。

 ドラマパートにライブ感がない、と02で言いました。03ではもう、問題ないレベルに向上していました。音が団子だとか、合唱がダメだとか、04を聞いたらもうそんなことは言えない。05については、試聴版が1曲1曲と上がってくる度に、これならどうにかいけるんじゃないかと、特に百瀬さんの曲ですね。これはキャラソンなんて生易しいものではないです。ランティスやる気だなと思った。

 だから後は音そのものに対する不安だけで。これは試聴版の圧縮音源からはわかりません。CDで聞いたら別物になることが多い。で、1曲目、エミリーの「微笑み日和」を聞いたら、やったな、と。完璧とは言わないけれど、グリマスCDここまで来たんだなという感慨が。

 この「微笑み日和」という曲は、凄く細かく音が入っていて、なのに、歌を支えるだけで全く邪魔していない。あの音が団子だった頃のランティスにこれができるとか思いませんって(^^;)。特にオルガンです、オルガンなんて聞こえない? そこは隠し味というものです。この全体にふわふわした曲の足元をしっかり固めるために使われてるんです。オルガンと言ったら、この界隈じゃ、ボス戦BGMですよw。それをこういう使い方もできる。イントロでは、アコースティックギターと生ピアノ。そこからジャーン!と入ってくるのがエレキギターとオルガン。贅沢な使い方です。コラースも歌に厚みを出すためにさりげなくあちこちに配置されてるし、他にはグロッケンのような音に混じって、グロッケン風のシンセの音も混じってますかねこれ。何にせよ、この1曲に込められた熱量というのは大変なもので、天空橋さんの「Maria Trap」に次ぐマスターピースと言っても過言ではないでしょう。曲調は全然違うですけど。

 ドラムも生演奏ですし、ギターと言ったら、2コーラス終わって2:50辺りから、締めのリフとでもいうものが演奏されます、それが15秒くらい続きますか、そっから、改めてギターソロが始まる。これなんですよねえ、グリマスCDの良さって(^^;)。天空橋さんの「Maria Trap」にも最上ちゃんの「Precious Grain」にも、ギターソロのための準備の小節というものがあるんです。何小節か、ただ繋ぎの為の小節があって、聞いてて「あれ?」と思う頃に、おもむろにギターソロが始まる。だからかっこいいんです。この曲でも、待たせたな!って感じでギターソロになるんですよね。既存のアイマス曲じゃそんなことやりませんし、そもそもグリマス以外でもそういう曲が他にあるのかどうか、よくわかりません。かなり特異であることは間違いないと思います。

 2曲目の真壁ちゃんの「POKER POKER」に行きましょう。これも軽快な曲で、キャラソン的にはエレクトロポップで明快に仕上げられてもおかしくないところ。次の百瀬さんの曲みたいなアレンジでもよかったはずです。でも、思いっきりバンドの音になっていて、言いましたよね私、管楽器は大変だって。この曲、ホーンセクションは本物です。間奏ではフルートソロまで入っている。なのに、音に荒々しさは全然感じない。

 特筆すべきは「パーッパパパッ」というコーラスで、これ自分の声でやってますね。アイマスだと「キラメキラリ」とか仁後さんが自分でコーラスいれてる。自分の声でやった方が歌と馴染みが良くて独特の雰囲気が出ます。でも、そんな時間あったらさっさと歌をレコーディングしろよ、ってなる。プロのコーラス隊に頼んだ方が早くて正確。あえて、歌い手にコーラスやらせようってことは、普通ありません。

 というか、グリマスCDはライブ感のあるアレンジを意識してきた。しかし、こんな風にコーラス隊とかホーンセクションとか、ライブで実際に準備するのは大変です(^^;)。だからライブを考えてこうなってるわけじゃない、でも、バンドの音であえて勝負してるんですよ。つまるところ、初めに言ったように、王道のポップスをやるってのは、そこまでやるんだってことなんです。

 3曲目。百瀬さんの曲は、上記2曲に比べればエレクトリックな打ち込みで出来てますからシンプルで聞き易い格好になってるので、つい聞き流してしまいますが、ちょっと歌ってみましょう。キーなんてオクターブ下げたっていい。とにかくこれ、声優が歌う歌じゃないです。こんな難しい歌、チアキングなら歌えるかもしれない。どうですかね、他に歌えそうな声優さんが思い浮かびません。とんでもないですよこの曲。

 特に、

 ♪メールの返事に いったい何分かかって〜るん 

 だぁ〜ろぅ〜♪

 のところとか、いい。

 4曲目。伊織の曲「プライヴェイト・ロードショウ (playback, Weekday)」は、これはもう、コロンビアならもっと何とかなったんじゃないか、という気もしないでもないんですが、というか、息できませんよねこの曲。このテンポじゃないといけなかったんだろうか(^^;)。いおりん必死です。残念ながら必死さが伝わってくるといわざるを得ません。それでも釘宮さん、中の人が漏れずに最後まで伊織として歌い切ったのが凄いというべきだろう。キー下げて、アニメ声じゃない、普通の歌い方で歌ったらもっと良くなるんじゃないかという気もしないでもないです、曲自体は可愛らしい、良い曲ですので。

 全員曲の「Sentimental Venus」。伊織が、「最後の曲は今までで一番の出来になる」と言う。ここ、ドラマパートにおけるこの時点の、4人の一体感。ここから歌い出すと、この曲は魔法がかかります。改めて言いますが、目一杯管楽器がフィーチャーされたこの曲は、グリマスなのに、もうちょっとミックスを何とかしろ、という気には全くなりません。それはもう、試聴版だと特に凄いとかそういう感じはしないけど。CDだと違います。シリーズ最高傑作を作り上げたんだなあという感慨がある。

 私はグリマスCDの全員曲についてですが、04の、あの歌姫の集合体である「Blue Symphony」まで含めて、それぞれのCDのメンバーでなければダメだという気はしないです。むしろ、良い曲なのでいろんな組み合わせで聞いてみたいと思う。でも、05のこれだけは、このメンツでないとダメだなと思う。このCDのラスト曲であるという、魔法がかかった状態で聞くのがベストだと思います。

 以上。06は今のところ、ジュリアがんばれ超がんばれという印象しかないですし、まあ曲名からすると美希がちょっとイメチェンな曲になるのかなという興味があるですけど。07は私の贔屓である福田のり子ちゃんがどうなるか大変に心配です。ではでは。

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