Augenblicke

主にニコニコ動画のアイドルマスターMADについてのよしなしごと。

2014年12月

無題

 すごろくさんの12/30のblogを見ましてね、それから、私は今はニコマス見てないんですが、鴉さんがたまたまツイッターに貼った動画タイトルを見かけてね、その日はそれで終ったんですが、寝ようと思ったときに、カチンと頭の中で何かがはまったので。

 この動画なんですけどね。上がったのが12月10日なので、もう随分前のことになります。で、作ったのは2010年だそうで、こっそり習作のお蔵出しってことでしょうが。この動画ですけど。
*Haruka Amami - Atlach=Nacha Going on(Alice CD arrange)


 同じ作者が同日に上げたもう1つ。
*Haruka Amami - Hoover the Musical Dog


 ああ、2010年の12月ねと。

 で、これを貼っておくのが、私が今年の内にしておくことのような気がした、ということです。意味は知りません。

*THE iDOLM@STER HARUKA AMAMI Stages of Obsession 【みんな、しわっす!3】


 以上。

アニソンオーディオ

 「アニソンオーディオ」という雑誌の話をします。ネットオーディオという季刊のオーディオ雑誌の更に増刊というもの。
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 アイマスの特集記事があるということで、ツイッターで話題になってたのを見かけたんですが、アニソンとはいえ、中身はガチなオーディオ雑誌でした。なのでアイマスを期待すると、ちょっと困ると思います。ぶっちゃけCDレビュー読んでもちんぷんかんぷんで(^^;)。というか、音質の話をするのに、一枚のCDレビューの文字数としては少な過ぎですね、これじゃ私だって何もできないと思う。まあ編集側も、それは自覚があるようで、レビューのテキスト自体はページの隅に追いやられてまして、メインはむしろビジュアルになってます。まあ、雰囲気が伝わればいいかって感じですね。

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 他にはコロンビアのスタッフへのインタビュー記事。これは良い記事でした。でも、雑誌社の公式サイトだと思いますが、ここで全く同じものが読めますので雑誌は買わなくていいでしょう。
 この記事で、ハイレゾについての現場の抱える様々な問題にさりげなく触れていて、まあ炎上するような発言は当然ありませんが、十分に突っ込んだ内容になっていると思います。
 後ろの方にハイレゾ入門の記事もありますし、これ1冊あれば、ハイレゾとは何ぞや、というのはわかる内容になってます。その部分は大変参考になりました。

 ただまあ、アイマスの特集についてもそうなんですが全体として、何も知らない人には意味不明な記事を大真面目に作っているのが変と言うか荒唐無稽と言うか。もともと、アニソンでオーディオの話を、という切り口だけで真面目な話とは思えないので、もっといいかげんなどーでもいい雑誌かと思ってたんですが、これが非常に真摯な内容で。ゆえにこそ、余計におかしさが際立ってる(^^;)。バカです、良い意味で。こういうバカは嫌いじゃないです。というか大好きです。

 というわけで私もこれから意味不明な話をするんですが。

 まず付録のDVDがガチです。ハイレゾ音源だけ収録されてるんですが、私は先日ハイレゾ環境を変えまして、ついにハイレゾWAVやFlac以外にDSD音源の聞ける環境になったんです。で、このDVDには、最初からハイレゾで録音された高音質のWAVの他に、同じくDSD録音の音源を2.8MHz、5.6MHz、11.2MHzで別に3曲入ってます。ハイレゾが話題と言っても、昔の音源をリマスターして出すのが主流で、最初からハイレゾ前提で録音された音源は、まだまだ少ないので、いわゆる格好だけではない本物のハイレゾ音源が聞けるという、ありがたいものです。

 しかも、DSDの音源って、データの扱いが難しく(編集がほとんどできないらしい)巷にはまだ少数しか存在しない。しかもその最上位である11.2MHzなんて、私は初めて見ましたし、そもそも対応しているアンプがほとんどありません。私、せっかくDSD聞けるようにしたのに、11.2MHzは聞けないんです! この雑誌には山のようにハイレゾ用アンプが紹介されてますが、その中でも11.2MHzに対応している製品は1機種しかありません! そんな特殊な音源をオマケDVDに入れてくるという(^^;)。

 なんでもDSDというのは私達が一般的に知っているデジタル録音であるPCMとは原理が違っていて、より高音質なんだけども、データの編集ができないので、わざわざ別のフォーマットに変換して編集してまたDSDに再変換するとか、そんなことしたら意味ないじゃん!みたいな事をしたりもするそうです。すなわちハイレゾとして売っている音源はその製法で幾つかの種類分けがあって、先述の昔のアナログ音源をハイレゾでリマスターしたものなどは擬似ハイレゾの1種というべきで、本物のハイレゾと呼べるものは意外と少なかったりします。

 しかしDSD録音をそのまま商品にする方法は1つあって、それは切り貼りもマルチトラック録音も関係ない、ライブ1発録り。このDVDに入ってるDSD音源はそうやって録音された、Suaraさんの「トモシビ(5.6MHz)」と「夢想歌(2.8MHz)」、Rie Fuさんの「I wanna go to a place(11.2MHz)」です。楽器を別々に録ってエフェクターで音を加工してミックスでバランスとって、最終的には自然な音とは無縁になる"製品"としての音楽とは全く違う生の音です。なので、普段聞き慣れているCDの音とは感触が全然違うので驚きます。まあ、方法的に私達シロウトが普通にマイク1本で録音した音に近づいているわけで、良くも悪くも素朴な音なんですが。デジタルを極めたらそういう地点に辿り付くと言う奇妙な一周回った感があります。

 私が聞けたSuaraさんの2曲の録音を行なったのはアクアプラスのゲームの曲を主に出しているF.I.X.レコーズというところで、DVDにはもう1曲、同じアクアプラスの「アルマギア・プロジェクト」というタイトルからの音源を、高音質のWAVで提供してくれていて、こっちも凄い音がします。ぶっちゃけ、録音がよければ、ハイレゾ設定忘れてCD音質で鳴らしてしまっても凄い音が鳴りますw。元が違うんです。このF.I.X.はアクアプラス関連の音源しか出してないんで数は少ないんですけど、今後注目せんといかんと思いました。


 それで。ハイレゾ環境変えて、以前買ったミンゴスの曲も分厚い見事な音で鳴るようになりまして。元々はですね、ころあずこと田所あずささんの1stアルバムが遂にハイレゾ配信になったんです、で、これをwavで買ったら、なんと再生ソフトのメディアモンキーがぶっ壊れたような音になりまして。ファイルが壊れたのかと思ったけど、別の再生ソフトであるfoobar2000だと、普通に鳴る。ググったら、メディアモンキーはWAVが、ものによっては再生できないことがあるんだって。でも、理由も対策もわからない(^^;)。
 で、foobarもそれなりに鳴るんだけどどうもあまり好きな音じゃないので、korgのオーディオゲート3という再生ソフトが、対応するヘッドホンアンプを買えば無料でついてくる(ネットにある無料版は音質に制限がある)ので、買ってしまいまして。これだとDSDも聞けるのでSuaraさんのライブ一発録りを聞いて感動したりしてるんですが、あれですね、ころあずのアルバム、細かいところがよくわかるので、粗もよくわかります(^^;)。ぷちますのハイレゾとか、今の環境で聞くとちょっとかわいそうな感じになるので、元通りメディアモンキーで聞いてます。なかなか、音が良くなればいいってものではない、この辺りのことは、雑誌の方を読めばいろいろ話に出てきますんで。

 アイドルパワーレインボウとか、輝く世界の魔法とか、ハイレゾじゃないですけど、やっぱり良い音ですね。korgのヘッドホンアンプに変わっても聞き劣りしない。確かにミンゴスや、ころあずのハイレゾは迫力あるし、奥行きも断然広くなって、凄いですけど、それでも、アイマスの非ハイレゾ音源に決して勝てない部分というのがあると感じます。やはり、元の録音自体のクオリティというのは、マスタリングがどうであろうと絶対的なんだなあと、そう思う。じゃあなんでハイレゾ云々気にするのかって? それはハイレゾを気にしたいわけじゃなくて、ハイレゾを切り口にして、「音質」を気にしたいからです。


 それから。 「アニソンオーディオ」のCDレビューの方ですけど。私は、例えば「お願いシンデレラ」と「輝く世界の魔法」が、似たような曲だけれども音は違うという事を知っています。何故なら、歌っている人数が違うからです。「輝く世界の魔法」の方が人数が少ない分、アレンジもミックスも少人数に適したものになっています。そういう違いがあることを知った上で、CDのレビューを読むと、それなりにわかるところもあります。以下、雑誌から引用。

「華やかなブラスのキメフレーズや流麗なストリングスパート、爽やかなエレキギターが全体をリード。音場はバランスよく整理され、大編成ヴォーカルも密度高くまとめられている。オケとの親和性が第一といった印象だが、それでいて音の分離は決して悪くない。」

「個々のヴォーカルとオケの分離も見事で、ヌケ良く解像感高いサウンド。ヴォーカルは前方へ張り出すがていねいなタッチで描かれ、オケもつぶれず見通しが良い。キラキラとした細やかなフレーズも粒立ち良く音場へ放たれる。詰まり感がなくすっきりとした空間が高印象(ママ)で、快活で小気味良い楽曲のビートも歯切れよく締まっている。」


 上下とも同じ人のレビューです。どっちがどっちかわかりますか? そして問題になるのは、ど っ ち が よ い 音 な の か です。

 いろいろと項目別に評価してあるんですが、実は全部褒めていて貶しているところがないので、そのまま受け取れば、どっちも最高! としか読み取れません(^^;)。それじゃ意味がないです。でも、よく行間を読み取れば。重要なのは、筆者が注目しているのは何か、ってこと。

 上の方に「……だが……悪くない」という言い方がありますね。これはつまり、悪いってことです(笑)。悪いけど、まあ許せる範囲だって意味ですよ。下の方は、「見事」、「高印象」、はっきりと褒める言葉が使われてます。では何を褒めているのか? 「分離」、「ヌケ」、「解像感」、「見通し」、「すっきりとした空間」、これ、全部同じことです。つまり、音が綺麗に分離して空間の隙間がくっきり透明だってことです。下の方が音がいいんです

 上が「お願いシンデレラ」、下が「輝く世界の魔法」です。歌う人数が少ない方が良い音にできますし、アイマスCDの伝統として、同じシリーズでは、後から出た方が音がいい。それがちゃんと、レビュアーにも実感として認識されている。ということは、この人は、真面目に音を聞いてレビューしたということです。それっぽい言葉を並べてやっつけたんじゃない。たとえ一般人には意味不明な呪文でしかなくても、です。

 こんな感じでアイマス・デレマスだけで13枚レビューされてます。それだけの仕事に対して、恐らくは読んだ人は全く理解できない(笑)。ちなみにラブライブの方は音質のレビューじゃなくて24枚の紹介記事が書かれています。そっちの方が、情報的にはまだ意味があるかもしれません。まあ、それだってラブライブ知らない人には細か過ぎて把握できないでしょうけど。あと、なんでミリマスはないの? と思ったけど、これ、「ネットオーディオ増刊」ですからね、ミリマスは、ネット配信が皆無でした。


 他に興味深いものとして、この曲を聴くのにお薦めのオーディオ装置、というテーマの記事がありまして。しかも、「モバイル用などコンパクトなセット」、「低予算なお手軽セット」、「それなりの予算で本格的なオーディオセット」の3パターン。これを9曲分、つまり27組のお薦めをしているんですが、やはりというか、知らない人には全く意味がわからないと(^^;)。27組ものお薦めを組んで、でも、それがどういう音になるのか誰にわかるのか? という、なにかをもの凄く無駄にしている気がするんですが。こういう雑誌を読む時間があったらネットで試聴したりショップでヘッドホンを試聴して回ったりした方がずっと意味があると思う。

 でもですね。私、多少はわかるんですね、これ。ただ、わかったところで、その1曲のためのお薦め装置とか、実際に買っても困ります。他の全然違う音楽だって聞くんだから。だからわかったところで買うことはない。単なる頭の体操です。

 幾つかのメーカー、デノンとかソニーとかマランツとかラックスマンとかは、メーカー固有の音、ブランドとも言える個性的な音を出します。うちはこういう音で行くんで好きな人だけ買ってね、という。それがブランドってものです。

 でも、高品質だからお勧めと言われてよく知らずに高い金出して同じブランドで一通りそろえてしまって、その個性に合わない音楽を聴こうとしたら、ちょっと困ったことになります。自分が聞きたい音楽を聴こうとしても合わない、となってもお金は返って来ない。

 そんなことが起きないように。オーディオマニアというものは、実際には買いもしないメーカーのいろんな製品について手間も金もかけて知識を得ている人種です。が、実際に自分のための装置を無事に買いそろえたら、その知識は用済み。さんざん苦労してこのメーカーのこのスピーカーはこういう音だと覚えたところで、自分の買い物が済んだら無駄な知識です。

 オーディオマニアってそういう、根本的に無駄な生き物なんです。でも、そういう知識があれば、この雑誌のように、ラブライブの「START:DASH!!」という曲にはパイオニアのDACとソニーのアンプとJBLのスピーカーを組み合わせたら合うと思うよ、と言われた時に、どんな音になるかわかります(笑)。私はこれで音がちゃんと頭に浮かぶ人間です。記事には知らないメーカーや楽曲もたくさんあるけど、たまたま、この例は、全部脳内で繋がる組み合わせなので。

 つまり、オーディオ雑誌という世間的に意味不明な記事を載せる媒体は、オーディオマニアという人種が、無駄な知識で「遊ぶ」場所を提供してくれる。そこにお金を払って買うものだということです。まあこの雑誌、1800円もしますけど、おまけのDVDだけでそれだけの価値が……いや聞ける環境があればですが。

 まあ、実際にハイレゾ環境でアニソン聞いてみようかって人は、この雑誌は持っておいて損はないと思います。いやそこはマジで。

アイカツの映画も見たけどそれはおいといて

 今度はちゃんと、結論が見えないうちに印象だけを先行入力しとく。

 きのこの「紅」の冒頭の英語のところ、あれが素の部分で詩の朗読みたくつぶやかれてて、小梅ちゃん同様で、可愛いんです。
 I could not look backから始まって
 (中略)
 I started running into the night
          to find the truth in me
 で終る部分ね。そこからの

 (間)

 が凄いの(^^;)。そして

 フッ   フッ  フフフ……ヒャッハアアアアアアアアッ!!!!

 ここが鳥肌でした。もう歌唱力とかオケの仕上がりとかどーでもいい。ここで全部持ってった。

 まあ以前書いたとおり、デレマスの音も変わりつつあります。ジュエリーズ全部聞いてミリマスライブBD見終わって、その時に自分が何を言えるのか、よくわからないという予想があるので、書ける事は先に書いておこうという。

 前後するけどCool jewelriesの「オルゴールの小箱」のオケが素晴らしいんです。歌が乗らなくてもこれで完成じゃないかというくらいクオリティ高い。まあそれは「Nation Blue」の時も思ったんだけれども。で、カラオケ聴きながら思ったんですけど、サビに向かうBメロが素晴らしいと思う。「胸のー 奥でー 暴れだしたー♪」ってとこね。歌詞だけ見ると中二病みたいですが。それをこの上品な空気の曲でどう表現するか、ということで一気に上り詰めるような旋律になってるから、かっこいいんで。

 で、思うのはこれ、静かなバラードですけど、展開が山あり谷ありの起伏が多くて、つまりは凝ったメロディーで、従来のアイマスで、ここまでメロディーに凝るってあったろうかと。これ、ミリオンのLTH05・06の時に書いたことと同じです。

 CJ2全体としては、ピーキーなキャラが多いから歌うの大変だろうというのはあったけれども、人材的に安心なので、実際、ユニット曲では結構凸凹せざるを得ないところもあるけど、ソロ曲は安定感素晴らしい。特に川島さんは選曲的に神技ですね。川島さんの声って、中の人からすれば結構作ってて、歌い回しが難しそうなんだけど、曲自体の勢いで持ってってしまってる。
 同様に、神谷さんの曲も、完成度で言ったら違うんですよね。もっとうまく歌えるだろうけども、絶妙な、あえてそうはしてない感というのがある。なんでも、裏声使えば原曲のキーで歌えるけれども、奈緒なら裏声は使わないんじゃないかということでキーを下げてまでそれを通したそうで。そんなこんな全体に神谷奈緒ならこうだ、というのがもうわかる人が分かればいい感じですげー面白い。

 後、これは調べてもよくわからなかったんですが、「メトロポリタン美術館」て、原曲は大貫妙子が歌ってますが、バックのオケは坂本龍一なんですかね? 元々この2人は組んで活動してたことあって、一時期の大貫さんはシンセバリバリの独自な音楽性だったんですけど、

でも、「メトロポリタン美術館」でもそうなのかが、わからない。わからないけども、原曲からして凄く高価そうなシンセの音が鳴ってます。リュワンッ♪ てな感じの。坂本龍一が使ってたプロフェット5とか、当時170万円だそうですが。

何が言いたいかというと、小梅ちゃんのカバーでも、ちゃんとバックで高価そうなシンセの音が聞こえるのに、ちょっと驚いたということです。今時こんなシンセの音、聞かないです。
 CJ2で、あえていうなら、アーニャと加蓮でバラードが2曲続いてしまう。というか、アーニャの曲が、他にどこにも持っていきようがない感じなのがあれですね、そらまあ曲の時代が時代なので浮いても仕方ない気もするですが。

 Passion jewelriesに戻ると、ユニット曲の「絶対特権主張しますっ!」はとてもいい曲で好きですけど、音が軽い。重心が高いというか。まあ、今回のメンツにはこの音が合ってるとも思う。しかし、「紅」も音は軽いんです、はい。ミリマスとはスタッフは違うと思うんですけどね、どうしてデレミリ揃って、音の重心を上げる方向になったんでしょうか。わかりませんが、「メッセージ」以降、泥臭さがなくなって音の重心が高い感じです。
 でも、「絶対特権」はいい曲だし、「紅」については述べたとおり、やられました。あと、ゆっこですね。彼女の歌は凄くいい。歌唱力とかあるのかないのかわかんないけど、凄く楽しそうなんです、まさにパッションを体現する声ですねあれ。鈴木絵理さん、彼女は大物だと思う。別の意味で大物な原田ひとみさんの歌も正統派で、いえ、原田さんの地声はとときんよりずっと低いですけどね、でも、今回、ちょっと、これを歌ってるのは本当に十時愛梨なのかと思えるくらい気合入ってまして素晴らしいです。茜ちゃんは、誰が歌ってるかすぐわかるというか、このCDに残った最後の泥臭さというか。安心した、藍子ちゃんの歌も可愛かったですけど、むしろ茜の赤さんの口を全部使って発音してるような歌い回しが聞いてて落ち着きました。

 そうそう、アイカツ劇場版、誰が主人公かも知らないまま見て、とても興味深かったですけど、絵や動きがデフォルメしないところとか、CGモデルを手描き背景(&モブ)と合成した(かどうかは本当のところは知りませんが)夕暮れの公園で歌ったシーンとか、あと表情がそんなに動かない代わりにレイアウトやカメラワークで心の動きを表現してたところとか、興味深いところがたくさんあったです、けど、多分そんな感想はどーでもいいんじゃないかと思ったので。

 以上。

師走

 今、リアルが結構修羅場ってましてね。そこにデレマス月末(ミリマス月初)ガチャとかデレマス3rdアニバーサリーとか2ndライブとか中野ライブBDとかミリマスLTH05・06とか一斉に来て、完全にてんぱってます。ミンゴス、はらみーのハイレゾ配信もあったんですよ皆さん。

 まあ、ミンゴスのハイレゾに関しては、全部試聴してシングル2枚の曲を買いました。でも、同時に出た新作CD「little legacy」、アコースティックセルフカバーって奴ですが、これの方が内容的には充実していたと思います。

 このCDって発売5bp、販売メディアファクトリーというややこしい形になってるんですけど、今後のメインはメディアファクトリーになるけど、過去曲をやってる関係で5bpとの繋がりも残っているという感じでしょうか? わかりませんけど。で、5bpとメディアファクトリーってどちらも一長一短で、そのありようが対照的で面白いんですけど、5bpって、トータルでのバランス取りがうまくてミックスに技があって商品としては低予算であっても安心して聞かせるんですが、ディティールは殺します。メディアファクトリーは良くも悪くもシロウトっぽくて、デモテープをそのまま出したような印象になる。でも、素材の良さはいじくられずにそのまま残ります、これはね、アーティスト側に明確にやりたいことがある場合には、ちゃんとそれが形になって残るという意味なんです、商品じゃなくて、拙くても作品なの。これは大きい。ミンゴスの曲ということで壮大なアレンジが似合いそうだけど予算がない、って時には5bpは、できる範囲で何とかしてくれるという意味で、頼もしい存在です。しかし今回のようなアコースティックでライブ風にやりたい、という時には、これはメディアファクトリーです。よいCDができたと思う。まあアイマス(コロンビア)のクオリティでやれれば、それがいちばんなんでしょうけど。


 ややこしい話をLTHが出る前にしておきたかったんですけど、出てしまいまして。リコッタも灼熱少女も、試聴の段階である程度予想した通りです。完成度というか、千早の時にふっきれて、明らかに新たな段階に舵を切ったんだなと感じられました。素晴らしい仕上がりだと思います。リコッタの側に春香さんしか無印メンバーがいませんけど、それでもやはり、LTHというのは、無印がいる側と、いない側でCDのコンセプトをはっきり変えてやってくんだなと感じました。無印がいない側は意識して、荒削りな"若さ"を出していくんだと思う。

 私としては、リコッタの1枚のCDに春香さんと、のり子と、桃子先輩がいる、これはもう最強の布陣なわけです。「HOME,SWEET FRIENDSHIP」は、個人的に新たなアイマスのマスターピースになりました。この曲は、よくあるランティス風でもないし、コロンビアから出てくるものでもない、ミリマスの音楽スタッフでなければ作れなかったスイング感の完成形だと思う。中村先生は音程がよく取り沙汰されますけど、彼女には天性のリズム感があって、それが存分に発揮されたのがこの曲だと思う。

 でもまあ、2枚のLTH全体にあるのは、私が個人的には望まない方向です。デレマスのユニット曲や全体曲もそうですけど、ある程度やりきってしまったので、その先に行くことを考えたらそうなるのは必要なことなんですね。

 なぜか大本営のアイマスは「虹色ミラクル」で、全く変わらないアイマス節をやってみせたんですが、デレマス、ミリマス共に、もうそこには留まらずに別の方向へ行くんだなという気がしました。音楽的な巣立ちというものです、まあそういうのは私の個人的な問題なので世間的には意味がわからんと思うけど。

 アイマスっぽさとか、キャラソンっぽさ、そしてライブでの再現性、言葉にすると抽象的ですが、そういう枠組があります。

 抽象的なので話を平たくしましょう。それは、基本的な部分を歌いやすく、しかしシンプルな曲であれば、どんどんマンネリ化するので、細かいところはひねってバリエーションを増やそう、という路線です。

 キャラソンはキャラ声で歌う関係で地声より負担がかかるので、音域を歌い易くしなければいけない。またアイマスは全員で歌うので、あまり難しい歌はよくない。音域も広げ過ぎてはいけない。変なリズムでは踊れないので4拍子を崩さない。

 ミリマスはそこに加えてライブっぽさというものを持ち込んでいた、少なくともLTP03まではそうでした。04からはそうでもなくなりますが、全体としては意識されてきた生っぽさ、というものがあります。

 よろしいでしょうか。これまでにも、部分的には、そういうものはぶっちぎってチャレンジングな楽曲を作ろうぜ、という動きは常にあった。でも、「虹色ミラクル」で、また戻ってきたということです。

 ミリマスで言えばLTP04の「ライアー・ルージュ」は、そういうものをぶっちぎった曲です。例えば「プレシャス・グレイン」は、ころあずが歌わないと真価は発揮されないでしょうが、一応、他の人でも歌う事はできると思います。ストレートな構造の曲で難易度的にはハードル高くない。「ライアー・ルージュ」は天さん本人でも歌いこなすのは難しい、そしてバンドでの再現など全く考えられない、レコーディングスタジオで構築された楽曲です。OfAに志保モデルがなかなか来ないのは、この曲のせいではないかと私は思っています。だってこれ、踊る曲じゃないでしょう。

 まあ、実際に天さんはライブで歌っているし、バンド用にアレンジ変更できないってこともないとは思います。そういうことではなくて、コンセプトとして、これが枠組みから外れている曲だってことです。

 で、今回のLTH05・06を聞いて、私は、まるで全部「ライアー・ルージュ」じゃないかと思いました。ミリマスのスタッフはそういう選択をして、その結果、解放感に溢れた完成度の高いCDになったのだと思います。

 それでどうなるかというと、踊ることを考えずに、メロディーの使い方がもっとポップスより、つまりは玄人向けのものが可能になります。

 これまでは逆だったので、シンプルなメロディー縛りでいかに細部をいじくるか、という事だったのですね。その結果、同じような歌でも研ぎ澄ましてクオリティーで勝負する、メロディーで勝負できないならノリ、つまりグルーブ感で勝負する、つまりは、ロックなりメタルなりR&Bなりに方向性が自ずと向いて来たわけです。でも全部「ライアー・ルージュ」でいいなら、ロックじゃなくていいってことです。ポップスすなわち歌謡曲の歴史が積み上げてきた膨大な遺産が使える。

 思えばLTP03は、それ1曲でもアルバムの顔になれるような名曲群、つまり未来の「素敵なキセキ」 、横山ちゃんの「ハッピー☆ラッキー☆ジェットマシーン」、杏奈の「Happy Darling」、響の「Rebellion」、そしてユニット曲「PRETTY DREAMER」が1枚のCDに入っているというとんでもない代物でした。風花さんの「オレンジの空の下」も名曲ですし。そんな奇跡は、今述べたような"縛り"があってこそ、生み出されたという事情があるということなのです。

 しかしそれはやり終えてしまったので、もう戻ってはいかない、そういう決意のようなものを今回感じた。

 具体的には音作りがすっかり変わりました。LTPについて私は、ずっと大音量で聞くことに真価があると言い続けて来た。LTH05・06は違います。大音量では聞けません。この2枚は小音量で聞くことで真価を発揮するのです。何がショックだったって、楽曲云々じゃなくて、一聴してそれがわかった時に衝撃を受けまして(^^;)。いやほんと世間的にはどーでもいい話なんですけども。

これってポップスのバランスで、以前言ったように、安い再生装置で有利な音作りでもあるんですが、もっと言うなら、源流は電子楽器がなかった頃のサウンドです。

 余談になりますが、ギターを録音するとき、演奏がうまくいかなかったらやり直しますよね。オーケストラを録音するときに、その中でチューバの演奏がよろしくなかったとしたら。チューバだけのために、オーケストラで演奏し直す? めんどうですよね。だからと言ってチューバだけ録音する、なんてできません。昔は大変だったんですよ。もちろん今でもオーケストラを録音するのは大変だってことなんですが。

 だったら、歌は1人だし、繰り返し録音してよいものを録音できる。オケはめんどくさいから、目立たないようにバックでぼんやりと鳴らしておけば、多少のことはごまかせる。そうなるでしょう? 元々はそういう発想なんです。

 こうして、歌と、アレンジ上で重要な目立つ部分だけを大きく鳴らして、他はごちゃごちゃ詰め込んで、細かいところはわからないように鳴らしておく、という方法論が生まれて今に至る。バックのごちゃごちゃはむしろ聞こえない方がいいので、要点だけが聞き取れる小音量で真価を発揮するミックスということです。

 つまり、先述した5bpの典型的な方法論がそうなんです。安くても安定してまとまった音が作れます。


 さて。デレマスのライブ(LVで見ました)の話。実は音響がよくなかったんですよね。いかにもソロのトップで緊張が見えた はっしーはともかく、ふーりんについては、前回と比べてどうだったのか、いまいちわからなかった、だって、前回はもっと音が通ったんだもの。今回とは比べられません。

 ライブそのものは、演出などよく練られていて、がんばっていた、1日だけの公演なので、サプライズが有効に働きます。前回のように同じ演出を3回しなければならなかった場合、驚きがなくなるのであまり飛び道具が使えないですよね。そういう意味では、今だからできることを大切にがんばった内容だった。

 ええ、今を大事に、その意味ではよいライブでした。

 ただ、今回、蘭子も楓さんもなしで、代わりにトライアドプリムスをもってきた。これはどっちを選ぶかで言えば後者を取るのが正しいでしょう、2者択一なら、そうするしかない。

 しかしながら、両方を選ぶ事はできなかった。それもまた、はっきりしたわけです。

 選択としては正しかった。また、今回は2者択一だったから、明らかに正しい選択だった。

 しかし、デレマスである以上、今後は2者択一では選べなくなる。

 1回目は、これしかないという1つを選んだ。2回目は、2者択一の正しい方をえらんだ。次はどうなるか。

 こんな政治的なことを考えてライブ見たくないですが。少なくとも、リアルが忙しいうちは考えたくないです、師走だし。そんなこんなで、腹を括らないといけないなと。このままなし崩しにデレマスアニメ化だあと浮かれてはいられないなと、いやあ、面白くない話をしましたが、私の今はそんな感じなんですよ。

 
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