ツイッターのような使い方。


 GEN-ZOPの動画のような、ぶっといベース音というのは、安いDTMソフトとソフトシーケンサでは駄目で、ちゃんとした機材が必要なんだろうなと。で、だったらひとつ買ってみるかという気にならないのは、私は打楽器は打ち込みでも平気だけど(聞く分には生演奏の方が好きですが)、ベースは手で弾いたほうが楽しいというイメージがあるようで。

 多分、ドラムは生で聞く音と録音された音が別物だってわかってるので、相対化する装置が脳内にできあがってるんだと思う。一方でベースなんかは、手に伝わってくる振動が好きなんだろうなと。アコベとかアコギとかは、力入れすぎると反動で手からすっぽ抜けたりするものなのであって、割と体全体で自分の演奏と戦ってたりするものなので、ええ、弾けませんけど挫折経験ならあるわけです。挫折だけならウクレレも経験ありますし、ドラムについてはバスドラとハイハットが別のリズム刻む段階で向いてないと思いましたがええ。

 フリージャズのベースソロステージを見たことがあるんですが、ミュージシャンの名前忘れたけど日本人で、楽曲の中のベースソロパート、ではなくて、ベースしかない演奏です。で、ウッドベースで普通の曲じゃ使わないようなノコギリのような高音で旋律を弾いたり、ドラムスティックでボディをガンガン叩いたり、弦をボンボン叩いてベースラインを作って、それに合わせて即興でナナナナナァ〜♪と歌ったりするステージでした。そういうフリーダムなイメージというのがベースにはあるんだろうと(笑)。ギターでもないわけじゃないけど、やはりアコギですね。エレキだと音を出すまでの段取りが複雑で自由度が低いと思う。ノイズ専用でギター使う人とかいますが、逆に言えばその場合はノイズしか出せないし。

 なんか参考になりそうな動画があるか調べてみたけど、このくらい。即興のベースソロ。これは2分ない短いソロですが、私が見た人は1人で40分くらいやってました。


 エレキベースで1番狂ってる人というと、私に言わせれば歴代のMAGMAのベーシストですが、いい動画がないので貼りません。うまい人はいろいろいるけど奔放さと言ったらこの人かなと、リチャード・ボナ。曲に入る前の軽い練習で凄まじいプレイをしながら歌ってることが、伝わるでしょうか。

 日本人だとBASSNINJAこと今沢カゲロウがぶっ飛んでて紹介し易いなあと。飛び道具感というか。


 まあ楽器というか、1番自由な楽器である"声"の使い手としては、ボビー・マクファーリンという人がいますので、こういう人のパフォーマンスを見てると、自由でいいなあと思います。







 こういうの見てると曲として、演奏として良い悪いでなくて、自由で音鳴らしてるだけで楽しいというか、そんなこと言ってるから全然練習しなくて私はいつまで経っても楽器が弾けないんですけどね。

 ただ、GEN-ZOPのぶっといベースと同じ音を出そうと普通にベースで弾いたら、雪歩の声とぶつかって潰しあいになってしまう気がします。あれだけ尖ったアレンジで、同時に雪歩の細い声が乗る余地を作れるというのが、凄いところだと思うので、それは打ち込みだからできるのかなあと。そんなことも思ったり。

 で、最新作の新雪歩のやつ、うちだとうまく見れないので(ローカルだと見れるんですが)、代わりに由々さんの「ゴージャスデリシャスデカルチャー」とコラボしてる音源とかあるここをリンク貼ってみます。ではでは。