セットリスト

 名古屋も仙台も見てますが、それらについては、東京を見た後で、書きたくなったら書きます。どちらも最高だったと思ってますが、現状ではうかつなことは言えない。

 でもって、大阪1日目だけは、今日の内に書いておかないと忘れてしまうような細かい話なのでメモっておきます。

 事前のイメージとして、大阪は混沌とするだろうと思ってました。仙台や福岡みたく、普段やらないことをやる側へ特化するわけにもいかず、かと行ってまだ東京を残している以上、最大公約数ということもないだろうと。ただ、1日目については、2日目と違って攻めた内容になるはず、そこはもう、アイマスである以上、必ず仕掛けてくるだろうと。

 で、序盤の選曲は、意外と無難というか手堅い内容だったわけです。ただ、3rdなんだなあと思うのは、「恋愛ロードランナー」、「スマイルいちばん」という、中盤でも良さそうな安定感のある曲を序盤の炊きつけにつかってしまえる余裕ですね。実際、上田さん、大関さん、共に安定感素晴らしい。上田さん、海美を演じるのに走ったりしないんですよ。あの冒頭、ゆったり階段を降りて来るところから既にオーラが出てました、そして全くの助走なしで点火。貫禄でしたねえ。MCだと全然変わらないいつもの彼女に見えますけども。ゼッキーもね、ほんと大きく見えるようになって。「ドリームトラベラー」で、唯一のオリジナルメンバーとしてユニットを背負ってる感がよかったです。

 で、私は引っ掛かってました。大阪初日がこんな普通でいいのか?と。答えの出る前に、よりにもよって「おとなのはじまり」が始まって唖然としたので忘れてしまいそうになったんですが、まさかの「風花」で再び冷静に。いや凄いですよね駒形さん。machicoさんは例によって困ったときの助っ人代表ですからわかるんですが、「風花」という剛速球を全力で打ち返してみせた駒形さん。やはりミリオン、普通なわけない。他に「自転車」が愛美さんというのは、一度聞いてみたい組み合わせで良かったですね。

 で、気付いたのは、新参組の角元さんも、野村さんも、セットリストのどこにでもポンと放り込めるようなソロ曲ではないということ。序盤を過ぎてしまったら、どこかで大きくシリアス方向に舵を切らないと、この2人の曲は入れられません。そして、ミリオンでシリアスに舵を切ると言ったら、それもうクライマックスしかないじゃないかと。新参のソロ曲を終盤に放り込むかと。ぞわっと来ました。

 片鱗はよりによって、ぴょん吉さんのいない「PRETTY DREAMER」にも見えた。更にはオリジナルが誰もいない「Blue Symphony」、あえて、ゆきよさんを外して3人。で、ころあず、もちょ、駒形さんと、ここでも駒形さん大抜擢です。

 もうここまで来たら、machico氏、ゆいとんのソロも気になります。ころあずの出番が後半に固まるのは不思議じゃない。大阪のメンツでクライマックスを支えられるのは彼女しかいません。愛美さんがいるじゃないかって? 愛美さんには彼女の役割がある。

 machicoさんが、困ったときの助っ人なら、愛美さんはいざというときの火消しです。「愛美さん1日目の法則」、それは彼女の出番までの流れがうまくいかなくて会場のテンションが下がったとしても、愛美さん1人で空気を吹き飛ばしてしまえるというカンフル剤であり、保険としての存在だということ。1日目に彼女がいるからこそ、そこに至るまでを攻めたセットリストにできるというものなのです。

 今回の愛美さんの前がどうなっているか、中盤をシリアス方向へ変えていく微妙なラインになっています。先述の、ゆきよさん抜きの「Blue Symphony」からの、そう、角元・野村2人のソロステージがあります。そして山口さん。今回の山口さんも、なかなか難しい立ち位置にいます。彼女の曲は難しいですが、かと言って難しい顔をして歌ってはだめ、逆に平気な顔して軽く流すように歌うべきものです。1曲なら中盤にスルッと入れられるけど、今回「たしかな足跡」の方がそこに入ってるので、「Be My Boy」の置き場所が難しくて、新参組の重めの曲が2曲続いた後というちょっとやり難い位置にある。息抜きというほど軽い曲でもないし、シリアスを支えるほど重くもないので、うまく繋がる位置ではないです。

 話を戻すと、そのために停滞気味になった空気を吹き飛ばすために、「プラリネ」はそこにないといけない。

 とは言え、角元さん、野村さんはしっかりしたものでしたね。特に野村さん、私は彼女の声は好きです。「恋色マスカレード」はミリオン有数のギターのかっこいい曲でもある。角元さんは、歌声を聴くと、もちょと互換性あるなと思いました。運命が、彼女を星梨花とは正反対の役にしたんだなあと。


 さらに戻すと、私はmachico氏は、逆算すると終盤でも早めに来ると予想してました。これはパズルです。machico氏の助っ人的な役割を反映し、彼女の曲は、基本的に流れを支える位置に来ます、邪魔する位置には来ない。しかし序盤に「恋のLesson初級編」が来なかった以上、新参組の重めの曲と終盤のシリアスな展開を考えれば、それをスムーズに繋ぐのは「Believe my change!」の方であって「恋のLesson初級編」ではポツンと浮いてしまう。そして、ころあずの「Precious Grain」がクライマックスに来るなら、「Believe my change!」がその後ということはないだろう。

 じゃあ、ゆいとんは、いつ「Super Lover」を歌えばいい? 

 「Believe my change!」の前か、後で、「Precious Grain」よりは前だろうと。

 しんどいのは、この3曲が並ぶことです。ホリプロ組2人のガチ曲と「Super Lover」が並んでクライマックスを飾るとなれば、ゆいとん上がり症なのに、ちょっと可哀想じゃないか。なので、machico氏と、ころあずの歌が離れた位置になるほど、ゆいとん楽だろうなと思っていました。「Blue Symphony」の前か後くらいに、ゆいとん、か、でなければmachico氏の出番があるだろうなと思ってたんです。

 なのに、いつまでも「Believe my change!」が来ない。「Super Lover」も来ない。あちゃー、これは大変やなと1人で思ってました。

 遂に「Believe my change!」が来たのはどう考えてもクライマックスで、ああ、ゆいとん、よりによってmachicoと、ころあずに挟まれて歌うのか、可哀想にと思ってたんですよ。

 セットリスト見た人はご存知のように、まさか、「Precious Grain」の後にゼッキーと駒形さんのデュオが来るとか思ってなかったし、そこまでして「Super Lover」をソロのトリに持ってくるとは思わなかったです。ミリオンえげつないわー。これ、2日目はソロのトリに ゆきよさん来るってことですか? あの人も緊張しぃやのに、大変やな。

 ちょうど2ndまで、ゆきよさん、ゆいとんの"ツインタワー"が果たしてた脇をがっちり固める、という役割を、今回はゼッキーと駒形さんがこなしたってことです。「Melody in scape」は素敵な曲で、私はLTDは04が最強ではないかと思っていて、そのクライマックスを担うのがこの曲です。それが、「Precious Grain」と「Super Lover」の間という、到底、普通の曲では埋められない位置に、初披露の形で来る。今回いちばん鳥肌立ったのは、この采配です。

(「Melody in scape」は動画の2曲目)

 後、そこにいないのにネタにされる りえしょんの存在感。

 以上。