Augenblicke

主にニコニコ動画のアイドルマスターMADについてのよしなしごと。

気になる動画

2/14〜2/16


 墨守氏。昨年の12/30にデビューした新人さんということでいいだろうか。たくさんの律子ソロ動画を切り出してダンスPVとして繋げた動画。素材ごとにダンスは違うのだけど、全体としてそれほど違和感なく繋がっているのがちょっと凄い。基礎力のある人だと思われる。そして、もっと自分を見て? という歌の趣旨と、様々なステージ・衣装の律ちゃんという動画の趣旨が一致していて大きな意味でのシンクロ感が気持ちいい。



 あこがれくじら氏というユーザー名だが鳩Pだということはタイトルでわかる。そして百円m@sterにして、自分の嫁であるところを堂々と主張している真美で。カット連打で様々なレイアウトのゆらゆら画像を切り替えていくシンプルで小気味のよい方法論。



 鎌P。ただの北斗動画ではなく、アニマスにチラッと登場するダチョウMMDが主役の動画である。それもジュピターのPVを見ながら一緒に体が動いてしまうダチョウさんという、なんとも言い難い動画で、後半では、恐らく想像の中で北斗とデュオになるダチョウさんが、素晴らしいオチを決めてくれる。そんな異色の動画。



 ぽP。リアルタイムで比較画面の境界線を移動させていくことで、比較動画というよりオリジナルとMADによるモンタージュ動画と化している、アイデアの素晴らしいもの。上半身がおっさん達で下半身がアイドルのスカートとソックスという画面の時など笑える。



  俺の股間がジェットストリーム氏。まあジェットPですけど。この動画は真っ暗背景や多重エフェクトに頼らず白い画面に穏やかなエフェクトと、後はカットとフェードで構築されているにも関わらず、ジェットノワールと同じ空気を作り出している意味で素晴らしい。内科部長氏が「ジェット・ブラン」と呼んでいるのもさもありなん(ノワールは黒、ブランは白)。



 MIP。1度削除してこれは修正版。前作の演出の流用のようですが、よりカラフルでスタイリッシュに。曲はアリスソフトなんですが、オマケで同じメーカーの「大帝国」の静止画(再現かな)MADが未完成状態でついてます。



 スカッシュ氏。「課金のさだめ」「Pのララバイ」と歌って来た渋い声の持ち主のモバマス替え歌第三弾。ブルースだなと思ったら元歌は柳ジョージなんですね。元々そっち系の歌が得意な人なんかな。そして、Sレアに現を抜かす内に次第に765レアの影が薄くなるという、しんみりしたオチがいい。



 スカルちくP。夜にこっそり動く遊具たち、という演出。そして目覚まし時計の音と共に朝が来て本来の営業が始まるという、一編の詩。



 蜂矢氏。MMDでポーズは付けられるけど動画として動かせないそうで。それでコママンガのようにした動画。春香さんが動けないのをいいことにののワさんがちょこまかしてほのぼの。



 座敷ぬこ氏。矢沢栄吉。タイトル通り、テスト、ワン、ツー、チャイナタウン、という声から始まる「チャイナタウン」。なんかのボーナス収録されたテスト音源でしょうか。正規音源と比較できるほど知らないのであれですが、スローを駆使した律っちゃんPVとしてはしっとりしていて良い出来。LMGのグルッと体を前に倒すところ、胸元がよく見えますけど、あえてそこをUPで狙うという。同じアングルでスローにして、今度は髪の動きと律っちゃんのオデコがよく見える。そういうのがかっこいいのです。UPに強いですよねえ律っちゃん。

2/12〜2/14


 のーまる氏。ビリー・ジョエル。処女作っぽいですが、うまいのでベテランの別垢と言われても驚きません。投コメにもあるように特別な見せ方はなく、ダンスを丁寧に組んだ楽しく見れる動画。最初のサビで、3人が順に横に腕を伸ばすUPカットを続けて、次のカットでセンターの雪歩UPに戻って雪歩が顔だけこっち向く。そんな流れとか実によい。



 みxt氏。mit氏の別垢らしい。ストーンローゼズのこれは穏やかなREMIX。もともとファンタジックな味付けのある曲でしたが、その部分に特化したアレンジ。おかげでVoが若干浮いてますが、そういう地に足の着かない感じもこのバンドの個性でしたし、愛ちゃんには少し垢抜けないくらいが似合います。ごまえーのダンスが違和感なく混ざってしまうのもその証左。よいです。



 1076氏。エルヴィス・コステロ。タキシードの茶髪美希のスマートさをクールなダンスと画面構成でオシャレに見せる。07年とか08年とかではない普遍的なセンスを感じさせる佳作。仕掛けがアイドルの魅力を切り取る方向に活きているPVっていいですよね。



 pepi氏。今でも音楽の授業で習うんでしょうか。シューベルトの歌曲「魔王」を歌う魔王エンジェル。オペラっぽく歌うことに専念していて、ジェスチャーと表情勝負。MMDならではです。シリアスな空気が素晴らしい。麗華さんがナレーター及び魔王、ともみさんが父親、りんちゃんが子供という配役。歌い手は1人の女性なのですが、父親と子供を歌い分けているのも聞き所。



 ライムライトP。この曲はエイジアの曲なんだけどスティーブ・ハケット・バンドで来日した時にジョン・ウェットンがハケットの伴奏で歌ったアコギ版。しっとり落ち着きます。氏は原曲でも律子ソロでPV作ってまして、ノベマスPVからスタートした氏が本格的にPVPとして活動し出した頃のことなので感慨深いですね。



 発破P。ハーパース・ビザール。ソフトロックの代表的なバンドの1つですけど、サイケからの流れでネジが1本抜けてる独特なセンスを持ってる人たちで。そのなんというか3月うさぎのお茶会みたいな雰囲気をニコマスに再現したらこうなるかなと。歌詞は普通に恋愛テーマですけど。



 一一P。カローラ・フィールダーのCMで使われたインスト曲ということで、市場のジャケ見ても高原へドライブみたいな爽やかなイメージだと思うんですけど、亜美がくるくる踊ると可愛らしい雰囲気になって子供のバレリーナみたい。ダンスも細かく繋いでるのが違和感なくて見事。



 基本的にはクソゲーで有名な「呪いの館」をプレイしている春香さんが詰まっているのを、ホメ春香さんがちょいちょいと解決していく流れなんですが、ホメさんなので状況がどんどん斜め上になっていくという、見ててこの先どうなるんだというワクワク感が素敵で、プレイしている春香さんの表情も実に良いという。こういう「ホメ春香さんの日常モノ」というか、春香さんとホメさんが日常に溶け込んでいる姿というのは、それだけで殺伐としたインターネットにおけるひと時の癒しをもたらすものがあるなと。



 合作単品で、いろはP、もあP、dodoP、syu-kaPあとロゴにカジカPと、いろいろ詰まった1分半。仕掛けも多いがそれよりも、ひたすら伊織が可愛いということが素晴らしい。



  thumbP。元々ノリのよい曲だけど更に軽快になって、1枚絵も綺麗だし申し分ないです。

2/09〜2/11


 dameningen氏。雨に歌えば。実写背景にシルエット・・・と思って見ていたら、シルエットが普通に踊っていて、本体の方が影のように地面に映っているという面白い構図になっている。本体なり影なりが見切れて見えなくなってしまうと、単にこういう構図か、と思えるのがまたおもしろい。そしてホメ春香さんのタップダンス。



 のぎつね氏。和服で三味線のデュオ演奏というレッドショルダー。後ろにはスコープドッグがいつも通り金属臭を醸し出していて、夜景に花びらという、インパクトのある取り合わせが素晴らしいし、演奏の手や指の動きもしっかり作ってあってクオリティ高い。



 ゆういち氏。こちらはシンプルにりんちゃんが歌わずにギター演奏してみた風の映像。つまりカラオケにギターだけ合わせてると。こういう、ただ弾いてるだけだけど、その指の動きや体の揺れ、ちょっとした目線の動きまで丁寧に作ってあるという動画が私にはツボです。



 AerieP。スモスリだけなんだけど、いいノリで合ってるなあと。しかし曲の爽やかさと浅黄色改変の衣装と気球ステージの取り合わせも合っていてトータルで気持ちいいですね。



  百合根P。このネタも久々ですが、普通に可愛い仕上がり。微妙に眠そうな表情がいいっすな。佐城ちゃんなのに、バックは杏ときらりん☆なのも笑える。あと、どうして水着オチじゃないのかというコメントあったけど、そもそも水着なのは元ネタのアルトネリコの戦闘に(理不尽な)脱衣が登場するからで、モバマスはその点、関係ないのだな。



 トリプルエースP。えろい深夜番組をこっそり見てて、後ろから覗かれるとギクリとしたり、しますよね? え? わからない? ともあれ、そういうギクリから始まっていつの間にやら悪夢の世界という、斜め上に頭おかしい動画。なぜMMD杯でアイマスでこういうことになるのかは、作者のノウミソに直で聞かないとわからん気が。



 ひろっちP。ダンサブルな曲をしっかりしたシンクロと丁寧なカメラワークで見せる、基礎に優れた傑作。何度か言ってるけど、こういう質の高いダンスPVは見ててホッとします。



 かおらP。たとえアイマス分が減ることになろうとも、新しいモデルが良ければ使うし新たな表現があったら探求するし、そしてその成果をしっかり形にしてくる実に頼もしいPさんです。全体の色のバランス、光と影のバランスの微妙なところをうまくこなしてるなあと。モーションの見せ方も丁寧で、じっくり見るに耐える作り。あとコメントで知りましたが3人とも同じ作者のモデルなんですね、そういう統一感もある。



 しゅんしゅんP。文字通り「JUMP!」言いまくる曲で、それに合わせて飛びまくる動画ですが、ソロ以外にもいろんなジャンプがあって多様な見せ方が楽しい。こういう曲にはアイマス2のダンスは向いてるみたいですね、気持ちいいです。



 218P。妖精耳と緑の衣装、そして緑と言えば律っちゃんで、ケルトを思わせるエンヤのこの曲に、霧のエフェクト。ここがティル・ナ・ノーグか。美希も似合うなあと思ったら彼女も緑か。雪歩も似合うというか、彼女の造形はエルフに通じるものがあるような気がしたり。終わり詩Pの「誰ガ為ニ少女ラハ(sm16393868)」も思い出しますが、ここまでやったらまた、格別です。

2/06〜2/08


 dameningen氏。天気予報の曲なんでしょうか。机上にあるのは絵コンテなんでしょうか。話が「銀河鉄道の夜」だというのはテキストから見て取れますが、絵との関連が見えないのでどーでもいいのかも知れません。ともあれ、曲に合わせて絵コンテの律っちゃんが浮き上がって踊りだすという風情のある動画。



 いちじょーP。どぎつい暗さを伴うかっこいい系。曲の緩急とダンスの抑揚が実に自然で誂えたよう。エモーショナル。



 hikaruP。レネ・マーリンは良いです。このアーティストに関しては昔unknownPがニコマスにしてて、それも好きでした↓。↑ですが、歌詞の内容は知らないんですが、ステージで踊る律っちゃんと海辺のステージの響と、実写(康本雅子という人のダンス素材)の対比が斬新で全体に美しい動画です。




 座敷ぬこ氏。R.I.P.ゲイリー・ムーアが死んでからもう1年も経ったんですね、つい昨日のように思っていました。1年前と言うと、VRFの後で、震災の前ですね。あれから、いろんなことがあったんだなと今になって思います。



  ポッキープリッツP。スローとカット構成により、動きの抑制された、千早らしい動画。ここぞというところでのUPによるダンスの抑揚の殺し方が実にうまい。ダンスは普通に踊っているんだけども、意識されないように構築されてる。そして、遂に大きく動いたと思ったらそこはサビでしっかり歌詞シンクロするんですね。特に後半からのモーションと歌の内容の自然な一致が素晴らしい。この動画でしばらく活動休止だそうで、元々全員でソロ動画作れたら終わりにする予定だったようです。



 はりけんP。この曲もロングをボーっと見ているしかないような曲だと思っていたら、拾う拾う、ここぞというUPや良い絵を拾いまくる流石のはりけんカメラ。躍動感素晴らしいわ。



 四月P。jubeat風画面ですが、画面そのものが16分割のアイコン化されることはほどんどなくて、普通にスタイリッシュなPVになっている上に、タッチアイコンが凄い速さで重なっていくという特殊な構造をもった動画で、何をどう考えたらこんなスピード感溢れる画面作りが可能なのかわかりません。凄い。



 もぼぞんえP。この企画の何が百円なのかというと今は消えてるんだけど甘水晶Pの「春香さんがデパートの屋上で100円入れてもらうだけ」というネタ動画があって、100円いれると春香さんが動きますよ、という"見立て"を「きゅんパイア」のラストのゆらゆらでやった動画で。それにちなんで、そのゆらゆら春香さん素材で何か動画を作ろうという企画です。常識的に考えれば、今更どうしようもないだろう、と言いたくなるところですが、現にもぞぼんえPは、この動画において立派に換骨奪胎して別の表現を作り出してしまってるわけで。でもって、実際に面白い動画が次々と上がって来てるからこの界隈恐ろしいですねええまったく。



 BARBP。アイリッシュというとエンヤが有名なのであーいうシンフォニックでヒーリングなイメージを持ってる人もいたりするのですが、民謡でダンス音楽なので、本来はこういう曲です。世間で言うフォークダンスのフォークって民謡ですからね、似たようなもんなわけで。そんなわけで、アイリッシュ・トラッド・グループの代表的な存在であるアルタンの曲をアイドル達が飄々と踊っています。ちなみに、アルタンは、だからと言ってこういう曲ばかりではないので下に1つ貼っておきます。↓こういう速い演奏もするし、美しいバラードも歌います。




 gamm氏。モバマスがボトムズになったと思ったら、PS4版はコマンドーだそうです。この発想はあってもよかったが、実際に登場してみたら思いのほか濃かったと。

2/03〜2/06


 HBP。脱力するシンクロ1級動画。七彩万能説。



 hanihoP。マッチムーブやらモーショングラフィックやらいろいろ3Dで動かしまくった超絶技巧動画ですが、結果的に見せられるのはシュールな面妖世界だという、判断に困る動画。



 炙り縁側氏。CMで聞いた歌ですが、有名なポップスなんですね。メロウでコケティッシュ。雪歩によく合う欧州の香り。



 SRATM氏。謎の新人さん。愛ちゃんと765メンバーのステージ上での邂逅をさりげなく実現する渋い動画。映像も美しく、曲も穏やかでなんとも言えずよい。



 アイマスと平沢進の共演ドラマシリーズのtechno_m@ster氏。そのYMO(ジュピター)の単独PVという設定の動画。このねじくれたビートで流暢に踊らせているのがコミカルで済まない凄みがあるかと。カットといいダンスの乗せ方といい実に隙がない。そして笑撃のラスト。



 AerieP。プリンスのこの曲が長回しで踊れるとは信じられないんですが、素材1本、丸乗せかこれ。LMGの万能性がここでも発揮されるとは。プリンスと真は、合いますね、セクシャリティ的に。真王子というシャレらしいですけれど。



 高槻やよい氏。やよいも魚着ぐるみで楽しそうに踊ってますけれど、動画の趣旨はその隣でうねうねしている鯵の方なんですね。アジはみんなの人気者。鮨だとヒカリモノでとちょっと癖あります。



 柏城P。ブランクの間に美希の毛が伸びていたという、わかったようなわからんような話を淡々と。伸びすぎてクリーチャーにならなくてよかったんじゃないか。



 ぱにょぺらんP。元々「とりあえずゴハンにいきましょう」のほのぼのコメディでも随所で驚くべき技術を垣間見せていましたが、というか、以前にもシリーズ外で凄いMMD動画上げてた人なんですが、それにしても超大作来ましたわー。かっこええわー。



 na-p新作。これまでにもいろいろ凝った動画を上げてますが、これは集大成的な自作ステージのクインテット大作。無印抜き合成で自在にフォーメーション組んで広いステージのスケール感を実現しています。ここまでステージを広く見せた動画は、BBコマンド全盛期でもそう多くはない。ただ広いだけじゃなくて見せ方ですね、素晴らしい。