JR西日本が平成21年度、運転士に異常を知らせる緊急列車停止(EB)装置が機能しない列車を3編成運行していたことが31日、分かった。20年度にも1編成運行しており、いずれも事故はなかったが連絡ミスなどが原因で、同社は「再発防止に努める」としている。

 同社によると、このうち1編成は昨年12月18日から今年1月4日、片町線や福知山線などを運行。車両点検の際にEB装置が一時的に外されたが、再度設置しないまま運行させたという。作業員の間で検査内容を引き継いでいなかったことが原因とみられるという。

 今年1月と昨年5月には山陰線で、同装置が稼働しない列車を運行。うち1件は車両を改造工事した際の配線ミスが原因という。

 同装置は、運転士が居眠りや急病などで1分間、運転操作をしなければブザーが鳴る。福知山線脱線事故では、運転士が一時、運転操作をしていなかったとみられ、国土交通省が省令を改正して導入を義務づけた。

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