2014年09月21日

No.452 テロ，ライブ

【ストーリー】
不祥事を起こし、テレビ局からラジオ局へ左遷された人気アナウンサーのユン・ヨンファは、ラジオ番組の生放送中、正体不明のリスナーからソウル市内の漢江にかかる麻浦大橋を爆破するという脅迫電話を受ける。いたずらだと思い電話を切ると、予告通りに麻浦大橋で爆発事件が発生。相手が本物のテロリストだと確信し、このスクープがテレビ局復帰へのチャンスになるとにらんだヨンファは、犯人との通話の独占生中継を始めるが……。

【予告編】

メディアを疑え

制作年度：2013年
劇場公開日：2014年8月30日
時間：98分
監督：
出演：
ハ・ジョンウ / ユン・ヨンファ
イ・ギョンヨン / チャ報道局長
チョン・ヘジン / パク･ジョンミン主任
イ・デビッド / パク・シヌ
キム・ホンパジュ長官

テレビキャスターからラジオに、
ある不祥事の疑惑かけられ左遷された主人公。
オンエア中に1本の電話が
政治に対する不信感をぶつけるリスナー。
まともに相手にしないと突然、近くの橋で爆破が…

展開が結構早いです。

爆弾魔と元テレビキャスターの思惑―

野心溢れる主人公が、これはチャンスと見てテレビ業界の
返り咲きを模索するが…
警察の介入、政府の対応、直属上司の思惑
1分1秒、局面が変わってくる様は

ここからノンストップで始まる
ドラマ「24」のようなリアルタイムで進行していく
ようで画面に釘づけにされてしまった。

主人公が残す、メモ書きもより緊張感を高める
アイテムになっていました。
誰が、何のために・・・メモ書きから連想されることは？
勝手に推理しちゃいましたよ

耳には小型爆弾・・・
最初は野心一辺倒から、自分の身に危険が
ジャーナリストの元妻が・・・
予想外の展開に、徐々に追い込まれていく

。

人命か、視聴率か―

爆弾魔の要求は、大統領の謝罪
橋の両端は爆破されて・・・
刻一刻・・・決断が迫ってくる

テレビ業界のモラルが問われる展開が待っていた。
主人公がテロを通して、変わっていく姿も見物の一つです。

何故、彼が選ばれたのか－

こんな状況に追い込まれたら、
爆弾魔の動機に賛同してしまいそう。
同情しちゃいますね。

どうしてこんな事になるんだ
これは、俺が望んだ結末じゃない
畜生、ふざけんな…
想定外の結末に絶望し、生きる
気力さえも失うような

怒涛の展開になだれ込む。

映画鑑賞中によく、結末を予想
してしまうのだが、これは
予想出来なかった。
映画本数が増えてくると、想像範囲内におさまってしまう作品が
多くなってしまうけど。
この作品だけは、別物でした。

こんなにドラマチックな展開、シナリオに驚嘆です。

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