大寒の20日早朝、鳩山内閣が建設中止を表明した八ッ場(やんば)ダム(群馬県長野原町)の地元の川原湯温泉で、下帯姿の男たちが湯をかけ合う「湯かけ祭り」があった。氷点下3度の寒さの中、温泉街には「お祝いだ」の声が響き、一面白い湯気に包まれた。

 約400年前、湯が止まって困った住民が鶏を神前に供えたところ、湯がわき出したため「お湯わいた」「お祝いだ」と湯をかけて喜んだのが始まりとされる。ダム水没予定地のため住民が減り、観光客やダム工事事務所職員らも参加した。祭りの取りまとめ役「大将」を務めた金子勝美さん(49)は「今年も祭りができてよかった。今後も住民一丸で続けたい」と話した。【奥山はるな】

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