奈良県生駒市の山林売買を巡る汚職事件で、同市が元市長の中本幸一被告(73)=加重収賄罪などで上告中=と、元市議会議長の酒井隆被告(68)=あっせん収賄罪などで上告中=ら5者に計約9850万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が25日、奈良地裁であった。一谷好文裁判長は「山林の取得価格が不当に高く、市に損害を与えたのは明らかだ」として、5者に計約4040万円の支払いを命じた。

 判決などによると、中本被告は生駒市長だった03年12月、具体的な事業計画がないのに、市内の山林を市土地開発公社に約1億3480万円で先行取得させ、同額で買い取った市に損害を与えた。酒井被告らは中本被告に契約を働きかけた。

 市は07年の提訴時、1億4320万円の損害賠償を請求。その後、中本被告は約3000万円を弁済、酒井被告は議員報酬で約1070万円を相殺した。残る約9850万円について、市は「山林は利用価値がなく、全額が損害」と主張。判決は山林の時価相当額を約5280万円と算定し、差し引いた。【高瀬浩平】

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