小沢一郎民主党幹事長に11日、離党届を提出した元私設秘書の石川知裕衆院議員(36)=北海道11区。2日前は離党しない意向を表明したものの、高まる批判に一転して離党を余儀なくされただけに「大変無念の思い」と心境を吐露した。

 石川議員は午後6時半過ぎ、民主党の松木謙公衆院議員=北海道12区=に付き添われて北海道帯広市内の記者会見場に姿を見せた。自発的に集まった50人以上の後援会役員らから「がんばれ」「負けるな」などと肩をたたかれたが、硬い表情のまま。冒頭、用意していたメモを淡々と読み上げ「党に対してこれ以上の迷惑をかけてはいけないと考えた」と説明した。

 後援会から「離党の必要はない」と伝えられ、9日に同じ帯広で離党を否定した石川議員。「地域の方に一緒にやっていこうという思いを頂いたのにもかかわらず、こういう判断にいたったのは大変無念の思いで、申し訳ない」と落胆の色を隠せなかった。

 「これからも職責を全うしたい」と表明したものの、今後の活動予定は白紙。「また、一から出直すつもりで頑張りたいと思う」と述べた後、頭を深々と下げ、会見場を後にした。【田中裕之】

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