イベントの話し、なのに、なんですが、

拙者は、
イベントにあまり行かなくなりました。
( おいおい )

昔は、それこそ行列のセンターポジションを
ゲットする勢いで頑張ったものですが、
寄る年波には勝てず・・・(遠い目)

あと、パン好き、経由、パンオタになる過程で
『パンを買う・食べる』行為ではなく、
『作り手さんと話したい!という気持ち』の方が
どんどん大きくなった、というのも理由の1つ。


お店の雰囲気を味わいながら、
作り手さんの声を聞きながら・・・
そうやって購入したパンの方が、
格段に美味しいことに気づく。


でも、こういうイベントでもないと
買えないパンって、やっぱりありますし、
遠方のパン屋さんに行けない人にとっては
向こうから来て下さる願ってもないチャンス。

並んででも買いたい。
お話しは出来なくても、味だけでも噛みしめたい。
そう思うのも、当然ですし、お気持ちも
痛いほどわかります・・・
そして、頑張って並んだのに買えない人も、
もちろん出てくるわけで・・・

いろいろ、悩ましいですね。


なので、
今後もイベントを続けるにあたって、
そういう問題をどうするか・・・

イベント後、
打ち上げ、という名目ですが、内容はそんな感じで。
みなさん、真剣に話されてました。

『良いな、こういうの』なんて言うと不謹慎でしょうか
( みなさんが悩まれているというのに 汗 )

でも、こういう『産みの苦しみ』無くして
成功無し!ですよね。

こういう素晴らしいメンバーだからこそ、
きっと、回を重ねるごとに
素晴らしさを増して行かれるのだと思います(感涙)



さてさて。
今回、伝える君が食することが出来たパンは
5種類です。


どれも、美味しかったなぁ。
新麦のパワー、製粉会社さんのご尽力、
シェフたちの腕前、あってこそ!!
本当にありがとうございます!!





さてさて。


ここから先は、
サブタイトル 『フォン ド 棒』と
名付けたい。でお楽しみください・・・!?

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で、
トップバッターのこちらのパン。
黒棒のカット前ではありません。
(平成生まれは、黒棒、知ってるんだろうか・・・)


お皿と全く同サイズという(笑)このパンは、

ハリマヤさんの、
なんとなんと『ブリオッシュ』!?なのです。


ブリオッシュと言えば・・・
ひまわりのようなお花型の形状の上
にポッコリ丸い頭が乗っかったような
( 表現が下手すぎる )
形を筆頭として、『お菓子パン』的位置づけにある
ものが多いと思いますし、
そう認識している方も多いのではないかと思います。


ですが、
これは・・・

どうみても・・・

ハード系!?
なルックス、渋いお顔のブリオッシュ。



CIMG8887

これね、
見た目も初めて!でしたが、
食べても、初めて!だったのです。

これ、新しい種類のパンなんじゃね?(若者風に言ってみた)


まずは、焼かずに当日食す。

ほろほろっ
もろもろっ
と、崩れるようなイメージ、
食感だけなら、マルボーロみたいなクラム。

で、
クラストもね、ほろほろっ、なんですよ。


全粒粉のビーズが、
ぽろぽろぽろ・・・ってこぼれ落ちるような。

そのビーズを、口中でかき集めて
噛みしめるイメージなのです。

そして、後味に、ビーズをまとめてくれていた
バターの風味がフワリとやってきて、
あ、これブリオッシュやったね、と思いだすという。



いつもはエロティックパンですが、
今回は、アロティック寄り?笑
( わかる人にはわかる例え )



CIMG8886


酵母でしょうか、酸味と粉の甘味の合い舞った
『甘酸っぱい』香りと味が、ファーストインプレッション。

でもこのパン、
もっと美味しい気がするんだよね・・・。
( 変な日本語 )


で、
これはやっぱり、
焼くべきではないのか?と思う。

ブリオッシュだし!(忘れてたけど)


この時点で、
わくわくしてました、
この、新種のパンは、焼くとどうなるのだろうか?と。



CIMG8890


うんうん、
これは、やっぱり、ブリオッシュである。

焼くべし!

焼くべ~し!!



CIMG8896

サクサクッ!と小気味よい口当たりになるクラスト。

それに包まれたクラムが・・・


と・ろ・け・る!!

もともと、ビーズのように儚く繋がっていた粒子たち。
それが加熱されて、個々がとろけていく感じ。

バターの風味も際立ちます。

それゆえ、カリッカリになったクラストは
何と言いますか・・・
ほとんど『食べられる器』?
キッシュとか、そーゆーフレンチに出てきそうな器?


みなさま、
このブリオッシュは、ゆっくり、
噛みしめて食べて下さい。


ブリオッシュを噛みしめる、という発想が
まず無かったかとは思いますが、
これは、ぜひ、噛みしめて欲しい!!

ひとくちめは、酵母の酸味もふわっと来て、
いわゆる、全粒粉のパン、としての美味しさが
来るのですが・・・

ゆっくり、ゆっくり噛みしめて、
呑み込むその時、その、喉元に
ぶわわわ~ん!!と、旨みがタユタウのです。


その、あまりにも深い旨みと甘味の為、

お肉なんか入ってないのに、
水の代わりに、お肉の出汁(フォン)で
仕込まれているのでは?と思ってしまうほど。


そういえば、見た目も肉の塊みたいだったし!
( そこ? )

おいしい~!!


***************


で、
食べた後、ハリマヤ店長のインスタを拝見して、
あ、おいらの鈍舌も、あながち捨てたもんではないかも?
と嬉しくなったのですが(笑)


全粒粉100のブリオッシュ
これは、大地のブリオッシュと命名されたそうです。

そして、
拙者が新種のパンだ!と感じた要因でもある
ビーズのように感じた粉たちは、
梅野製粉さんにお願して、特別に粗めに挽かれた
全粒粉だったそうです。

さすが~梅野さん&ハリマヤ店長(感涙)


このパンは、ハリマヤ店長が、
パンの花壇(パン壇?)に植えてくれた
新種のパン。
これをどう育てるか、どう育つか?
見守っていけるのも、嬉しい!楽しみ!ですね。






LA BOULANGERIE DE HARIMAYA
(ラ ブーランジェリー ド ハリマヤ)
北九州市若松区高須東3-13-1