認知症の症状の出る疾患は多数あります。
以下に、の原因別分類を書かせて頂きます。

脳変性疾患      アルツハイマー病、ピック病、レビー小体型認知症

脳血管障害      脳出血、脳梗塞

外傷性疾患      頭部外傷、慢性硬膜下血腫

感染性疾患      各種髄膜炎や脳炎、エイズ

内分泌代謝疾患   甲状腺疾患

中毒           アルコール、鉛、水銀

腫瘍性疾患      脳腫瘍

その他         正常性水頭症、てんかん、多発性硬化症等

レビー小体型認知症は認知症の20%を占めていてそんなに珍しい認知症ではありません。
男性に多く、女性の2倍の発症率だと言われてます。

主として脳の神経細胞内にレビー小体という特殊な蛋白質の塊が形成されて症状が現れる認知症疾患です。
最大の特徴は「幻視」だと言われてます。
他の認知症同様に、この幻視に対しても否定はしてはいけません、否定をすると怒ったり、暴力をふるわれる場合もあります。
パーキンソン病様症状を伴うことも多いです。

ピック病は初老期に発病する認知症疾患の一つで、人格の変化、無頓着、無関心といった独特の感情変化や情動行動を示し、終末期には認知症の症状の進行も高度となります。

脳実質の異常や脳血管障害が認知症の直接的な原因で、このように原因がはっきりしているものを一次的要因といいます。

二次的要因は「誘因」のことで、聴力、視力等の加齢に伴った感覚器の機能低下が認知症の引き金になります。
また、入院や転居等の環境の変化による影響(リロケーションダメージ)や、親しい人との死別等も認知症の引き金になることもあります。 

認知症高齢者のへの援助の原則として。

赤ちゃん言葉をつかう、指示を出す等自尊心を傷つけてはいけません。

尊厳を守る対応が必要です。

「与えるケア」でなく「寄り添うケア」で。

高齢者の話をよく聞き、ありのままを受け入れ、理解する姿勢が大切です。

話し方は、具体的にわかりやすく。

最後にこれは非常に大切なことで、介護者は「これ以上の介護は不可能」という時期を見極めて下さい。

認知症の方の在宅介護には時として限界があります。