ザッキンチョ

17年前から毎日ふと思うことや、その日の出来事などを「雑記」としてまとめていました。「雑記帳」です。「ザッキンチョ」っていうネーミングはこの意味です。

 校内じまん大会の動画は22本も撮れました。これをつないで、13分ほどです。この22本で「じまん大賞」を決めます。審査委員は放送委員会です。でも見ている子どもたちはその審査の間が暇なので、その間「先生のじまん」動画を見ます。そのために前日にお願いして撮らせてもらいました。リフティングにジャグリング、ピアノに逆立ちと剣玉、なかなか芸達者の教員陣です。これは助かりました。

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見事足で挟んでキャッチ
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あざやかなジャグリング
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コナンのメインテーマを弾きます
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逆立ちで10歩歩きます
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左右の剣玉を一度に入れます

 国語は「楽しかったよ二年生」です。2年生で楽しかったことを書き上げ、そのうちの1つを作文にします。はじめに書きたいことを書いて、「いつ」を入れ、「最初に」「次に」「それから」「最後に」とつなぐことばを入れていきます。そして400字詰めの原稿用紙に書きます。まずは私がサンプルを書きました。これをリアルタイムに書いて見せることで子どもたちのやる気を増大させたいと思います。できたらその後学習系のサーバにいれ、iPadから閲覧できるようにします。

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どんど焼きをチョイス
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つなぐ言葉を入れていきます
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最後に原稿用紙に書きます

 劇「スーホの白い馬」の練習が佳境に入ってきました。子どもたちの台詞や振りもほぼ覚えられ、いい感じになってきて小道具も出てきたのでやる気も俄然増し増しです。そこに背景を入れました。ホワイトボード2枚に模造紙7枚大の背景でスーホの家とグルリンパで競馬の会場です。背景係も決めてさっと動かします。これもいい感じになってきました。最初の公演(参観日)までもうすぐです。

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場面、競馬のシーン
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3場面、殿様登場



 年に4回、社の森公園で「四季を感じる原体験」を行っています。原体験の代表I氏が運営するこのイベントを前年の秋から子どもゆめ基金を使って開催しています。今回は13家族で40人ほどの参加がありました。今まで私が参加した中で一番多く来られました。冬の原体験は火を使います。たき火や七輪を体験し、その上でクッキングもします。「火」というものに触れたことの無い子も多いようです。親世代もマッチで点火できない方も増えてきました。ここに参加されるような方はその意識もあるでしょうね。子どもたちに危ないけどうまく利用すると有用な火を体験させることで大きな危険を回避できるという考えです。 
 私は今回七輪で「だご汁」を作るというプログラムを担当しました。だご汁は「だんご汁」で基本は小麦粉の団子なのですが、火の通りを良くするため薄く延ばして鍋に入れます。もちろん、野菜や味噌、出汁も準備しました。自然観察や火起こしの間に白菜、ダイコン、人参、里芋、アゲなどを切り、13家族に分けました。この準備がなかなか大変でした。そして会場に運び鍋や水、箸とお玉なども準備します。参加者はまずたき火をして火を起こし、七輪に用意するまでが大変です。その後だご汁の説明を短時間でして、とにかく湯を沸かし、野菜と団子を煮込みます。味噌と出汁を入れて柔らかくなったら完成です。早い家族で10分くらいで食べられるようになりました。白菜や里芋がまだ半生状態でもかえってシャキシャキしてとても美味しくいただけました。私も真っ先にできた鍋からご相伴いただき、「うまいっ!」と歓声を上げるとみんな俄然やる気が増したようです。「めっちゃうまい」「最高だ」寒い冬なのでとにかくお汁が美味しいのです。正直今までで一番美味しい味噌汁だと思った人がほとんどだったでしょうね。「どんな味噌や出汁ですか」と聞かれましたが、「普通のお味噌とシマヤです」と答えたら驚かれました。外で食べること、みんなで食べること、寒い冬に食べること、すべて環境が整って「最高に美味い」だご汁ができたようです。野菜が多すぎて鍋に入らなかったら回収して持ち帰ろう…などと思っていましたが、どの家族も完食。2回目を煮るところも多くありました。  
 大変盛り上がった冬の原体験でした。ぜひこれからも細々とでも続けていきたいです。
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だご汁会場です
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めっちゃ美味しい!
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いい感じにできました
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大満足でエンディングです

 兵庫県警察本部からサイバー犯罪防止講話がありました。子どもたちが聞き、ネット犯罪に巻き込まれないように呼びかけます。以前、山口小学校に勤めていたときもこの講話を聞きました。その講師さんがとても上手く、こんな感じで講演したら盛り上がるだろうなと密かに憧れていました。8年前のことです。子どもたちを会場に連れて行き、講師さんと名刺交換すると本当に8年前のその人でした。前よりもさらにパワーアップし、見事なトークと演技力で子どもたちを釘付けにしてくれました。上手な講師さんは子どもも大人も同時に感動させてくれるのですね。こんな講師さんにならなければと志を新たにしました。もちろん内容も濃く、大変ためになりました。「あひルのおやこ」、肝に銘じて指導していきたいです。
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抜群の演技力とトーク力で圧倒されました

 今週にも参観日で劇「スーホの白い馬」を演じます。だいたい、台詞や動きはできてきました。衣装や小道具、背景をつくると俄然盛り上がります。初めてそれらを使って演示させました。いい感じです。放課後、小道具に色つけをしたり、台車に固定したりしました。これでさらに動きも良くなるでしょう。今週は会場である音楽室で練習します。
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白馬とオオカミ、台車で動かします(下にコロ付き)
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羊の柵、いい箱がありました(下にコロ付き)
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馬頭琴(分解可、スーホが組み立てます)

 先日スラムダンクを家内と観に行き、とても感動しました。映画っていいなと久々に観に行って思ったので、今度はレジェンドアンドバタフライを観に行きたいと思い、予約しました。50歳以上の夫婦で2400円です。いい席が取れました。さすがキムタクはかっこいいですね。大画面と大音響で迫力がありました。次は池井戸映画で「シャイロックの子どもたち」を観に行こうと思います。
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大迫力で満足でした

 私は竹田中町の区長をしていますが、同時に竹田区の役員もしています。竹田区では立雲峡の運営を行っているので、その会計監査が当たっています。役員や会計の方には銀行員の方も多くおられ、その方々の作った書類を監査するというのはどうも緊張します。1時間ほどかけて監査が終わるとお弁当が出ます。なかなかいいお弁当でした。これには満足です。
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1500円はするのでしょうね

 毎年どの学校に行っても放送委員会をもつのがどうも私の定番になっています。そう得意では無いけれど機械に強いイメージがあるのでしょうね。2009年から私は放送委員会のイベントを企画しています。前期に「早口言葉王座決定戦」「君もニュースキャスターになろう」「詩の朗読をしよう」などの言葉や滑舌に関する企画、後期には「校内じまん大会」という映像企画を用意しました。これを12年以上しています。転任校なのでみな初めてですからどんなものか興味津々です。自慢動画を撮り、それに頭撮りで自己紹介、ケツ撮りで「やりました!」とドヤ顔写しをします。これも滑舌よくします。そうしてカウントダウンやタイトル画面をつけ、「らしく」してスタートします。20本以上をつなげて児童会企画にします。面白い、素晴らしい動画には「校内じまん大賞」として表彰します。
 クラスで「お尻跳び」が上手な子がいます。これも2年生しかやっていないでしょう。十分な自慢です。反応が楽しみです。
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トビナワを回してお尻をはねさせます

 子どもの欠席が多いのと、どうしても野菜や魚が苦手な子がいて最後に欲しい子と私で調整をします。「食ロスゼロ」を常に掲げるので苦手な子は半分でいいことにしています。食べたい子はその分をいただきます。全員で残菜ゼロになります。元々私には「真っ先に持ってくる」のと「大盛りにする」が決まっているので量は多いのですが、欠席が多いとさらに多くなります。アジのフライは美味しいのですが骨が苦手な子が女子に多いようです。ダイエットのため朝食は抜きですが、これで調整できてしまっています。
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アジフライとかやくご飯はとにかく多い

 劇「スーホの白い馬」の練習を頑張っています。6年生を送る会をするのに1回だけではもったいないので参観日にも間に合わせます。さらに近所の福祉施設にも訪問します。それまでに通し稽古だけで無く、衣装や小道具も準備しないといけません。ようやく段ボールを切って馬やオオカミなどを作ってみました。まだまだできていませんが、無いときに比べると子どもたちも俄然やる気が出ます。これに色を付け、衣装も着て、背景をつくると雰囲気がぐんと違ってきます。そんなイケイケのムードをさらに盛り上げていきたいです。
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白馬とオオカミが戦っています

 クラスでいつも私の絵を描いてくれる子がいます。本当に感性でささっと描くのが見ていて気持ちがいいです。今回はどうやら絵描き歌を作ったようです。歌詞もあります。適当に節を付けて歌ってみたら大受けでした。こういった感性を大切にしたいです。
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國眼先生絵描き歌

 2月26日に富山のワンダーラボが閉館になるという話が秋くらいに聞こえました。ワンダーラボの母体は北陸電力です。全国的な(全世界的な)電力事情でどの電力会社も電気料金の値上げは必至で、そんな中、無料で子どもを集め実験をさせているラボの存在はどうなのかという意見が社内であるのだそうです。言われてみればもっともですが、社会貢献という視点で見ればまだまだ存続出来る可能性はあると思っていました。ラボとは17年前からの付き合いです。原体験が科漫研のイベントに参加しそこから「えっちゅう理科の森」という原体験イベントを企画していただきました。ほとんど毎年参加し、しかもその多くはイベントマスターとして連絡調整を行う立場でした。それ以外にも実験イベントを2回させてもらいました。そうそうたる実験講師のメンバーの仲間に入れていただきました。
 この感謝Daysは過去にラボでイベントに参加した者が感染症対策を行った上で自費で参加します。交通費や宿泊費、材料費ももちろん自腹です。その気持ちをもった者が本当に多くの数いたのですね。愛されたラボでした。私たち原体験メンバーは第2週に参加。前日の土曜日に出ましたが実はこの日は大雪でした。舞鶴道には轍ができた中を走ります。高速で轍を走るのは初めてだったので本当にドキドキしました。6時間かけて移動し、ギリギリに夕食会に間に合いました。世話人の教え子がいるという魚津のお寿司屋さんです。大変美味しいお酒をいただきました。そこで3人が実験キットを準備しみんなで実験教室です。大変盛り上がりました。
 当日は大変気温が低い日でしたが、子どもたちは順番をきちんと待って参加。私はお手軽無限鏡を行いました。15分という限られた時間に4人という少人数でしたがきちんと時間を守って行えました。もうラボで行うことは無いですが、富山の方たちとのつながりはこれからももっていきたいと思います。ワンダーラボの皆さん、関係者の皆さん、本当にありがとうございました。
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舞鶴道は轍の中を走りました
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美味しいお酒をいっぱいいただきました
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実験はやはりお手軽無限鏡です

 

 国語の「おにごっこ」で説明文として遊びを紹介しています。この学習の後、自分で本で調べて遊びを紹介します。プリントに遊びを書いてそれを写真に撮り、フォルダにして学習系のNASに入れます。こうするとみんなの端末で閲覧できます。以前なら印刷しないと見られませんでした。いい時代になりました。
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ピンポンふきリレー

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王様ドッヂボール

 前任校ではZoomを多用し、この時期の朝会はほぼZoom朝会でした。元々、Zoomでオンライン授業をスタートしたため、Zoomに不安はありませんでした。転任校ではTeamsを多用していたようです。市としてもTeamsを推奨しているようですが私はあまり気が進まないのです。それはピンチアウトができないからです。ひょっとするとできるかも知れないのですが、今のところできることを聞いたことはありません。QRコードで即入れてiPadで確実につながり、撮影もしやすいZoomが扱いは簡単ですが、40分という時間制限がネックになるのでしょうね。一度切ってすぐにつなぐと簡単にできるのですが。  
 この日はとても寒い日で休校の次の日なのでまず朝会はできないものとしていました。私は放送委員会の告知があるのでぜひ、Zoom朝会をしようとしていました。反応は薄く、あまりしたくない模様。つまり、新しいことには積極的にならない風土を感じます。「放送でいいんじゃない」という空気です。
 2年生教室の近くに放送局を設定。そこにタイムテーブルを書き、進行は教員が行い、私は撮影です。放送委員会の委員長が告知をして生徒指導担当が月目標を話します。単純なことですが、各教室では拍手が起こったり挨拶が聞こえたりしました。効果はテキメン、「次の朝会もこれでいいんじゃない」と言う職員も出ました。こういった企画が次々と出てくればもっと先進的になるのでしょうが、まだまだかも知れません。
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ピンチアウトできるのがZoomのいいところ

 おもちゃランドが入ったので少しスタートが遅れましたが、6年生を送る会や参観日の授業にと劇を考えていましたので、その練習を始めました。最初の1時間で配役を決め、台本を持っていいからと何度も読み稽古をしました。そしてこの日から立ち稽古です。すでに台詞やナレーションが頭に入っている子は振りも大きくできます。立ち位置や出入りで精一杯ですが、立ち稽古が始まると劇の練習という気がします。私は3学期にいつも劇をするのである意味風物詩です。1週間かけてだいたいの動きと完璧な台詞にします。

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いい感じに振りができています


 休校の次の日、子どもたちは元気に登校し、雪遊びがしたくてたまりません。体育の時間だったので、正式な(?)雪合戦をしました。10m区画をつくり自陣と敵陣を分けます。壁を作って安全地帯にします。1人が3球、雪玉を作り、相手に投げます。一度当たったら捕虜として退場です。こうやって3分限定で雪合戦大会をします。きちんとルールがある方が安心して安全に戦えます。「先生次もやろう」「みんなで昼休みにやろう」と俄然やる気が出てきたようです。
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隠れられる壁を作ります

 全国的に十年に一度の寒波が来ると何度もニュースでやっていました。朝はそれほどでも無く、十分普通の冬だと思っていました。でも10時半頃から全然違ってきました。警報も出て給食を食べたら下校となりました。まだ晴れ間ものぞいていましたが風が強くて冷たかったです。12:45下校が大正解でした。
 次の日は臨時休校。出勤前に屋根の雪下ろしでした。60cmくらいありました。これを怠ると自作の裏の屋根が確実に落ちます。そして車庫の屋根もポリカなのでこれも怪しいものです。取説には20cmで雪下ろしと書いてあったので脚立でのぼってすべて下ろしました。それから出勤です。出勤途中に車が2台落ちていました。曲を聴いている場合ではありません。時間があるのでMacBookを持って行き、いろいろと勉強もしました。効率的に仕事をして帰りました。でもその警報の日に区長会があり、懇親会で一杯いただきました。豪雪の中を会場であるホテルに出動です。市長も部長も参加です。これもなかなか大変なことでした。年に一度くらいこのような日がありますが、それでも1年前よりもだいぶんましでした。1年前は夜中の3時まで家に入れませんでしたから。
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車庫の雪下ろしをしてから出勤
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途中に車が2台脱輪していました

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MacBookを勉強しました
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夜は区長会・懇親会です。ハードでした

 新年初めての英語の授業でした。この日は英語で福笑いをするというのを授業直前に聞きました。顔のパーツの「Eye」「Ear」「Cheek」「Mouth」「Eyebrow」「Nose」などを英語で言って渡すのと、それを動かすときに「Up」「Down」「Right」「Left」と言っていい位置にもって行かせることを順番にしました。でもまさかアメリカ人の先生が福笑いをするとは思いませんでした。楽しく全員が福笑いをして授業を終えました。英語の授業もあと2回。満足させて終わりたいと思います。

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多分
子どもたちも福笑いは初めてでしょうね

 新型コロナウィルスの第8波がまだ緩みません。子どもたちは元気でも家族に発熱が出ると出席停止となります。元気なのに出席できないのは何とも残念なことです。学級閉鎖では無いのでオンライン授業に統一できません。多くの子は通常の対面授業を行います。そこにオンラインの子が入ってくる授業を「ハイフレックス授業」と言います。これを効率的に行うには①ZoomのURLを素早く伝える②iPadのカメラで教材や黒板を上手く撮す…必要があります。①は学級ブログを毎日更新しているのですぐにできます。そこに「号外」としてURLを貼り付ければすぐにできます。更新すると保護者にLINEで連絡が行きます。②はワークシートを用意しておき、そこに書き込む形にすると授業が上手く進みます。教室の大型テレビにも自宅リビングの子どもの端末にも同じワークシートが映るのでここをメインに据えるのです。そうして授業を進めます。  
 それ以外にもできるだけ参加させます。音読を毎日行っています。そこにも参加させます。自分が読むときにミュートを外し、読んですぐにミュートにすることで音を出さずに進めることができます。このスキルを身につけさせることで誰でもハイフレックスで授業をことができるのです。
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音読にも参加します。自分でミュートを解除します

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