ザッキンチョ

17年前から毎日ふと思うことや、その日の出来事などを「雑記」としてまとめていました。「雑記帳」です。「ザッキンチョ」っていうネーミングはこの意味です。

2012年02月

名称未設定 2のコピー 3月2日にお台場でICT夢コンテストの発表があるのですが、その前に2月29日、3月1日と宇都宮市で「光の謎を解き明かせ」の解説指導と映像制作があります。これは長年光分科会で検討してきたものが具現化して科学館での展示になったものです。12基の光実験装置について解説指導を行います。以前川口で解説指導を行ったのですがこのときは、岡山のF氏も一緒でした。今度は単独で行いま。少々不安がありますが、まあ何とかなるでしょう。3日間学校を空けるのでその準備も大変でした。3日分の課題準備と4日分の授業連絡をしなければなりません。ようやくそれも終わりました。今、荷物を詰め解説指導の準備と夢コンテストの準備をしているところです。明日は丸1日勤めてその後出動です。

名称未設定 3のコピー パワーポイントに動画を入れるのくらいは別に何てこと無いと思っていました。ビデオカメラで撮影してビデオスタジオproX4で編集します。5分程度に縮めて適当にテロップを入れます。それをWMVファイルで保存します。そうするとメディアプレーヤーでも何でも見ることができます。パワポに貼るには「挿入」から「ビデオやサウンドを挿入」を選択します。そうするとワンクリックで再生できます。…ここで問題が生じました。ウィンドウズ7の高解像度パソコンではどうもワコム液晶タブレットがうまく表示されないのです。機械も古いからかも知れません。今でも解像度を落として使っています。いろいろやりましたが表示がおかしくなるのは何とも避けたいのです。その場で実演しますし。そこで5年ほど前の古いXpパソコンを使います。これだとタブレットはバッチリ。ただ、メモリが足らないのか、ビデオカードを増設しないといけないのかとにかく音は途切れる、映像はかたまる…とプレゼンにならないのです。新しくても古くてもダメ。動画を小さいものにするとどうかと試しましたが、今度は文字がきちんと読めません。これも困ります。そこで別の挿入方法を選択。メディアプレーヤーでパワポ上で再生することにしました。そうすると何とか見られます。
 ここまでたどり着くのに半日かかりました。東京に持って行って動かないでは済みませんからね。何とか動いてホッとしました。

名称未設定 2のコピー  3月2日に財団法人日本コンピュータ教育センターの発表があります。日頃の仕事が忙しいのと家内の体調が良くなかったこと、息子の期末考査もあり、準備ができていませんでした。ようやくその二つとも解消できたのでプレゼンにかかることができます。ワコム液晶タブレットを使った算数の授業を提案します。この授業のメリットは子どもたちが自分で考えながら書き込んでそれがスクリーンに投影され皆に見てもらえます。この「考えながら書き込む」という作業が重要なのです。筆算の授業で黒板に書くとこれは一度書いておいたものを「聞いて下さい」などと言って始め、説明します。教師がやるようにリアルタイムにはなかなかできないものです。繰り上がりの補助数字を書いたり、縦に足し算する様子を書きながら説明できるのが大切だと思うのです。それでいて書きやすく大きく投影され、間違いがあっても直しやすい。そして短時間で1問が説明し終えられます。子どもたちはペンでの1文字1文字に注目します。間違ったらすぐに手を挙げ訂正したいからです。こうやって切磋琢磨する教室になっていくと思います。その様子を動画で撮影し、パワーポイントに貼り付け発表のメインとします。丸々1日かかりました。ようやく準備ができホッとしたところです。

 国語も最後はこの調べ学習とモチモチの木を残すのみとなりました。「本で調べてほうこくしよう」は常体で自分の調べたいことをまとめ、「はじめに」「わかったこと」「終わりに」などと章立てして本で調べたことを記載します。やはりこれも勝手のよく知った壁新聞で行います。今までは班ごとに壁新聞を作っていましたが、今回は2人で1枚の新聞とします。一人分量的には1200字。これに小見出しや題字、リード文、写真スペースがありますからだいたい800字、原稿用紙2枚分でしょうか。下書きをレイアウト用紙にしてきてそれをバディを組んで「推敲合戦」を行います。OKが出たら担任に持ってきてだいたいの形を見ます。写真スペースや小見出し、章立てができていれば、清書用紙を渡し、鉛筆書きからネームペン書きを宿題にします。一人一人が個々で書けるのがこの壁新聞のいいところです。これで11号分追加され、51号にはなります。

名称未設定 1のコピー 2月はじめから取り組んでいるステンシル版画がもう少しで完成します。モチモチの木の豆太はうまくできました。オリジナルの絵はなかなか難しいようです。あと1回、2時間で全員完成させたいです。

IMG_4911 確か昨年もこの記事をアップしました。社会科の「昔の暮らしを調べよう」で昔のおやつを調べた班があり、その中にはったい粉があったのです。子どもたちはこれなに?っていう感覚でしょうね。もう今は無いから食べられないと思っていたのでしょう。空き時間にスーパーに買いに行き、砂糖とお湯で練って小皿とスプーンを人数分用意しました。ドキドキの初めての味です。「先生!うまい!」の声があちこちに聞かれました。「今日帰ったらお母さんに買ってもらう」そういう子もいました。意外や昔のおやつが簡単に再現できるのです。若いお母IMG_4910さんは多分知らないと思います。小さな袋で10円で売っていました。口の中にそのまま入れると喉に張り付いて水分が欲しくなります。団子につけるとおいしくいただけます。

CIMG2368 3週間前にサンプルビデオを朝会で見せて、何か自慢のある人はぜひエントリーを…と放送委員の子と出演を待っていたのですがなかなか出てくる子は少なく、焦っていました。1年生は学級で誰もが出ると頑張っていました。コマ回し、なわとび、フラフープ、何をしてもかわいいのでありがたいです。2年生もフラフープと縄跳びにエントリー。4年生は学級全体で取り組んでくれました。ぎりぎりになって6年生が全員で跳び箱と前転後転。これもなかなかできていました。山手線の駅を全部言うという「鉄っちゃん」もいました。3年生では目隠しピアノやジターリング、縄跳びネタが4つほどありました。CIMG2366
 実はこれをすべて15日に編集しました。17日がじまん大会。本当に間に合わずに焦ったのです。放課後も編集。家に帰って子どもとご飯を食べてすぐに再出勤して編集。最後のデータがAVIに変換できたのが朝の4時前でした。2時間ほど寝てオープンスクールはつろうございましたが、すべては自分がやろうとしたこと。誰にも文句は言えません。
 でも全校児童が楽しみにして全員集中して見てくれました。うまくいったときは「やりました!」とドヤ顔でカメラに向かいます。これを合図に全員が大拍手。「じまん大賞」は目隠しピアノでした。特別賞やかわいかった賞もあり、表彰式までできました。大変疲れましたがハイ状態で眠りにつきました。

7 以前からお話しを頂いていたのですが、10日に大阪で講演をすることになりました。ITセミナーの講師を依頼されました。府教委、市教委の方や先生方も来られたのだろうと思います。80人くらいだったでしょうか。主催は教育家庭新聞社で今まで何度も取材を受けてきた新聞社です。
 他の講師さんは大学の先生や研修所の指導主事の方で現役の教員は私一人だったようです。朝4時間授業をして、近所の駅から列車に乗り、姫路で乗り換えて大阪着です。歩くこと15分、大きな梅田研修センターの看板が見えたのでホッとしました。16:00からの講演で15:20着ですからすぐに準備しないといけません。「テーマはワークシートやドリルがプレゼンテーションに変身」ということなので、無理にパワポでプレゼンを作らなくても普通のプリントでプレゼンテーション授業が行えるよ…という簡便さをアピールしました。漢字、国語、算数、理科を一通り紹介してジャスト30分で終わりました。電子黒板や書画カメラの実演ができてさらに大きなスクリーンに映せたのでただのプレゼンより授業らしくできたかなと思います。電車で帰れるので駅でちょっと一杯飲めました。街で電車通勤なら毎日のように飲むのでしょうかね。乗り継いで22時に帰宅。この週もかなりハードでした。

名称未設定 6のコピー
 明治図書の書籍売り上げランキングで1月26日に初の第1位を取った「壁新聞で…」ですが、その後すぐに2位に落ち、3位で何とか2週間踏みとどまっていました。今日ランキングを見ると、本当に3週間ぶりに1位に返り咲いています。小学校向け、中学校向けどちらも1位でした。「2位じゃダメなのですか?」に反発するもそれほど1位へのこだわりは無いつもりです。でもやはり一番上というのは素直に気分がいいものです。多くの人が読んでくれて、手軽に壁新聞というツールを使ってくれたらなと思います。

名称未設定 1のコピー 今日はオープンスクールでした。2時間目からオープンなのですが、やはり5時間目がメインになるでしょうか。以前から4年生の担任と相談してこの時間には6年生を送る会で見せる劇を発表しようと言うことにしました。子どもたちにも緊張感を与え、本番のリハーサルにもなるので一石二鳥です。さらにここを一つのゴールにすることで見通しが立ちます。劇は「三年とうげ」ですが4年生は「茂吉の猫」でした。初めて見る作品なので楽しみでした。
 子どもたちは大活躍で本当に楽しく終えられました。お家の方も満足されたでしょう。ここで一度劇練習は終えて学習を進めます。その後また直前におさらいして本番に臨みます。

名称未設定 3のコピー 社会科も終わりに近づいてきました。「昔のくらしを調べよう」はそれぞれ調べたいものをグループに分け、同じグループ同士で壁新聞を作りました。グループは「食べ物」「電気製品1」「電気製品2」「道具1」「道具2」に分けました。洗濯機や電話は電気製品、トイレや農具は道具に入れました。かきもちやはったい粉、桑の実、炒り豆など、昔のおやつを調べていました。壁新聞の制作はもう慣れたもので、家でインタビューして原稿を書き、下書きのレイアウト用紙に記入。班で推敲して朱入れ。清書用紙を渡して宿題で清書。次の日には図工室の大きな机に集結してグループごとの新聞を合体させます。5号分が2時間程度の授業で完成しました。ただいま40号の壁新聞ができています。あとは国語と総合で15号分作ろうと思います。

名称未設定 2のコピー 体育は卓球です。22人のクラスなので21戦できるようにリーグ戦の表を作りました。11点1セットマッチで戦いが終わると2人で担任の所に来ます。勝ちの方を先に言って「〇〇と△△では11-?で〇〇が勝ちました」と報告します。「〇」「×」と得失点を書きます。こうやってリーグ戦の対戦表があるだけで激しく燃えるのです。

名称未設定 5のコピー 三年とうげの劇を練習しています。立ち稽古もほぼうまくなったので、今度は劇に使う背景を考えました。三年とうげではとうげの背景と、おじいさんの家の背景が要ります。2つの同じ大きさのホワイトボードや黒板に模造紙3枚半で4つの大きな紙を作ります。そこに背景を書き込んで、色を塗り二つ合わせて完成です。場面転換の時に黒板をさっと動かし裏にします。とうげの絵からおじいさんの家の絵にするときが見せ場なの名称未設定 4のコピーです。子どもたちにさっと動かせるようにしないと。

IMG_4873 国語の学習は「しりょうから分かること」です。アンケートをとってそれを棒グラフで表し、考察を入れて壁新聞で発表しようと考えました。
 アンケートは「好きな曲」「好きな食べ物」「好きな色」「将来の夢」「好きな教科」を調べることにしました。調べる対象を2年から6年とし、全員がアンケート用紙を作り、班内でオーディションを行い、合格したものを印刷しました。
 朝の会の間に各教室に出向き、用紙を配ってアンケートを行います。それを集計して表とグラフを作ります。そして考えられることやグラフから分かったことなどを新聞に論述します。男女別にとったのでそれぞれのアンケートを考察します。アンケート作成から壁新聞完成までわずか3時間。さすが1学期から練習してきた成果が出ました。これを「結果です」と言って各教室に貼ろうと思います。

IMG_4746 教室Qさまシステムの取り組みをぜひ冊子にしたいという会社の意向もあり、教育家庭新聞の記事にもしたいというので東京から3名の方が取材に来られました。前回もワコムの方は来られましたが、そこから2台液晶タブレットが増えています。教室Qさまシステムがほぼ完成と言うことで6時間目に算数の授業を見てもらいました。宿題の答え合わせをしていたのですが、順番に4台の児童用タブレットの前にさっさと立ち、スタイラスペンでアルゴリズムを言いながら書き込む様子に驚いておられました。
 一通り答え合わせが済んだところで、この日の「2けた×2けたの筆算」に入ります。繰り上がりや添え字の書き方が難しい単元ですが、これも液晶タブレットのおかげでリアルタイムに何度も書き、どれを投影することでその手法を理解させることができました。次年度もこのシステムが続けられればいいのと、さらに他教室に広がればいいなと思いました。

IMG_4666 2月になってなかなか投稿ができていません。ずっと追い立てられているような気分で仕事をしています。何かと忙しいのです。まぁ暇なときは無いのですが、それでも少しは余裕が欲しいと思います。
 1月下旬にプリンストンテクノロジー社の営業の方が来校されました。他業者の営業さんからの紹介だそうです。プリンストンの製品は実は以前からよく使っていました。安くて性能が良くメモリやSDカードなど小さいものが多かったのですが、今回はワイヤレスタブレットでした。実は2年以上前にこの製品をオークションで落札して一度使っていました。液晶面に書くのでは無いので少し使いにくいかと思い、しばらく使っていませんでしたが、せっかく来校されたので久々に引っ張り出してみました。多少コツは要りますが、何とか数字も文字も書けます。ワコムの液晶タブレットをメインに使っていますが、ここに教師用として同期したプリンストンでもいいかなと思いました。これもまた試して記録をしたいと思います。

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