ザッキンチョ

17年前から毎日ふと思うことや、その日の出来事などを「雑記」としてまとめていました。「雑記帳」です。「ザッキンチョ」っていうネーミングはこの意味です。

2014年07月

明日8月1日は「平成26年度 情報教育対応教員研修全国セミナー 」が東京の両国第一ホテルであります。ここで私は「電子黒板と教材提示装置で授業は劇的に変わる!」と言うテーマで講演をします。本来はタブレット活用についての話をメインにしたいようですが、とりあえず授業でまず使えるのはこんな形かな…と言う程度でまずは提案します。その後、iPadを用いた協働学習につなげます。実際に毎日行っていることなので特に難しくはないのですが、どうやって教材を大きく見せよう、ロスの無いようにしよう、短時間で準備が済ませられるようにしよう…など現場目線からの話をしたいと思います。時間は50分。何とか上手にまとめたいです。
 このお話は5月にいただいたのですが、いっしょの講師さんは大学教授と佐賀武雄市の教育監の先生。しょぼーい小学校現役教員が締めの3番目です。何とも緊張感が走りますね。今から準備をして夜行バスで向かいます。誰か知っている人に会えるといいなと思います。

【対象】
小学校、中学校、高等学校、その他

【教科・領域、テーマ等】
情報・メディア、ICT、その他

【主な内容】

○本セミナーでは、文科省の掲げる21世紀の学びの実現に向けて、
 情報モラル教育やセキュリティ、導入活用事例、アクティブラーニング
 など、様々な視点からタブレット端末の更なる活用について提案いた
 します。

〇講師
 梶本 佳照(環太平洋大学 教授)
 代田 昭久(武雄市立竹内小学校 校長 兼 武雄市教育監)
 國眼 厚志(朝来市立山口小学校 教諭)

【講師・講演】
【お問い合わせ先】
一般社団法人 日本教育情報化振興会
〒107-0052 東京都港区赤坂1-9-13 三会堂ビル8階
Tel: 03-5575-5365
Fax: 03-5575-5366
ホームページ: http://www.japet.or.jp/

【備考】
12:00~17:30
参加費:無料 

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電子黒板と教材提示装置で授業が劇的に変わる
電子黒板と教材提示装置で授業が劇的に変わる電子黒板と教材提示装置で授業が劇的に変わる

 ナリカの「クリスタルメーカー」を開封し、組み立てました。これはミョウバンなどの結晶をできるだけ大きく作る装置です。5年生で結晶作りをするのですが、なかなか思うようにできないことが多いのです。今回はこの結晶ができる様子を動画に撮ってみたいと思いました。まだタネ作りの段階ですが、夏休みの内には完成させてみたいです。ちなみにこのクリスタル…は大学院の先輩が考案されナリカが採用、製作されたのだと聞いています。
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ここまではすぐにできました。これからミョウバンのタネを作って飽和水溶液を入れます

 夏休みに入るとすぐに朝練-補習-部活とほとんど1学期と変わらないくらいの忙しさです。朝練に間に合うように電車に乗るのは少々きつそうなので送っていきます。入部からは投手としての練習をしていましたが今は内野手をしています。ところが練習試合の投手が足りないのでこの土日は投手もするように監督から言われました。私の母校との戦いでしたが、先発で4イニングを投げ、その後遊撃の子が投げるのでそこに入り、最後は二塁に入りました。打っては1安打でしたが四球と振り逃げで出塁。ユニフォームをドロドロにしてくれました。次の日も2番手で2イニングを任されました。2年生投手が体調不良で急遽登板ですが小中では投手と兼任は当たり前。こうやって投げて守って打つと見ていて溌剌としていて嬉しくなります。本人は野手で1試合全部出たいようですが。
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久々の遊撃。気持ちよさそうです
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スタジアムで投げるのも久々です

 息子が高校に入学し、野球部に入って頑張っています。丸刈りに散髪して次の日に向かったのは春季大会の公式戦。そこでいきなりの逆転サヨナラ勝ち。まだ覚えてもいない校歌を名前も知らない他の部員と肩を組みながら歌ったのですから印象は強いのです。最後の大会、2回戦からの戦いですが、いきなりこれもサヨナラ勝ち。3回戦は淡路で平日に行われました。何とこれもサヨナラなのです。4回戦は神戸ほっともっとスタジアム。応援に出かけました。残念ながら惜敗でしたが、スタンドで一生懸命に応援する1年生と暑い中吹いてくれる吹奏楽部に感動していました。こんなに一生懸命応援できるんだ…と。新チームもぜひ頑張って欲しいです。
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スタジアム到着
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残念!でもよく頑張りました

 息子が1年前に捕ってきたザリガニを今はほとんど家内がお世話をしています。何度も脱皮を繰り返し、10倍くらいに大きくなったでしょうか。どうも最近体全体が青いのです。これはフロリダブルー?そんな品種があるそうです。餌の種類にもよるとは書いてありますが、普通の「ザリガニの餌」しかやっていません。光源に照らされると何とも異様な雰囲気になります。
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この青は隠れ家の植木鉢の色に映えます

 台風8号の雲の様子を毎日2時間おきくらいにMBSウェザーで画面キャプチャーしました。これを印刷して子どもたちにパラパラ漫画で軌道と回転の向きを確認させました。これは子どものお持ち帰り用で完成ですが、この画面キャプチャーを時系列に並べ、それを今度はスライドショーで送ってiPhoneで撮影しました。そうすると本当によく分かります。画像がとても小さいので400%くらいに縦横を拡大して保存、スライドショーの後マウスでカチカチと送ってその様子をiPhone撮影です。ちょっとブレましたがいい感じに撮れました。動画本編はFacebookに上げています。
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ずらり揃った画面キャプチャー画像。これを順に送ります
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なかなか上手に撮れました

 夏休みに入りました。4月から毎月14日に「私たちの木」を班ごとに撮影しています。それを4枚並べてみました。まだパラパラ漫画にするほどではないのですが、花が散ったり、葉が増えたり、服が替わったりと季節感がよく現れます。できるだけポーズを同じにするようにしましたが、なかなか難しいようです。1年間撮り続けます。
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理科は毎月「私たちの木」の写真を撮ります。毎月14日に撮るので今回が1学期の最後です。人物の服装が変わっていくのが面白いのです。ポーズはできるだけ4月と一緒にします。
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また2週間ほど空いてしまいました。だいたいどの教科も終わったのですが、運動会の組み体操に向けてペアを決めないといけないので2時間体育を取りました。倒立と肩車、サボテンをさせます。倒立はペア固定と片側たけならできます。肩車も何とかOK。ところがサボテンが1組しか出来ないのです。また2学期特訓です。
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 毎朝、新聞の月齢を400%→141%と2回拡大し、それをラミネートで補強して切り、黒板上部に貼っています。かなり多くなってきました。この中で新月の次はどうなるか…これがほとんどわかっていませんでした。そして土日に満月になるので、満月の次はどうなるか…。これもなかなか想像がつかないみたいです。満月の次は新月になると思っている子も何人もいます。月曜日には土日月の月齢を貼れます。土日の宿題は「満月を見る」です。国語の教科書にある「菜の花や月は東に日は西に」の与謝蕪村の句を体験できるでしょうか。
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1辺10cmくらいのラミネート月齢。だいぶ増えました

 台風8号が過ぎました。沖縄や長野、山形の方は大きな災害で大変だったようです。当地は警報も覚悟していましたが、意外にも風雨はそう大きくなく、通常通り授業や面談ができました。でもこの台風、確かに大型で目もはっきりと見えるので、これはMBSウェザーの雲の動き画像をキャプチャーしてワープロソフトに貼り付け、1枚1枚切り取ってパラパラ漫画にしたいと思いました。簡易動画にすることで台風の回る向きや雲の進む向きがわかるのではないかと思ったのです。A4コピー用紙に10枚の写真を貼り付けます。だいたい3時間おきです。これを印刷して全員が切り抜きます。次の日もその次の日も台風が進むように画面が増えていきます。これを端をそろえてパラパラとめくります。けっこう回っているのがよくわかります。
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これがMBSウェザーの画像
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これを切り抜きます
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そして束ねます
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台風の目も見えます 

 算数はようやく小数の学習を終え、1学期分が終了しました。2週間前から毎日1時間ずつ時間を取り、パソコン室に行って、「チャレンジ計プリっこ」をしています。これは文溪堂のソフトウェアで単元を指定した内容の算数のプリントをどんどん出してくれ、採点して正解だと次に進み、間違っていると類題を出してくれます。少しでも正確を期すようにと、バディを組み、採点は違う子にさせます。そうして1学期分を夏休みまでに復習し終えようともくろんでいます。算数の苦手な子は私の両側に配して直接採点します。どこにつまずいているかよくわかります。プロジェクターで進度一覧を出すとやる気がぐっと出るようです。来週5日間も毎日させていきたいです。
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個々にプリント学習。採点は隣の子がします
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次のプリントを取りに来ます
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 進度一覧をスクリーンに出します

 家内のiPhone4sが2年になるのでそろそろ機種変更を考えていました。どうも着信ができなかったり、ライン通話がうまくできなかったりします。それと一番の理由は7月1日からソフトバンクのスマホーダイになったことです。スマホはどうしても電話代が高くなるので私はほとんどかけません。かけても「G-CALL」で半額電話にします。家内はダブルホワイトに入っているので基本料が倍、通話料が半額ですが、それでも1万円は超します。実際はもっと自由にかけたいのですが、料金を考えて控えているようです。これが月々2700円を払ったらかけ放題になるとなれば気が楽になります。基本料金は2700円、パケットは2GBを選択しました。だいたい毎月1GBも使っていないので大丈夫でしょう。これで3500円。ウェブ使用料が300円と月月割りの差額が690円。これで7190円(税抜)。これだと普通の範囲内でしょう。スマホBB割は適用されないのだそうです。私がホワイトBBの1980円を入れて毎月7300円くらいです。合計で15000円程度。息子の分も合わせると20000円くらいでしょうか。高いようですが今はやはり手放せませんからね。快適に使えて調子はいいようです。
 ただ、ituneでのバックアップがけっこう大変でした。あまりしないのでやり方を忘れてしまっているんですね。
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何度も失敗して3度目でようやくデータ移行成功

 コーヒーメーカーが壊れてから久しくなります。1杯ずつコーヒーを落としていましたが忙しい朝はどうも面倒くさいのです。家内はネスカフェのバリスタかドルチェが欲しそうです。一緒にケーズデンキに買いに行きました。ドルチェの方が1杯ずつできて清潔そうですが100円もかかるのでちょっと高いかなと思いました。バリスタはインスタントですがエスプレッソもできるのでこちらにしました。1杯20円程度なのも魅力です。早速作ってみると全然インスタントの味ではありません。エグロマシーンで出てきたようなコクのある飲み応えです。セットも掃除も簡単です。これなら朝、水だけ用意したらできます。カフェオレやラテが簡単にできるのもいいところです。
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コップをセットするだけ
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インスタントとは思えないコクです 

 IZUMI社の「まなボード」を他のクラスでも使っているので一応導入したものとしても使ってみなければなりません。国語で「一つの花」を学習しています。最後の場面では「一つだけ」というゆみ子の口癖のような言葉が出てきません。もちろん戦争が終わって日本が平和になったからでしょうが、それがどうしてだろうかと言う問いを宿題にしました。単純に書いてきたことを書き写せばいいのです。ただ、まなボードに書いて教室の後ろから読めるように書けるかがこれから大切になってきます。どの程度の文字がちょうどいいのか、レイアウトは…そんなことも考えさせながら書かせてみました。あまり必要ないのですが、「なぜ『一つだけ』という言葉が出てこないのか」という問題も挟んでおきました。こういう風に使うのだということを意識してです。
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このくらいの大きさなら見えますね
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半分ずつ分けてレイアウトしています
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問題文を右に配置。適度な大きさの文字は難しいですね

立体月齢早見盤の記事は以前にも出しましたが、それはまだ私が一人で作ったものでした。これを子どもたちみんなに作らせました。色塗りをさせるとむちゃくちゃになりそうなのでこれは黄色と黒をこちらで塗りました。本当は何年何月何日の月の形を一発で出せるのですが、ここでは明日の月、明後日の月、次の満月、次の新月がいつかを見させることにします。とても精度が高くいつ使っても感心します。
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こうやってのぞき穴から月の形を見ます
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精度は抜群です

 理科はだいたい1学期の教材を終えたので9月上旬の教材、「月の形」に入りました。と言ってももう2週間くらいずっと月の形を追っています。新聞を400%→141%で拡大。黒と黄色を塗ってラミネート。さらに2cm四方くらいにスキャンして人数分貼り付け・印刷…この作業を毎朝行います。以前なら新聞を切って来い…と言えばよかったのですが、今は何分の1かは新聞を取っていません。だからコピーでしか仕方ありません。毎日の月齢が変わってくることが意識して分かるでしょう。教室には月齢のラミネートが順々に増えていきます。
 
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こうやって黒板の上部に月が並んでいきます
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新聞を拡大するのもけっこう面倒くさいのです
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そしてこれを今度はノートにも貼り付けます 

 音楽の研究授業もありました。ここでもIZUMI社の「まなボード」が活躍。琴をメロディだけと装飾音があるのと2回聞き、その違いを感じたことを班ごとに書くことにしたようです。初めに聞いてすぐに発表したので2番煎じになるのでは…と危惧もしましたが、子どもたちは頑張って書いていました。できればフリーで書かすのではなく「1回目」「2回目」などと油性ペンで書いた紙を入れると書く場所に迷わないのではと思います。せっかくまなボードなのですから。ちなみにこのクラスは私のクラス。かなり集中してきちんと授業が受けられておりホッとしました。
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班で2枚を使っていました
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メモから写しているようです
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班ごとのまなボードで感想を確認

 先月末にIZUMI社の「まなボード」を導入したので多くのクラスで活用されています。この日は6年生の研究授業でした。協働学習に使おうと、班に1枚ずつ渡し、それぞれの班員からの説明をうままとめようとしています。でもまだ慣れていないのか、話すことをすべて書こうとする子もいます。簡単に箇条書きで書き、あとは口頭で説明すると言うことができればいいかと思います。本来の使い方は間に問題や図を挟んで使います。後半は線分図を挟んでいました。これだといちいち引かなくていいので簡単ですね。各クラス5セットずつ導入。足りないときは隣から借りることにしています。
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ちょっと文字が小さい感じです
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黒板に貼ってこれから説明
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こんな線分図がある方が本来の使い方か 

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