体験日:2009/08/20
by 暁WORKS
発売日:2009年10月22日

『コミュ - 黒い竜と優しい王国 -』を応援しています!


主人公は一人暮らしの学生。幽霊(?)少女に導かれた主人公は、5人一組で超常の力を振るう[竜]を操るユニットのメンバーになってしまう。
そして人知を超える力を持つ化け物[アバター]とそれを使う5人組みのユニット[コミュ]同士の争いに否応なく巻き込まれてく。

キャラ、濃ゆいわぁ。
他人などお構いなしのマイペースキャラが多いですが、それを強引に周囲に認めさせてしまう、超絶ハイスペックの[黒い魔女]とか。あそこまで、突き抜けていると嫌味も何もなく、ただただ、格好いい! です。

シナリオ、上手いです。救いようのない現実を、皮肉り茶化しながらも、その底辺には暖かいものが、なんていうのが、押しつけがましくない。
基本、理屈っぽい(哲学っぽい?)文章です。でも、その冷めた理性的な見方だけでは、割り切れないのが不条理な現実ってやつでして、それをすんなり諦めるでもなく、突き放すでもなくという主人公の立ち位置に、共感します。
もう意味もないほど思わせぶりな会話もいいですね。

絵、可愛い系から綺麗系まで、どっちも結構いいです。
[アバター]のデザインもカッコいいです。

CV、主人公の幼馴染み唯我独尊の完璧超人の[黒い魔女]に、一色ヒカルさん。
純情な[正義の味方]が大好きな女の子に、島夏美さん。
毒舌家でゲーム・ラノベおたくの最年少の少女に、桜坂かいさん。
享楽的な巨乳偽メイドに、七ヶ瀬輪さん。
元気で天然系な小動物の後輩に、成瀬未亜さん。
[王]に使える忠義の[騎士]忠子犬に、茶谷やすらさん。
礼儀正しい平和主義のコミュのメンバーに、岬友美さん。
チェシャ猫な超探偵を自称する情報屋のメガネの先輩に、松永雪希さん。 
戦いも辞さない自信家のコミュのメンバーに、佐元二厘さん。
他に、青山ゆかりさん、芹園みやさんなどご出演。

一色さんの[黒い魔女]、松永さんの[チェシャ猫]、なんか凄っくハマっています。