体験日:2011/11/12
by ALcotハニカム
発売日:2011年11月25日
主人公は、著名な音楽家の息子で将来を嘱望されたチェリスト、音楽科の特待生。しかし、一年前共にカルテットを組んでいたピアニストの友達(恋人未満?)を失って以来、音楽から遠ざかっていた。
頑なに演奏を拒む主人公は、奨学金の対象として問題ありとされ、特待生としての資格を剥奪し、学費を返納する事を求められる。
父母が失踪し生活費にも事欠く主人公は、窮地に立たされる。そこで、考えられた救済策が、一ヶ月以内に演奏し、その腕前を認められる事。
仲間たちの励ましと期待を受け、主人公は再び弓を取る。
春を求めまくるAVG。
キャラ、面白いキャラしてます。とっても残念です、もう残念すぎて残念すぎて……可愛い!? でも意外と繊細だったりします、それに演奏中は、もはや別人格です(笑)。
シナリオ、共に腕を磨いてきた仲間の死、両親の失踪と重い設定もあり、主人公は深いトラウマを残してます。それだけに展開は早くないですが、キャラ同士の掛け合いが、テンポもよくすっごい楽しいです。
もどかしい主人公ですが、タイトルの通り一歩一歩少しずつ前進していく様子は、上手く書けてます。
絵、風見春樹さん、タコ焼きさん、武藤此史さん。なかなか可愛いです。
CV、生真面目で口煩い努力家の同級生に、北見六花さん。
ローテンションで適当なイジリ属性の同級生に、藤咲ウサさん。
明るく元気でお兄ちゃんLOVEな妹で天才肌の音楽家、しかし兄愛がすぎて残念可愛い娘に、桐谷華さん。
学園長の孫娘で関西弁の第二音楽部部長でノリが良すぎて残念美人の先輩に、理多さん。