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Gレコには何故、本当の悪人がいないのか?

Gレコ、最終話がついに放送されました!

僕はコンプレックスをバネに頑張るマスク大尉が大好きなのですが、
最後はマスクかマニィのどちらか片方が死んで終わると予想していたので、
今回どちらも死ななかった上に、相打ちとはいえ無敵のGセルフまで倒せたので大満足でした。

マスク大尉の魅力についてはまた別に語ることにして、
今回は最終回のメッセージ性について考えてみたいと思います。

個人的にはGレコの最終回はこれしかない、
というぐらい完璧な最終回だと思ったのですが、
意外にも僕の周りには戦闘シーンはいいけど、
話がとっ散らかってるよねという印象を受けた人も多かったみたいです。

なんで印象がこうも違うのかと考えたのですが、
単に駆け足すぎて内容が良く分からなかったというだけでなく、
「Gレコでは最終回が終わったからといって、
何らかの目的が達成されたり、何かが解決したりする訳でない」
というカタルシス不足に対する不満なのかなと思います。

一応Gレコにも、
「地球人同士を殺し合わて人類の活力を取り戻そう」
と考える金星出身のクンパ大佐という黒幕もいることにはいるのですが、
クンパ大佐はあくまでもMSの設計図をばらまき、戦争のきっかけを作っただけで、
最後の敵、明確な悪人かというとそうではなかったように思えます。

この明確な悪人がいない状態というのは
むしろ富野監督の狙い通りだと考えていて、
「悪とは明確な形をとるものではなく、
普通の人が思考停止状態に陥ることで、
悪と呼ばれる行為を行ってしまう」
という怖さを描いていたからだと思うのです。

作中でも言われていた通り、
Gレコでは普通の人が「武器を使うことを面白がる」ことで戦争は拡大していきます。

例えばクンタラとしての憎しみをMSを使ってベルリにぶつけるマスクなどは、
思考停止することで悪を行ってしまう典型例なのですが、
かといってベルリ自身もMSを使うことを面白がる部分があって、
最終話ではマスクは殺さないと止められないかもしれない、
という部分に対して内面で葛藤し、
自分自身の良心の狭間で必死に戦っていたように感じてしまいました。

もちろん戦場で自分の身を守るためには、
相手を殺してでも生き延びなければいけないという方が圧倒的に正しく、
ラライヤのようにアメリアの戦艦を落として、
戦争の拡大を止めるといった行動もまた正しいのですが、
実は表面に現れる結果の部分ではなく、
むしろ自分の頭で考えた上で悪と呼ばれる行為を拒否する、
そういった行為が本当の悪を防ぐ上で一番大切なことなのではないでしょうか?


思えば初代ガンダムが優れていた点の一つが、
味方の連邦が善で、敵のジオンが必ずしも悪ではなく、
善と悪とはあくまで相対的な概念だと示した事でした。

とはいえ、連邦=善、ジオン=悪という一応の枠組があった上で、
ジオンには魅力的な人物が、連邦には自分の事しか考えていない人物が多いなど、
一旦提示した善と悪の境界線を崩して見せるというやり方だったように思います。

また後の∀ガンダムでは、そもそも登場人物の中に善人、悪人が存在せず、
敵も味方も普通の人しかいないという革新的な部分に踏み込んでいました。

それに対して最新作のGレコでは、
主人公ベルリを含めて普通の人が悪になってしまうかもしれない、
という点を描いたことが、今までのガンダムシリーズにはない新しい視点と感じました。

ベルリ君について考えてみる

あまり感想は書いていませんでしたが、
Gレコしっかり見ています。

6話まで来てデレンセン大尉が死んでしまいましたね…。
前から分かっていたとはいえ、やはりショックでした。

強くて渋くてかっこいい理想のおっさんでしたが、
責任感が強過ぎた為、部下が死んだことに責任を感じて、
自分一人に負担のかかる作戦を立ててしまったようですね。 

さすがに笑い上戸のベルリもショックを隠せなかったようです。
ベルリが今までMSを使って戦うことを
軽く見すぎていたのも原因の一つですね。

そもそもベルリが海賊側で戦う理由は、
海賊やアメリアをスパイするためだとか、
キャピタルアーミィが気に入らないとか、
世界の秘密を探るためとか色々言ってはいますが、
結局はアイーダの恋人のカーヒル大尉を殺してしまったことに責任を感じて、
アイーダへの借りを返す為に海賊に身をおいて戦っているわけです。

惚れた女の為に戦うというシンプルな目的が
ベルリの場合、ややネガティブに映ってしまう原因に、
ベルリが一方的に惚れているだけで、
アイーダの方は迷惑を通り越して
カーヒルを殺したベルリが活躍するのが憎いレベルまでいっていることが原因だと思います。
(あのシーンはイデオン級に黒くて面白かったですが。)

見る側としてはベルリに感情移入をしているので
これだけ頑張っているのだから少しは認めてやれよと
ベルリを認めないアイーダに対して、
多少のフラストレーションを感じてしまう訳です。

しかし、今後アイーダがベルリを認める瞬間が必ずある筈なので、
その時は今までの擦れ違っていた二人が、
同じ方向を見られるようになって、
今までのタメが生きた新しい面白さが見えてくる筈です。

今はまだアイーダは過去にとらわれて意固地になりすぎているし、
ベルリは自分の高い能力と高性能のMSを扱う意味をもっと良く考えて、
人間的に成長しないといけないのかなと思います。 

今後はその辺を注目してみていきたいかな。 

Gレコの話 「元気のG!」

10月より放送開始のGのレコンギスタ。
なんとまだ放送開始前だというのに、dアニメストアで3話まで見られてしまいます!

7日間は無料、400円/月なので中々お買い得です。
無料期間もドコモユーザー以外は登録にクレカが必要ですけどね。

Gレコが面白いかどうか気になった方のために参考程度ですが、
私の場合はとてもじゃないけど配信まで待ちきれなかったので、
8月のうちに映画館に行き3回見た程度の面白さでした。

今更感もありますが
ネタバレを抑えつつ感想などを書いてみようと思います。

魅力的なキャラクター
やはりGレコの一番の特徴は魅力的なキャラクターでしょう!
特にアイーダはしっかり者のお姉さんだと思っていたら、
頼りがいがありそうで頼れない、
使えそうで使えない、
しかしそこが可愛いというなんとも絶妙なバランスの愛すべきお馬鹿さんでした。
しかし3話にしてアイーダが画面に出てくるだけで、
なんかやってくれそう(やらかしそう?)な存在感を出しています。

ベルリやアイーダといった子供が良い意味で迷っている一方で、
ちゃんと大人をやっているカッコいい大人が多いのは好感度高いですね。
特に脇役なのに活躍するケルベス教官!
1話ではガールフレンドがいない連中のことも考えてくれたり、
2話でベルリの窮地に駆けつけたり、
3話ではMSを調達してきたりと異常に気が利くナイスガイ!
パイロットとしてはイマイチなんだろうけど。

圧倒的な演出力のMS戦!
作業メカのレクテンすらかっこよく見えます!
カットシーもグリモアもモンテーロももちろん活躍しています!!

肝心の主役機Gセルフだけ出番が少ない気もしますが、
まぁGセルフは2話、3話とコクピットハッチを開けたまま戦っているから仕方ないのです。
今後、本気を出したら超カッコいいはずなので、
アマゾンで売切れる前の今のうちに、
9/20発売のプラモデルを買っておいた方が良いと思うのです。
2014-09-18-01-20-26

見た目はカッコ悪いのに、かっこいいレクテン


宇宙での戦いは、肉眼で見ない限りは敵の事を察知すらできないという、
従来のガンダムシリーズと一味違う緊張感があったのも個人的にグッときますね。

MSじゃないけど軌道エレベーターはもうちょっと見たいですね。
現時点でも技術的には可能性もあるけど、予算的には出来ない程度の技術というのが、
妄想しがいがあり、
Gレコで軌道エレベータの問題点を色々検討をしているのを見ると、
そこさえクリアになれば意外と行けるじゃんという感じでなんだかワクワクしますね。

Gレコは子供向けなのか?

小学校3,4年生ぐらいの子がGレコを見たとしても、
マンガチックに分かりやすい見た目の登場人物や、カッコいいメカ戦など、
パッと見の部分で食いついてくれるとは思うのですが、
ストーリーやキャラクターの心情など、
話の筋の部分が分かりやすいかと言われると、
むしろ全く分かりやすくないと思います。

2話のラストは視聴前から富野監督に完全ネタバレを食らっていた私も、
正直、最初は理解が追い付かずにポカーンとしてしまいました。

でもここは何かあるシーンなんだなぐらいは初見でも分かるし、
繰り返し見ると、あの場には、キャピタル側の人間しかおらず、
アイーダの側に立って理解してくれる人が誰もいない訳で、
周りからは単に「馬鹿な女」で済まされてしまう残酷さが心にしみてきます。

子供向けだから分かりやすい話じゃないといけない、
というのは大人の思い込みに過ぎなくて、
富野監督は処女作の海のトリトン、
ひょっとしたら鉄腕アトム以来50年以上、
本気のグーパンチで子供を殴り倒して続けている訳で、
実際、我々もかつてはぶん殴られた側だった訳です。

その時は分からなくても、
勘のいい子供は案外深い所を抑えているから、
大人になって分かれば良いいんだ、
という大人の視聴者が体験してきた事を、
2014年の今、Gレコで子供達がそのまま体験出来るというのは、
上手く言えないけど何か良いなと思います。
世代を超えて同じ大人に殴られる痛みの気持ち良さとでも言うのでしょうか?
……全然、違うか。

元気のG!

エンディング曲の「Gの閃光」が本当に良い曲で、
あれを聞く前は、
GレコのGはガンダムの略だと思っていましたが、
ガンダムじゃなくて元気のGの略なんだなって分かる、
むしろガンダムだなんていう奴に俺のジャンピング土下座を見せてやる、
という気分になるぐらいの元気ポイントの高い良い曲です。

ちなみにここでいう元気ポイントですが、
今、巷で大人気のセイバーメトリクス的には、
「元気」という言葉を数えるだけで、
誰でも簡単に測定することができます。

「Gの閃光」では「元気」を、
1番では3回、1〜3番まで合わせると8回言っているので、
1曲で8元気ポイント、すなわち成人男性8人分の元気に相当します。

本編では3話時点では誰も「元気」とは言っておらず、
残念ながら0元気ポイントになります。

本編で累計4回以上「元気」と言った時に、
「Gの閃光」の1番超えの元気ポイント、
9回以上で「Gの閃光」を完全に超える元気ポイントになったと、
客観的に分析できるのです (セイバーメトリクス的に!)

*9/19 元気度を元気ポイントに修正しました。そのほうがカッコいいじゃん?
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