2005年09月29日

移転しました。

ライブドアは使いやすいしデザインがいいんですが、現状繋がらない・再構築が遅いなどの問題の他にもエロTBやページの読み込みが途中で止まる(ナローバンドなので遅いのはしょうがないがライブドア以外は時間はかかってもちゃんと表示される)などの問題などもありますので移転を決意いたしました。新しい毛虫はこちら
http://d.hatena.ne.jp/wifebeater/
だが今こうして管理画面に入れてるってことは、もしかしてもう直ったのか?だがエロTB削除しようとして再構築したらあいかわらずいつ終わるかわからないので途中で切ったが。
これからも新しい毛虫をよろしくお願いします。ここは自分で削除しない限り残ると思うんで、一応残しておきます。自分の過去記事のみならずみなさんのコメントやTBは大事だからな。エロTBでTB欄が埋めつくされるのは嫌なのでTBは受け取れないようにしておきますので御了承ください。
それではまた。
zandig at 00:39|この記事のURLComments(0)

2005年09月26日

お知らせです。

ようやく新環境に移行して喜んだのもつかの間、あまりの環境の劣悪さにこれでは更新に支障をきたすので近々移転いたします。昨日はひどかったですよ!コメントも書き込めないし管理画面に入れない。ようやく入れたと思ったら投稿できないし再構築中に接続が繋がらなくなるので、再構築されたのかどうかわからない。デザイン見づらいという意見がありましたのでデザイン変えたんですが、再構築中に接続が繋がらなくなっていたので、変更されているかどうかわかりません。自分の環境では変更が反映されていませんが。それはいつものことなので。
移転先が決まり次第こちらでお知らせいたします。それまでにライブドアの環境が明らかに改善されたのがわかれば、移転は取り止めにするかもしれませんが。移転するまでは一応、更新は続けたいと思いますが、それも管理画面に入れて投稿できればの話です。

2005年09月25日

スパイダー・ボーイ ゴキブリンの逆襲

スパイダー・ボーイ ゴキブリンの逆襲

あらすじ
心優しくて真面目なだけが取り柄の青年ジュシー。彼は仕事先をクビになるし、気が弱くて居候先の女の子リアナに告白することもできずに不幸な日々を送っていた。そんなある日、彼は放射性廃棄物を浴びた蜘蛛を食ってしまい、その影響で超人的な身体能力と蜘蛛のように壁や天井を這い回る能力、さらに手から謎の粘着質の物体を発射する能力を身につけた。ジュシーはその能力を活かして、仕立て屋で200ぺソで作ってもらったスパイダーボーイのコスチュームを身につけ、街の人々の平和を守るために戦おうと決意する。一方、ジュシーの職場のライバルで恋敵のドドンゴとかいう名前のやつ(名前忘れた)は、同じく放射性廃棄物を浴びたゴキブリを食ってしまい、ゴキブリ怪人ゴキブリンに変身する。ゴキブリンはこの能力を活かして、街を牛耳ってやろうと企てる。フィリピン・マニラの街を舞台に、二人の超人の想像を絶する戦いが始まる!

フィリピン映画。フィリピンの通貨ってペソなんだ・・・
SPOにはこのところ苦汁をなめさせられっぱなしだが、これはよかった。やればできるじゃないかSPO。見る人が見ればサム・ライミ版スパイダーマンより面白く感じるはずだ。
ジャケットにはビルを登るスパイダーボーイの姿があるが、この映画はマニラの下町(かなり、微妙な表現だが、スラムというほどひどくはない)を舞台にしているのでビルは登場しない。とにかく全体に貧乏な雰囲気が充満しているのがいい。映像表現や演技やギャグのバカさ加減など、時折度を越していてとんでもないことになっているがそれがいい。特にギャグはバカが度を越していて理解不能な場面が多い。文章で表現するのは難しい。昔のドリフだとか、古いバラエティー番組だとか昔の香港映画が好きな人はツボにはまるかもしれない。主人公の顔の演技と動きがものすごい。フィリピンのジム・キャリーみたいだ。
特に理解不能なのはスパイダーボーイのコスを作った仕立て屋のおばさんのキャラ。「200ペソじゃ布代にもならないわ。まあいいわ。200ペソで。いつまでに作るの?なるべく早く?困るわ他の仕事もあるのに。まあいいわ。急ぐのね」そしてその日の夜に完成させている。明らかに頭おかしいし変なんだが腕はいいしすごくいい人だこのおばさん。ネイルガンで不良青年を撃ち殺そうとするしな。
スパイダー・ボーイはものすごく強くて、手から出す粘着質の物質は単に物をくっつけたりするだけではなく、武器や便利な道具に変形したりする。リアナちゃんの気をひくために花束を作ったりもする。さらには、波動拳のように飛ばして攻撃することもできる。対するゴキブリンは、特殊能力はないが攻撃力と体力はスパイダーボーイより上だ。空も飛ぶ。
ただ問題は最終的にスパイダーボーイはゴキブリンことドドン(だっけ?)を殺しちゃってるんだよな。ゴキブリンの口の中に蜘蛛の糸を突っ込んでたから、あれでゴキブリを取り出して人間に戻すのかと思ったら爆死して溶けた。残された故郷のお母さんはどうなるのだろう。
意外とアクションシーンは少ないとか、若干ストーリーに中だるみを感じるとかはあるが、テンポがいいし映像的にストレスを感じる部分もないので、このフィリピン版スパイダーマンという存在自体のうさんくささに偏見を持つことなく見てもらえれば楽しめると思う。ラストのリアナちゃんのダンスもよかった。

爆笑度     ☆☆☆☆
バイオレンス度 ☆☆
発狂度     ☆☆☆☆
怪奇度     ☆☆
男泣き度    ☆☆☆

(お知らせ)ようやくここも新環境に移行した模様です。それに伴い、クソTB対策としてNGワードをいくつか設定しましたので場合によってはコメントが書き込めなくなることがあるかもしれません。そんな時は、文中に「悪質なサイト宣伝によく使われる単語」が入っていると考えられますので、そんな単語を削除または他の単語に置き換えてみてください。まああんまりコメント受けることが多いブログではないですが一応。
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2005年09月24日

ドッグ・ソルジャー


ドッグ・ソルジャー デラックス版
あらすじ
スコットランドの人里離れた森の奥で演習中のイギリス兵たち。野営中にくつろぐ彼らの前に、崖から惨殺された牛の死骸が転げ落ちてくる。翌朝、周囲を探索中、何者かによって全滅させられたと思われる特殊部隊の車両を発見。特殊部隊の唯一の生き残りの部隊長は重傷を負い、「我々の計算ミスだった・・・一匹かと思っていた・・・」と意味のわからないうわごとをつぶやくばかり。そこに特殊部隊を全滅させたと思われる何者かの襲撃が!一行は通りかかった女性動物学者(まただよ)の車に乗り難を逃れるが、この先彼らを身の毛もよだつ怪事件が待ち受けていようとは知るよしもなかった・・・

予告で「第二のサム・ライミ、ピーター・ジャクソンの出現!」と言っているが、日本語としておかしくないか?「第二のサム・ライミ」または「第二のピーター・ジャクソン」もしくは「サム・ライミ、ピーター・ジャクソンに次ぐ新たな才能の出現!」ならわかるが。おれに人の日本語のおかしさを指摘する資格などないのは承知の上だが。
それはともかくこれは相当おもしろいです。ストーリーは言ってしまえば「プレデター」の変形パターンで、若干画面が暗くてカット割りが激しくカメラワークが荒々しすぎるので、何が起こっているのかわかりづらい欠点はあるが、それを差し引いても相当おもしろい。
冒頭の「犬を殺せ」「できません、サー!」のやりとりとか、「俺が怖いものはまず蜘蛛だ。それと女。あと蜘蛛女」などのセリフのセンスには、映画があまり動いていなくても退屈させないものがある。腹を裂かれて内臓が飛び出している軍曹が「俺はもうダメだ。内臓が出てるし」と言ってるのに対して「じゃあ俺が納める!」と主人公クーパーが内臓を腹に押し込む場面や犬が軍曹の内臓をくわえて引っぱって「おいやめろ!」と大慌てする場面(あさりよしとおの同人で昔そういうのがあった気が)、ラストの新聞記事の1カットなど、ギャグとしか思えない(多分ギャグ)部分をクソ真面目に作ってるしクソ真面目に演じている。つーか「こんなの映像にするかよ普通」って場面(主に前述の内臓系)をクソ真面目に映像にしている。非常に好感が持てる。
映画として同じケースの「アンデッド」と比較すると、あっちはド派手でとんでもない話を見事に映像にしているが、これは話としては手堅い内容をセンスのよさと丁寧な作りでまとめている。どっちが上かというと甲乙つけがたいが。
全部で三回ある爆破シーンや着ぐるみによる怪獣などのアナログな作りも、撮り方がうまいので迫力があってCGよりいいと思う。良作。このブログ的には文句なしに推薦したい。猿渡哲也の漫画とは関係ないが内臓とか出てくるので猿渡哲也的と言えなくもない。「ザ・ハード」に似たような場面あったし。「ボンドとガムテープ持ってこい」だっけ?

爆笑度     ☆☆☆☆☆
バイオレンス度 ☆☆☆☆
発狂度     ☆☆☆
怪奇度     ☆☆☆
男泣き度    ☆☆☆☆

参加しているからには努力してみたいと思うであります!サー!
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2005年09月21日

チャイルド・プレイ チャッキーの花嫁


チャイルド・プレイ チャッキーの花嫁
あらすじ
前作で粉々になったチャッキーは、チャッキーの人間時代の恋人・ティファニーの手によって復活させられる。復活させたはいいがチャッキーの人間性の最悪具合にうんざりしたティファニーはチャッキーを虐待、あてつけとして人形の花嫁を買って与える。しかしその程度でへこたれるチャッキーではなく、逆に嫌がらせとしてティファニーを殺してその魂を花嫁人形に乗り移らせた。
二人が人間の体に戻るためには、ジョージア州にある人間時代のチャッキーの墓に遺体と一緒に埋められているゾルタンだかバビロンだかの御守が必要というわけで、ティファニーの友人のナイスガイ・ジェシーをだまくらかしてチャッキー&ティファニー人形をジョージアまで運ばせることに。ジェシーはジョージアまで行くついでに恋人のジェイドと駆け落ちすることにした。こうして人間と人形、二組のカップルが旅に出た。
行く先々で殺人事件が起きるので(もちろん殺しているのはチャッキーとティファニー)互いに「こいつが殺人犯ではないか?」と疑いはじめるジェシーとジェイド。二人の親友・デビッドも巻き込み、事態はさらなる展開を見せる・・・

なんとなくずっと見てなかったんですがようやく見た。
開始後五秒でこの映画の方向性が判明。警察の「証拠品保管所」に並ぶジェイソンのマスク、チェーンソー、ブギーマンのマスク、鉄の爪などの数々。こんな警察は嫌だな。というかこんな警察の管轄。
まあ怖くはないっつーか。ギャグ映画だな。あまり人死なないし。いやけっこう死んでるか?むしろ藤子不二男ワールドに近いと言ったら言い過ぎか。それにしても人形がよく動く動く。この職人芸には感心する。
「チャッキーの花嫁」ことティファニーは平気で人を殺す反面、「フランケンシュタインの花嫁」を見て涙したり、ロマンチストでキュートな女性です。なによりけっこう年いってるのにあのファッションであの生活態度というのが素敵だと思います。主な見どころはそのティファニーとチャッキーのカップルの人間性の最悪加減。ホモのデビッドとか、「世の中金だよ」と言いながら最高の笑顔を見せる悪徳警官「針鼻」氏なども出番が少ないながらいい味を出しています。
人があまり死ぬ印象はないのですが、思い直してみると主人公カップル以外ほとんどの登場人物が死んでいます。ギャグ色を前面に押し出しているのであまり残虐な印象を受けないのかもしれません。顔面に五寸釘が大量に刺さるシーンでは、チャッキーが「どこかで見た顔だな」って言ってましたが、「ヘルレイザー」のピンヘッド氏より「地獄甲子園」を思い出す人も少なくないかもしれません。
まあ思ったより悪くないわ。もっと早く見ててもよかったかもな。

爆笑度     ☆☆☆
バイオレンス度 ☆☆☆
発狂度     ☆☆☆
怪奇度     ☆☆☆
男泣き度    ☆☆

ここにこうあれして、押しやすくすればけっこう押してもらえてるような気がする。
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2005年09月19日

えじき


えじき
えじき(笑)

あらすじ
南北戦争下のアメリカ。何人もの罪もない人をえじきにして、大金をせしめた銀行強盗一味が、メキシコに逃亡する前の一夜を過ごす場所として選んだのは、打ち捨てられた古い屋敷だった。その屋敷の主が、死んだ妻を甦らせるために使用人をえじきにして禁断の魔術を行い、自らも近隣住民たちのリンチのえじきになった男であることを彼らは知らない。そして銀行強盗団一味は、一人また一人と屋敷に潜む死霊どものえじきに・・・

それにしてもえじき(笑)インパクトに溢れる、思わず見ないではいられないすばらしい秀逸なタイトルです。しかし、えじき(笑)
どっちかっつーと「呪怨」系?各自の怪現象の数々はショック度も不条理度も高いし、映像的にもよく撮れているがつながりがバラバラで話の意味がよくわからない。なによりつわもの揃いのはずの強盗団一味が怪奇現象に翻弄されてうろたえるだけで話が終わってしまうのが物足りない。オチがつかない怪現象が多すぎる。起承転結の承の部分で話が終わる感じだ。不条理怪奇譚としてはよくできているが娯楽作品としてはもう一歩欲しい。
「呪怨」系と書いたがメイキングによると脚本は「ザ・リング」のファンだそうなので、なんとなくJホラーっぽい雰囲気があるのはそのせい?冒頭の銀行強盗のシーンからいきなり人間の頭を吹っ飛ばしたり、残酷描写は予想外に力が入っているし、変な動物の造型もいい感じだが惜しい。あと舞台を南北戦争にしたのはまったく意味がないと思う。映像はいいが。
「フロム・ダスク・ティル・ドーン」と「死霊のはらわた」を合わせて、アクションと笑いを排除したような映画。見る人が映画に何を求めるかとこの得体の知れなさを単にわけがわからないと見るか、底の知れない恐怖感と見るかで評価が別れると思うが多分普通にこれあんまり面白くない。突っ込むべきところはあまりない。「えじき」という邦題以外。

爆笑度     ☆☆
バイオレンス度 ☆☆
発狂度     ☆☆☆
怪奇度     ☆☆☆☆
男泣き度    ☆☆

↓えじき押す?えじき
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デュカリオン


デュカリオン
あらすじ
主人公・連続殺人事件を捜査する女刑事の前に現れた謎の男デュカリオン。彼は、200年前に天才科学者によって作られた人造人間第一号だった。彼を作った天才科学者は現在も科学の力で生き続けており、殺人事件の犯人はその天才科学者によって作られた人造人間の一人だという。デュカリオンの協力を得て相棒と共に捜査を進める主人公の前に、意外な真犯人の正体と天才科学者の恐るべき陰謀が明らかに!

うっかりこれを借りてしまった人は、うっかり「キョンシーvsくノ一」や「チュパカブラ」を借りてしまった時以上の怒りに見舞われていることだろう。怒りの種類は違うが。
つまらないわけではない。脚本がジョン・シバンなのでよくも悪くもXファイルだが(←これ重大なヒント)多少ストーリー運びがかったるくて盛り上がらない感じはあるが、設定が魅力的だし、監督がテキサス・チェーンソーの人で映像はよく撮れている。役者もなかなかいい演技をする人が揃っている。何が問題かというと、
これ途中で終わってるんだよ!ジャンプの打ち切り漫画みたいに「俺達の戦いはこれからだ!」って!
なんか見ていて悪い予感はした。CMが入るみたいな切れ方をするから「これTVムービー?」って思ったし、いつまでたっても悪の総帥の科学者とメインキャラ(刑事&デュカリオン)が絡まない。おそらくこれはTVシリーズのパイロット版か第一話なのだろうが、続きは存在するのか?続きが存在するとして、それを日本で見れる日はくるのか?
どうしても続きが見たいというほどでもないが、この状態でまるで完結している劇場作品のような売り方をするビデオメーカーの良識を疑う。SPO!SPOだよ!比較的クズ作品平気で売るほうだけどなSPOは。これは決して作品自体はクズじゃないだけに始末が悪いな。
とにかく責任をもって続編の発売を約束するべきだSPOは。

爆笑度     ☆☆
バイオレンス度 ☆☆☆
発狂度     ☆☆
怪奇度     ☆☆☆
男泣き度    ☆☆

2005年09月17日

アルティメットバトル 忍者vs少林寺

2ae72d13.jpgやはりこの手のブログの場合、あらすじを書いたほうがいいんでしょうか?おれの場合最近記憶力が非常に悪くて登場人物の名前全然覚えていないとかいう自分の問題以外に、ストーリーが根本的に破綻しているものや映画の目的がコロコロ変わるもの(特に香港映画に多い)を見ることが多いんで、あらすじを書くのは非常に骨が折れるんですけど。
この映画の場合その最たるものです。骨が折れますが実験的に挑戦してみます。

あらすじ
貧乏で仕事がないので就職先を求めて街に向かう主人公は、途中で忍者に襲われている親父から「娘を頼むー!」と娘を押し付けられる。その後街に辿り着いたはいいがヤクザの縄張り争いに巻き込まれたり、就職先がなくて「働ければなんだっていいのに!」と切実な叫びを漏らしたり、たまたま隣にいたカンフーの達人からカンフーを習ったりしてそれなりに充実した日々を送る。そこに、娘が持つ徳川幕府の埋蔵金の隠し場所の地図を狙って、最初に出てきた忍者軍団の襲撃が・・・

制作年度は新しいが70年代のカンフーコメディのような雰囲気がある。それはいいが、すべての登場人物がいきなり出てくるし、すべての物事が突然起きるので、時々わけがわからなくなる。主人公やその仲間たちや主人公のライバル兼親友的存在キャラの貧乏ぶりの描写がやりすぎなくらいだ。貧乏なのはいいがとにかく日常描写がたるいし、一体この映画は何の映画だったっけ?と思わされる。貧乏はもういいから早く忍者と少林寺戦えよ!って。
「忍者vs少林寺」だが主人公は単なる貧乏人で少林寺の人間ではないし、彼にカンフーを教える師匠は奇門拳という拳法の使い手で「少林拳とは違う」と言っている。そのわりに主人公が修行する時の、イメージの世界で戦う場面では(わかりづらい表現だが)精神が少林寺にワープしている。少林寺なのか少林寺じゃないのかどっちなんだよ!
アクションシーン以外はこの映画死ぬほどつまらないが、アクションシーンだけはムチャクチャカッコいいという二面性を持つ。単にアクションがカッコいいだけではなく、カット割りや照明などに至るまで別の映画のように出来がよくなる。なんなんだこれ。日本の時代劇や特撮ヒーローものなども研究しているのか、忍者軍団が出てくる場面などは殺陣の美学のようなものも感じる。
特筆すべき点は、この映画日本人という設定の人物は日本語で会話するんだが、日本語が微妙に変で何言ってるかよくわからないので字幕が入る(笑)。「あなた殺せ言ったね!」みたいなこと言ってる場面もあった気がする。
基本的にはつまらないが、日常場面をもっとおもしろく撮れて、ストーリーに一貫性があれば、「カンフーハッスル」になれた映画かもしれないような。

爆笑度     ☆☆☆
バイオレンス度 ☆☆☆
発狂度     ☆☆☆
怪奇度     ☆☆
男泣き度    ☆☆

2005年09月15日

フロム・ヘル


フロム・ヘル
史実をもとにしたフィクションであり、未解決事件に物語の中で真相を与えているという点で「ジェヴォーダンの獣」と同じタイプの映画。これと「ジェヴォーダンの獣」とは、あっちは手法的に常軌を逸しているという部分以外に基本的に映画として違いはない。
19世紀ロンドンのダークでゴスな雰囲気を表現している映像は非常にいいと思う。だがそれだけ。色んなものが断片的に取り込まれていて、ただでさえわかりにくい話をなおさらわかりづらくしてる。おれは一体ジョン・メリックがこの話にどう関わってくるのかと期待して見ていたが何もなかった。特別ゲスト的存在だった。特別ゲストジョン・メリック。
「切り裂きジャック」の正体については、特にこの映画ならではの新解釈もなく、有力な説を物語としてまとめあげてる。多分、ある程度の基礎知識がないとこの映画よくわからないと思う。
19世紀ロンドン版フランク・ブラックのような設定のジョニー・デップは、最終的に結局別にいてもいなくてもどうでもいい存在だった。完全な狂言回し。もしもこの映画がフランス映画だったら、最後にジョニー・デップが忍者の格好してフリーメーソンの本部に乗り込み、フリーメーソンの戦闘員とワイヤーアクションで戦ったことだろう。切り裂きジャックの切り裂き殺法と日本刀で戦うのだ。そしたらおれ的には評価が上がったな。
別に悪い映画ではないが面白くはない。嫌いじゃないけど。雰囲気とジョニー・デップの演技を味わう映画。あと警視総監のヒゲがよかった。

爆笑度     ☆☆
バイオレンス度 ☆☆☆
発狂度     ☆☆☆
怪奇度     ☆☆☆
男泣き度    ☆☆☆

落ちてきてるのでがんばってください♪
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DAGON

2fdc8475.jpg以前から「これはラブクラフトの『インスマウスの影』ではなく、フレッド・チャペルの『暗黒神ダゴン』の映画版ではないのか?」と不思議に思っていたが、実際に見てそのどちらとも「フランケンシュタイン」と「フランケンシュタイン対地底怪獣(バラゴン)」ほどかけ離れている内容だったので別にどうでもよかった。主人公が出生の秘密を知るところだけラブクラフトっぽいかも。
というか、よく考えてみたらスチュアート・ゴードンとブライアン・ユズナは、前にもラブクラフト原作と銘打って「死霊のしたたり」を作っている前科があった。よく考えなくても気付くべきだった。
こいつらは基本的に「死霊のしたたり」以外にろくなものを作っている印象がないが、今回は久々のラブクラフト原作とあってか往年のパワーを感じさせるなかなかの仕上がりになっている。スペインまで行って作った甲斐があった。のかどうかは知らないが。
舞台になっているスペインの港町はなかなか不気味でいいロケーションだ。得体の知れない住民や、異常なまでに便所が汚いホテル(看板にただ「ホテル」とだけ書いてあるのも突っ込めば異常)など雰囲気の不気味さを際立たせる手際はさすが職人芸。だてに長年やってない。終盤無意味に裸の女を出したりとか「死霊のしたたり」を思い出す。
ただ今回の敵はタコ人間で、タコの手で殴ってきたり美少女の足がタコというのは一体全体どうかと思う。「吸盤男オクトマン」以来のタコ人間映画だ。対する主人公はホラー映画史上あまり類を見ないくらい必死で、携帯電話でガシガシ殴ったり車のホイールカバーで殴ったり、両手に出刃包丁を持って敵と戦ったり、しまいには灯油缶を持ってタコ人間の集会に乗り込みタコ連中に頭から灯油をブッかけて火をつける。さぞかしいいにおいがただよったことだろう。
予想したより残酷描写もハードで映画としても出来がいいが、タコ人間というせいもあってか微妙にすっとぼけた雰囲気が漂っている。特に中盤以降。車のエンジン直結しようとして間違ってクラクション鳴らすあたりから。
ひよわな兄ちゃんかと思ったらほとんど一人でタコ人間相手にハードコアな戦いを繰り広げた主人公と、最近のホラーには珍しく全裸にまでなってタコのスミまみれになったヒロインのがんばりを評価してあげたい。

爆笑度     ☆☆☆
バイオレンス度 ☆☆☆☆
発狂度     ☆☆☆☆
怪奇度     ☆☆☆☆
男泣き度    ☆☆
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ビーフシチューを売る刑事!
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