穢多族における東北の被差別の実態

27 août 2017

POP TATARI

「東北地方には城下町以外に『部落』はなかったかのようにいう人もあるが、これは誤りである。(略)著者の踏査したわずか十数カ所に限っても、城下町以外に、港町や街道の要衝などに部落は現存している」(成沢栄寿『日本歴史と部落問題』504頁)

「浅草に弾左衛門配下の有力手代だった太鼓屋さんがあるのですが、南部から出てきたと称しています。胴の木を東北に求めたこともあったようです。太鼓づくりは昔ながらの技術ですね。東北にも太鼓屋さんがあると思いますが、その人々もかつて『賤民』とされていた人々でしょう」(『別冊東北学』第5号159頁、藤沢靖介「部落差別のあり方と東北の特質を考えたい」)

(参考)1882年に発表された東北地方ならびに北海道の藩県別の穢多と非人の数

藩県穢多非人
相馬56117
棚倉10729
三春3330
磐城平7334
98-
湯長谷5099
松川-60
白河20913
角田68238
二本松4536
若松78861
福島75136
仙台396742
登米125377
盛岡189-
一関3193
胆沢62257
江刺--
弘前4888
712
八戸54-
黒石39-
七戸13-
米沢55718
新庄1452
上山1517
天童16-
鶴岡145132
山形2462
秋田944
本庄(ママ)(おそらく本荘の誤記。)89-
岩崎14-
亀田45-
矢島14-
松山1755

1870年の統計では、東北地方全体で穢多4638人、非人2456人とある。



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