REPP(自然エネルギー推進市民フォーラム)の塩澤さんのお誘いに乗り、自然エネルギー体感ツアーin雲南省に参加させていただきました。
まずは、成田から広州へ 国際線三時間半
広州から昆明へ 国内線二時間 昆明飯店(泊)
雲南えこネットワークによる歓迎の夕食会の昆明市内のレストランでは、どこかで見たような灯り、ちょうちんいっぱいの建造物。
そうです!「千とちひろの神隠し」の屋台や湯屋そっくり、宮崎駿さんはここをモデルにしたのかな? 中華料理もお酒もおいしかったです。
朝ホテルの窓から町を見たら大都会にびっくり・・・
三ツ星ホテルの居心地は最高です。
陸路建水市へ。この途中のドライブインのトイレよりカルチャーシャワーの始まりでした。(笑)
◎町中「古建築博物館」と称されるほど重点文物保護単位の朝陽楼等古寺や古橋また古い住宅も多く「民居博物館」と呼ばれている建水市。
3日目、中国のバイオガス事情(豚などの家畜や人の糞尿を嫌気性発酵させることで生まれるメタンガスを主体としたガスで都市ガスに匹敵する火力があり、液肥は有機肥料)を現地プロジェクト担当の雲南師範大学研究員教授のレクチャーを受け、実際に導入している村のバイオガス施設視察やこれからREPPの支援予定の小新塞村(人口5万人、貧困対策村指定村)の小学校訪問では熱烈歓迎を受けツアーメンバー2人の手品や紙芝居に拍手喝采を受け楽しいひと時でした。
◎天空の棚田では、ハニ族などが築いてきた海抜800〜1900m 面積166700ムーの棚田地域は圧巻。また棚田への途中、かなり高度位置の地でもバナナ畑が広がってありブーゲンビリアの花が咲いているのには、地図上では、すごい標高地に今現在居るとは信じがたい南の地の実感とは摩訶不思議でした。
◎3泊の建水をあとに初日の昆明飯店に着いた時は心の底からホットしました。トイレ等だいぶ慣れましたがやはり日本の生活はありがたいです。(が、まだまだ農村視察は続きました。(どこへ行ってもハエの大歓迎には閉口)
◎エコツアーといっても私はやはり、観光やお買い物や食事が楽しみです。とにかく昼食夕食10品以上はあり毎食満腹状態。
最終日のカルスト地形が風雨によって林のように造形された「天下第一奇観」と称された石林観光や昆明市内ショッピング(もっと時間が欲しかった)昼食のきのこづくし中華料理まつたけいっぱいスープはとっても贅沢、おいしかった〜し、広州での飲茶昼食も最高!
3月末出発時の東京は、桜が咲いていましたが帰りまでも咲いていてくれるなんて感激でした。こちらは寒かったそうですね。一度だけ夕食中の雷とスコールを経験しただけの好天に恵まれた旅でした。蔵王は冬に逆戻りしていまして暖かい春の国からの帰還人には、寒さが身にしみるこの頃です。
一応なにげない私的旅の一部を書いて見ましたがまだまだ書ききれません。
少しづつ思い出しながら、そして私達のエネルギー浪費へのいましめ、雲南地方の貧しい農民文化の中から自然や環境汚染されない"懐かしい未来”を体感したこと等を孫や多くの人に伝えられたらいいな。
貧しい農民の生活レベル向上や教育等は政府の助けが必要不可欠でしょう。
でも、『私にできることは、なんだろう?』と、考えてもみようと思います。K つづく