今回は、和歌山バス那賀の中型移籍車を取り上げます。以前は南海バスからの移籍車が多かったものの、近年はそれ以外の事業者からの移籍車が増えています。

431
和歌山200か431
KC-RJ1JJAA
1996年式
元:南海バス
南海バスから移籍した日野レインボーRJ。前後引戸ツーステは当時の南海バスの標準仕様です。画像の車は標準塗装ですが、復刻塗装車も在籍しています。撮影時は那賀線で使われていましたが、那賀線は2020年3月をもって廃止になりました。これにより、南海和歌山市駅及び和歌山市中心部に乗り入れる路線がなくなりました。

547
718-99
和歌山200か547
KC-LR233F改
1999年式
元:高槻市交通部
※下の画像は同型の和歌山200か718
高槻市営から移籍したいすゞKC-LR+西工96MC。F尺かつ前後引戸という、高槻市営だけが導入したと思われる珍しい仕様です。複数台移籍しましたが、どの車も塗装は高槻市営の黄色の帯をオレンジ色に変えただけになっています。短尺車ではありますが、あまり気にせずに近大生で混雑する紀伊粉河線で使われています。高槻市営のKC-LRは、山梨交通とブルーライン交通にも1台ずつ移籍しました。

604 (1)
和歌山200か604
KK-LR333J1
1999年式
元:阪神バス
阪神バスから移籍したいすゞエルガミオ。全国的にも珍しい前後引戸ツーステのエルガミオですが、屋根上の四角いベンチレータや後扉下部の明かり窓がいかにも阪神バス出身らしい感じです。しかも高槻市営のKC-LRに倣ったのか、阪神バス時代の塗装をなんとなく残すような外観に仕上がりました。親会社の和歌山バスにも同型車が移籍しましたが、そちらは和歌山バスカラーに塗り替えられています。

704
和歌山200か754
KK-MK27HM
2003年式
元:高槻市交通部
高槻市営から移籍したふそうエアロミディ。親会社の和歌山バスでは主力といっても過言ではない中型ロングですが、和歌山バス那賀ではこの車が初導入となりました。KC-LRのように高槻市営の塗装のままというわけにはいかなかったようで、完全に塗り替えられています。高槻市営のKK-MKロングは5台導入されましたが、和歌山バス那賀に1台、和歌山バスに1台、南海りんかんバスに3台移籍しており、紀の川沿いに5台がまとまって移籍したことになります。